おいでませ北郷亭   作:成宮

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ようやく出てきたオリジナルキャラ、といえるのかどうか。

季節の変わり目ですので風邪には注意してください
自分のように、休日寝込むとかやってられませんから 平日仕事休んで寝込むのもあれですけど


物語は濁流のように

 

 

 

 

 

 地面に大きな足跡が残るほどの圧力であった踏み込みは、膨大なエネルギーとなって大剣に伝わり、大地を文字通り引き裂いた。一歩間違えれば北郷一刀が真っ二つになっていたのは想像に難くない。だがその光景は、一人の手によって回避されていた。

 

「馬鹿だ馬鹿だと思ってたっすけど、心底馬鹿だったんっすね。バ夏侯惇」

 

 高速で振り下ろされた大剣の腹を打ち軌道を逸らす、神業とも言えるべき技。

 それを成した者は、艶やかな黒髪セミロング、ブレザーに身を包み、尻餅をついていた北郷一刀を守るように夏侯惇の前に立ち塞がる。

 

「てんちょも大丈夫っすか?いやーしかし危機一髪って感じっすね」

 

「遅すぎだよ!もっと早く来いよ!というかむしろ最後だよ!」

 

「うわぁ、ワザと捕まって雲隠れしといて逆ギレっすか。あと相変わらず他の二人は早いっすね」

 

「もしかしたら常に監視されてるのかもしれない」

 

「うわぁゾッとする話っすね、それありえそうで」

 

 つい先程命を奪われようとした大剣が未だに側に突き刺さっているにも関わらず、二人の会話する姿からは微塵も恐怖を感じ取ることはできない。

 

「き、貴様は!」

 

「あら、いないと思ったらようやくお出ましね」

 

 その姿を認識した瞬間、激高する夏侯惇、そして冷静に状況を分析するために頭を回転させ始めた曹操。二人にとっては顔なじみで、何度も煮え湯を飲まされた相手。

 

「遅いぞ、徐晃」

 

「あはっ、私が来たからにはてんちょには指一本触れさせないっすよー」

 

 徐晃は座り込んだ一刀の手を掴むと軽々と引き起こした。互いに顔を見合わせたあと、こん、と一刀と徐晃は互いの拳を付き合わせる。二人の顔には親愛と、信頼が見て取れた。

 北郷亭、数少ないスタッフ。『ウェイトレス』徐公明遅れて見参である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 徐晃との出会いは、北郷亭の業務の一環で弁当販売をしていた頃まで遡る。資金繰りのため手当たり次第やれることをやろうとした結果、行き着いたのは弁当であった。遠出する際の食事は基本的にどうしても粗末なものになりがち。味よりも腹がふくれるもの、手間がかからず、すぐに食べられるものが好まれた。そして何より弁当販売という商売事態がほとんど成り立っていなかったのである。一刀はそんな状況に一石を投じた。

 竹を容器として使用し、そこに様々なおかずと炊き込みご飯を詰めた。見た目から竹の容器は趣があり、外で食べるようなものとは思えないその内容に加え、実際に食してみると冷めても美味しいように、傷みにくいように工夫されたおかずは、店で食べるものと変わらぬ満足感を与えた。特に上流階級には、陽の下で、風を感じる中でとるうまい食事は、普段の食事とはまた違った刺激と満足感を覚え、一時期『北郷亭の弁当を持って大自然の中で食事を摂る』ことがブームとなっていた。

 北郷亭弁当作戦は大成功を収め、そしてあまりに売れすぎた結果身を隠さねばならなくなってしまったのは、皮肉といえるだろう。弁当を出せ、と連日強面の兵士たちが脅しに来る日常なんて勘弁願いたいところである。

 さて今の話のどこに徐晃がでてくるのか、と問われれば最後のシーンである。逃亡直前の時には、兵士たちによる弁当の争奪戦がなされており、屋台の前では激しい戦いが繰り広げられていた。殴る、蹴るは当たり前、殺傷能力のある武器こそ使わないが、怪我人続出間違いなしをも思える荒々しい戦い。しかし無関係な者には手を出さず、勝ち取った者の弁当にも手を出さないという不文律がなされており、戦いが終われば紳士的な態度で立ち去る彼らには、確かな誇りを胸に宿していただろう。

