METAL GEAR DOLLS   作:いぬもどき

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前夜祭

 MSF主催のお祭り【平和の日】前日、既に通達が行き届いたMSFスタッフたちのほとんどは前日には前線基地に集合、残るスタッフも当日までには到着する見通しだ。

 初期には300人程度であったMSFの人員は戦術人形も含めると今や3千人に届く、傘下PMCであるレイブン・ソード、プレイング・マンティス、ウェア・ウルフ、ピューブル・アルメマンも含めるとその人数は1万人に迫る人数と、ちょっとした都市の人口並みの人員を抱えていることになる。

 平和の日に来訪する各傘下PMCは代表者のみで、流石に全員は招き入れることは出来なかったが、それでもMSF所属のスタッフたちが基地の外周に設営した野営地群は壮観の一言であった。

 

 古株から新顔まで、MSFのスタッフたちが明日この前哨基地で顔を合わせることとなる。

 任務の関係で久しぶりに会う顔や、初対面のものとスタッフたちは交流し、誰が決めたわけではないがそこかしこで宴会が始まりそれは前夜祭のような空気を醸し出す。

 既にお祭りムードが前哨基地に訪れる中、良くも悪くも個性の強い戦術人形たちがこの空気に乗らないはずがない。

 

 

 当日の準備を済ませた人形たちは少しずつ前哨基地へと集まり、宴会を催すのであった。

 取り仕切るのはもちろんスコーピオン…ではなく、前夜祭は始まりから無礼講ということで挨拶もなくそれぞれがお気に入りの料理やお酒を持ち寄って宴会を始めだす。

 

「わーい! 念願のバーベキューだ!」

 

「待ちなさい79式、まだリストを纏め上げていないわ。バーベキューはまだよ」

 

「そんなぁ!」

 

 バーベキューをやるたび、何かしらの理由で参加できないことの多い79式であるが、今日もまだやるべき仕事が終わっていないということでWA2000に引きずられていく。しかし、なにがなんでもバーベキューに参加したくてしょうがない79式は凄まじい勢いでリストを纏め上げてWA2000へと提出。その気迫の凄さに彼女は気圧されかけるが、一応リストの見直しを行って前夜祭参加の許可を出した。

 久しぶりのバーベキューに飛び込んでいった79式、そこで彼女は真っ先に食事をするのではなく、お肉を焼いたりお酒を注いだりと……周りのみんなを接待し始める。

 

「もう79式、あんた折角参加できたんだから自分も楽しんだらいいじゃない?」

 

「参加できただけで楽しいですよ、それに、みんなが喜んでくれるのが私も嬉しいんですよ」

 

「まったく……あんたはお人よしすぎ」

 

 少々呆れつつも、79式の微笑ましい動機を聞いて可愛く思ってしまう。尊敬するWA2000に頭を撫でられて、79式は嬉しそうに微笑んだ。

 

「うんうん、流石わーちゃんの教え子だね! 言うことが全然違うや、エグゼと違って気も効くし」

 

「おいコラ、なんでオレ様を引き合いに出すんだよ。ぶち殺すぞこのやろう」

 

「お、やるかー?」

 

 酒が入っていつもより沸点が低くなっているエグゼが立ち上がると、スコーピオンも笑みを浮かべて立ち上がった…せっかくの場でケンカなんて場がしらけてしまうではないか、そう思ったが、二人は手に持っていた酒瓶を同じタイミングで開けると早飲み対決を始めたではないか。

 瓶の中の液体はあっという間に喉へと流し込まれていき、最初に瓶を空けたスコーピオンが勝利宣言するように空瓶を掲げるのだ。

 

「勝ったどー!」

 

「ち、ちくしょう……! リベンジだおらー!」

 

「やめとけバカもの」

 

 負けたエグゼが再度戦いを挑もうとするのを隣に座っていたハンターが阻止する。

 

