METAL GEAR DOLLS   作:いぬもどき

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Civil War

 それは封じられていたはずの記憶、自分自身でさえ覗き見ることができないはずの遠い記憶のはずだった……。

 

 

 

「――――100発撃って半分も命中しないとはどういうことだ! 模擬訓練でこんな成績じゃ実戦はどうなる!?」

 

 怒鳴りつけてくる指揮官に対し、私は再び銃を構えて訓練場を走りぬける。訓練場内の射撃的を捕捉するたびに銃を構えて引き金を引くが、弾は狙いをそれてあらぬ方向へと飛んでいく…そんなふがいない場面を晒す度に、指揮官の怒鳴り声が響く。

 

「基本的な戦術システムさえインストールされていないのか!? 役立たずがうちの小隊に入っても、足を引っ張るだけだぞ!」

 

「す、すみません……」

 

「ろくに銃も構えられないとは、戦術人形として失格じゃないか!」

 

「すみません、本当にすみません……」

 

「ソフトが使えないのなら、身体で動きを覚えろ! 射撃スコアが合格ラインに届くまで宿舎に戻ってくるな!」

 

「はい、すみません……」

 

 ろくな成績をあげられない私を何度も叱りつける指揮官に対し、私はただ謝ることしか出来なかった。他の人形のように素早く動くことも、正確な射撃も行えない、そうするたびに指揮官に叱られて落ち込んでいく…悪循環に陥り抜け出すことが出来ない。

 このままでは実戦にも参加できない…ふと、私は実戦に参加するために必要なダミーの事を口にしたが、それがまた指揮官を怒らせてしまった。

 

「このザマでダミーを要求するのか!? 寝言は寝て言えこの欠陥品が!」

 

「はい……」

 

 一人残されてしまった私はしばらく動くことが出来なかったが、もう一度射撃位置に戻り銃を握る。

 離れた位置にある射撃用の的は動くことはせず、私はじっと狙いを定め引き金を引く…だが、やはり弾は的に命中せず。その後の射撃で当たったのは半分にも満たないありさまだった…。

 

「どうして、どうしてできないの…?」

 

 他の戦術人形が当たり前のようにできていることが、今の私には全くできない。

 

「だめ、いつまでも落ち込んでちゃ。練習を続けるしかないんだから、もっともっと練習しなきゃ。認めてもらえるまで、努力しなきゃ……」

 

 それでもあきらめるわけにはいかない。私にはまだまだ努力が足りないだけだ、他の人形よりも遅れているのなら他よりもっといっぱい努力してその差を埋めなきゃいけない。いつか、いつかこの努力が実を結んでくれる…そう願いながら、私は再び銃を握る――――

 

 

 

 

 

 

『―――――訓練終了、ログアウトしてください。UMP45………今回の射撃訓練評価、不合格。装備とコンディションを整え、次回の訓練に備えてください』

 

 訓練場に響いたアナウンスの音声を聞いた私は、落胆しそばにあったベンチに腰掛ける。

 

「やっぱりダメだ…命中率が30%以下まで下がっちゃったわ……」

 

 訓練成績を示すモニターには、ここ最近で一番酷いスコアの数値が表示される。

 何度練習しても上手くいかない、ちょっと前までは順調にスコアを伸ばしていたはずなのに、今回の成績を見て私は再び自身を喪失する。

 

「一体どうしたらもっと上手になるの…? 他の人よりたくさん訓練してるのに…」

 

 どれだけ努力を重ねても差は埋まらないどころかどんどん引き離されていく。自分がイメージする通りに体が動いてくれないようで、いつも他の人より遅れてしまう。私が落ち込んでいると、一人の少女が声をかけてきた。

 

「あらら、元気出しなよ新人さん!」

 

「あ、指揮官…こんにちは!」

 

 私は慌ててベンチから立ち上がって目の前の少女を相手に敬礼を向ける。するとその少女はおかしそうに笑う。

 

「そんなにかしこまらないでよ。ほらほら、座って! ていうか、あたいが指揮官に見えるの? そんなこと言われたの初めてだよ!」

 

「え? じゃああなたも…人形?」

 

「おかしい? あたいの表情が豊かだから? まあそれくらいしか長所がないんだけどさ……とにかく! あたいもあんたと一緒、新しく入った人形だよ。よろしくね!」

 

「あっ、よろしく…あと、ありがとう」

 

「お礼はいいって、仲間なら励ましあって当然でしょ! ここ座ってもいい?」

 

「うん」

 

 明るい表情の彼女を見ていると、なんだかさっきまでの沈んでいた気持ちが晴れていくような気がする。私は声をかけてくれた彼女にベンチを譲ると、彼女は嬉しそうに座るのだ。

