麦わらの一味?利害が一致しているから乗っているだけですが? 作:与麻奴良 カクヤ
毎日投稿している方はホントに尊敬できる。自分も出来ないことはないが、最低文字数しか書かないから、絶対に話の途切れ方が変になるね!!前作で学んだ過ちは繰り返さないのさ!!
面白い?タイプミス
世界財布………世界政府と打ち込みたかった。だが、天上金とかある意味そうだと思う。あ、天上金と世界政府が使っている予算は別なのか?
スマラが遺跡の前に立ち、酋長から内容を聞き出そうしている最中に現れたのは、ロビンだった。
酋長は意外な人物が現れた事に驚くが、スマラは自然体で、寧ろ待っていたかのように接する。
なにせ、ロビンが世界で唯一古代文字を解読出来る人物として有名である。ロビンが賞金首になった原因でもあり、新聞をキチンと読んで情報を仕入れているスマラにとっては常識だ。
「まさか読めるのか!?」という酋長の言葉に、ロビンは遺跡に書かれている歴史の本文を読むことによって返答する。
スマラは一文字一句効き間違いのないように耳をすませた。
そして、紡がれるその内容。
「『神の名を持つ”古代兵器”「ポセイドン」…そのありか』」
初めて耳にする歴史の本文の内容。
スマラは鳥肌が収まらなかった。
何というこの感覚。まるで、新しい本で新情報が発見されたかのようなゾクゾクとした感覚。
これだ!!これこそが物語を読む醍醐味!!!
古代兵器とは一体何なのか!!?ポセイドンとはどのような兵器なのか!!?アラバスタ王国でクロコダイルが言っていたプルトンとの関係は!!?
知りたい!!知りたいわ!!!
あぁ、読めなかった本が読めるようになるのはこんなにも気持ちのいい物なのか!!?
悪魔の子に解読してもらうのもいいけど、やはりここは自分の力で解読して読んでこその興奮!!!
悪魔の子が語ったのは解読したほんの少しだけ。出来れば全文を一句一字違わずに知りたい!!!
早く解読出来るようになりたいわ!!!
頬を赤く染め、興奮した状態で思考を巡らすスマラ。既に周りの目線など気にしていない。
そんなスマラを見て、シャンドラの皆さんの野郎どもの視線が釘付けに。仲間を気絶させられた因縁など消え失せている。
そんな野郎どもを見て、女どもは冷徹な目を野郎どもに浴びせる。
カオスが出来上がっていた。
そんなことも知らないロビンが動いた。
「やっぱりハズレね」
「そうなの?こんなにも気持ちの良いことはないのに……」
くるっと回れ右をしてきた道を戻ろうとするロビンに、スマラが珍しく上機嫌で着いて行く。
用事は終わった。このまま麦わら一味の場所まで一緒に戻るつもりだ。
おかしくはない。単独行動が基本なスマラには珍しいだけだ。
そんな二人に声をかける者が一人。シャンドラの一人。遺跡の隅っこを指さしている。
「…おいアンタ!!その横に彫ってあるのは、同じ物文字じゃないのか?」
「え!?」
振り返って指さされた場所を見ると、確かに古代文字が刻まれている。
しかしそれは初めから遺跡の一部としてある物ではなく、後から、継ぎ足された様に刻まれているものだった。
スマラとロビンが見落とすのも当然。なにせ、歴史の本文にしか目が行っていなかったのだから。
「読んで見せてくれないかしら?」
「………ッ!!?『我ここに至りこの文を最果てへと導く。海賊王ゴール・D・ロジャー』……海賊王!!?まさかこの島に!!?それに何故、その文字を扱えるの……???」
刻まれていた文字は海賊王の言葉だった。少なくとも二十四年以上昔に、彼はこの場所に訪れていたらしい。
ロビンが驚愕していると、横からスマラが口を出してきた。
「………へぇ。ロジャーがこの島にね………。やはり仮説は正しかったみたいね」
と何かを呟いた後、
「別におかしくはないわよ。偉大なる航路を制覇した船だもの。古代文字を扱えたって、なんら不思議はないわ」
「ちょっと待って!!?貴女は一体、何者なの………!!?」
返ってくる答えはない。
ちょっとした物心から質問に答えただけだ。それ以上は答えられない。
スマラはどこ吹く風で空を見上げているだけだった。
その後、ちょうどこの場に居たらしいガン・フォールからロジャーと知り合いだと言う情報が手に入り、ロビンは真の歴史の本文の存在に大きな仮説を立てることができた。
歴史の本文をロビンが読んだことにより、この歴史の本文は役目を果たしており、「もう戦わなくてもいい。先祖の願いは果たされた」と酋長が涙を流した。
空島をエネルの脅威から救われたり、先ほどロビンから先祖の願いは果たされたと知らされたりと、色々あったお礼を込めて、折れてしまった黄金の柱を麦わら一味にあげちゃう!!!そう決まって準備がなされた。
スマラ?黄金など眼中にない。欲しいものは手に入っているし、頭の中は古代文字を読みたいなぁ~。どんな内容が書かれているのかな~と、世界政府の禁忌を思いっきり犯す気持ちでいっぱいでしたが?
