それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

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白黒モンブラン様主催の大規模バカンスコラボに行くゾイ!


レッツゴー、無人島バカンス!Session 1

オートスコアラーは疲れていた、いや、訂正しよう。

 

オートスコアラーの一人であるトゥーマーンは疲れていた、ここ暫くP基地はフェアリーリリース作戦並に忙しくなっていた、無論トゥーマーンも理由は知ってるし必要なことであることも分かってるし、そもそもにしてマスターであるキャロルからの命令で久しぶりとも言える自分の得意分野でもある潜入からの撹乱のもあり寧ろ嬉々として従ったし、何だったら煽りも入れた。

 

が、問題だったのはその仕事量だった、あと結局は正面切っての戦闘もあったのも手伝ってトゥーマーンは今とても疲れていた。

 

「……パラデウスの信者多すぎでしょ」

 

「随分と長い期間活動してたみたいだし、そりゃ多いでしょうよ。だからDG小隊とリヴァイル達が動いたと同時にP基地も本気で支援に動いたんだし」

 

隣でコーヒーを飲んでいるダラーヒムも言葉に分かってるってのと言う感じに息を吐き出すトゥーマーン、今回オートスコアラー、だけではなくP基地の戦力及び特殊部隊ほぼ全てを出撃させるほど何を行ったと言えばダラーヒムが今言ったように、パラデウスの壊滅に動き出したリヴァイル達に同調しての支援行動、またそれに伴う他のテロ組織などの対処に動き出していたのだ。

 

結果としてリヴァイル側も信者の大規模確保、及び秘密工場の接収に成功、P基地としても彼らが手が回らない地区の信者の捕縛、資金源になっている組織の壊滅を遂行、特に後者は元々が完全暗部部隊だったオートスコアラーがほぼ連日のように動き、徹底的に潰すことに成功している。

 

「まぁ、トゥーマーンが疲れたのはその後の大規模暴動の方がという部分でしょうけどね」

 

「たくさんぶっ潰せて楽しかったゾ!!」

 

オメェは楽しかっただろうよオメェはとトゥーマーンは言葉にしたかったがそれすらも面倒だとお茶請けのスコーンを齧る、スユーフが言う大規模暴動とは万能者が突如として救難信号を発するというキャロルがそれを聞いた瞬間、物凄い表情を晒すような事態が起きたと同時に発生した複数のテロ組織とパラデウスの残党の攻撃である。

 

とは言ってもリヴァイル側もそれは予測していたらしいので問題ないかと思っていたが、万が一が怖いということでまたも全部隊による鎮圧支援を開始、そう、全部隊でありそれはつまりオートスコアラーやランページゴースト、ヤークトフントもエアレーズングも出ていると言うまでもないだろう。

 

そして今に至る、つまりはやっと向かえた安息日なのだ、とは言ってもここまで疲れましたという空気を醸し出してるのはトゥーマーンくらいであり他の面々は久しぶりな大規模作戦に疲れを感じていないまである、そんな彼女たちの顔を思い出してトゥーマーンが絞り出すように出た言葉が

 

「何だこの基地、もしかしてワーカホリックしか居ないんじゃないの」

 

「……困りました、少し否定できません」

 

「ユノちゃんがそもそもにして本気でワーホリだからね」

 

「楽しかったら疲れないゾ?」

 

P基地の最も闇に近い事実に気付いてしまったオートスコアラー(ジャウカーンは除く)達はこれは墓場まで黙ってることにしようと誓うのであった、とここで彼女たちに通信が、相手はキャロルと確認した瞬間

 

「嘘でしょ、また仕事……?」

 

「いや、そうとは限らないでしょ」

 

「スユーフが出たほうが多分良いと思うゾ」

 

「ですね。こちらスユーフ、マスター如何なさいましたか?」

 

《休んでいるとこにすまない、確認するが全員その場に居るな?》

 

どうやらオートスコアラーとして用があったらしいとキャロルからの言葉にスユーフが居ると答えれば、悪いが執務室に来てくれと随分と珍しい指示が下る。

 

今までは何かあれば特殊戦術室か作戦室かラボが決まりであり、執務室にと言うのはオートスコアラーは初めてだった、なので了承してから通信を終えてから全員は疑問に思いつつ執務室に向かい、そして

 

