それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

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404話という事で


残党処理?いやいや、唯のお掃除である。

《反応は、そこからだね》

 

ナデシコからのユノの声がノアのバイザーから響く、空中哨戒任務中の彼女は現在、とある地点へと向かっていた。

 

というのもこの基地からヘリアンからの依頼が飛んできてその場所が今向かっている地点、更に言えば今回の任務には

 

「んで、その何だっけか、404小隊だっけ?ソイツらも現地で合流すんのか?」

 

《いや、彼女達はもう裏から回り込んで潜入準備をしてるみたい、それでノア……コホン、イチイバルは》

 

「正面からドンパチしろってこったろ?つまり囮になれってことか」

 

ざっくりと言えばノアの言うとおりである、詳細を話すならばいつぞやの人形密売組織の拠点を潰した際に障害となっていたドールジャマー、あれがどうやら少数ながら量産されその一部が見つかったのはいいのだが、そこを拠点としている盗賊集団が居り404だけでは心許ないからお鉢が回ってきた、というのが詳細だ。

 

一応、アーキテクトが作成したドールジャマーキャンセラーという小型の装置は彼女たち404に渡されているのだがそれもまだ確実性は無く、流石に四人で集団は相手に出来ないというのも今回の任務が発令された理由にあったりする。

 

「にしてもだ、オメェ何でその秘密小隊とパイプ持ってんだよ」

 

《少し、いや、かなり前かな、大きな作戦の時に指揮したことがあってね、その時からだよ。でもその時は秘密小隊とか言ってなかったような……?》

 

《いや、おいそれと話さないでしょうよ、でもそうか……あの時の彼女が》

 

オモイカネが突如声のトーンを落とし何処か懐かしみながらも、何とも言えない感情を含んでいる感じにユノもノアも疑問には思うが、それに触れる前にオモイカネは

 

《っとと、今のあたいにはもう関係がないことだったね、さてさて仕事に戻ろうか指揮官?》

 

《う、うん。じゃあ作戦プランを改めて説明するね、と言ってもイチイバルは作戦地点に着いたらそのまま暴れてくれれば大丈夫なんだけど》

 

ざっくりした指示だなおいと思いながら、それならそれで凄くやりやすいし良いかと考え直して、その言葉を飲み込む、どちらにせよメインを進行するのは404小隊でありノアの今回の役目は先程彼女が言った通りドールジャマーが効かないという利点を最大限に生かした囮であり、細かなプランというものは殆んど存在しないに等しい。

 

と、言ってる間にもノアが作戦地点の上空に差し掛かる、一応バレない程度に高度を下げて停止、バイザー越しから拠点と思わしき場所を眺めてみれば確かにそれなりの人数を確認、装備は古いながらもこの数を四人、しかもドールジャマー下で戦うとなれば苦労するのは言うまでもない布陣。

 

《こちら404小隊、隊長のUMP45よ、貴女が今回の作戦の協力者?》

 

「ああ、S09地区P基地のノ……イチイバルだ、作戦は聞いてる、アタシが適当に大暴れしてやっからその間にちゃっちゃか終わらせてくれ」

 

《勿論そのつもりよ、ユノちゃんの妹さん?》

 

「誰が妹だって?ちっ、まぁいい、これから攻撃を始める、アウト」

 

向こうからの返信は聞かずにノアはスラスターを起動、高度を一気に下げながら両手に【M134】を生成、ついでに飛行ユニットにも小型マルチプルミサイル発射口を生成して、本当の小声で

 

「【銃爪にかけた指で夢をなぞる(Killter Ichaival tron)】さぁ、パーティータイムだ!!!」

 

結果だけを言えば快勝である、彼女が現れた最初は向こうもノアの事を人形と勘違いしていたので下卑た笑みを浮かべながらドールジャマーを稼働させるも、何の問題もなく大暴れを繰り広げる彼女に、全く効果が現れないと分かるや否や当初の余裕そうな雰囲気は何処へやらと大慌てで彼女の対処に兵力を割いてしまい、結果基地内部はガラガラ、そうとなれば404小隊がヘマするわけもなくドールジャマーを停止からの回収、その報告を聞いたユノが後詰めの部隊を送れば呆気なく事は終了となる。

 

なので今は基地に帰投するまでの休憩という事でノアはその辺りの瓦礫に腰を下ろして一息付いていると

 

「お疲れ様、本当にびっくりするくらいにそっくりね~」

 

「どうも、まぁ双子だからな、そっくりなのも当然だろうが」

 

「……双子、ね。それにしたって似すぎてないかしら?」

 

404のUMP45の口振りに睨みを効かせる、間違いなくコイツは自分のことを断片的にも知っているかもしれねぇと、ユノは彼女と知り合いであり大丈夫だと言っていたが

 

「(嫌な感じが拭えねぇな)似てちゃ悪いかよ」

 

「いいえ、それよりも今回の作戦協力感謝するわ、お蔭で何の苦労もなく終わったし」

 

「ふん、別に感謝されるほどじゃねぇよ。機械に頼り切っての奴らになんて負ける要素なんざねぇからな」

 

どうにも好きになれない、そんな雰囲気を醸し出しながらノアが答えれば嫌われたかしら?と困った感じの笑みを浮かべるUMP45、実際嫌っているというわけではない、ただまだ信頼に値しても良いのかという確証がないだけ、流石に彼女はユノのように少しの会話で信頼を置くと言うことは出来ない。

 

会話が途切れ流れる沈黙、両者ともにさてどうするか、それともこのまま基地に帰投してしまうかと考えていると

 

《こちらナデシコ、久しぶり45さん》

 

「久しぶりユノちゃん、他の隊員にも挨拶してくれた?」

 

《うん、相変わらず416には能天気そうな面だって言われたけど……》

 

「大当たりじゃねぇか」

 

ノアの容赦ない追撃にふぐっと声を上げるユノにUMP45も笑いを堪えられなかったようで口元を抑えつつクツクツと笑う、因みに他の404の面々の反応は416は先程書いた通り、UMP9とG11は相変わらずのテンションで

 

「久しぶり~、聞いたよ~なんか凄いシステムを任されてるって」

 

《あ~、うん、あまり口外するなってヘリアンさんとかには言われてるけどね》

 

「そりゃそうだよ~、じゃないとユノちゃんを狙うわるぅい奴らが増えちゃうからね~」

 

「スゥ……スゥ……」

 

と言った感じだ、その後も事後処理などを軽く手伝ってから、ノアは最後に404小隊全員と顔合わせをしてから

 

「じゃあな、まぁなにか困ったってことがあったら呼べば向かってやるよ」

 

「それはありがたいね、それにしても電脳で指揮してるなんてシーラが聞いたら卒倒、そこまではしなくても頭抱えそうね」

 

「自分から選んだんだ、好きにやらせてやりゃあ良いんじゃねぇの」

 

今度こそあばよと彼女は飛び去る、その様子もきっちりとUMP45は見送ってから、ふと呟く

 

「……双子、なんて誤魔化してもバレてるわよ」

 

「45姉?」

 

「何ボサッとしてるのさっさと帰るわよ、あんたはいい加減、起きろ」

 

「グエッ、蹴らなくてもいいじゃんか~」

 

404小隊、裏を知り尽くしているが故に彼女はユノとノアの関係性は知っている、だが無闇矢鱈に口外はしないだろう、脛に傷持つのは自分たちもなのだから……




すげー久しぶりに404小隊出したけど動かし方殆ど忘れてるやーつ。

え、聖詠?まぁほら、きっとRFBの所為だよ、うん。ちょっとノアちゃんにXVのキネクリさんの変身バンク見せてくる
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