抑止兵器マギア   作:幻想の投影物

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七夕特別編です。
一日遅れの短編ですが、今回限りの復活夜をどうぞ。


☮特別編☮ 短冊へ願いを

「もうそろそろ夏休みかぁ。高校生活も慣れるまでは早かったな」

『≪未だに新しい友達が一人しかいないのに何を言っているの≫』

「RAY~…お前も痛い所つくなぁ」

 

 机に突っ伏した千雨は、近づいてきた中間試験の事もあって憂鬱気な表情で溜息をついた。此処の所、自分を叱るRAYの姿が幼少時以来の母親の様な態度になって来ているのだ。そう言う存在がほとんどいなかった彼女にとって、RAYは唯一の搭乗機(パートナー)であるとしても少しずつウザく感じ始めている。

 要するに、反抗期の前兆である。

 

「RAY、報酬を受け取ってきた。お前のパーツ材料にするといい」

『≪フォックス。帰って来たのね≫』

 

 数メートルはあろうかと言う大量の鉄材を持ってきたフォックスは、それらを置くと最近新調したばかりの強化外骨格を外してシャワールームへと向かう。ナノマシンの精神抑制が上手く働き、この麻帆良に来てからの彼は戦いのときを除いて発狂する事も無く日常に浸る事が出来ていた。

 もっとも、彼にとっての日常とは戦場での新鮮さを感じさせるスパイス程度の認識なのだろう。その辺りは昔を取り戻し、かつ今の生活に馴染んできている彼の特徴である。

 そんなフォックスに忙しそうなものだと勉強机から視線を外した千雨は、残った視界でデジタルカレンダーを捉えた。

 

 本日の日付けは7月6日。七夕の1日前である。

 

「……そういや去年は色々と忙しくて、七夕で騒ぐ事も無かったな」

『≪そうね。酷い位のパワーインフレを起こすネギ君達は見ていてデータに困らなかったけど≫』

「だけど、幾ら力があるからって観察されてりゃ対応もとられるよな。……じゃなくて、七夕だよ。なんか彦星の野郎を思い出してイライラするけど、伝説の方の彦星には恨みは無いからな」

『≪せっかく恋人と一年ぶりに会える日なのだから、それを出汁(ダシ)に祝ってもバチも何も当たらないと思うわ≫』

「…ホント、この数年で人間っぽくなったよなぁ」

『≪あくまで私は兵器。そこは変わらない≫』

 

 こうしてぶれない限りは、千雨も安心してRAYを見る事が出来た。下手に心を持って暴走するロボットの話とは違い、こうして機会である事を認識して人間を目指さないのが兵器として造られたRAYのよい所であるとも思う。

 武器廃止を呼び掛ける者達にとっては、非常に心苦しい関係であろうが。

 

「とにかく準備だな。中間試験の対策も文字通り“頭に入った”し、バカみたいな戦闘もない平和を祝して私らだけで騒ぐか」

『≪元3-Aメンバーは呼ばないの?≫』

「当たり前だろ。…となると、フォックスに私、RAYと織姫でいいか。織姫にはユニク■の服じゃ無く、前みたいな仰々しい着物を着せなきゃなぁ……ふっふっふ」

『≪スイッチが入ったようね。流石の織姫もこんな趣味があると知ったら、どう思うのかしら≫』

 

 どこか諦観したように言ったRAYは、千雨が楽しそうで何よりだと思った。

 そして趣味の方向でやる気スイッチを入れてしまった千雨は、さっそく仔月光達に命令を下しながら七夕の用意を進めて行くのであったとか……

 

 

 

 

「はて、(わたくし)に招待状とは…粋な計らいですねぇ。小娘にしては気が利いていると言いましょうか、まぁ敬うのでしたら問題はありませんよ」

「相変わらずの毒舌どうも。それで、売れ行きの方はどうなんだ?」

「ぼちぼち、と言ったところでありましょうか。まぁ小娘のデジタル商売には劣りますけれども。ああ、欲望にまみれた金に包まれて羨ましい限りです事」

 

