ずっとほしかったウェルロッドがきてくれたから更新しました
ウェルロッドは登場しません。作者の我慢が続く限り
実をいうと書き始めた時期より面白いドルフロ二次がいっぱいあるので別に自分で書かなくてもよいではと思い始めてます。うそです。ずっと思ってました。
更新ペースは今まで通りきまぐれ
Л月у日
何をするにも気力が湧かなくて参っている。日記だけは習慣で続いているが、一度途切れたらもう続けられないかもしれしれない。
近頃は閉じこもりすぎて時間間隔がおかしくなりそうだったので、軽く外に出て見ようと思ったのだが冷蔵庫の底に繋がるハッチが開かなかった。
ここを知っているのはM249だけなので、彼女が帰ってきてくれないと出れない……わけではない。実はこんなこともあろうかとバールのようなものを用意してあるのだ。強引にこじ開けるとハッチがダメになるので最終手段だが、どうしても腹が減った。我慢にも限界がある。というか生命維持的に限界。明日になっても帰ってこないようなら自分の足で外に出て食料を探す。
Л月¶日
寝て起きたら知らない天井。混乱しつつも辺りを見回してみたらすぐにG&Kのレリーフを発見してしまった。早いよ情報の提供が。
【悲報】-俺、再びグリフィンに捕らわれる。
昨日は秘密基地から出たあと空腹に苛まれながらふらふら散策していたのだが、うっかり気絶してしまったようだ。そしてそのままお持ち帰りと。
まあ保護されておいて何を偉そうにという話でもある。今回は運よく助かったが、そのまま野垂れ死ぬのが普通だ。あるいは鉄血人形に見つかって人質か拷問か。
自分で組織を抜け出しておいて組織に命を救われていては世話がない。
明日クルーガーと面会することになっているが、一体どの面下げていけというのか。とりあえず仕事の過密スケジュールの文句だけは言おうと心に決めた。
∵月£日
予想外なことに、クルーガーは謝罪から話を始めた。
俺の脱走からしばらくして、カリーナを筆頭とした職員数名が過労で倒れたらしく、調査して始めて知った現場の凄惨っぷりにたまげたらしい。それと、俺を襲撃してきた404小隊についても。本来はもっと穏便に事を進めるはずが、手違いがあって殺意のようなもの100%になってしまったらしい。なにそれこわい。でも生きてるからノーカン。
あと、俺を運んできたのは他でもないM249であったそうだ。俺を担いで近くにいたグリフィンの小隊に救助を要求したらしい。うーん、感謝。
でも無事だったならなんで戻ってこなかったのだろう。機会があるなら問いただしておきたいところだ。
そして俺の処遇だが、やはり前と同じようにとはいかないらしい。というかクルーガーは前の職場を安全かつ確実に前線に貢献できる、エリートのための職場だと思っていたらしい。実態は毎日がデスマーチでしたけどね。
ともあれやんちゃをしでかした俺をしれっと元のさやに収めるわけにはいかないわけで。
普段は地味な仕事をこなしつつ、たまーに大きな仕事として昔みたいに雇われの人形を率いて前線を闊歩することになった。安全とは程遠い業務となってしまったわけだが、まあ結局こういうのが性に合っているのだろうな。
そういえば、グリフィンが雇った人形ってなんだ。グリフィンそのものが傭兵組織じゃないか。そう思って質問してみると資料を渡された。
404小隊のプロファイルだった。
AR小隊のプロファイルも渡された。
とりあえず飯がうまい。
∵月¢日
とはいいつつ毎日出撃というわけでもないので、普段は用務員のおじさんAとしてグリフィンにちゃっかりと馴染ませてもらうことになった。食堂の会計からトイレ掃除まで色々だな。あれ、やること多くね。こっちだけでよくね? ダメかな?
住居は寮を新しく借りることになった。新設してまだ住人がいないやつ。記念すべき最初の入居者に俺が選ばれた。あと隣の部屋にM249。隣の部屋に居るはずなのにその日の晩には俺の部屋で寝ていた。お前というやつは。聞きたいことがあったはずだけど寝て起きたら忘れた。まあきっとそんな重要なことじゃないさ。
それと、404小隊と再会した。いやこの書き方では少し語弊があるか。確かに再会ではあった。昨日、建物の外から窓を拭いていたら、中にいるUMP45と目が合ったんだ。404小隊もその場に全員いた。俺はその窓の掃除を途中で切り上げすぐに別の場所に移動した。
ところで明日、この寮に入居する人形が4人いるらしい。
俺は引っ越し手続きを始めることにした。
(急展開で)すまんな。
日常ゴロゴロ路線に変えるつもりだコイツ!
指揮官はこれで平和な毎日を過ごせるのだ!(ただし周りの人形関係は考えないものとする)