「はは、ハンターもすっかりこいつの手綱を握れるようになったじゃないか。これなら、あたしも安心してアフリカに行けるよ」

 

「そうだね、じゃじゃ馬をよろしくねハンター」

 

 アルケミストとデストロイヤーがMSFにいるのは今日と明日まで、それ以降はアフリカへと発ってしまう。MSFでの最後の一時を楽しむ鉄血組であるが、今の言葉で酔っぱらったエグゼは泣き上戸へ変貌し再びアルケミストに泣きつき始める。

 

「姉貴~~!! 行くんじゃねえよぉ…!」

 

「往生際が悪いぞエグゼ、もう泣かないってこの間言ったばかりだろう!」

 

「うるせえ! オレもアフリカに行くんだー!」

 

「何言ってるんだお前は…アフリカに言ったらスネークと会えなくなるぞ?」

 

「………スネークもづれでぐ~!!」

 

「ダメだこりゃ」

 

 付き合いの長いハンターでも、こうなってしまうとどうしようもない。一度落ち着いてエグゼが飲み干した酒の量を確認して彼女はため息をこぼす…前夜祭だというのに、場の勢いでアルコール摂取した結果がこれだ。こうなると明日は二日酔い確定、せっかくの大事なお祭りを散々なテンションで迎えることになるだろう。

 そうはならないように、気休め程度にハンターは酒の代わりに水をエグゼに飲ませるのだ。

 

「おや、お酒の匂いがぷんぷんしますね」

 

「出たわねスペツナズ」

 

 その場にやって来たのは、宴会の大本命ことスペツナズの面子だ。

 彼女たちはやってくるなり、404小隊の面子へと絡みだす。スペツナズの面子は早々に仕事を終えて、昼前から酒飲みをしていたとUMP45は記憶するが……なにせ、基地にいる間彼女たちは酔っているのかしらふなのかよく分からないからたちが悪い。

 ちなみに、早朝から彼女たちはビールを飲んでいたらしいが、アルコール度数10%以下は酒とみなさないのでセーフらしい。

 

「おや、エグゼ……酒に呑まれるとはだらしがないですね!」

 

「あんたが言うセリフじゃないでしょ9A91」

 

「まあまあ細かいことはいいじゃない、あら416…あんたいつの間にダミー人形手に入れたの? G11も45も9も、みんな二人いるわ」

 

「グローザ……あんたがまた死んだとしても私はもう一滴も涙を流さないわ」

 

「なんてことを言うんだ416! 私たちh□&○%$■☆♭*!」

 

「PKP!? お酒でメンタルモデル破損してない!?」

 

「まったくだらしないったらありゃしないわね、同じスペツナズとして恥ずかしい限りよ」

 

 そう言いつつ、ヴィーフリはウォッカをラッパ飲みし完全にキマッている…ようするにスペツナズは平常運転、いや、グローザが帰還して以降日に日にアルコール摂取量が増えているという噂もある。近々ストレンジラブによる定期検査があるというのに、大丈夫だろうか? まあそんなことはどうでもよく、今日も彼女たちは意識が飛ぶまで酒を飲み続ける。

 

 

 さて、こんなカオスと化した宴会に遅れてやって来た者たちは一緒に混ざるのを躊躇するが、酔っ払い共に絡まれて半強制的に宴会に混ぜられる。

 

「まったく、乱れ過ぎよアンタたち」

 

「まあまあFAL、アンタも酒飲めばああなるよ」

 

「うるさいわね。明日お祭りなのにくたばるまで飲むはずないでしょ? あんたこそ酔いつぶれて、明日死なないことね。じゃないと一人で屋台を歩く羽目になっちゃうじゃない」

 

「ん? 明日、一緒に出店回ってくれるの?」

 

「当たり前でしょう?」

 

「そっか……ま、まあ、私がいなかったらあんたすぐに道に迷うもんね。仕方ないから一緒にまわってあげるよ」

 

