それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:焔薙

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待 っ て た !

WARNING WARNING WARNING WARNING
今回のお話は『ムメイ』さんの作品『カフェD08へようこそ!』とのコラボですぞ!!!読みに行って!!!!!!


カフェのデリバリーがやってきた!!

コレは少しだけ未来のお話、と言ってもそこまで遠い未来ではないのだが。ともかく今回のお話はそんな少しだけ時間が進んだある日のお話、ユノはナデシコの扱いが更に磨かれ、ノアとクフェアは仲が進み、唯一変わってないとすればヴァニラとスプリングフィールドだろうか、それでも最近では比較的に進んでいると思われる仲になってはいる。

 

なので今日も今日とてナデシコでの業務中にふと視界に留まった反応、数体のハイエンドモデルと人形が一緒に固まって動いているその光景、ふむ?と思いながら詳細を出してみればその顔は笑顔になった。

 

「ふふっ、コレは今日はもうお仕事お終いかな、ちょっと長めの休憩かな」

 

「え、どうしたの突然、っておぉ、この反応は……なるほどね~、オーケーオーケー、だったら暫くはあたいがナデシコを預かっておこうか?折角出し親睦を深めてきなよ」

 

「なんだか申し訳ないけど、頼める?なにかお土産を用意できたら良いんだけど」

 

「気にしない気にしない、どっちにしろあたいの身体は実体には移せないんだし、まぁお土産話を用意してくれると嬉しいかな」

 

だったらお安いご用だよとユノはナデシコからログアウト、意識を現実に戻して副官たちに事情を話して休憩にしようかと話し空中哨戒中だったノアにも戻ってくるように伝えれば

 

《こっちでも確認できた、まぁこの辺りはこの間掃除したし平気か、了解だ帰投する……クフェアにも伝えておくか》

 

というやり取りがあったのがおよそ数十分前、その間になにかトラブルが起きたなどはなく今回の主役とも言える彼女ら、この基地においては切っても切れぬ縁とまで言えるほどの関係となっている、と言うよりも彼女らとの繋がりがなければユノもノアがこうして今を過ごしているのか分からないというくらいに助けられているD08の面々を乗せたTransitがこの基地へと到着した。

 

どうやら今回はカフェの開店記念にとデリバリーに来てくれたらしく、乗ってきたTransitからはもう既に甘く美味しそうな匂いが漂っており周りには本日非番や休憩に入った人形達がぞろぞろと揃い始め、その中には無論、ヴァルサー一家も混じっている。

 

「こんにちは、シーナちゃん、ヴィオラちゃん!」

 

「こんにちわよ!」

 

「こんにちわです……相変わらず大きいなぁ

 

「美味しそうなものが沢山、え、これタダで良いのですか?」

 

「ユノちゃん達もこんにちは、元気そうだね、旦那様も元気かな?」

 

「勿論でございますわ、お久しぶりです皆様」

 

「ああ、そっちも変わりないようで、とは言ったが定期診断でノアからはよくこの基地の近況はよく聞いているがな」

 

因みにこの間も並べられる料理はユノを筆頭に吸い込まれていく、ルピナス達も沢山食べているがそれでも彼女には負けるというかなりすごい光景が広がっているが驚かれる様子はない、D08の面々もそれなりに見ている光景というのもあるし姉妹であるノアが定期診断で来ればコレと似たような光景を見ているからと言うのもある。そして別の席ではスリーピースとD08のスピットファイアとHK45合同のライブをBGMに

 

「テメェが、テメェがクフェアに余計なこと教えてやがってたのか……!!」

 

「当然じゃなぁい、それに満更でもないんでしょ~?」

 

「ぐっ、うぅ……」

 

「その様子だと見事に夜は鳴かされてるみたいねぇ、よくやったわクフェア」

 

「いえ、ドリーマーさんの教えが良かっただけですよ。それにノアに気持ちよくなってもらいたいのは本当ですから」

 

ガツガツと食べながら顔を赤くするノアの姿、その隣には新妻感が出てるクフェアとD08ドリーマー、ノアの左にはロマネシアと呼ばれるドリーマーのカスタムモデルの存在も居る、先程まではメンテナンスルームにて臨時診断とデータの提供、と並行して開発具合を確認されていた。

 

先程のドリーマーとクフェアの会話から分かるように詳しい詳細は今後のために省くがノアと晴れて恋仲になった彼女は現在、ドリーマーから様々な事を教わりそれを元に夜は彼女を『癒やして』いたりする、お蔭で開発は更に進んでおり、更に言えば彼女も感じやすい体質なのとクフェアの過去の経験からの技術によって夜の彼女はクフェア曰く