 京都の一件以来、京風伝統芸能の機織り店の主としてのポジションに座ることになった織姫は、その出来の良さから彦星に浚われる前の生活を営んでいた。フォックスに再三、再四に渡る色仕掛けも諦めていなかったが、「織姫」として術式を打ち込まれた彼女は元の「鶴の恩返し」を主典とした技術の復活に成功し、売れ行きの方もその技量に見合うだけの収入はあるらしいとの事。

 正に麻帆良ライフを生き生きと楽しんでいた所に、今回の千雨からのお呼ばれが掛かったという訳だ。

 

「……まぁ、明日は七夕だしな。前までの自分との決別の期として、またフォックスにちょっかい掛けてみたらどうだ」

「……そうですわね。貧相な感性を持つ小娘にしては、次第点と言ったところでございましょうか。どちらにせよ機会を与えて下さった事には感謝いたしましょう」

 

 前半に毒を交ぜ、後半で澄み切った酒を出す。名前を「織姫」で固定した彼女はほほほ、と小さく笑うと、店の奥に消えて行った。大方おめかし用の着物でも着込んでくるつもりなのだろうが……

 

 千雨は店の奥に消えた織姫に邪悪な笑みを浮かべると、その歪んだ表情を貼り付けたまま足を別の所に向けた。その直後、織姫の店に立ち寄った常連が余りの衝撃に、竹取のかぐや姫に言い寄った貴族達の様になるのは仕方ない事だと言えよう。

 

 

 

「ええっと、七夕用の竹は……おーい、長瀬ぇ!」

 

 7/6 20:18

 千雨はどこぞの忍者でも修行していそうな竹林に呼びかけるが、返ってくるのは風に揺れる竹の葉のカラカラとする音だけだった。いつもならこの近くの森で修行とサバイバルをしており、この竹林辺りにもよる事は分かっていたのだが、声が小さいのか一向に聞こえていないようだ。

 こんな時にナノマシンを長瀬楓にも注入しておけば、プライベートも丸分かりだったのに。もはや普通の人間の思考から逸脱した考え方の千雨だったが、長瀬楓という少女には四葉五月と同じくらいの禁句がある事を思い出す。

 果たして言っていいものか。多少の葛藤はあったが、彼女は意を決した。

 

「ソリッドアイ良し。電磁ナイフよし。すぅぅ………おーい! 甲賀中忍の―――」

「おや、どうなされた千雨殿」

「くっ!?」

 

 言葉と共に、突如として背後に現れた反応。千雨はしゃがんで足払いをかけると、楓は忍者らしい身軽な跳躍力でふわりと浮きあがる。しかし、その状態から上を取った彼女が振り下ろしてくるクナイが凶器となって千雨の胸元に迫った。

 機転を利かせ、千雨は電磁ナイフを予測地点上にねじ込み弾く。そのまま空中で留まった楓の腕を掴んで引き寄せると、CQCの応用で逆に地面にねじ伏せることに成功した。そう思ったのだが――

 

「はっ!? 変わり身の術…!」

「如何にも。…して、千雨殿は何用でござるか? 手合わせの続きと言うのなら、拙者は嬉しいのでござるが……」

「残念だけど、ちょっと竹をな。丁度いい大きさの竹を探してほしいんだ」

「竹……ふむ」

 

 臨戦態勢を解き、両者は武器を懐に仕舞った。

 

「唐突だけど、下の方にも葉っぱがついてて、なるべくでかいのを探してる。心当たりとかはねぇか?」

「ニンニン、七夕関連と言う事でござるか。この辺りは日本種最大である孟宗竹の植林地帯ゆえ、頭一つ飛びぬけた竹が取れる。流石に一番高い竹は拙者のお気に入りの場所故に譲る事は出来ぬが、適当な物でよいのでござろう?」