 徐晃はその中にいた。何も知らず、空腹に従い屋台に近づき、兵士によって敵と認知されあえなく弾き出された。ここに来た時点ですでに限界だったのだろう、立ち上がることもできずに、争奪戦が終わるまでその場で気絶し続けることとなった。

 それを見ていた一刀は、その姿があまりにも不憫に思えて仕方がなかった。そして強いものしか手に入らない現状に疑問を持った。本当に俺がしたかったことはこんなことだったのか、と。この一件が引き金となって、店仕舞いし逃亡を決意させることとなる。

 こうして一刀は行き倒れた徐晃と出会い、彼女をスタッフとして雇い行動を共にすることになったのであった。ちなみに当時栄養失調寸前まで陥っていた徐晃を、養育というなの人体実験によって、身長を+20cm、胸をAAAからDまで押し上げた。ちなみに曹操はこの実験結果を知っているのである。

 

 

 

 

「あら、これでもまだ2対2よ。どちらが優勢なのかは火を見るよりも明らかね」

 

 突如として現れた強力な援軍、だが曹操は余裕の態度を崩さない。いかに徐晃が強いといってもどちらかが足止めをすればいいだけの話である。曹操、夏侯惇共にトップレベルの実力者、どちらであっても問題なく役割をこなすことができるだろう。

 

「相変わらず自信満々っすね」

 

「当然よ、事実ですもの。それより徐晃、あなたも一刀と共に私に降りなさい。私はあなたのその力、正当に評価してるわ。ふふっ可愛がってあげるわよ」

 

「うへぇ、遠慮するっす。女同士とか興味ないですし、私の操はてんちょに捧げるって決めてるんで!」

 

「いらんぞ」

 

「どうしてっすか!?」

 

「知らないのか?従業員に手を出したことで起きた悲劇の物語を」

 

「それただ二股かけてただけっすよね?!」

 

 そもそも社内恋愛はプラスに働く面もあるが、他者にとって基本不愉快以外何者でもない。つーか俺だったらキレる、即刻追い出してやる。

 

「なら私によこしなさい!」

 

「あんたもブレないっすね!」

 

 そうまでして欲しいのか曹操よ、背後で夏侯惇が再度怒りで狂い始めているぞ。この人こそ刺されてしかるべきなんじゃないかなと常々思う。圧倒的なカリスマさえあればハーレムを築くことなんて造作もないってか、パないな覇王。

 

「さて、いい加減捕まりなさい。これまでのお礼も含めてしっかりと調教してやるわ」

 

「まったくもって忌々しいが、徐晃、覚悟しろ」

 

 不敵に笑う二人、美人なのが余計際立つ恐ろしさ。正直逃げ出したいが、それもできそうにない。徐晃を囮にと考えるが、無理やり散らされるのも可哀想である。では打倒するか、と言われれば非常に面倒なことになるそうなことこの上ないし、痛いのは嫌だ。

 ジリジリと武器を構え、間合いを詰める曹操&夏侯惇ペア。共に無手でジリジリと間合いを外す北郷&徐晃ペア。先ほどのコント空間は鳴りを潜め、戦いによる緊張感がこの場を支配する。

 

 

「あら、てっきり徐晃の後ろに隠れるかと思ったのに、どういった風の吹き回しかしら」

 

「力不足っていうのはわかってるけど、見てるだけって訳にもいかないからな」

 

「へぇ、それなりに様になってるわよ」

 

「そりゃどうも」

 

 適材適所、本来料理人である一刀が戦う必要性はない。そのために徐晃がいるのだから。しかしその徐晃一人でなんとかできる状況でもない。なら覆すためにはとびっきりのサプライズが必要である。

 

―――隙はつくるっす。

 

―――ああ、お前の犠牲は無駄にはしない。

 

―――ええ?!犠牲前提っすか!?