 どうやら彼女はたまたまここを通りがかった時、私が一人で訓練しているのを見て様子を眺めていたらしい。彼女は、私に上級射撃管制システムがインストールされておらずそれが射撃成績に影響を与えているのを見抜いていた。

 努力が報われず落ち込む私に対し、彼女は気にするなとポジティブでいるよう笑いながら言ってきた。

 だが戦術人形として結果を残し、指揮官に選んでほしいという思いがある。それが、私の価値になるのだから…。

 

 そう言うと、彼女はおかしそうに笑った。それに少しばかりムッとしたが、彼女もまたここでは私と同じで誰にも必要とされない人形なのだと打ち明けてきた。そして、彼女は自分の銃を見せてくれた…シリアルナンバーは消されているが、同じ工廠で造られたものだと分かる。

 

「あたいはUMP40。あたいたちは間違いなく運命で結ばれた姉妹なんだよ! ちゃーんと面倒を見てあげるからね!」

 

「え? 面倒を見るって?」

 

「出荷されてから今まで、同じ境遇を味わってきた仲間でしょ! 仲良くしないわけにはいかないじゃん?」

 

「でも人形が他人と仲良くなんて、変じゃない…」

 

「おバカさんね…あたいたち疑似感情モジュールをインストールされてるんだよ? これってつまり、戦いだけじゃなく本物の人間と同じように過ごして欲しいってことだよ! 本物の人間なら、友達の一人や二人はいるもんでしょ?」

 

 彼女…UMP40の言葉にはみょうな説得力があり、私自身確かにそうだなと思うところがある。そんなこと今まで一度も考えなかったことであるが、しかしそうだとしても自分たちの仕事にどう関係があるのだろうか?

 私の疑問にUMP40は明るく答えてくれた。

 

 自分たちは確かに一人前の働きもできない半人前、しかし二人の力が合わされば一人前になれるんだ。任務や命令、他者との関係などたくさんの困難はあるだろうが一緒に力を合わせてやっていこう…。

 

 そんなことを言われたのは初めてのことだった。私の中の疑似感情モジュールが嬉しさを表現していた。

 ふと、UMP40が訓練はもういいのかと言ったことで、わたしは急いでチャンネルを確認する。しかし指揮官は既にログアウトしており、私はここでやることがなくなってしまった。

 このことに、UMP40は怒りをしめす。

 

 私にとって指揮官は決して悪く言ったり逆らってはいけない存在なので、彼女がぼろくそに指揮官を酷評するのはある意味新鮮だった。

 

「性能がだめなら置き去り、そんな奴が指揮官だなんて! 性能より人形との信頼を築く方がよっぽど大事でしょ!?」

 

「そうは言っても、指揮官の決定と命令は絶対よ。きっと、今の私じゃ指揮官と信頼を築く資格もないのよ」

 

「そんなに自分を蔑まないでってば。そうだ、ならあたいがアドバイスしてあげようか? まあ、耳を傾けるほどの価値があるかはあやしいけど…」

 

 UMP40自身が自分のぽんこつぶりを揶揄してみせるのに、私も少しばかり笑みがこぼれる。

 でも彼女の手助けは今まで誰にも頼ることが出来なかった私にはとても心強く、嬉しかった…どうせ私には失うものなどないのだから。

 そしてUMP40はまず最初に、私のネガティブな思考を止めることを言ってきた。確かに落ち込んでばかりでは何も上手くはいかない。しかし口で言うのは簡単だが、それを実行に移すのは難しい。

 

「大丈夫よ、あたいが助けてあげるから! 気分をあげることに関してはあたい、お手のもんだからね!」

 

「ほんとに?」

 

「これからきっとよくなるよ、あたいを信じて! まず第一歩はこれ!」

 

 そう言うと、UMP40はそっと軽く握られた拳を私に向けてきた。なんの意味があるのか分からないその行為に私が戸惑っていると、UMP40は小さく微笑みながらその意味を教えてくれた。

 

「拳を合わせれば、約束を交わしたことになるの! あんたがあたいを信じてくれるなら、あたいもあんたに約束する……いつか、すべてが変わることを約束するよ…」

 

 私は微笑む彼女の顔を見た後、彼女の差し出された拳に視線を下ろす…。

 

 欠陥に近い私が本当に変われるのか?

 いつか報われる日が来るのだろうか?