「高望みはしてないさ。丁度よさそうなので十分だ」

「ならば……あれが良いか。こっちでござるよ」

 

 言う早いか、くるりと背を向けて走り出した楓の後に付いて行く。身体能力が一般人の域を出ない千雨でも追いつける速度で走って数分たった所で彼女は立ち止り、乱立する竹の中の一角を指さした。

 

「アレ辺りはどうでござるか?」

「……お、19メートルと25センチ。格納庫の二階に括りつければ丁度いい感じだな。枝もひと際デカイのがあるし……うん、これだ」

「報酬は今度、フォックス殿と手合わせを組んで貰えれば。然らば御免」

「サンキューな」

 

 手を振って見送ると、正にサイバーパンクニンジャ活劇めいた動きで飛翔跳躍。彼女の姿はすぐさま竹林の影へ隠れ、忍ぶ者と言う名に恥じぬ気配遮断。ゴウランガ!

 

「……ヤバいな、あの似非ニンジャ小説に毒され過ぎたか。仔月光、この竹持って行くぞ」

 

 なにはともあれ竹の伐採作業の始まりである。インターネット検索やハッキングを駆使して正しい竹の斬り方をダウンロードしながら、どこからともなく現れた仔月光達に持って行く竹を斬らせて処置を施させる。ナノマシン経由で命令を出した千雨は進んで行く作業の様子を見届けると、明日のささやかな七夕をパーティーを夢見て切り取った竹の上に乗り、仔月光達に運ばせる。

 楽だ楽だと此処まで歩いてきた面倒臭さをかみしめながら、彼女は機械を通し、失ってしまった目で空を見上げた。この麻帆良にしか存在しない「世界樹」の浄化作用は他の木を凌駕しており、そのおかげで都会だというのに天の川の小さな星までハッキリと目で見る事が出来る。

 既にアルタイルとベガは川の向かい側で光っており、デネブがその架け橋になるようにはくちょう座を作り出す。既に夜空だけは七夕模様なのに。千雨はちょっとした矛盾をついては、独りよがりにこの世を笑った。

 

 それから数十分後、仔月光の歩みに揺られてようやく倉庫まで辿り着いた千雨は、RAYが出撃する時に開けられるシャッターの方を解放させ、竹を倉庫の中に持ち込んだ。最近の侵入者も此処まで来た者はいないので大丈夫だろうと、RAYは七夕の終わる日までシャッターと天窓の開放を承諾。すぐさま竹は立て(・・・・)掛けられ、鉄とオイルに満ちた格納庫の中に自然の緑を彩ることになる。

 

「お、流石は目に優しい自然の色。コンクリートと鉄の倉庫にいい感じにアクセントをくれるんだな」

『≪なに? デザイナーでも目指すつもり?≫』

「まさか。つうか麻帆良にいると碌な自立も出来ねぇんだよなあ。進学はしていくつもりだけどさ、もう去年の分の報酬金で二生は遊び呆けてもまだ余裕のある金額貰ったし」

『≪私がしっかり管理させて貰ってるけどね≫』

「私は自堕落に溺れるよりはマシだと思うぜ。これからもよろしくな、RAY」

『≪こちらこそ≫』

 

 縛り付けた竹と、用意したテーブルの上にある呼ぶメンバーを想定した数枚の短冊。

 その少なさが何となく寂しげな雰囲気を放っているが、これくらいの数が私達には丁度いい。馬鹿騒ぎはフォックスも望まないし、私も嫌いだ。織姫も騒がしい場は好きではない。だから、これでいいんだ。

 

「麻帆良のジジイも緩いよな。ちょっと私が申請したら、今年の七夕を休日にしちまった」

『≪それだけの恩義があるのは確かね。これ以上の濫用は風評被害を呼ぶ原因になるわ≫』

「だな。まぁ、ささやかなお願いはこれでお終いだから安心しとけって」

 