そもそも、あんな馬鹿デカイ黄金の柱をもらっても、換金できる場所が存在しない。その前に、船が沈んでしまう。
誰一人その考えには至っていない。
イッチ、ニー、イッチ、ニー、イッチ、ニー
シャンドラの皆さんが布で包んだ黄金の柱を引っ張る。
その先頭をロビンとスマラが歩いていた。スマラの足取りは軽く、注意しなければスキップを踏んでしまうほど。
何故なら……気分が良い時に無意識にしている鼻歌を奏でていらっしゃるから!!
目に見えて気分の良さげなスマラさんに、ロビンが気になって声をかけてしまう。
「ねぇ。何がそんなにも気持ちいいのかしら?」
「あら、そこまで表情に出ていたかしら?」
「えぇ。とても――――貴女がただの人間なのだと再確認する事が出来るくらいにね」
「私はただの人間よ」
実際はそうだ。
世界でも類を見ない程の実力者。全てをどうでもいいと思っているかのように冷たい目。襲ってくる海賊共をただの金にしか見ておらず、淡々と返り討ちにする機械的な行動。
どれをとっても、人間らしいとは思えない。だがそれは、噂だけを聞いた者。海賊を討伐する時を目にした者。
誰一人、一方方向のスマラしか見ていない評価だ。
少しでもスマラと行動を共にした者なら知ってるだろう。
読書をしている時のスマラは、実に生き生きとしている。嬉しそうに頬を赤らめ、小鳥がさえずっているかのような鼻歌を奏でる。
それがスマラという一人の人間の姿。
スマラの行動原理も全ては本が読みたいから。実に本能に忠実であり、人間的である。
「ところで、あの約束は忘れていないでしょうね」
スマラが横目でロビンに問いかけた。
「あの約束」というのは、アラバスタ王国を出港時、シャワー室で裸の付き合いをした時に交わした約束のことだ。
「えぇ。貴女が接触してこないから、どうしていいか分からなかったけど……」
「なら結構。空島を出港してから、時間を見てしましょうか」
「そうね。やる気なら私は何も言わないわ。ただ、かなり難しいわよ?」
「難しい………ね。古今東西、ありとあらゆる本を読み続けても未だに解読出来ない『それ』。解読出来たら、とても気持ちの良いものだと思わない?私は思うわ」
願いが叶った未来を見たのだろう。恍惚とした表情で体を震えさせるスマラ。
男には見せられない姿になっている!!危ない危ない。
同じ女であるロビンも若干引き気味だ。
「そ、そうなの。でも、覚悟はしておいて。それほど難しいのよ。”古代文字を覚える事は”」
遺跡に戻ってくると、何やら騒がしかった。
遠目から見ても分かる。あれは、ルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ、チョッパーの麦わら一味男メンバーが取っ組み合いの喧嘩をしていた。
内容も聞こえるが、スマラには特に興味が湧かない内容。よって無視することにした。
ある程度近づくと、向こうも気がついてみたいでウソップが他の四人に知らせる。
「オイ見ろ!!ロビンとスマラが帰って来たぞ!!」
「お~い!!ロビ~ン、スマラも何処に行ってったんだ~~~!!!急げ急げ!!!逃げるぞ!!黄金奪ってきた!!」
「アホ!!言うな!!後ろ見ろよ。みんな一緒に帰ってきてる」
「コリャ一気に帰ってきたな」
「やべーー!!!巨大大砲だ~~!!」
「ギャ~~~~~!!大勢いるぞ~~!!」
騒がしいのは変わりなし。
スマラとロビンは、2人が帰って来たのを喜びながら背中に背負っている袋を見せてくるルフィを見て、苦笑い。
急いでこの島を逃げると言う麦わら一味に、背後で黄金の柱を運んでいた者たちも焦る。
「ん?あいつら、もうこの島を出るつもりじゃねぇよな?」
「おい待て!!お前ら待ってくれ!!」
「ほら見ろ、バレたぞ!!」
「逃げろ~~~!!」
こちらと向こう。話というか状況が食い違っている気がする。
麦わら一味は、空島の皆さんが黄金を奪う事を引き留めている様に思っており、それを知らずに、お礼にと持ってきた黄金の柱を武器だと思われている事を知らない空島の皆さん。
ゆっくり話し合えば解決出来ることだろうが、スマラとロビンは指摘しなかった。
ウソップが立ち止まって演説まがいの逃げ台詞を大声で言っていると、ようやく空島の皆さんが話の食い違いに気付き始めた。
「捕まえるって何の話だ?俺たちはお礼を……」
「おいあんたたちこのオーゴンを貰ってくれるんじゃ……」
スマラとロビンに声をかけて困惑する空島の住民。
そんな彼らに、ロビンが笑いながら止めの一撃を入れる。
「ふふっ。いらないみたい」
「そもそも、持って帰れないってことを、誰も気づかないのかしら?」
船を見ていないからそう言えない空島の皆さんと、もっと価値のある黄金を貰える機会を知らずの内に捨てた麦わら一味に向かって、スマラは呆れてため息をついた。
「お~い!!!スマラ~~~逃げるぞ!!」
「スマラさ~~ん!!!早くおいで~~~」
「早く逃げねぇと、巨大大砲に攻撃されるぞ~」
気がつけば、ロビンが走っていた。まだ走っていないスマラに、ルフィとサンジ、チョッパーの声が届く。
仲間ではないスマラに、彼らはとても良くしてくれている。
スマラは呆れ半分な気持ちで追いかけた。速度自体はとてもゆっくりと追いかける。最後尾をゆっくりと着いて行く。
心の底では、この現状が心地よいと思い始めているのを、騙しながら。そうではないと戒めをかけるように。
この変化は今後どういった影響を与えるのか?