「なにその言いぐさ? まあいいけどさ、とりあえず一杯くらいお酒もらおうかしら」

 

「その言葉を待っていました同志FAL、美味しいお酒を召し上がれ」

 

 どこからか吹っ飛んできた9A91にお酒を注がれ一気に飲み干す……アルコール度数96%、スペツナズ特製密造酒を飲めば一撃でFALの理性が吹き飛び危険な酔っ払い共の仲間入りだ。だが明日一緒に出店をまわる約束を取り交わしたばかりのVectorは、明日彼女が使い物にならなくなる事態を避けるため、早々に彼女を引っ張り宿舎の寝室まで引きずり込んでいくのだった…。

 

 

「まったく、困った方々ですね…」

 

 

 危険な酔っ払いどもとは少し距離を置き、心配そうに眺めつつも巻き込まれるのを避けるスプリングフィールド。彼女の周囲にはネゲヴ、MG5、キャリコ、そしてキッドとエイハヴが座る…キッドを除けば比較的落ち着いた面子で、この前夜祭をささやかに楽しむ。

 

「そう言えばバンドの調子はどうなの二人とも? 絶好調?」

 

 オレンジジュースを飲みつつ、ふとした疑問をネゲヴは投げかける。

 

「絶好調…かは断言できないが、リハーサルはうまくいったよ。なあキャリコ?」

 

「うん。ああ、でも明日緊張しないで歌えるかな…心配になってきた」

 

「大丈夫ですよ、緊張するのは最初だけ…後は勢いですから」

 

 スプリングフィールドの応援に頷くキャリコだが、まだ不安な様子。

 バンドとは、キャリコをメインボーカルに据えて、MG5と副司令のカズヒラ・ミラーがギターを、ベースはなんか安定してそうという印象でG11が……G11は当初キーボードをやりたいと言っていたが、最終的にベースを押し付けられてしまった。

 そしてドラム…これを探すのに一苦労したようだが、これは当日参加のスオミが務めることになっている。

 曰く、ハードロックは任せろ…ということらしい。

 

「それで、なんて言う曲を演奏するんだっけ?」

 

「"恋の抑止力"、なんかミラーさんが作詞作曲したらしいけど……感情を素直に表現できない女の子の切ないラブソングなんだって」

 

「へえ、期待できそうね。そのミラーさんはどこに?」

 

「うーん、最後の仕事を片付けるってリハーサルが終わったらマザーベースに97式と一緒に行っちゃった。まあ、明日めいいっぱい楽しむために、今日中に仕事を片付けるんだと思うよ」

 

「ミラーさんらしいな。それにしても、恋の抑止力か……キッド、思いださないか?」

 

「ああ、そうだなエイハヴ」

 

「ん? どうしたの二人とも?」

 

「いや、ちょっとな……あした、オレたちも観に行くから、素晴らしい演奏をしてくれよな」

 

 二人の反応が気掛かりであったが、本番に向けてMG5とキャリコは意気込みを見せる。

 

 恋の抑止力、それもまた最古参のスタッフ…エイハヴやキッドにとって特別な意味を持つ曲であった。

 

 さて、そんな風に和やかな一時を過ごしていると、ふとスプリングフィールドが視線を感じ付近の物陰に目を移す。暗がりに目を凝らしてみれば、木箱に隠れて前夜祭を楽しむMSFのみんなを、羨ましそうに見つめるアーキテクトの姿を発見する。

 混ざりたそうにしているのは一目瞭然であるが、いつもの能天気ぶりはなりをひそめているようだ。

 そんな彼女を見て、エイハヴたちは声をかける。

 

 

「おーい、そんなところで見てないでこっちに混ざったらどうだ?」

 

 

 その声を聞いたアーキテクトはぱっと笑顔の花を咲かせ、勢いよく走ってくる…が、夜の暗がりで足下の石ころに躓き豪快に転倒する。その後から一緒にやって来たと思われるゲーガーがため息まじりにアーキテクトの腕を掴み引き立たせる。

