それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!! 作:焔薙
原作大崩壊
平然と司令部に居るAR15(出てこない)
あとがきにて今後の方針、まぁそんな深刻なことじゃないよ
CUBE作戦、と題されてはいるがそもそも何がCUBEなのかは指揮官は知らない、とりあえず404小隊の面々の任務の遂行の援護と完了後の撤退の支援、更に言えば夜間の作戦だと言うことしか知らされていない彼女は現在、ヘリアンとビデオ通信にて最後の打ち合わせを行っている
「つまり、とある情報の入手のために敵地に侵入した小隊の任務の援護が最初の私達の目的ということになるんですよね」
《ああ、【S06区】にて彼女達が行っている任務の援護、そしてそれが完了後の撤退の支援までがお前たちの作戦となる、また繰り返しになるが今作戦は夜戦のみとなる隊員の編成、及び装備は気をつけて選択してくれ》
「そこはもう準備を進めてあります、それとヘリアンさん」
《む、なんだ?》
「その404小隊の隊長と通信は繋げられませんか?何をするにしても彼女達が今何処で、これから何をするかは聞いておかないと困りますし」
指揮官の提案にふむ、確かになと呟いてから、暫し思案するように目をつむる
それを見てもしかしてちょっと癖が強い小隊なのかなと急に不安に成りだす、もし癖が強いとなると彼女の精神はゴリゴリと削れていくことになる
《分かった、小隊長に話してみよう、少々待ってくれ》
「あ、はい、お願いします」
そこで一旦通信が切れ、彼女はふぅと息を吐く、仕方ないとは言え業務上の通信は緊張すると思いつつコーヒーを飲む
因みに今は副官のM1895も出撃準備で居ないため、側にはカリーナとが待機している
「大丈夫ですか、指揮官様」
「大丈夫、これからもっと大変になるのにこれくらいで疲れてたらやってけないしね」
束の間の休息の会話をしていると再び通信機が鳴る、カリーナが相手を確認すれば
「指揮官様、404小隊からビデオ通信来ました」
「繋いで」
繋がれたビデオ通信の映像の先には【HK416】の姿、しかしその顔はこの司令部の彼女よりも険しく見えそれだけで向こうが若干余裕が無いことがわかった
《……貴女がそっちの指揮官?随分と威厳のない奴ね》
「グフッ、なんか久しぶりに言われた……ってじゃなくて、そちらが404小隊の隊長で宜しいでしょうか」
《隊長ではないわ、代理よ、長々と自己紹介するつもりはない、で?要件は何》
「分かりました、では手短にそちらの現在地、及び今後の作戦プランを聞かせて下さい」
《少しはしっかりしてるのね。現在地はE4、【UMP9】と行動を共にしてるけど直ぐに二手に分かれて私は【G11】と合流【UMP9】は【UMP45】と合流が完了後、落ち合う手筈になってる》
一通り聞いた指揮官は、直ぐにホログラムマップを開く、が上手く表示されない、具体的にはノイズが酷く大凡の感じでしか分からないと言った感じだ
だが彼女の目には赤い靄だけはハッキリ写る、最近ペルシカが発見したことだがこれは鉄血人形のコアに反応しているらしくそのコアの強さで靄が濃く、そして大きくなるらしい。とにかくそれで彼女達の周りにどれだけ敵が居るかを判断しているのだが通信先の416は知らないことなので苛立った声で
《聞いてなかったの?ジャマーが発生してて通信も__えいz_____ちっ___まだ何かあるの》
「……いえ、大丈夫です。こちらはこれからE3で大規模な攻撃を仕掛けます、それを合図に行動を開始して下さい」
《へぇ、囮になるってこと》
「それが一番手早く、安全に合流できるはず、何かありますか?」
《無いわ、なら直ぐに動いて頂戴、それじゃ》
言うだけ言えば向こうから通信を切られる。対して指揮官はすでに仕事モードになっているのか特に気にする様子もなくインカムマイクで部隊に通信を繋ぐ
「指揮官より第一、第四、第五部隊に。作戦内容を説明するね、今回の作戦は404小隊の皆が合流できる時間を稼ぐ事、ただ彼女達の周りには敵の数もそれなりで包囲網が敷かれているためE3のエリアの敵と飛行場全てを制圧下に置き敵の注意をこちらへと逸らさせます」
因みに第二、第三が出ない理由は隊長が404小隊にも居る【HK416】【UMP9】の為で、一応出撃待機はしているが余程がない限り今回は出撃しない。同じ理由なら第四部隊の【UMP45】もそうなのだが隊長を出来るのが彼女しか居ないためこれは致し方なしということになっている
「先ずは第四、第五部隊が展開、その後に飛行場を占拠から第一部隊も出撃、各個撃破を狙って下さい、ここまでで各部隊、質問は?」
《第一部隊【M1895】、敵の数は分かるか?》
「現時点では6、ですが飛行場からの増援を考えればまだ増えます、なので早期の飛行場制圧が好ましいですがごめんなさい、こちらのホログラムもジャマーの影響で制圧中の飛行場周り以外がマトモに写らないため飛行場の具体的な位置が不明のままです」
《ならば、第二飛行場から第五部隊が出ましょう》
《じゃあ第四部隊は第一飛行場からだね、レーダー施設の制圧は先に済ましちゃうよ》
順調に進むブリーフィング、そして粗方決め終えてから最後に指揮官が
「では、これよりCUBE作戦第1段階を開始します。各員の奮闘は勿論ですが全員の生還を持って第1段階の終了とします。みんな無事に戻ってきてね」
《《《了解!》》》
こうして、長い夜が幕を開けた
戦闘行かなかった・・・!?
つかジャマー発生してるのに普通に通信掛けてますねこれ、ま、まぁちょっと特別仕様だったんだようん(適当)
では冒頭で言った通り、今後の方針についてでも
ざっくりと簡単に言えば、ストーリー追いません、このCUBE作戦後はある日の出来事みたいな短編とか外伝とかみたいな感じで、今までの感じで日常を描いたりちょっと裏側だったり程度の話を書いていこうかと思いました
と言うのもストーリー翻訳サイトで見てきたんですが原作追うとAR小隊が辛い、主に世界がM4ちゃんに厳しすぎて泣けてくる、あとこの作品の指揮官の精神が壊れる。のでこうシリアスは他の方々にぶん投げてこの作品は割と平和な世界線的なノリで今までどおりに書いていきます
まぁ変な長文を長々とごめんなさい。では次回 CUBE作戦(仮)初戦でお会いしましょう
追記 あっ、イベントはまだ第1戦をクリアしただけですはい