ifの話は好きかね?
例えばアニメや漫画のような非現実的なモノが実際に起こったら?
デスノートが実在したり。
首無しライダーが実在したり。
そういうのは実際にはない。
そういうのは中二病と言う。
それは既視感の打破への執着だ。
誰もが循環性のある毎日を送る。
繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し。
時に非日常が欲しくなる。
ですが自分はありきたりな凡人。
強いてあげるならば吸血鬼キャラクターでワラキアの夜が一番好きな男。
もし本当に吸血鬼になれるのならとも思った事がある。
ヴァンパイアフィリアにだって成れただろう。
現実はそういう状況下に恵まれなかった。
そう、これは独白。
自分は片田舎に生まれた凡庸な男。
だからこそ何も起きなかった。
異常に執着するという面ならばめだかボックスの古賀いたみに近いだろう。
しかし現実は自称サイコパスなど及びではない。
自分は狂っていると言う狂人はいない。
「「本当に悪くない人ほど“自分はワルだ”と言いたがる」
「いやお前はこの世界では芽が出なかっただけの絶対悪だよ」
アステカ神話の獣神テスカトリポカが言う。
「それにお前の願うのは非日常じゃない、普通にグレたかった、それだけだ」
「空回りを続けたな」
独白する者は影法師に見えた。
或いは陽炎。
「欲求不満が高まりすぎてエクトプラズマ不能犯になったお前には空回りは暴風を呼ぶ」
「テュポンになった覚えなどはない、スサノオならば分霊の禍津日神が良い」
「はっ、自己の色分けなんてしなくていい、黒色、白色、赤色とかってカラーギャングかよ、まぁ、俺は黒色のカラーギャングという現代社会に染まるのだがな、この場合、時系列がぐじゃぐじゃになるがな!がははは!」
テスカトリポカが大笑いする。
「お前がそれを言うか獣様」
「獣様なんてよせやい、皮肉にしか聞こえない」
「酷いな、本体は口数が少ないゆえに誤解されるために自分は多言なのだがね」
「テュポンじゃなくてメルクリウスだったか?」
「小生は何者でもあって何者でもない」
「ンンンーーー禍神を使うならば気をつけなされ、今更ですがねぇ、ほらあんなにも悪月がーーー」
その言葉を皮切りに月が満月に近づく頃に魑魅魍魎は集った、ここはどこでもあってどこでもある。
「さて、ミステリーにオカルトをいれてはならない、それと中国人を登場させてはいけないだったか、まぁいい、デスノートなんてあってもなくても小生にとっては同じだ、あるかないかで平行世界が二つあると分かるがね、まぁ何にしても『多相互作用世界』は素晴らしい」
その男は三千世界の全てを嘲笑う。
千の顔を持ちながらあくまで無貌。
「ーーでは◼◼の夜を始めようか」