それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!! 作:鮪薙
今回は『犬もどき』様の作品『METAL GEAR DOLLS』とコラボです!!ギャグとシリアスのバランスが絶妙で更にMBSも加わり凄くものすごく面白い作品ですよ!
因みに先に向こう様を読むのをおすすめします、と言うのもバトンタッチ形式で書いてますので!
「大丈夫、おばあちゃん?」
突っ伏している副官に指揮官の心配そうな声が響く店内、ここは【バーガーミラーズ】何を隠そうあの
始まりは街で散策中に小腹がすいたのでと新たに開店したバーガー屋に来てみれば指揮官ですら見間違うほどに似てるスコーピオンが店番をしていたのを副官が問い詰めれば、実は祝辞を送った張本人でありしかもレイラのことすら知っていたと言う、それが漸く収まったかと思えば次はこの基地のスコーピオンが扉をぶち破らんという勢いで現れ、なんやかんやで嵐のように去っていったところだ。
とどのつまり、副官は今すごく疲れてた。
「はぁ…」
「溜息ついてると幸せ逃げるよ-、ばーちゃん」
「誰のせいだと思っておる…やれやれただ小腹を満たしに来ただけだと言うのに何故こうも疲れなければならんのじゃ」
「え、今小腹を満たすだけって言った?」
MSF側のスコーピオンの驚きと困惑が同居した声に副官は何じゃその声はと思い隣を見れば『6つ目』の包み紙を剥がしてハンバーガーをニコニコと食べ始めてる指揮官の姿、それからスコーピオンを見ればやはり驚きの表情をしている、そこから推測して
「うむ、小腹じゃな」
「いやいやいやいや、これもう晩ごはんまで行きそうな勢いなんだけど?!」
「おいし~」
「ああ、そう美味しい?そりゃ開発陣が喜ぶってもんさ!じゃなくて!?」
面白いやっちゃなこいつはと思いつつ、自分もとりあえず一つ食べてみれば、なるほどこれは客が満足して帰るわけだという味、試しにだったのだが思わずパクパクと食べ進めてしまい気付けばペロッと完食してしまった。
「美味じゃ、いや、これは素直に驚いたのじゃ」
「お、ばーちゃんも気に入った?へへへ、それはプリンセス・バーガーだね、他にもあるよ~」
そう言われれば気になるのが性、では遠慮なくと動いた時、また慌ただしく扉が開かれ見ればこちらのスコーピオンと恐らくは通信で呼び出され説明そこそこにここに連れてこられたのだろうPPKとG36、それにP7とステアーの姿もある。
とりあえず事情説明もしたいので来てもらい各々座ったのを確認してから掻い摘んで説明、途中G36達の目が鋭くなるが指揮官が『9個目』のハンバーガーをもぐもぐと食べてるのを見れば自然と脱力してしまう。
「事情は理解しましたが、これはつまり副官、貴女の早とちりでこのお店大赤字なのでは?」
「ですわよね?だと言うのに余ったハンバーガーを無料で…いえ、駄目ですわ」
G36の尖すぎる指摘にうっとなる副官、今冷静になれば確かにその通りなので反論のしようがなく居心地悪そうにコーヒーを一口飲む、因みにスコーピオンコンビとキャットコンビはと言うと指揮官の周りに集まりハンバーガーを一緒に食べていた、因みに指揮官のみ12個目である。
「美味しいわ!」
「美味しい、です!」
「うんまー、これは指揮官じゃないけど幾つも食べれちゃうよ!」
「でしょでしょ!ドンドン食べてよ!」
閉店しているというのに賑やかな店内、ここまで来て水を差す訳にもいかないがかと言って開店当日に大赤字を迎えてしまうというのも悪いよなぁと副官は考えに考えて…丁度近くに居た見慣れない自立人形、名は『ヘイブン・トルーパー』なのだがそんな事副官が知る由もないので、すまぬと呼んで、このお店のメニューを見せてもらう。
