科学アドベンチャーシリーズ好きは必見ですね。
『人間牧場化計画はこのままでは失敗に終わる。
何故ならば知性を捨てた豚は猪になるからだ。
タヴィストック研究所の研究員デズモンド・モリスが記した人間動物園という著書には既にこんな警告が書かれていた。
『参加者の真の性質をよりよく理解できれば、われわれはこのゲームがますます危険になり、最後には人類全体に惨澹たる禍いをもたらすような結末は避けながら、ゲームをさらに実り多いものにする事が出来るだろう』
私達は参加者の真の性質を知らなかった。
人間もまた動物であり野生化を危惧すべき愚物だと言う事を最初の内に悟っていなければならなかった。
今、人類全体に禍いをもたらす結末、ドゥームズディが訪れようとしている。
この世界線Fにおいては反知性主義が蔓延っている、これは反グローバリズム、反EU、反移民、反資本主義、今までの人間牧場化計画が罪だとし断罪しようとしている者だ、これらに知性などありはしない。
だがこれは人間的な、あまりにも人間的な行為でもある、それは認めざるを得ない。
我々の悪徳が『QAnon』によって暴露される。
これを悪徳と言うならば我々は世界にとって不必要だったという話になる、いや、西条拓巳の言う通りだったかもしれないと今更ながら思う。
がしかし、怒り狂い、猪突猛進に歯向かう様はどうにも猪のように見える。
これに哀れみは覚えないし否定しない。
暴を以って暴に易うでしかない。
この意味は暴政を除くのに別の暴政を行う者が取って代わること。また、暴力に暴力で仕返しすること。
やはり人間らしい事だ。
我々の人間牧場化計画の不備は知性を奪いすぎた事である、それも致命的なまでに奪いすぎた。
このリスキーシフトはいつ冷めるのか?
これは間違いなくヒュブリスである。
他のオリンピアンズの十三血統は堕落した神々となっているため真の意味での神は自分のみだ。
血統妄想と言うモノがある、自分は高貴な生まれだと思う妄想だが知性派なる神の子達、私に選ばれし子供達を他の新たなる十三血統に加えたい。
ヒュブリスをされても当然なのが今の我々である。次の我々はきっと君達をきちんと管理出来るだろう。
世界が不合理をあえて強いられている、世界は完全なる平等を受け入れられない、それは機関の陰謀ではなく人間の基本的性質、人間は勝ち誇っていたい傲慢な生き物である、勝っている気分になるならば偽りでも欲しくなる、それが麻薬中毒に繋がるのである、歴史とは効率化される弱肉強食である、いかに獣性を切除してもこれはどうしようもない。
大衆諸君、今日の笑殺話だと思っていつも通り馬鹿馬鹿しい話だと一蹴してくれたまえ。しかし道化師になりたいならこの話を信じたまえ』
牧場主ℱより。
アイスクリーム、パスタ、チーズをピザショップ『コメット・ピンポンCometpingpong』で頼もうとしながら。