 そう言って、千雨はRAYを手招きし、その上に自分を乗せさせる。いつもよりもずっと高い視点で夜空を見上げながら、彼女はゆっくりと目を閉じたのだった。

 

 

 

 七夕当日。

 夕方頃になってようやくメンバーが集まり、フォックスは強化外骨格を外した黒いラフな格好で、織姫は千雨の思惑通りに日本の仰々しい着物を着てこの場に訪れていた。

 織姫の重ねて着る着物は夏も近い時期としては非常に暑苦しく見えるが、彼女自身の術によってクールダウン効果を付加されているのか、当の本人は正に涼しげな顔をしている。これを分かっていたから、千雨も着物を着せる事を強要したのだろうか。

 

「よし、とりあえず機械陣営はこれで全員だな」

「よりによって七夕を祝うか」

「んだよ、ノリ悪いぞフォックス」

「そう言う問題、なのか?」

 

 いまいちよくわかっていない彼は、椅子の一つにもたれかかって疑問符を掲げていた。

 

『≪せっかくのお祝いだし、静かに楽しみましょう。それじゃ、まずは短冊に願い事を書く事から始めるわ≫』

「私はもう書いたからな。それから、書いた願い事は誰も見ないようにしといたらいいと思うぞ。ちょっとした恥ずかしさとかもあるかもしれないしさ」

「それもそうでございますね。何にせよ、千雨さんは私の願いなど分かり切っていると思われますけども」

「そうゆうのは言いっこなしだ」

 

 渋々、と言った様子で書き始めたフォックスと、昔の無垢だった頃を懐かしみながら願いを筆で書いて行く織姫。仔月光を遠隔操作して書かせるRAYと三者三様の願いを書きこんだ後、順番に笹に括りつけて作業は完了した。

 

「この程度で願いがかなってくれれば、私も万々歳なのですけれども。まぁ天帝様に祈りをささげれば徳は当たれど罰は当たらず。あながち無意味でも無さそうです」

「望まずとも、タカミチやガンドルフィーニには世話になっているのだがな……時には、チサメの我儘に付き合うのも吝かではない」

『≪二人とも固いわね。貴方たちの為にお酒は用意してあるから、存分に星見酒を楽しみなさい≫』

 

 RAYが言えば、倉庫の奥から現れた仔月光達がフォックスと織姫に上等な酒を持たせている。その珍しさにほう、と息を吐いた織姫の反応を見て、フォックスが詳しい話を聞く為に二人は談笑に入って行く様子が見えた。

 

「さて、後は若い二人で…って感じだな。いくぞ、RAY」

『≪そうね≫』

 

 千雨はRAYに乗りこみ、格納庫の前に広がる広大なアスファルトの世界に踏み出した。メタルギアの超重量感溢れる揺れが引き起こされるが、たった一回のジャンプで夜空を360度見回せる位置に着地して格納庫から遥か離れた位置に機体を停める。

 膝を降り、天を仰ぐような体勢で運動機能を停止したRAYはハッチを開き、千雨が直に外の空気に触れられるようにした。彼女はコクピットから肩のあたりへ移動すると、足を自由にぶら下げて座り、手にしたペットボトルの中身を煽る。

 世界樹が浄化した空気で見る空は、満天の星空が輝いていた。

 

「アルタイルに、デネブに、ベガ。この夏の大三角形も、地球温暖化でドンドン見えにくくなってくるんだよなぁ」

『≪少なくとも、1.3等星であるデネブは見えにくくなっていくでしょうね≫』

「橋渡しが居なくなるのに、二人は川を挟んで姿を見るのかよ。生殺しだなぁ」

『≪そうかもしれないけど、実際に見えなくなるのはこの地球からの観点に限った話。月面や自然あふれる火星…魔法世界では変わらず美しく見えていると思うわ≫』

「魔法世界……あぁ、明日菜が今でも眠ってるんだっけ。となると、120歳まで生きないとな。アイツがやり遂げた世界ってのを、教えてやりたいし」

『≪そうね……≫』

 

