それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!! 作:鮪薙
PPKが目を覚ましたとき、最初に感じたのは奇妙な違和感、ムクリと起きた彼女は自身の格好を見てまず一つ目の混乱をする
(……なぜ、あたくしは裸なのでしょうか?)
少なくとも自分は就寝時に裸で寝るという趣味はない、そしてまだ覚醒しきっていない頭で部屋を見渡したとき、二つ目の混乱が彼女の頭を支配し始める。
この部屋、自分の部屋ではないと、更に観察をすれば見覚えのある机、棚、テーブルの配置、そして……自分が指揮官にプレゼントしたマフラーがハンガーに掛かっているのを見て
(あれ、ここ指揮官の自室では?)
あの時の一度しか入ったことはないが、それでも鮮明に思い出せる間取りから、ここはやはり指揮官の自室だと判断、ならば何故自分は指揮官の部屋で、彼女のベッドでしかも裸になって寝ていたのだとそこまで整理してハッとなる
(いや、いやいや、まま、まさかそんな)
そう自分に言い聞かせるが現実はそんなに優しいわけもなく、だが希望という淡い光を捨てられない彼女は自身の隣のちょうど指揮官位の大きさの膨らみがある布団を震える手で掴みそっと捲れば、トドメがそこにはあった。
気持ちよさそうに寝息をたて、穏やかな表情な寝顔、傷跡こそあれど綺麗な肌……そう『肌』、居たのは『一糸まとわぬ生まれた姿の』指揮官が寝ていた。
此処までくれば自分が何をやらかしたかなんて物は直ぐに導き出され、連鎖し昨夜の事も電脳は無情にも思い出させてくれる、そうあれは夕食後、新年会と題し、珍しくBARではなく食堂でお酒が提供されたあの宴会が始まりだった。
既に開始してから1時間、だが場の盛り上がりは衰えることもなくまだまだ上がりそうな感じすらある食堂に珍しく指揮官もソフトドリンクで参加していた、因みにだが服装は既に着物ではなく普段の軍服に戻っている。
「で、PPKとは何処まで行ったのよ指揮官」
「いきなり何を聞いてるの57!?」
「あ~?あのクリスマスから何日経ったと思ってるのよ、なのに手つなぎデートが精一杯だっての?」
柄悪く酔っ払っているのは最近両刀のヤバいやつ疑惑が急浮上したFive-seveN、かなり出来上がってるようで指揮官とPPKに絡んでストレートに聞いてくる、まるで酔っ払った親父にゃと静かにIDWは語る。
二人も彼女の言葉に曖昧な表情で聞き流そうとしたが、手つなぎデートがの所でPPK、噛み付いた。彼女も今日は割と呑んでおり、それなりに酔いが回り始めていた。
「キスは普通にしますわ!!」
「PPK!?」
「どうせ、バードでしょ!ディープまで行ってから出直しなさい!」
「しましたわ、クリスマスに深いのも!!!」
「PPK!!??」
訂正しよう、かなり酔っているPPKの遠慮ない暴露に場は更に盛り上がる、指揮官はまさかあのPPKが酔ってるとはいえ此処まで言うとは思って無く顔を真っ赤にしながら彼女を止めようとするが
「へ~、口から出まかせじゃないわよねそれ」
「57、どうして煽るの!?」
「出まかせなわけございませんわ、わかりました、証拠をお見せしますわ、指揮官ごめんあそばせ」
「へっ?ん゛ん゛!!!???」
お~とどよめく場、Five-seveNの煽りに乗せられたPPKは迷いのない動きで指揮官を抱き寄せてそのまま唇を奪い、更に舌まで入れる。
数十秒、いやもしかしたら数秒だったかもしれない後、PPKがゆっくりと唇を離せば透明の糸が引きそこには満足げなPPKと何処か恍惚な表情が見える指揮官
「PPK、その、あの、こんな皆の前は」
「駄目でしたか?あたくしは、皆様に分からせないと思ったのですが」
