それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

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NTK様の【人形達を守るモノ】の大規模コラボにイクゾ-!(デッデッデデデデ(カーン))


大規模救出作戦 Session1

アイソマー救出作戦、数日前にクルーガー直々にP基地へ送られてきた任務にランページゴースト、オートスコアラー、ラーニョチーム、そして任務と並行してアーキテクトからの頼みを遂行するために付いてきたゲーガ-と中々の面々が『タリン』と呼ばれている廃都市よりも数十キロ距離をおいて地点にて集まっていた。

 

無論、P基地だけに出された任務ではないので他の基地からや、よく見なくても見慣れた顔が勢揃いしており、それぞれが作戦に向けて準備を進めていた。

 

その中でノアは先程との『リヴァイル・ウィッカーマン』からの概要の説明と短い会話を終えてから、地上待機中のヒポグリフの側で考え事をしていると準備を終えたのかアナが

 

「隊長、なにか考え事で?」

 

「まぁな、それと……ちょっと緊張してるってのもある」

 

「それは珍しい、とは言えませんか。無理もありません、指揮官からのあのような決意表明を聞かされては私だって同じですから」

 

「ん、隊長と副隊長は何の話してるのさ」

 

同じく準備を終えて探しに来たのかRFBもやってきたのだが彼女の首にはゲーガ-やアーキテクトが装備している例のネックレスが、まぁこれはアーキテクトから一応で貸し出されたガングニールと言うだけなので割愛しておこう、ともかく彼女にも先程と同じことを話せば納得したという感じに声を出して

 

「そりゃまぁそうでしょ、だって……」

 

その時を思い出すかのように目を閉じるRFB、彼女たちをここまで言わせることを宣言したのはアナが言ったようにキャロルであり、その内容は

 

『今後の俺たちP基地の敵は鉄血だけではない、この時代が生み出した負の遺産全てだ、俺たちのような存在を作り出した非人道的な研究、コ-ラップス汚染によって生み出されたELID、何より汚染そのもの、母上が願った【誰もが理不尽に泣かされず、弱者が容赦なく切り捨てられることもなく、誰もが幸せを得られる綺麗な世界】、その未来を妨げるもの、全てだ』

 

もしかしたら前々から考えていたのかもしれないキャロルの決意に満ち表情と声からの宣言に誰もが驚いた、だが初めにノアが勝ち気に笑い、そして

 

『乗った、途方もなく難しいことだってのは分かるが、クリスの未来を考えたらそれくらいやらなきゃ意味がねぇからな』

 

彼女の言葉に全員が頷いた、この基地で異論を唱えるものはいないと、勿論ながらこの基地だけで出来ることではないと理解しているので同志を集まることからにはなるがなとキャロルは言ってたがユノの作り出している繋がりならば問題はないだろう。

 

今のを思い出してからランページゴーストの面々は、だからこそと視線を廃都市『タリン』へと向ける

 

「この作戦、失敗は絶対に許されない、ここで躓いてたら描く未来なんて勝ち取れるわけがねぇからな」

 

《当たり前だ、こちらナデシコ、今作戦の味方全てへ通達。作戦開始と同時にこちらから支援を行う、その際に全ての味方への能力のブーストを掛けるが上昇した分との差異が現れると思うので注意してくれ》

 

「つってもアタシは影響ねぇけどな」

 

「……正直に言うと私もトリガーを引いてからルーラーの支援の影響が薄いですね」

 

「うーん規格外……」

 

勿論ながらRFBやゲーガ-とオートスコアラー、ラーニョチームは問題なく受けれるのでP基地としても全く意味がないというわけではない、更に言えば他の味方への支援という意味が強いので極論P基地全員が影響が受けれないという場合でも問題ない。

 

とここまで話題に上がっていながら会話に出てこないオートスコアラー達はと言うと、彼女たちは別地点にて既にラーニョに搭乗して待機中、ゲーガ-はランページゴーストに組み込まれているのだが少し離れたところにて、アーキテクトから渡されたとある装置を眺めていた。

 

『今回の作戦の都市には【優曇華】って言う花が咲いてるんだ、それは球根に崩壊液を吸収し無力化出来る特性を持ってる、でも咲いたらそれを広げてしまうっていう厄介な面もあるんだけどね』

 

『ともかく、一度は吸収及び無力化が出来るって面に私は注目した、つまりあれは崩壊液から栄養素を取り出せる、あるいは変換できるメカニズムがあるっていうことに違いない、だからその装置を花畑に埋めてほしい』

 

『そうすれば装置が球根をスキャン、内部でのメカニズムを徹底解明してこっちにデータとして送ってくれる、そうすれば【サルバシオン】の研究が更に進むようになると思うんだ』

 

何時になく真剣な表情で、本当なら自分が出たかったんだけどと言う彼女に、そういうのは自分の役目だとゲーガ-が引き受けて今に至る、しかもこれを救出作戦と並行して行わなければならないということに

 

「我ながら、安請け合いが過ぎたか?」

 

自嘲気味に笑みを零してからいつかウロボロスに言われた、お前はあいつに甘いのではないのかという言葉を思いでして

 

「あぁ、そうかも知れないな、だがまぁ悪い気分ではないさ」

 

「なに黄昏れてんだ、そろそろ時間だぞ」

 

「分かった、さて兎にも角にもあの防衛線を突破しないことには話にならないか」

 

数分後、全部隊の準備が完了と言う報がランページゴースト達に伝わり、そして

 

《これよりナデシコから【サンクチュアリ】による支援を開始する、始めろAK-12!それとヒポグリフ、部隊が防衛線を食い破るまで空から援護をしてやれ、ただし炸裂及び爆弾の使用は許可しない》

 

《了解、これよりテイクオフ後、支援行動へと移ります》

 