「マスター、その言葉、本当ですよね?」

 

「貴様が何を疑ってるか知らんが、もう一度言うぞ、オートスコアラー及びアナ、アーキテクト、ウロボロスの7名にS10前線基地が行う無人島調査の支援に向かえ、という建前で休暇を与えるから羽休めをしてこい」

 

まさかまさかの休暇の話にトゥーマーンに限らずオートスコアラーは驚いた表情を浮かべる、確かにここ数日だけを見れば自分たちの稼働率は相当な物ではあった、と言うよりも過去最高である。

 

が、こういうことでもなければ基本的に開店休業な自分たちにご褒美とも言える物が来るとは思ってもなかったというのが感想である。

 

「まぁ早い話が今日から少しの間、基地も休暇に入るからっていうのがあるのよ。まぁユノちゃんはその日はガーデンのレイディアントガーデンの子供たちに先生として実習があるから行けないけどね」

 

それを聞いて納得した、本来であればユノ達がこのバカンスとも言える無人島調査に行くはずだったのだろうと。実際そうであり、がこの実習もまた大事なものなので今回はごめんなさいとのこと。

 

またユノがレイディアントガーデンに向かうならばクリミナ、ルキア、ルピナス、ステアー、シャフト、アニス四姉妹は勿論付き添うことになる、だったらノア達はとなり、スユーフが聞いてみれば

 

「クリスが、ルキアと一緒が良いと言ってるらしくてな」

 

「あ~、なるほどね。いつも一緒だから離れてはまだ嫌か」

 

そういうことだ、とキャロルが笑みを零す。ともかく、そういう事ならば遠慮なくその話を受けようとオートスコアラーは、この基地に来てから何だかんだで初めての正式な休暇と遠征に準備を始めるのであった。

 

因みに、アーキテクトがメンバーに入ってる理由は、彼女も彼女でここ数日、どころではなくあのフェアリーリリース作戦及びアイソマー救出作戦後から汚染を浄化するための研究に没頭しており、少し前のような長めの休みを取っていない、その証拠に【みらくるふぁくとり~】の撮影回数が月に一度あれば良い方にまで落ち込んでいるらしい。

 

なので流石に休めということで今回のメンバーに加わっている、なおウロボロスは

 

「枠が空いてるのだろ?私も入れてもらおうか、何驚いた顔をしている、私とてバカンスと言う物がどういう感じなのかという知的好奇心くらいあるぞ?」

 

もっとも、ウロボロスもここ暫くはナデシコでのオペレーター業務に追われ続けていたのでその正当な報酬を寄越せという部分も無くはない模様。そんなこんなでバカンス当日、いつもの服装のオートスコアラー面々と

 

「デッカ!!豪華客船ってやつじゃん」

 

夏の日はやっぱりこれだよねとサングラスを掛けてヘソが見える程の丈の白のタンクトップ、その上からアロハシャツ、飾りベルトを付けたジーンズのホットパンツに白のスニーカー姿のアーキテクト、その隣には

 

「ふむ、これで無人島まで行くのか?船か、乗ったことがないとなると楽しみだな」

 

威風堂々としながらもその背丈は小学生の高学年のいつものセーラー服に身を包んだが故に暑そうという印象を持たれかねないウロボロスもといロリボロス、そして最後に

 

「……やはりその、シューティングスターも何も装備していないというのは落ち着かないな」

 

こちらもまた服装自体はいつもの姿だが装備らしい装備は今回は置いてきたのだが落ち着かない感じのアナの7人は集合場所である港に到着、見れば同じく招待された他の基地の面々も来ている、が物々しい感じはしない、当然だろう、なにせ今回は

 

「ま、今回はゆっくりと楽しむわよ~」

 

トゥーマーンの言葉が全てのイベントなのだから。




メンバーはオートスコアラーにアーキテクト、アナ、そしてロリボロスです、因みにロリボロスが他の基地への初お披露目です、多分。

前半部分のパラデウス云々は『NTK』様の『人形達を守るモノ』の最新話の部分をこちらも支援に入って色々やりましたよという感じに重ねたものです、また勝手なことしてごめんなさい(土下座の構え)問題あったら明日の私がガンバリマス

因みにユノっちはまた暫く出番無いです、この元主人公どんどんと出番消えてるな?
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