いや、駄目じゃ……無いけど。と顔を赤らめながらそう告げる指揮官、その顔ははっきり言って恋する乙女、いや、もしかしたら女の顔に近いかもしれないそれにPPKはもちろん、周りの戦術人形も数瞬見惚れた。
「おい待て、唐突にいちゃつくな、ああ、分かったにゃそれ以上いちゃつくなら今すぐ部屋に戻るにゃ、見せられる方にもなってほしいにゃ」
「あら、ではお言葉に甘えて、参りましょうか指揮官」
「ふえ?」
普段のお前何処に行ったと言うイケメンムーブで指揮官を連れて行くPPKに周りが思ったのは酔ってるんだろうなという感想、とりあえず明日が面白いことになりそうだなと言うことで二人のことはとりあえず置いておくことになり宴会は続いた。
一方、酔い過ぎて一周回って酔ってないような行動してるPPKと先ほどのキスで若干アルコールが入りポヤポヤと酔い始めている指揮官の二人は彼女の自室にて既にベッドに押し倒されていた。
「あ、うあ、ご、ごめん、見ないでPPK、私顔変だよ……」
「いいえ、変ではございませんわ。大丈夫です、あたくしに体を任せてくださいませ」
スゥッと彼女が怖がらないようにゆっくりと服を脱がす、露わになる指揮官の上半身、痛々しい傷跡、だがそれ以上に綺麗な肌に自身の指をゆっくりと這わせればビクンッとPPKも驚くほどの反応を見せる。
「な、何今の?」
「ふふ、感じやすいのですね、身体でこれではこちらを触ったらもっと可愛い反応を見れそうですわね」
「え、い、いや待って!?そっちはッッッ!!???」
流れるようにズボンを脱がされ下着をズラされ指がそこに入り少し這わせれば、水の音が鳴り、直後に指揮官は突然襲われた未知の感覚にPPKに抱きつき声を殺して反応する。
「なに、なんなの今のぉ……ピーピーケーェ……怖いよぉ」
「平気、平気ですわよ、怖くありませんわ、あたくしが居ます、ええ」
未知の感覚、だがそれが快感だということに恐怖してトロンとした目でPPKの目を見る指揮官に優しく囁きそっと唇を重ねるPPK、だが忘れるなかれ彼女の人形としての本性はSもMもイケてしまう、そして今この状況の彼女はS寄りになっている。
だからこそ、唇を重ねている状況で彼女はまた、しかも少し指をそこに沈め動かす
「ッ~~~!!!???」
「プハッ、ごめんあそばせ指揮官、今夜のあたくし、少々自分を抑えられませんの、ですが安心して下さい指揮官もキッチリ導いて差し上げますわ」
その後はどうなったは書く必要はないだろう、そして夜が明け、翌朝、冒頭の状況な訳で酔がなければ基本ヘタレのPPKは
「……え?」
「んん、あ、へへへ、おはようPPK、そのえっと、昨日は、えへへ」
目が覚めた指揮官は照れながらやはり口にするのは恥ずかしいのか笑う、だが自分の顔を見てフリーズするPPKを不思議に思い
「大丈夫、PPK?」
「あ、ああああ、あたくし、とんでもない事を!!???」
漸く全ての事態を把握、理解した彼女の叫びが部屋に木霊する、その日、指揮官は特に気にする様子もなくPPKと会話をしていたがPPKはマトモに指揮官の顔が見れなかったとか
ヤりました(KAGAボイス
後半書いてて死ぬかと思った(霊体)これ大丈夫だよね、ギリギリセーフだよね?
指揮官
若干酔っていたのもあるが実はかなり敏感、受けに回った時の耐久は最弱
PPK
酔うと指揮官にイケイケで押し始める、酔ってれば(重要)
Five-seveNお姉さん
ヤベェやつ、二人を自分が食べるつもりはないがいつまでも距離が進まないのでけしかけたりする、でも少し二人を食べたいとか思ってる
着地地点できたけどどうあがいても指揮官が五体満足で着地できない不具合