それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!! 作:鮪薙
式準備中の指揮官達と別れ、副官は受付がある正門に到着した、がまだ来客の姿がない所を見て一先ず間に合ったかと息を吐く。
「すまぬ、少々遅れたのじゃ」
「おぉう?ナーちゃ、んっん、副官さんも着飾ったの?」
「お似合いですよ副官」
ドレス姿の副官を見て驚きの声を上げたのはアーキテクト、どうやら誰もこなくて暇すぎた挙げ句、警備ロボのはずのダイナゲート一体で遊んでいたらしい、その隣にはこれまた珍しい姿のG36
彼女はいつものメイド服ではなく、何故か燕尾服姿という格好で居たのだ、これには副官も苦笑いを浮かべつつ
「世辞でも感謝するのじゃが、お主はどういう風の吹き回しじゃ?」
「これですか?いえ、本部のカタログにありましたので折角なのでと思いまして」
「……お主、もしかして思いつきで行動したりすることあるのか?」
「完璧メイドに茶目っ気ってそれだけで兵器じゃん……」
二人の感想を聞いてもそうでしょうかと小首を傾げるメイド、もといG36、とりあえず話はそこで終わり次に目が向かったのは少し大きめな機械『読み取りちゃん』しかも堂々と名前が書かれている。
アーキテクト曰く自信作らしい、と言うより彼女は自信作と思った物にはこうやって堂々と名前を機械の何処かに書く癖があると語っていたが此処まで堂々と書くのかと呆れていると、G36が通信を受け取ったらしく一言二言話してから
「副官、第四部隊より、そろそろ第一陣到着とのことです」
「第一陣、ということはガンスミスって人の所とアレクサンドラって人の所かな?総勢何人だっけ?」
「6人じゃな、案内担当はP38じゃな、呼んでおくか?」
「いえ、もう彼女には連絡は行ってるみたいですね」
ならば待つかと自身の身なりを再確認してから受付の備え付けてある簡易椅子に座り待つことに、通信から数分後、途中警戒部隊のSASSから通信が入りはぐれを撃破したと聞いた時は若干冷や汗をかいた以外は何事もなく第一陣は到着、陣とは言ったが少々到着に誤差があるようでアレクサンドラの方はもう少し掛かるらしいので来たのはガンスミス一行、先ず副官とP38が出迎えれば全員から挨拶と祝辞をもらう
「お初にお目にかかる者がいるな、わしはこの基地の副官を務めておる、ナガンM1895じゃ、そっちのわしとごっちゃにいかんからな、副官と呼んどくれ」
「こっちもいろいろバタバタあったと思ってたけど、この基地も色々あったようね、噂、聞いてるよ?」
「まぁのう、こっちとしては指揮官が変わったというのも驚きじゃがな?」
「変わってませんよ~、指揮官は変わらず(私の愛しの)先輩ですからね!」
刹那、副官は彼女のことを断片的にも理解した、この基地にもベクトルは違えど似たようなのが居るからだろう、なのでそっと先輩と呼ばれた指揮官を見据え小さく頷いた。
と副官がそんなやり取りをしている時にP38はと言えば
「では皆様の本日の基地案内担当は私、P38にお任せ下さい、師匠!」
「師匠じゃと?お主、何時からそんな」
「いや、待て俺も初めて聞いたぞ、それ」
「そりゃ勿論、あれこれ銃の整備を教わったのですからそう呼ばない理由はないですよ」
キラキラな眼でそう言われればガンスミスもお、おうとしか返せなくなる、あれは本気で慕っている目であった。
と受付に行く前からワチャワチャとなりだした正門、そこにもう一台の車が止まり女性と戦術人形『G3』が降りてくる。
「初めましてアレクサンドラ・プーシキナだ、本日は招待いただき誠に感謝する」
「副官のG3です、本日はおめでとうございます」