「ふむ…G36、あやつらが何を幾つ食べたか、しっかり数えて置いてくれ、PPKは指揮官達と楽しんでくれて良い、後はまぁわしとG36がなんとかする」
「畏まりました」
「はぁ、ではお言葉に甘えて」
さて、迷惑を掛けた分は精算しないとなのじゃと彼女とG36は各々行動を開始する、無論、店内の人形たちにはきちんと断りを入れてだが。
そんな事が行われているとは知らない指揮官組、そこにPPKも加わり更に盛り上がりを見せていた、具体的には
「しっかしよく食べるね~ユノちゃん」
「(もぐもぐもぐ、ゴクン)えへへ、よく言われるよ。でも本当に美味しいから食べれるんだよ?」
「20個目です、でもおk…指揮官は夕飯もしっかり食べてます」
「ビックリするくらいの大食漢って皆言ってるわ!」
「大食漢と言いますか、色々心配にはなりますわね…」
「まぁでも指揮官が食べ過ぎでお腹壊した-とかって聞いたこと無いから凄いよね~」
その食欲に驚かされるMSFのスコーピオンにそれぞれが答えていったり、他にはプリンセス・バーガー以外のハンバーガーが出され各々手にとって食べ進めていく、因みに指揮官はこの時点で25個目である。
「ラブ・バーガーも美味しいね!」
「おおお、何だこの鉄血ドーピング・バーガー食べたらなんかすごいやる気が出てきたぁぁぁぁ!!!」
突如雄叫びを上げてテンションが振り切れたこちらのスコーピオンを見つめてP7が引き攣った笑顔で一言
「どう考えても危ない物入ってないそれ?」
「普通が、一番です」
「ラブ・バーガーも危ないはずなんだけどなぁ」
「え、今なんて?」
何も言ってないよ~と誤魔化すがラブ・バーガーには媚薬が入ってる、だが不思議なことに指揮官は何食わぬ顔でそれを3つ食べてまたプリンセス・バーガーにも戻った、その後もあーだこーだと雑談を交わして気付けばそれなりの時間が過ぎており流石にこれ以上はマズイなと気付いた副官が
「っとと、すまぬ長居しすぎたな」
「いやいや、色々ユノちゃんからお話が聞けてよかったよ~」
「私も、こんなに美味しいハンバーガーをありがとう!」
「じゃあねMSFのあたし!あ、でもここでお店開いてるなら割とすぐ会えるね!」
それぞれ別れの言葉を告げてからバーガーミラーズから出ていくが副官は指揮官をPPK達に任せて最後に残る、当然スコーピオンも不思議に思い声をかければ
「さて、まず初めに謝罪じゃ…勝手な警戒心で開店初日じゃと言うのに迷惑を掛けたな、すまなかった」
「え、ああ、大丈夫だって、ほら頭を上げてよ」
「それでもじゃよ、ケジメと言うやつじゃ。それで今回は食べた料金及び迷惑料を…ナイスタイミングじゃG36」
「こちら今回の迷惑料および食事代でございます、一応メニューからの計算となっておりますが間違いがあれば後日再度、持ってまいります」
渡されたのはそれなりの額が入ったケース、これには流石のスコーピオンも固まるがこれに関しては拒否されようが渡すつもりじゃからな?と伝え彼女の隣りにいたヘイブン・トルーパーに手渡してから
「…まだ、ここで店を開いてるのじゃろ?」
「…ハッ!?あ、うん、そりゃ勿論!」
「ではその時はきちんと客として参るのじゃ…無論、アヤツも一緒にな」
ではなと副官とG36も基地へと帰る、背を向けたときにスコーピオンがまたのご来店お待ちしております!と言う彼女らしい元気な声が聴こえ背中越しに手を振って答えるのであった。
こマ?向こう様に対してこっちのクオリティー低すぎんだろ…いや、本当にMETAL GEAR DOLLSは話の構成も本当に上手で読んでて考えさせられたりもする良作なので皆も読もうな!!
あ、それと向こうの感想欄で初日大赤字の心配されてたのできちっと迷惑料込み込みで代金は払いますね、と言うか払った。
指揮官はこのお店にいる間だけで少なくても30以上ハンバーガーを食してますね…