 

―――ちょこっと痛いだけだ。いや結構痛いかも知れない。うーん、激痛が走るかも。

 

―――ちょっとぉ、何する気っすかぁ!?

 

 アイコンタクトでつながる想い、これが北郷亭クオリティ。

 

 

 切り札はある。

 

 見えないように袖から小さな袋を取り出す。中身は唐辛子パウダー。さぁあとはどうなるかわかりますよね。そう、某覇王の怒りが有頂天になることが確定的に明らか。今後本気で命を取られかねないこと間違いなし。でも悶絶する覇王様は是非とも見てみたいが。

 料理人として食材を粗末に扱うのはどうかと思うが、今回は非常事態がゆえ致し方ない。全て悪いのはこちらをここまで追い詰めたあちらである。決して、決して瞳に涙を浮かべながら、痛みに耐える覇王様の顔が見たいとか、萌えるとかそんなことはない。

 先に手を出すのはどちらか、夏侯惇がこの膠着状態から耐えかね、大きく一歩踏み出そうとしたその時。

 

 

「じょこたん!”わん”だ!」

 

「!了解っす!」

 

 先の先、出鼻をくじくように北郷一刀が声を張り上げた。その言葉の意味にいち早く理解した徐晃は戸惑う二人に向け、人の頭ほどある石を蹴り上げた。

 

「チッ!」

 

 重さが5、6キロあろう物体が高速で浮上してくる。予想外の方向からの攻撃に、曹操は回避を、夏侯惇は迎撃を選択。一方はバランスを崩し、もう一方は迎撃のためと足が完全に止まる。徐晃も北郷も、その隙を見逃すほど、甘くはない。

 

「はぁぁ!」

 

 あろう事か飛んできた石を真っ二つに切断した夏侯惇は、その隙に死角から接近してきた徐晃から腹部を狙った回し蹴りを受ける。だが夏侯惇の野生の勘はそれをまともに受けることを良しとはしない。石を斬った直後でありながら、自慢の大剣でその一撃を辛くも受けきった。

 

 剣と脚の鍔迫り合い。

 

「ホント化物っすね!」

 

「失礼な。貴様の方こそよほど化物だ!」

 

 そう、あの死角からの攻撃に反応できる夏侯惇も化物であり、脚で鍔迫り合いを演じている徐晃も十分化け物である。夏侯惇のように両足で踏ん張っているのではなく、片足で全てを支えているのだから。

 

 そして一方一刀と曹操は。

 

「なによっ、十分できるじゃない」

 

「これでも必死なんだけど、な!」

 

 こちらも、夏侯惇、徐晃同様、鍔迫り合いに入っていた。

 鎌は大きさゆえ小回りが利かない。適切な間合いでは猛威を振るうがそのうちに入ってしまえば動きを阻害される邪魔なものでしかない。故に一刀は息のかかるような距離まで詰めることしか選択肢がなかった。だが曹操もそれは百も承知、例え入られたとしてもその対処の方法も十分に練られている。いや、むしろワザとはいらせた。殺傷力の高い大鎌”絶”では大怪我をさせてしまう。本来ならば加減ができ、捕縛ができる素手の方が望ましい。

 互の思惑は一致し、望み通りの間合いに踏み入れた、までは良かったのだが。

 曹操は完全に予想を外されることになった。手加減しているとはいえ、力で押さえつけようにも更なる力で押し返され、関節を決めようと手を取ろうにも、全てはじかれる。

 

「人を育てる俺が、自分を育ててないわけがないっしょ」

 

「それもそう、ね!」

 

 それも当然、徐晃という稀代の武人の身体を作った男が、自分を放ったらかしにしているはずもなく。―――実際一刀は自分が作ったのではなく、徐晃というベースがあったからこそであって、本来はこんなことにはならないことを身にしみている。一線級の武人とまではいかずとも、それなりの膂力を有していることがわかった。

 

―――そうよね。この程度のはずがない。私が認めた男なのだから。

 

