それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

37 / 794
必要なら体術だってする


CUBE作戦(仮)Session5

第一部隊が連れてきた【SPP-1】はこの地区の生き残りの一人、元々は彼女ともう一人戦術人形が居てその人物が守ってくれていたらしいがはぐれその後は鉄血人形から逃げつつ隠れていてそこを保護された彼女は現在、少々苛立っている404小隊の【HK416】に詰め寄られていた

 

「さっさとジャミング装置の座標を話して頂戴」

 

「脅す様な聞き方をするな、すまぬな少々気が立っているようじゃ」

 

「い、いえ、大丈夫です。それでジャミング装置の座標でしたよね、地図見せてもらえますか?」

 

M1895が手持ちの地図を広げればSPP-1は覗き込み、その場所にペンで印を付ける、地図で見れば森の中、確かに見つけ難く尚且攻めるとなれば数で有利なあちらに分がある立地に陣取られていることになる

 

ふむ、とM1895は思考を巡らす、このまま全部隊で攻めても有りだとは思うが問題はジャミング装置による通信妨害だ、指揮官が全員に指示する時に使っているのはまだ大丈夫なのだが自分たちが使っているのになるともしかしたら短距離通信もできないかも知れずその場合、孤立からの各個撃破される可能性が見える、それを踏まえて彼女が出した結論は

 

「……第五部隊はSPP-1と共に指揮官の元へ戻り、第四部隊と一応の守備についてくれ」

 

「第一部隊と404小隊だけで攻めるつもりですか?」

 

「うむ、ジャミング装置が近くなるゆえにどれだけ通信が妨害されるか分からぬ、なれば最初から少数精鋭で行ったほうが良いじゃろ」

 

「確かにそうね」

 

指揮官にも確認の通信を繋げ事情を説明する、すると珍しく彼女からうーんと唸るような声が聞こえ

 

《ねぇ、SPP-1。そのジャミング装置を守ってるボスさ、なんか変な行動とかしてなかった?》

 

「え、いえ、ごめんなさいそこまでは見てなくて、ジャミング装置とボスが居るくらいしか」

 

《そっか、だとすると余計に気になるな……》

 

「何が気になるのじゃ」

 

《守りの数も十分だから攻めたってのもあり得るけど、それでも数で最初から有利なら404を包囲網を狭めて、その時にわざと穴を作って誘い込んだ所をハンターとそのボスで攻めたら良かったのにそれをやらなかったのが気になって》

 

それこそ第五部隊がやったみたいにさと付け加えれば416もなるほどと言った感じの顔で

 

「……言われればそうね。何よ、貴女のところの指揮官、切れ者じゃない」

 

「見た目と普段が少々難があるだけで任務中はまぁ、勘は良いな、じゃが今日は妙に冴えとるな?」

 

《酷くない?んっん、それにここのまぁ仮に大ボスって呼ぶけど。大ボスはさハンターがやられたと判断したら即座に初期化させるくらいに用意周到なら、私達がジャミング装置に攻めてくるって分かってる今は》

 

「ジャミング装置そのもの、もしくは周りに罠を張ってる可能性がある」

 

うん、考えすぎかも知れないけどあり得ない可能性じゃない。普段の指揮官を知ってるなら思わずお前本物か?と言われるくらいに頭の冴えを見せる彼女の推測で新たにもう一つの作戦が決められその別働隊が出動することになった

 

それ以外はM1895が言った通りに進み、座標地点より離れた位置の飛行場に現在は第一部隊と404小隊が居る、因みに移動中にボスが【処刑人】であることが分かり更にこちらもエリート化改造がされてるだろうというのが新たに判明した

 

「さて、指揮官、【処刑人】の反応はどうじゃ?」

 

《ジャミング装置付近に居るよ、これ以上は離れないかも》

 

「まぁ、どっちみちあやつらに期待しつつドンパチするしか無いのじゃ。各々準備はいいな」

 

「【WA2000】何時でも良いわよ」

 

「【FAL】同じく何時でもいいわ」

 

「【9A91】はい、問題ありません」

 

「【一〇〇式】何時でもいけます」

 

第一部隊、準備完了しておると404に振れば向こうも同じく準備は万端らしく各々が頷いている。それを確認したM1895は

 

「指揮官、良いな?動くぞ」

 

《はい、では第三段階、開始してください!》

 

号令と共に全員が動き出す。他の雑魚には目もくれず、尚且見つからないように動きそして

 

「やはり来たな、M4A1の借り返させてもらうぞ!」

 

「いらぬ、一生受け取っとけ!!」

 

「奴の名前を言うな!!!」

 

始まる銃撃戦、だが処刑人の武器は銃だけではなくその手に持った剣とも刀とも言える物があり接近戦を仕掛けてくる。それを防ぐのが

 

「行かせぬよ!」

 

「進ませません!」

 

M1895と一〇〇式、二人は戦術人形にしては珍しく体術を会得しており銃を使った近接戦闘での攻防も司令部に居る他の人形に比べれば出来る方である

 

と言ってもそれでも処刑人相手では拮抗が精一杯であり、ある程度前進を防いでは下がり他の面々の射撃や榴弾で削るという戦術になる

 

「ちっ、うざってぇな!!」

 

「ぬおっ!?」

 

「きゃっ!」

 

だがダメージが蓄積しだし苛立った処刑人が本気を出し始めれば拮抗すらも叶わなくなり遂には吹き飛ばされ、追撃と言わんばかりに剣先を地面に擦るように振り上げれば衝撃波が走り二人を襲う

 

「ナガン!一〇〇式!!」

 

FALが叫ぶも土煙が酷く二人の様子が分からない、処刑人は確かに感じた手応えから仕留めたと思ったとき桜が舞い土煙から赤い影が飛び出す

 

「あ?」

 

「だぁぁぁ!!!!」

 

処刑人がそれに気づき声を上げた時には銃剣が自身の胸に深く突き刺さっておりその持ち主である少女【一〇〇式】はその状態のまま普段からは想像できない叫び声を上げながら銃爪を引き弾倉内の弾全てを処刑人に叩き込み弾切れと同時に飛び引く

 

WA2000の徹甲弾、FALと416の榴弾による爆発で装甲も剥がれていた部分に【桜逆像】の破壊された時の力で速度が上がった彼女の銃剣突撃、そこからのフルバーストに耐えられるわけも無く、処刑人はそのまま仰向けに倒れ、勝ったと確信しあとはジャマーを回収するだけだと場が緩んだ瞬間

 

《全員、その場から退避してくだs》

 

悲鳴にも似た指揮官の叫びは突如飛来したミサイルによる爆発音に遮られ周囲は爆炎に包まれた




急展開過ぎるけどそろそろCUBE作戦を畳みたいので次回、ウロボロス

M1895 システマとガン=カタ(何故、そして何処で会得したかは不明)

一〇〇式 総合武術格闘術

てか複数人出しても数人どころか殆どが喋ってないじゃん?戦闘描写薄すぎじゃん?はい、これが私の現状です……文才欲しい、毎日更新で数打つことしか出来ない私の才の無さが辛い

早く少数だけで済む日常ギャグを書きたいのじゃ……

今日のリアルCUBE作戦 特になし、お仕事ある日は帰る時間も遅くてやる体力が残らないのじゃ……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。