 いや、私は失うものなんて何もない、ならUMP40がせっかく手を差し伸べてくれているのだから……私は、自分の手のひらを見つめながら軽く手を握る。私がその拳を彼女の拳に合わせて見せると、UMP40は嬉しそうに微笑んだ―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ……ん…?」

 

「おぉ! 45姉が起きたぞ巨乳!」

 

「だから、それで呼ぶなって言ってるでしょうが! ようやくお目覚めね45、G11みたいに寝てた気分はどう?」

 

「寝てた…?」

 

「あんた基地の出口近くで横になってたのよ? まったく呑気なのかなんなのか…」

 

 今はジョニーの腕に抱かれているUMP45は、少しずつだが自分が何をされていたのかを思いだす。突然視界が真っ暗になり、そして見えてきたもの……封じられていたはずの記憶を、あのシーカーに見られてしまった。自分のメンタルを土足で入り込まれたわけであるが、不思議なことに嫌悪感や怒りなどは感じられず、それよりもどこか懐かしさと…虚しさを感じていた。

 荒野を走りぬけていると、空の向こうより数機のヘリが飛来してきた。

 MSFのロゴが描かれたヘリは3人のそばに着陸する、ヘリの内部から飛び出してきたのはエグゼとハンターだ。

 

「迎えに来たぞ、早く乗れ!」

 

 大柄なジョニーは大型のヘリに乗せ、416とUMP45のみをヘリの自分たちの機内へと乗せる。再び離陸したヘリは西の方角、フーバーダムのある方角へと向かう。

 

「フーバーダムに行くの?」

 

「そうだ。あちこちで大変なことになってるらしいぞ、米軍基地から次々に無人機が出現している」

 

「お前らあの辺の基地でなんか見つけたのか?」

 

「ええ、シーカーの奴がいたわ。また見た目が変わってた、たぶん完全体よ……聞いて、鉄血が米軍の全権限を掌握したわ」

 

「シーカー!? ってことは腰ぎんちゃくのドリーマーの奴もいたってことか!? ちくしょう、オレも一緒に行って仕返しすりゃ良かったぜ…」

 

 以前、ドリーマーに狙撃されて重傷を負ったことのあるエグゼは惜しくもドリーマーを逃したことに苛立ちをあらわにしていた。416とハンターが端末に表示される映像を分析している最中、UMP45だけは物憂げな表情で静かにたたずむ…それが目に止まったのだろう、エグゼが彼女の前にかがむとようやくUMP45がハッとする。

 

「なんかあったのか?」

 

「いえ…なんでもないわ……」

 

「そっか。なあ45、気負うんじゃねえぞ……お前は一人じゃねえ」

 

「エグゼ……ええ、分かってるわ」

 

「よし、じゃあその辛気臭い面はもうお終いだ。フーバーダムで戦闘が起こってるらしい。敵は解放された米軍の無人機だ」

 

「奴らは何と戦ってるの?」

 

「南部連合の兵士と衝突してるらしい。かたや星条旗、かたや南軍旗…まったくいつの時代の南北戦争だっつーの。とりあえずスネークや姉貴たちの救出が最優先だ」

 

「分かったわエグゼ。あとその…ありがとうね」

 

「へへ、どうってことねえよ…行くぞ、敵は待ってくれねえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 生み出された電力によって周辺の米軍基地が眠りから覚まされる。

 地下の送電網より供給された電力によって再稼働した基地、そこに眠る無人機の大軍はすぐさまプログラムを書き替えられ国内の敵対勢力…つまり南部連合の駆逐に駆り出される。20年近く地下で眠り続け、祖国を焼き払った敵国家への報復のために温存されていた無人機たちがまず最初にするべきことは、皮肉にもかつてこの国を守るために造られた同胞たちの破壊だった。

 良好な保存状態で地下に眠っていた米軍無人機は地上へと出るなり、即座に戦術行動へと移り、定められた敵目標への攻撃を開始したのだ。

 

 

 砲弾が撃ち込まれ、堅牢なはずのフーバーダムが揺れる。

 急ぎダムの外に飛び出たスコーピオンが見たのは南部連合の兵士と激しくぶつかり合う、真新しい装甲の軍用人形たちだ。米軍側の軍用人形も南部連合の人形も元はどちらも同じタイプ、凄まじい銃撃戦でスコーピオンは流れ弾に当たらないよう低い姿勢で物陰から物陰へと飛び移っていく。

 

「スネーク!」

 

 南部連合側の陣地で身を隠していたスネークに合流したスコーピオンは、ダムからとってきた荷物をスネークに投げて渡す。

 戦況は膠着状態にも見えるが、際限なく現われる米軍側の軍用人形の前にいつかは南部連合の人形たちも数で潰されるだろう。スネークらはタイミングを見計らいその場を移動する…ダムの周辺でも激化する戦闘をできるだけ避け、エグゼたち迎えのヘリとの合流地点へと向かう。

 もうどこも安全な場所などない…。

 

「スネーク! 上!」

 