言われた祝辞にお礼を返しこちらも自己紹介をしてからあまり長々と外では何じゃろうとなり受付に向かう、そう、それはつまり男装したG36と
「いらっしゃいませ、受付はこちらとなります」
「はーい、招待状を確認しますので出して下さーい」
「いや待てぇぇぇ!!??」
「ふおおお!?なんだよ驚かすなよ、私意外と小心者なんだぞ!」
声を上げて反論する彼女に副官がどの口がそれを言っておるのじゃと言葉にしないで目で伝えればアッ、ハイと大人しくなるアーキテクト、それを確認してからやはりそうなるよな~と思っていれば
「これ、どういうことだ?」
「見ての通りじゃ、話は聞いたことあるじゃろうて離反する鉄血が居るとな」
アヤツがその一人じゃと告げれば、アレクサンドラは暫し彼女を見てから、なるほどなと呟いて受付へと向かう
ガンスミス一行もああやって驚きはしたがこうして大人しく受付しているということは大丈夫なんだろうとなり続いて受付に向かい説明を受けて読み取りちゃんの認証を受ける。
「……はい、オーケー、全員の登録は終わったからこれで警備ロボも無害、ダイナゲートとも遊べるようになる特典付き!」
確かに一人1秒もせずに認証登録が終わり、アーキテクトが若干のドヤ顔でそう告げるがその機能は本当にいるのかと思ったりもする、尚、この機能は後から来た彼女達には割りと刺さった模様。
残りの一陣が来るにはもう少し掛かるらしいのでとその場でまた軽く雑談、それはこの基地ともそうだがガンスミス組とアレクサンドラ組との会話もある、がやはり話題になるのはそこでダイナゲート数機にもみくちゃにされかけているアーキテクトとこの基地の指揮官のこと
と言ってもアレクサンドラからすればほんの数日前に初めてであった少女であり、ガンスミス達も簡単な交流こそあれど最近は向こうもこっちもバタバタだったので割りとこの基地との交流は久しぶりだったりもする。
「あの嬢ちゃんが結婚か、こうして招待された今でも中々現実味湧かないのは不思議なもんだな」
「いつだったか、私と会った時もガチガチで逆に心配になるほどだったからな」
「そうですね、でも一生懸命な感じでいい娘だとは思いましたけどね」
ガンスミス、アレクサンドラ、G3と続けて述べていきそれを聞いた副官もその通りじゃがなぁと笑いつつ
「呵々、まぁ異性でなく、更に人形と、と言えばあやつらしいと思うがの、わしとしては一安心じゃよ」
「結婚かぁ、ここは先輩だb」
「断固拒否」
「ブレんのうお主も……」
とここでガンスミスがああ、そうだ、と何かを思い出したのか礼服の内ポケットを漁ったと思えば一枚の手紙を取り出して副官に渡す、受け取った彼女が宛名を見れば引き攣った表情になり
「これは……素直に驚いたのじゃ、お主ら此処とも繋がりがあったとはな……」
「まぁ、ラジオ効果ってやつだ、俺も驚いたがな」
宛名の部分にはこう書かれていた『国境無き軍隊』通称『MSF』失礼と一言言ってから見ればどこで知ったか今日のことでの祝辞、それはまぁ嬉しいのじゃがなと思いつつ同時に
(他PMCか、最悪を想定するならば、繋げるか?)
後で考えよう、そう割り切った所でP38に指示を飛ばし全員を式場まで案内させる、それから副官はまた受付へ戻り最後の一陣を待つのであった。
これ思ったけど、元暗殺者さん出すべきか聞くべきだったのでは?(今更)あと軽率に他作品と繋がり作ろうとして大丈夫?死なない?(作者のメンタル)
開き直って結構色んな所をぶつ切りにしたり圧縮したり情けなくないの?(既に瀕死のメンタル)あの、その、よければこの辺りは自由に使って下さい(クソ雑魚文才)
更に言えばホワイトデーまでに結婚式終わらせないといけないことに気付いちゃったんですよぉ……あ、因みにG36はバーテンダーのスキンです、これも未実装だっけか