 

『昼のノアはカッコいいです、でも夜のノアは……凄く、可愛らしいです』

 

とのことこうしてドリーマーも満足行くほどに開発されたノアは現状で逆らえるわけもなく、それにこんなに美味しい料理と何だかんだでクフェアが楽しそうなので強く出れなかったりする。

 

その後もカフェD08のデリバリーは盛り上がりを見せており、今も彼女らの前ではスイーツを食べて頬を綻ばす人形達や何気に食べ合いをしているヴァニラとスプリングフィールド、エッグタルトを美味しく食べるドリーマーからユノの豊乳ナノマシン再稼働の防衛に成功したアーキテクトと巻き込まれたが絶品とも言えるスイーツで手を売ったゲーガー、ではユノ達はと言うと少しだけペースを落としながら食事をしつつ、417達の赤ん坊の話をしていた。

 

「そうか、やっぱり可愛いんだね」

 

「そりゃ勿論、何よりも可愛いと思えるわよ」

 

「我が娘が一番と言う気持ちがよく分かったよ」

 

D08と言えばそう、人形が人間の娘を育んでいる基地、PPSh-41が聞いている話だとあれから更に妊娠が発覚したりで最早曖昧な笑みを浮かべては幸せは感じたいですから仕方ないですよと割り切り始めているほどだ、彼女としても別に妊娠は反対というわけでもない、ただまだ資料が揃ってないタイミングで立て続けだったのでペンが折れてたという話だ。

 

ユノは二人、いや、D08の妊娠と赤ん坊の話を聞いてから少しだけ自分の視線を下に降ろしてから隣の自身の伴侶を見てから思わずボソッと呟く

 

「赤ちゃん、か」

 

「もしかしてP、じゃなかったか。クリミナとの赤ちゃんを想像した?」

 

「え、えへへ、うん、ほら、前みたい物があれば不可能じゃないからさ」

 

見事に女の顔だった、これには自分たちもそういうのを自覚しているので気持ちはわかるなぁと思いながら417はクリミナに少しだけ茶化すように

 

「奥さん、隠す素振りもないけど、どう?」

 

「ええ、あたくしの最高に自慢できる最愛の妻ですわ、もし願うのならばそうですわね、考えてみましょうかユノ」

 

「おぉ、流れるようにイチャつき始めたな、ところでだノアたちはその辺りどうなんだ?」

 

「待て、アタシはその、知ってんだろガキを作る機能は全部ねぇぞ」

 

「……私ならD08で改造してもらえれば妊娠できる」

 

は?何かとんでもなく素っ頓狂なことを言い出した自分の彼女に怪訝と困惑を混ぜた視線を送るノア、だがクフェアは何かを真面目に考えているようで数回頷いてからドリーマーを見つめ

 

「ノアに生やせませんか?」

 

「考えてみるわ、いえ、やってみるわ」

 

「何いってんだオメェら!?てかクフェアは少しだけ落ち着けそんなキャラじゃなかっただろお前!?」

 

どうやら本気らしい、ノアとのことになるといい感じにブレーキがぶっ壊れるようになったクフェアに少しだけ困った感じに笑いながら、でもこうして自分を出してくれることには素直に嬉しいなと話せば417とヴィオラもそうだなと頷く、ただしノアという尊い犠牲が生まれているがそれに関しては触れない、幸せにとしか言えないからだ。

 

こうしてカフェD08からのデリバリーからの交流会は最後まで賑やかで幕を閉じる事となる、無論コレで終わりという関係ではない、これからも彼女らとは長く、本当に末永い付き合いとなるだろう、最後にだが後半の方でロマネシアは?と言うと

 

「ふふふ、私に此処まで付いてこれるなんて流石ね」

 

「お姉ちゃん力持ち!」

 

「アニスばっかりずるい、私も!」

 

「ふっはは、クレアは背中を貰うのだ!」

 

「ディ、ディアナもふみゃ!?」

 

ルピナスのダミー四姉妹たちと遊んでいたらしい、言わずもがな大人気だった模様。




書きたいこと多すぎて結局纏めきれてねぇじゃねぇかオメェはよぉ!?

副官とか最近ブレーキが壊れ始めてるG36も出せなかったし、アーキテクト喋ってねぇしアクアリウムの話も書けてないしでああもうめちゃくちゃだよ……すまねぇ、本当にすまねぇムメイ兄貴……

え、クフェアちゃんはどうしたのかって?ま、まぁほら、そのうちそこら辺も書くから……

コラボありがとうございます!!これからも宜しくおねがいします!!

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