それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!   作:鮪薙

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指揮官、初めての人相手の案内

ここからは
本作のM1895→副官、一人称は「わし」
相手側のM1895→M1895、一人称は「ワシ」
と表記します、こうしないと私がパンクする(既にしてる


銃整備出張サービス Session 2

ガッチガチの指揮官の挨拶、それでも頑張ってる方というのが何とも悲しいものじゃと副官は思いつつ

 

「すまぬな、事情はどの程度まで聞いておるかは知らぬがまぁ、指揮官はちょいと特殊な事情で人間不信と人見知りが酷くてな、悪気はないのじゃ」

 

「ご、ごめんなさい……」

 

「ああ、いや、大丈夫だ。一応の事情は聞いてるからな。だからそこまで気にしないでくれ」

 

「おお、そうじゃそうじゃ、この男にそこまで縮こまる必要は無いぞ~」

 

唯でさえ小さい体を更に小さくして謝る指揮官に慌てながらフォローを始めるガンスミス、更に場を和ませようとしたのかM1895もそう発言すれば指揮官が珍しいものを見たとばかりにキョトンとする

 

「……人が違うみたい」

 

「む?そりゃ環境が違えば性格も差異が出るじゃろ指揮官、っととあまり外で話すのも何じゃ、作業場まで案内しよう、車は……そこの車庫で良いぞ」

 

相手のM1895のお蔭で若干の緊張から解かれた指揮官に思わず安堵の息を吐きながら副官は二人にそう伝え、二人も車に再度乗り込んで指示された車庫に入れる

 

車内から仕事道具を取り出して降りてきた二人を確認してから自分の側を離れない指揮官の方を見て

 

「では行こうか、指揮官、案内くらいは出来るよな?」

 

「も、勿論。えっと、じゃあこっちじゃなかった、こちらです」

 

精一杯頑張ってますという感じに震えてる声で先導を始める指揮官、その健気な頑張りを微笑ましそうに見るガンスミスとM1895

 

一方副官はと言うと先程までよりはマシになったがそれでもガッチガチの指揮官に片手を顔に当ててまた深い溜め息を付く、事前に来るとわかっててこの有様なので突発的な場合はどうするべきかと今から悩ます

 

とりあえず後で考えることにしようと割り切り、視界を戻せば指揮官はM1895と初対面なのが嘘みたいに会話しており、やはりこうなるかと思っているとガンスミスからの視線に気づく

 

「なんじゃ?いや、まぁ、普段は大丈夫な指揮官じゃよ……人が極端に苦手なだけじゃ」

 

「そこの心配はしてないんだが、副官の指揮官を見る目が妙に親っぽいなって思ってな」

 

「む、そう見えるか、そうか、思ったより顔に現れやすいのかのう」

 

実を言えばあの過去を分け合ったときから更に顔に出やすくなってるのだが周りは黙ってるので副官は知らない

 

とまぁ、そう指摘されれば少々気恥ずかしそうに頬を掻きながら、M1895と楽しげに会話する指揮官を見る、それから

 

「まぁ、慌て過ぎも良くない、か。じゃが、ほれ!客人を放おってどうすのじゃ!」

 

「ひゃっ!?」

 

「中々におっかないおばあちゃんなのじゃ」

 

「人の事を言えないだろ」

 

カツカツと指揮官に近づいてから説教を始める副官にM1895とガンスミスがヒソヒソとそんな感じの会話をする、と言っても2~3分で切り上げてから、で次はどうするか覚えておるかと聞いてみれば

 

「あ、ご、ごめんなさい!ええっと、何だっけ」

 

「はぁ、ゴホン、今日の予定を話しておくのじゃ。と言っても前もって書類は送ったので目は通してあると思うが」

 

「今回は本格的な整備ではなくて定期診断みたいな感じだろ?」

 

「うむ、数が数故にな、いくらお主等が出張サービスしてるとは言ってもで何日も拘束してはそっちの基地に迷惑がかかるだろうからの、なので今回はとりあえず今日中に収まりそうな数を見て貰い、今後必要であればその時また考える形になる」

 

二度手間にはなるがこればかりは致し方あるまいと、と言った所で指揮官が立ち止まり

 

「こ、ここです、必要な設備等は用意してます」

 

「おお、良かったな、中々に立派な作業所だぞこれ」

 

「作業所自体は以前からあったのじゃが如何せん本格的に使う者が居らずホコリを被っていたのじゃが漸く日の目を見よったな」

 

「いや、助かるなこれは、それで彼処に並んでるのが今回の銃達ね、確かにそれなりの数があるな」

 

丁寧に並べられた銃を見てガンスミスが呟き、部屋に入るなり持ってきた道具を広げる、対してM1895は部屋には入ったが適当な椅子に腰を掛けガンスミスが準備をするのを眺めている

 

「M1895さんは手伝わないの?」

 

「ワシは奴の引率じゃよ、見とらんと何処に行くかわかったものではないからのぉ」

 

ここで指揮官思う、M1895は何処の基地でもこういう人なんだなぁと、彼女は純粋である、そして人形の言葉には無条件で信用する、なのでM1895の言葉に裏というか別の答えが混ざってることには先ず気づかない

 

そして副官はそれを聞き、気付きはしたがまぁ教えんでもいいじゃろとスルーしつつガンスミスの側に向かい

 

「さて、とりあえずこの部屋には一通りの設備等はある、だが他にも必要になったものがあれば言ってくれ、すぐに準備できるものであれば用意するのじゃ」

 

「とりあえずは大丈夫だ、それに今回は診断と短時間(個人比)で出来る整備だからな、持ってきた道具でもなんとかなるよ」

 

「そうか、それならばそれで助かるのじゃ」

 

さて、他には何かあったかと考え始めるとあ、っと指揮官が声を上げる、それから一回深呼吸を挟んでからガンスミスに

 

「え、えっと、お二人はお昼はどうしますか?」

 

「おお、それを忘れておった。食堂で食べるというのならば時間になれば案内するがなにかリクエストはあるか?」

 

「あ~、じゃあ、それでお願いするかな、お前もそれでいいよな」

 

「うむ、しかし至れり尽くせりじゃな」

 

「同じ地区でも、移動は危険だから……だから色々用意してます」

 

ほう、それは楽しみだのぉとM1895が呟くがこの時彼女も、そしてガンスミスも知らなかった、先ず食堂で自分の基地にいる彼女と違いすぎる戦術人形と出会うことを、そして仕事が終わり報酬の話になった時に出される予想を遥かに上回る金額を

 

それはまぁ少し未来の話なのでガンスミスはじゃ仕事を始めますかと作業を開始、また指揮官は何かを決心した様子でガンスミスの後ろ姿を見ていた。因みにM1895と副官は二人で何やら語り合い始めていたのだが指揮官とガンスミスが知る由もない




(話進むの)おっそーい!(ぜかまし並感)ぶっちゃけ物語の構想だと日帰りの予定なんですが現実的じゃない気がしてきたぞ、まぁかなり数絞って前もって資料送るとかして……何だお前ガバガバじゃねぇか

そしてナガンとナガンで喋れすとゲシュタルト崩壊で色々難しいとか思ってたけどそれ以上に対人モード指揮官が書きにくいと思った、誰だよこんな面倒な娘にしたの私だよ、でも自分の基地だし周り味方の人形だからこれでも軽減されてるんやで?

次回 この司令部の名物戦術人形をガンスミス兄貴にぶつける度胸
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