それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

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ただいま(ほのぼの)


ネコねこ大作戦

翌日、指揮官が挨拶早々に夢じゃなかった、本当に生きてたと涙ぐまれ、自分が悪すぎて何も言えないM1895の二人は執務室にて昨日の件を話し、全てを聞き終えた指揮官は確かに昨日聞かなくてよかったかもしれないと感じていた。

 

「お母さんの脳が、イントゥルーダーに」

 

「ああ、暈すかきちんと話すか悩んだ、じゃが知っておくべきだと思ってな」

 

「うん、ありがと。多分、聞いてよかったと思う、知っておけばいざってときに動揺しないしね」

 

「……大丈夫か」

 

M1895には辛そうに見えたのだろう、そう聞かれれば指揮官は小さくうなずき大丈夫だと返す、言葉の通り特に辛いとかはない、だが許せないに近い感情は生まれていた。

 

鉄血に?いいや、イントゥルーダーに?いいや、では何かそれは多分……

 

(人が悪い、そいつらがこんな事しなければおばあちゃんが苦しむことも無かった、人間が_____……!?)

 

今、自分は何を考えていた、凄く深い所まで沈みかけた思考を無理やり引き上げれば目の前にはM1895の心配する顔、彼女の目に光が戻ったことを確認すると安堵の息を吐いてから

 

「指揮官、本当に大丈夫か、やはり昨日の事で相当キテるのではないか?責任の一旦はわしのもある、今日は休んでも」

 

「大丈夫、大丈夫だって、まぁそりゃ自覚してないところもあるかもしれないけど、そこまでじゃないからさ」

 

さ、仕事を始めようと席に座り仕事を開始する指揮官をM1895はそうかと一言呟いてから自身も仕事に入る、こうして一日が始まったが執務室の扉の前、そこで今の会話を聞いていた二つの影があった。

 

特徴的な猫耳、方やシスター服っぽく、もう片方は機械チックな猫耳、ご存知【P7】と【ステアーTMP】指揮官(おかあさん)大好きっ子二人組は今の会話を聞き互いに見つめ合って

 

指揮官(おかあさん)、やっぱり疲れてるんだわ」

 

「うん、どうにかしてあげたい」

 

目的は定まった、だがその道程をどうするか、そもそもどうすれば彼女の疲れを心身ともに癒せるのか、更に言えばM1895も同じように癒やしてあげたいというのもある、と言うか二人とも年が明けてから心身に負担を掛け過ぎているとまで感じているねこーズはその場で頭を悩ます。

 

料理?いや、それは強豪がひしめき合い過ぎてるしそもそも何時も楽しげに食べているから除外。

 

一緒に遊ぶ?それは自分たちがしたいだけ、除外。

 

マッサージ?したことない、さらにあれって上手くやらないと逆効果、除外。

 

「……むむむ、浮かばないわ」

 

「どれも、効果が上がらない、困った」

 

案が出ては消え、出ては消えを繰り返すこと数分、二人では限界があると判断した彼女達は誰かに聞いて回ろうとなる、では誰に聞くか、こういうのが得意そうな人、出した答えは

 

「で、私の所に来たということですか」

 

「そうよ、スプリングフィールド」

 

「何か、無いですか?」

 

癒やしの提供者、スプリングフィールドに聞くことだった、他にもG36やPPKという案もあったが癒やしという観点で考えた時、二人共詳しいのかなとなり彼女となった模様。

 

一方、真剣な眼差しで二人に聞かれた彼女はふむと考える、数十秒、数分と考え出した結論は

 

「やはり、お二人で料理を作ってみては如何でしょうか?」

 

「料理?でも指揮官、毎日楽しげに食べてるから効果あるの?」

 

「ふふ、肝心なのはお二人が作ったという点ですよ」

 

ん?と揃って小首を傾げる、仲がよい姉妹のようなシンクロに笑みが溢れ、ポンと両手を叩いて

 

「では、実際に食堂で作ってみましょうか。メニューはそうですね、15時に合わせてクッキーとかのお菓子にしてみましょう、無論、私が教えながらですのでご安心を」

 

「うん、P7、作ってみようよ」

 

「わかったわ、スプリングフィールドが言うならきっと大丈夫ね、二人で指揮官(おかあさん)を……あっ」

 

やってしまったとP7がスプリングフィールドを見れば優しく微笑みながら人差し指を自身の顔の前に持ってきてウィンクする、秘密にしますよという意味である。

 

まぁ、スプリングフィールドは知っていたのだがそれは些細な問題だろう、それを見たP7は絶対よ!と言ってからステアーを連れて食堂に向かう。

 

お菓子どころか料理もしたことなかった二人は悪戦苦闘しつつもスプリングフィールドの教えで作っていき15時、通信で呼ば食堂に来た指揮官、M1895、席に座った彼女達の前にはクッキーから始まってケーキやマフィンなど様々なお菓子が並び、それを自慢げに二人は指揮官にあれは自分が作ったとか、これは私がとかを話している。

 

「ふふふ、自信作よ!」

 

「沢山、作ったので食べて下さい」

 

「おお、すっごい」

 

「凄いのじゃが、いきなりどうしたのじゃ」

 

「お二人は、指揮官と副官が此処最近お疲れの様子だったので癒やしてあげたいと、なので私が協力したのですよ」

 

「そうだったんだ、ごめんね心配掛けちゃって、でもありがとう」

 

二人を褒めながら頭を撫でれば、P7とステアーは目を細める。

 

それを眺めながらM1895はクッキーを一枚手に取る、慣れないので当たり前だが少々崩れた形のクッキー、だがこれはこれで味があるなと思いつつ一口

 

「まぁ、こういうのも偶には悪くないのじゃ……うむ、美味じゃ」

 

「ええ、コーヒー淹れますね」

 

「うん、美味しいよ二人共、一緒に食べようか」

 

「もちろんよ!」

 

「一緒、嬉しいです」

 

こうして始まったお茶会、途中からPPKとG36も招待され一つの家族のようなそれは周りの戦術人形も癒やされながら行われ指揮官もM1895もとても良い休憩になったと褒められれば

 

「やったねP7!」

 

「ええ!スプリングフィールドもありがとう、お蔭で褒められたわ!」

 

「私で良ければ何時でも力になりますよ」

 

基地はやっと束の間の平穏を得て、今日もゆったりと流れて

 

「57?どうしたのよ、さっきから会話に参加しないけ……し、死んでる」

 

「AR15がい、息してないのですが」

 

「放って置いていいですよRO」

 

……今日も、平和です。




あっ!!!!!!(15時だし甘いの食べようと偶々食堂に来たら入り口で指揮官達のお茶会を目撃して彼女の中の母性を感じ取り、更に白百合カップルと二人の娘と祖母とメイドに加え優しい近所のお姉さんという完璧な聖域を前にして尊さのあまり浄化され絶命した28歳独身整備士の図)

やっぱりこういう話書いてるのが楽しい、うん、平和が一番だよ。え、最期とあとがき?まぁほら、平和だから(真顔
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