 だがこの鍔迫り合いは長く続くことはなく、唐突に終わりを迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 一陣のKY(空気読めない)が地鳴りとともにやってきた。

 

 

 

 

 

 

「おーっほっほ!そこにいるちんちくりんは華琳さんじゃありませんか。相変わらず姑息な真似してますわね!」

 

「お、晶の言うとおりじゃん。よっ、アニキ」

 

「ひ、姫ってば。一人で突っ走らないでよぉ」

 

 袁紹、文醜、顔良そして背後には黄金の鎧を身にまとった精鋭。本来ここにいるべきでない人間が、姿を現した。突然のことに驚く曹操と夏侯惇。数は力、単身やってきた彼女たちにとって突然やってきた袁紹によって、窮地に立たされた。

 曹操、夏侯惇は無理やり鍔迫り合いを解き、合流する。対していた徐晃、一刀もそれは追わない。

 

「あら、どうして麗羽がこんなところにいるのかしら?」

 

「もちろん、そこの北郷さんに会いに来たに決まってましてよ」

 

「な?!」

 

 突然の窮地に立たされても、動揺を表に出すことのない曹操。彼女は冷静に状況の把握に努め始める。北郷一刀は様々な地域を放浪している。故に袁紹と知己であってもおかしくはない。だがこの友達に会いに来たような、あからさまな親しげな雰囲気は一体何だというのか。

 

「あ、姫さん。ご無沙汰です」

 

「ええ、北郷さん。息災でなによりですわ」

 

「いやはや、危ないところでしたけど」

 

「ふふっ、そのようですわね。間一髪といったところかしら」

 

 会話の流れから、わざわざ軍を動かしてさえ、一刀を助けに来たことが知れる。麗羽にとって、この行動にそこまでの価値があるというのだろうか。いやもしかしたらいつもの勘かもしれないが。

 

「あら、華琳さん。何やら難しい顔をしてますわね」

 

「ええ、麗羽。あなたと一刀の関係を聞いてもいいかしら?」

 

「まぁ、そんなことでしたの。簡単ですわ」

 

 袁紹はまるでいたずらが成功した子供のように、心底意地悪な笑みを浮かべる。その仕草が妙に癇に障り、苛立たせる。隣の夏侯惇がイライラで今にも飛びかかりそうなところをなんとか制する。

 

「北郷亭は、私袁本初が支援してましてよ!おーっほっほ!」

 

―――抜かった。

 

 いくら北郷を徐晃が護衛しているからといって、数で圧倒できる有力者に捕獲されない理由はない。つまり裏から袁家が手を回していたにほかならない。最近袁紹の領地では食糧問題が解消されたと聞いた。持ち前の地力でなんとかしたと考えていたが、そこに北郷が手を貸していたとは想像できなかった。

 そして戦慄する。北郷亭を敵に回した時の恐ろしさを。

 食の重要性はわかっていたが、北郷亭の力がここまで強大なものになりうるとは。内心思わずにやける。堪らなく、欲しい。

 

「姫さんにはいつもお世話になってます。よっ、文ちゃんと顔ちゃん。おひさー」

 

「姫さまに付き人の二人もおつっす。いやぁマジ助かったっすよ」

 

「間に合ったみたいでよかったです」

 

「アニキもホントモテモテだな。いい加減うちにきたらいいんじゃね?」

 

「あはは、考えとく。あ、ほらこれ」

 

 そういって一刀は書簡を顔良に手渡した。

 

「これ新作の作り方。あいつに渡しておいてよ」

 

「あら、楽しみにしてますわ。北郷さんのお料理は本当に美味しいですからね。おーっほっほ!」

 

「お、アニキ。今回はどんなんだ?」

 

「甘いもの。ぷるっぷるであまーいやつ」

 

「わぁ、嬉しいです」

 

「ちょ、てんちょあとで私にも作ってくださいっすよ」

 