 

「焦り過ぎだお前」

 

「えへへへ、面目ない」

 

「あらゲーガーさん、ついにあなたも?」

 

「脱獄じゃないからな? どうせ行くあてもないし、MSFで雇ってくれって言ったらあっさり釈放されたんだが…それでいいのかMSF?」

 

「いいんだよ、これがMSFだ。今までフルトン回収された連中がみんな辿ってきた道さ!」

 

 キッドの言葉にいまいち納得しきれていないようだが、MSFはこうなのだから仕方がない。

 かつて敵同士だった者たちも多い、それが一つの旗の下一致団結している…それがMSFという組織であり、スネークとミラーが創りだそうとしたものだ。

 

「まあ、座りなよアーキテクト」

 

「お言葉に甘えまして~!」

 

「ちょっと待て、ひざすりむいてるじゃないか…ちょっと待ってろ」

 

 先ほど転んだ時にできたアーキテクトの傷を見つけたエイハヴは、常備している医療キットを用意し始める。医療キットを用意するのを見て、アーキテクトは慌てだす。

 

「平気だよ、全然平気! こんなのつばでもつけとけば治るって!」

 

「まあ、いいからそこに座って」

 

「う、うん」

 

 促されるまま、木箱に座るアーキテクト。

 メディックとしての性分なのか、些細な傷でもエイハヴは気にかける…小さな傷から破傷風にかかることもあるほか、不衛生な場所では傷口が化膿して最悪の事態になることもある。まあ、戦術人形として生まれたアーキテクトにとって言葉通りつばでもつけておけば勝手に治る傷である。

 しかし人形だから平気だ、という考えにはならないエイハヴはケガを負った人間にしてやるように、傷口を消毒し丁寧にガーゼを貼ってあげるのだった。

 

「よし、これでいいだろう」

 

「うん……ありがとう、えっと…」

 

「エイハヴでいいよ。怪我しないのが一番だけど、何かあったら声をかけてくれ。君も仲間なんだからな」

 

「ありがとうエイハヴ…って、仲間?」

 

「そうさ。もうすっかり見慣れた顔だし、君がサヘラントロプスを改造してくれたおかげであの戦いにも勝てたんだ。もうオレたちの家族の一員だ、少なくともオレはそう思ってる」

 

「家族……家族か……えへへへ、いいね、それ」

 

 今まで檻にぶち込まれたりボコボコにされたりと、酷い目にあってばかりで浮かばれない毎日であったが、この時初めてアーキテクトは自分がMSFという組織に受け入れられているんだと自覚する。

 そしていつもの調子で笑い飛ばそうと仕掛けるが、微笑みかけてくれたエイハヴを見た瞬間に、アーキテクトは頬を紅潮させる…そして出かかった言葉が思うように出ず、口をパクパクさせる。

 

「あ、ありがとう…」

 

 ようやく絞り出した言葉がそれだった。

 いつもやかましい彼女が急にしおらしくなったのに、そばで見ていた者たちはまた新たな恋が芽生えたのを確かに感付いた。同時に、じっとアーキテクトを見つめるスプリングフィールドを見て、新たな恋のライバル関係が生まれたのを感じるのであった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前哨基地の管制塔、前哨基地で一番高い建物であるそこで、スネークは一人楽し気に催される前夜祭を静かに見下ろしていた。葉巻を一本くわえてライターを取り出す、カチッカチッと何度か火をつけようとするが年季の入ったそのライターは石がすり減り、なかなか火をつけられない。

 

「みーつけた! 何やってんの?」

 

「スコーピオンか、ちょっと風にな」

 

「そうなんだ……火、貸したげよっか?」

 

「助かる」

 