 星を見上げて、二人は静かに語らった。

 それから、前の一年を思い出すには丁度いい機会だったので話が次々と湧いて出てくるのは必然だったのだろう。特別な日で在るが故に、いつでもできる様な思い出話を進めて行き、二人は感傷に浸る世界を作り出していくのだった。

 

 

 

「お狐様、どうぞ」

「ああ」

 

 注がれた酒を猪口で揺らし、アルタイルの輝きを水面に映してから一息に呑みこむ。フォックスにとっては自分なりのケジメの意味や、打ち負かした後に処刑となった彦星への追悼を込めた行動だったのだが、このような感傷に浸る自分にフォックス自身も驚いていた。

 ただ、そこで面白くないのは織姫その人。自分を見てほしいがために千雨に無理を言って二人きりの時間を作って貰ったにも関わらず、この戦いの中でのみ生を実感する男は色恋や女のアピールをものともしない。ただ、だからこそこの男への恋慕の情は冗談から本気になって行ったのだ。

 

「懐かしいですね。京の都にて大立ち回りを行ったのが、つい昨日の事のように感じられます」

「刹那の狭間が俺の生きる場所。だからこそ、時が経とうと全ての瞬間が色あせる事は無い。……遠い昔の記憶も、俺の中ではほんの少し前の話だ」

 

 言って、紛らわせるようにもう一杯。

 それでも出来上がらないのは改造を受けた結果。ただ、今はそうした平静を保っている事が苦痛なのかもしれないと、彼は変わらない自分の精神にほとほと呆れていた。

 

「その須臾を永遠に変えてこそ、我ら人が生きるという事だと…私は思います」

「そうだな。刹那の悦楽をこの日常に還元してこそ己が人生…だが、俺はやはり戦いの中でしか体も心も熱くはなれん。だが、これでいい」

「いけずなお方。私の求めにさえ、一度も首を縦に振らないのですから」

「求められようと、俺は俺が求めたものにしか刃は向けないさ」

「いっそ、あの場で切り刻まれていれば……私も洗脳の快楽の中で逝けたのやもしれませんね。生き伸びた今となっては、悲しき事でございますが」

「そう言うな。お前のサポートは俺の戦いを助長する。それだけで十分だ」

 

 戦いのパートナーとして認められている。その事は、織姫とて重々承知の真実であり、故にこそ煮え切らない最後の砦となってしまっている。この砦を取りはらって、最後の一線を越える事が彼女の望みであるというのに、この男はそれを許すことは無い。

 何とも奇妙な関係が続いている。そんなもどかしさは確かにあるが、両者ともにこれで丁度いいとも思える何かがそこにはある。織姫は分かっているから、小さく息を吐くだけで留まっていた。

 

「なにはともあれ、この星々に乾杯いたしましょうか。(わたくし)も、今はそれで妥協します故」

「悪くない――――乾杯」

「乾杯でございます」

 

 酒を交わし、腕を交わして酒を飲み干す。

 兄妹の契りの形は、今の彼らの距離感を如実に表しているのだった。

 

 

 

 四人の思惑が空回りする中、竹に掛かった短冊が、風に揺られて表を明かす。

 ただ、その願いは――――

 

『今年は平穏無事で皆が暮らせますように』

『千雨に幸せが訪れてほしい』

『お狐様が満足できる戦いをさせなさい』

『この日常が、いつまでも続く事を願う』

 

 ―――本心、なのかもしれない。

 





特別編はやっぱり、違和感のある出来になってしまいますね。
それから、短冊はだれがだれのか一目瞭然でしたかね。

それでは、我々はこのあたりでお暇しましょう。
夜空に浮かぶ三つ巴の星へ、親しい者への感謝と幸福を祈っておさらばです。

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