《システム【サンクチュアリ】作動、味方のシステムの強化開始、ダミーシステム及び戦闘システムブースト、全兵器への強化開始》

 

ナデシコからの通信と同時にヒポグリフが飛び立ち、更にRFBが着ているハイパーマキシマムムテキドールスーツからのシステムメッセージで出力の増強が知らされれば

 

「来た!!」

 

「【イチイバル】、一番槍もらうぜ!【Killter Ichaival tron(銃爪にかけた指で夢をなぞる)】」

 

「【アガートラーム】作戦行動を開始する、【Seilien coffin airget-lamh tron(誇 り 咲 く 笑 顔 を 守 る 力)】」

 

「【シンデレラ】参る」

 

「【マキシマム】行くぞぉぉぉぉぉ!!!……って思ったんだけど、これってガングニール使うことになったら謳うの?」

 

《もち!》

 

RFBが若干締まって居ないが動き出してるので問題ないとノアは判断、自慢のスラスターをフルスロットルで防衛線へ突撃、その後ろをアナ、ゲーガ-、RFBが続くが相手も突撃してくる彼女たちを迎撃せんと攻撃を開始、だが

 

「そんな薄い弾幕が当たるかっての!!ほら、お返しだ!!」

 

一番槍宣言の通りにノアが真っ先に攻撃を開始、だが手に持ってるのはいつものガトリング砲ではなくフェアリーリリース作戦時に使った例のボウガン、事前情報でパラデウスの兵器には【偏差障壁】と呼ばれる一種のバリアみたいなのが搭載されていると聞いていた彼女はならばとこれを作り出して撃ち出す。

 

効果はすぐに現れ、偏差障壁に矢が触れると同時に変形、鏃がタンデム弾頭に変わり障壁を紙の如く食い破れば直撃と同時に炸裂、周りの兵器すら巻き込み大爆発を起こす、そしてその爆煙に紛れる形でゲーガ-、アナ、RFBも防衛線に飛び込み戦闘を開始。

 

ゲーガ-はアガートラームの剣で障壁ごと叩き切り、RFBもスーツの拳に新たに搭載されたガングニールと同じ能力によってそれごとぶん殴り、アナはと言うと極限まで集中した眼で相手を見据えたと思えば

 

「(視えた!!)疾っ!」

 

袈裟斬り一閃、流石にオーダーメイドとは言え特別な能力を付与していない唯の高周波ブレードで障壁を斬られるという事態に何が起きたとなるが、彼女がやったのは【障壁に存在する僅かな揺らぎを斬った】とのことらしい、がナデシコからそれを聞いたサポート要員として居るウロボロスが

 

《何だそれ訳わからんぞ》

 

《考えるな感じろってやつじゃない》

 

こうして防衛線にて大規模戦闘が始まり数十分、いや、もしかしたら数分だったかもしれない時間経ったとき、廃都市側から極限までステルスが施された小型の偵察機【リコン】がそこら中から打ち上がり、中には防衛線側にまで流れてくるものも存在、廃都市からという事で敵が打ち上げたのかとなりそうだがそうではない、これは

 

《こちらオートスコアラー、リコンの打ち上げに成功、繰り返します、リコンの打ち上げに成功》

 

《糸は垂らしましたよマスター!》

 

《撤退-!防衛線側に合流して突破を支援だ-!》

 

刹那、ナデシコ内および味方の戦術マップに赤い点、青い点の他に廃都市のマップに黄色い点が一気に表示される、これが彼女たちが第一に張った作戦、流石のナデシコも知らない反応と言うものは拾うのに時間がかかりアイソマーがその間に殺されることを懸念したP基地はステルス行動ができるラーニョチーム及びオートスコアラーに防衛線が騒がしい間に廃都市に一時侵入、小型偵察機を打ち上げてからバレない内に撤退、これによりアイソマーの位置を完璧に把握してしまおうという魂胆である。

 

しかもこの小型偵察機はP基地の総力を上げたステルス及び光学迷彩、更には体サーマル処置を施し見つかる確率を下げれるところまで下げた物であるのでそう安々と見つかるものでもなく、また

 

「よぉし、これで今までの第三勢力の反応も拾えるな」

 

「前回の鉄血との大規模作戦の際には苦汁を舐めさせられたがお陰でナデシコの強化も捗った、こちらからの通信を阻害できると思うなよ」

 

「にしてもアナの【幻影】からの奇妙な反応、K5の【占い】出ててきた普通じゃない予感、何よりM82A1直々の【警告】とP基地きっての無視できないオカルト三銃士が揃いも揃って宜しくないことを言ってきたってことは」

 

「間違いなく前回同様の乱入があるべきだと考えるべきだ、特にM82A1が言ってた【アブノーマル】が気になるな、奴は普通に倒すだけでは意味がないとか言ってたが……」

 

と言うか、なんであいつはそんな事を知ってるんだ?キャロルの疑問にオモイカネは彼女だから知ってても不思議じゃないでしょと適当に返されれば、何故か納得できることに苦笑してから、すぐに表情を真面目なものに変えて

 

「悪いが、少し借りるぞ」

 

両手を広げ、操り人形を動かすように指を動かしたとき、防衛線でパラデウスによる小規模な【同士討ち】が始まった。




先手必勝じゃワレェ!!!という事で早速オートスコアラー達使って裏工作しました、とは言ってもアイソマー達の居場所の把握がメインなのでパラデウス戦力の操りはかなり少数ですね、多分向こうもそれくらいは読んでそうだし

あとナデシコはガッツリ強化入ってます、彼女たちとてあの時の事を活かさないとは思えないですし、寧ろ前回の大規模コラボで無茶苦茶な妨害食らった分の成長が大きいレベルですね
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