 使い物にならないライターをポケットにしまい、火を灯したスコーピオンのライターに葉巻を近づける。

 葉巻の先端をよく火であぶる……風が吹くたびにライターの火が揺れて思うように火がつけられない。風を遮るためにスコーピオンは手でライターを囲う。ようやく葉巻に火が灯されると、葉巻の煙を口に含みその香りを堪能する…。

 

「ねえスネーク、寒くなーい?」

 

「いや?」

 

「寒いでしょ! ちょっとここに座って!」

 

 スネークを無理矢理その場に座り込ませると、スコーピオンは管制塔の中から一枚の毛布を引っ張りだして来た。スコーピオンはスネークのすぐ隣に座り込むと、その毛布を広げ身体を包み込む。

 

「酔っているのかスコーピオン?」

 

「うん、ヤバい絶対明日二日酔い、というか今すぐ吐きそう」

 

「お、おい…」

 

「冗談だってば、ほろ酔いだよ?」

 

 スコーピオンはちょっぴり舌を出しておどけて見せる。

 管制塔から散々飲みまくってる姿を見ていたので一瞬ヒヤッとしたのは確かだが、このスコーピオンと言う女の子はやたらと酒が強い、というよりあらゆることにタフすぎる。

 スネークと一緒に毛布にくるまるスコーピオンは、何をするわけでもなく、ただスネークの身体にもたれかかり静かに星空を見上げていた。

 

「明日、楽しみだね」

 

「そうだな」

 

「明日はみんなでお祭りを楽しんで、バンドの演奏を見て、出店をまわって、踊ったり歌ったりお酒を飲んだり……でも、そんな日を迎えられなかった人もいるんだよね。明日は、今日を生きれなかった仲間たちの鎮魂の日……そうだよね?」

 

「ああ。ただの一人も、死んでいい命なんてなかった…彼らのために墓標を用意してやることは出来なかったが、戦士たちの意思は今を生きるオレたちが引き継ぐ。そしてオレたちは仲間たちの意思と共に生き、戦い続ける……意外だなスコーピオン、お前がそんな風に考えているとは思っていなかった」

 

「一番の古株人形だからね、あたしでも考えるよ。でもおかげで、あたしたちは人形でも生きてるんだって自覚で来たよ。あたしもわーちゃんもスプリングフィールドも9A91も気付いたんだ……スネークはあたしたちに命を授けてくれたんだよ?」

 

「止してくれ、そんな大層なもんじゃない」

 

「そう? どうせならパパって呼んじゃう?」

 

「スコーピオン…冗談はよせ」

 

「そうだね、あたしはスネークのお嫁さんになるんだもんね!」

 

 そういうと、スコーピオンは毛布の中でスネークの腕に抱きつき毛布に顔をうずめる。

 

「さてと、お酒飲んで眠くなっちゃったよ……お休みスネーク、起きた時スネークがいなかったら恨むからね?」

 

「はぁ……了解した」

 

 葉巻を灰皿の上に置いて、スネークは観念した様に壁にもたれかかる。

 そんな時、毛布に顔をうずめていたスコーピオンがむくりと起き上がりスネークに顔を近づける……ほんの一瞬の触れあい、彼女は頬を少し赤らめてはにかんで見せる。

 

「念願のファーストキス……今度こそおやすみね、スネーク」

 

 再びスコーピオンは毛布へ潜り込み、すぐに彼女の静かな寝息が聞こえてきた。

 

 眠りについた少女を見守っているうち、やがてスネークもまた睡魔に襲われる。

 いまだ冬の寒さが残る、静かな夜のことであった…。




Q:今更スコーピオンがメインヒロインぶってるのは何故?
A:うるせぇ、作品投稿した時からメインヒロインじゃこら



恋するアーキテクトかわいい

というか、平和の日当日、みんな二日酔いで動けない危険性ががが…


追記
ラストだし、みんなの意見見てみたいから見てってや
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=227280&uid=25692

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