 スコーピオンの言葉に空を見上げると、複数の可変翼式自己推進型作戦支援機"ドラゴンフライ"が急降下し地上部隊へ強力なレーザー照射を行う。着弾と同時に爆発を起こすレーザー砲は南部連合の人形たちを容易く蹴散らしていく。空を旋回し、再び強襲をかけてくるドラゴンフライが次にスネークらを狙い始めた。

 

「させるか!」

 

 スネークらの傍を駆け抜け、照準を空に向けたのはデストロイヤーだ。身体能力を活かして高く跳躍した彼女は急降下してきたドラゴンフライにグレネード弾を発射、ドラゴンフライもまたレーザー砲を放つが狙いはそれて、デストロイヤーの放ったグレネード弾が命中し墜落する。

 一機仕留めたデストロイヤーであったが、そこでうずくまり酷い頭痛にさいなまれる。

 

「痛い、痛い……頭が割れそう……!」

 

「無理するなデストロイヤー! くそ、迎えのヘリはまだか!?」 

 

 苛立たし気に叫ぶアルケミストは、デストロイヤーに肩を貸して歩く。一時的に正気に戻ったものの、デストロイヤーのメンタルモデルは強力なウイルスによってかき乱され、度々頭痛と意識の喪失にさいなまれていた。迎えのヘリはもうすぐそこまで来ているはずだが、襲い掛かる米軍の勢いが凄まじい。

 

「MSFの皆さん、我々が援護します!」

 

 南部連合兵士の部隊が駆けつけ撤退の援護を行う。

 スネークは彼らに感謝しつつ先を急ぐが…。

 

「分隊長! 【ジャガーノート】です、ジャガーノートが来ました!」

 

 南部連合兵士の一人が、米軍戦術人形の中に混じってひときわ大きな体躯の軍用人形を指差した。

 他の人形よりも大柄なその人形は両肩に迫撃砲、両手に重砲とガトリング砲を装備し、圧倒的な火力で立ちはだかる全てを破壊していく。負けじと南部連合兵士も撃ち返すが、強固な装甲に阻まれはじき返された。

 

「ちょっと、なんか色々ヤバそうなの出てきてるんですけど!」

 

「よそ見するなスコーピオン! 走るんだ!」

 

「わわ! 待ってってばスネーク!」

 

 フーバーダムを見下ろす丘陵を駆け上がっていく、そこを越えた先にヘリとの合流地点がある。

 丘を越えて一息ついた一行は、一度フーバーダムを見下ろす……どこからともなく出現した米軍の戦術人形たちは今やダムをのみ込み、南部連合兵士は各所で包囲、殲滅されている。

 

「こいつらが欧州まで来たらヤバいよね…」

 

「だとしてもどうやって海を渡るつもりだ? とにかく、先を行こう…デストロイヤーを早く助けないと!」

 

 アルケミストの言葉にうなずき急ぎ、丘を駆け下りる。

 丘陵を駆け下りると、ちょうどそこへ撤収用のヘリがタイミングよく飛来する。ドアが開けられるとすぐさまヘリの内部へと転がり込み、そのまま離陸する。

 

「スネーク、シーカーの奴が米軍の指揮権限を掌握したわ! いまからなら追跡もできそうだけど…」

 

「仲間の救出が最優先だ。FALとVectorは内陸部にいる、急いで救出しなければならない」

 

「了解。エグゼ聞いた?」

 

「ああ、シーカーの顔面ぶん殴るのは仲間全員助けたその後だな!」

 

 今やあちこちの軍事基地が深い眠りから覚め、地下の無人機を再稼働している。

 いずれフーバーダムだけでなく、他の発電所も復活して全米の基地が再稼働する…西部の基地だけでこれだけの規模なのだ、果たして全米にどれだけの軍事力が隠されているのだろうか?

 誰もそれを予想することは出来なかった。




なんか久しぶりに深層映写のストーリー読んでたら泣きそうになったよ…。
ここでシーカーが暴いたUMP45の過去は、次章以降影響を与えてくるかな。
シーカーは45の過去に触れて何を思っただろうか?
たぶん、世界を一つにするという願いをより強固なものにしたと思うよ……そんな悲劇を二度と起こさせないためにも。



というわけで解説

重装戦術人形 ジャガーノート

主戦力の戦術人形パラポネラと違い、高コストの代わりに高い攻撃力と極めて強靭な装甲を持ちその戦力は戦車一台に匹敵するとも言われる。
戦車の戦力を戦術人形に、という設計思想から生まれそれにともない体も大きくなっているが、豊富な弾薬量を運搬し強力な火器を装備可能…単体で1個小隊以上の戦力を有すると言われている。
ジョニーはこのジャガーノートをベースとしている。
※イメージはたぶん地球防衛軍のフェンサー


追記
某サイトでちびエグゼのイメージキャラを作って見たよ。
活動報告にあげてあるから見てね~、まあちびキャラだけど(笑)

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