それは神のみぞ知る。
「黄金!!」
「黄金!!」
「黄金!!」
スカイピアの下層。『白海』にて、一隻の船が進んでいた。麦わら一味の船、メリー号である。
甲板では、一人を除いで皆が騒いでいた。その理由は、甲板に転がっている金品の数々だろう。
ついに手に入れた黄金を目の前に、それぞれが思い思いに欲しいものを口に出して要求する。
デッカイ銅像、船が沈む。大砲を十門、維持が大変である。鍵付き冷蔵庫、実用的だ。医学の本、私も読んでみたい。酒、常識の範囲内なら。
と、この様に騒ぎ立てる一味を取りまとめるのは、一味の頭脳。ナミだ。
「ちょっと待ってあんた達。お宝の山分けは、ここを降りてからよ」
もっともな意見だ。この標高一万メートルから地上に帰らなければ、何も始まらない。
スマラはこの場に居る必要はないと判断し、船内に戻ろうとした。
そんなスマラに声をかけたのは、騒いでいる一味を一歩引いた場所から眺めていたロビンだった。
「あら、どこに行くの?」
「………船内に戻るわ。ここに居てもなにもなさそうだしね」
「寂しい事を言うのね。偶には馴れ合ってみるのも悪くないわよ?」
「…………別に良いわよ。利害関係が一致しているから乗っている。ただそれだけよ。………ただそれだけ」
最後の言葉を呟く様に言うと、スマラは船内に入って行く。
ロビンはそんなスマラの背中を、不思議そうに見ていた。
船内に戻って来たスマラは、既に定位置となりかけている椅子に座った。
リュックサックを机の上に降ろして、ほっと一息。
この船に拾われてから既に数週間が経っている。この場所は、珍しくリラックス出来る空間になっていた。
それは常に移動を繰り返し、定位置を持たなかったスマラからすれば初めての事。
心地良い何て感情は芽生えてはいけないはずなのに。
どうして………どうしてこの場所で行う読書は、いつもよりもリラックスできるのだろうか?
このまま、流れてしまってもいいのではないだろうか?一瞬そう思ってしまったのは、仕方のないことだろう。
何しろ、二十年以上世界政府から逃げ続けた女が、楽しそうにしているのだ。
そのくらい、この船は心地良い。
本以外の事でこんなにも悩むのは珍しい。
一旦整理をするためにも、読書をするべきだ。目の前に置いたリュックサックから本を取り出そうとして………謎の浮遊感がスマラを襲った。
「……っ?」
見聞色の覇気を一気に広げる。
敵反応なし、遠ざかる反応が二つ。甲板でも騒ぎが起きている。
前言撤回。
この船にいるとトラブルが絶えない。早く何かしらの理由を付けて去るか、新世界まで我慢するか………。
どちらにせよ、一筋縄では行かないだろう。
スマラは疲れた様子を見せ、リュックサックから取り出した本の世界に入り込んだ。
今回で空島は終了!!
次回からは、皆様気になってであろう青雉登場ですよ~。
スマラさんと最高戦力との関係は!!?
細かい内容はまだ考えてない!!
自作のアンケートですが、結構バラついていますね。
大きく見ると、原作が一緒なワンピースのリメイクと月一投降しているカルデア職員が接戦!!
このまま順位が入れ替わらないなら、ワンピースのリメイクを書き溜めしつつ、月一でカルデア職員を投降する。と言う流れになりそうです。
と思ったのがこの話を書き始める前。
書き終わることにもう一度確認すると、SAOが伸びていました。が、順位は変わらず、上記の通りで進めていくつもりです。
書き忘れていましたが、このアンケートは別作品のカルデア日記にも載せてるものとの合計になります。
別のアンケートを思いつくまでこのアンケートは投票可能にしてますので、まだの方や次回作に期待している読者様がいらしたらよろしくお願いいたします。
次回作品に向けてのアンケート。詳しくは活動報告にて
-
原作SAO
-
原作ありふれた職業で世界最強
-
原作ハリー・ポッター
-
カルデア職員
-
原作ワンピース