 曹操は本気で驚いた。門外不出と言われる北郷亭のレシピが渡されたのだ。あれひとつでどれほどの価値になるのかわからない。それを軽く手渡ししてしまうほどの親密さが北郷亭と袁紹にはあるのだ。

 

「では北郷さん、お行きなさい」

 

「姫さんありがとうございます」

 

「いいですわ。徐晃さんもしっかりお守りするのですよ」

 

「言われなくても。じゃ、またっす」

 

 北郷と徐晃の二人は、軽やかにこの場から立ち去った。残されたとは二人の金髪くるくる達。小さい方は軽くため息をついた。

 

「じゃあね、麗羽」

 

「あら華琳さん。もう帰るんですの?宜しければ北郷さんの新作、味わっていってはどうかしら?」

 

「遠慮しとくわ。いずれ本人に作ってもらうから」

 

「あら、残念ですわ。ふふっ、果たしてそんな機会が巡ってきますかしらね」

 

 穏やかな会話に見えて、一触即発。口元は互いに微笑んでいて、目は猛禽類のように鋭く、相手を敵として見据えている。その悠然と佇む姿は、共に王の器を互いに見せつけているようでもあった。

 

「―――無駄乳ババア」

 

「―――チビガキ貧乳」

 

 互いに踵を返した。口から漏れた言葉は小さすぎて互の耳には入らない。だが彼女たちには何を言ったかわかっていた。

 目的は消え、故にこの場で二人は争う必要もなく。

 

「この借りは、必ず返すわ」

 

「ええ、お待ちしてますわ」

 

 だが二人の衝突は、そう遠くない。

 結局北郷亭は手に入らなかった。だが収穫はあった。北郷は誰の手にも渡っていない。今はとりあえずそれで満足しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごはん、ごはん、てんちょのごはんー」

 

 鼻歌を歌いながら笑顔で北郷の料理を作る姿を見ている少女、徐晃はご機嫌だった。あの場を離れ歩き続けて、ようやく待ちに待った北郷が作る御飯。しかも、助けに来てくれたお礼になんでも作るよ、ということで、大好物であるクリームシチューをリクエストした。鍋から漂ってくる匂いに、テンションは跳ね上がる。

 

「うっさいぞ、馬鹿」

 

「えへへー、てんちょのご飯なんだから仕方ないっすよ」

 

 一刀が照れ隠しに素っ気ない言葉をいっても、笑顔で恥ずかしい言葉で返される。これだから親しいやつはやりにくい。でもこの空気、嫌いではない。

 お客に作る料理と、家族に作る料理では同じものでも差異があると思う。それは万人が美味しく感じるようにつくるか、その人にあったものを作るかの違いだ。徐晃はこってりとしたコクがあるものを好む。だから本来のものよりも煮込む時間を長くしたり、時間がかっても手間暇をかける。

 

「てんちょのご飯は、愛が詰まってるっていうか、ってイッタァ!」

 

「愛ゆーな」

 

「照れ隠しするてんちょも可愛いっすよ~」

 

 大勢の人のために作る料理も好きだが、たった一人のために作る料理も、北郷一刀は大好きだった。

 

 

 

 

 

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徐晃    北郷亭『ウエイトレス』

 北郷一刀が拾った少女。能天気だが馬鹿ではない、北郷亭のムードメーカー。トーピング徐晃。作中通り拾われた当初はガリガリだったが、完璧な栄養バランスによって身長は伸び、貧乳から巨乳へ、理想の体型となった。戦闘は無手のパワー型、といってもスピードがないわけではない。ミニスカから伸びる整った足から放たれる強烈な蹴りは、単体でも必殺の域。だが残念スパッツ着用。あとてんちょ大好きっ子。

 衣装はブレザー、仕事時はその上にエプロンをつける『制服エプロン』

 





・頑なに曹操から逃げたがる一刀
・徐晃、という皮をかぶった女子高生登場
・カリスマ溢れる麗羽様            でした

いつも読んでいただきありがとうございます
今回は色々と出すぎて意味がわからない展開でしたね 特に麗羽様
いずれ詳細を語るときが来るといいなと思っています

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