這いよれニャル美さん!〜ヒーロー物はやっぱりいいですね〜   作:岸波

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ネロ祭に殺されかけたので初投稿です


サザエさん方式の世界って退屈しそうですよね

 

 

ニャル美でごさいまーす!

お魚加えた焦凍君、おー追っかけーて

裸足で、かけてく

陽気なニャル美さん

 

「誰がお魚加えるんだ」

 

「え、焦凍君ですよ」

 

「俺は魚よりそばだ」

 

「蕎麦くわえて走り去る猫なんて聞いた事ないですよ」

 

「それもそうか」

 

「はい、今紅白歌合戦こと轟焦凍君とですね、レストランに来てます。ファミレスですけどね、ドリンクバー頼んで今料理待ちです」

 

「おいニャル美、誰に話しかけてんだ?」

 

「壁の向こう側ですよ」

 

「…??」

 

「まぁ、気にしたら負けですよ負け。それよりまだですかね、焦凍君のマツ○デラックス定食」

 

「そんなキツイの頼んでねぇ」

 

「あれ?○ツコインティライミ定食でしたっけ?」

 

「ナオトと混ぜるな、何か知らねぇけど危険な匂いしかしねぇぞ」

 

「あぁ思い出しました!そげぶ定食です」

 

「絶対覚えてねぇだろ、何がどうして瓦そば定食がデラックスだったりインティライミだったり変化するんだよ」

 

「瓦そば…瓦そば!?こんなのあるんでふか!?」

 

「あるぞ」

 

「ファミレスすごい…ココスも見習うべきですね」

 

「あれはハンバーグ屋だろ、他にもあるけど」

 

「それじゃあガスト」

 

「それもハンバーグ」

 

「スピードワゴン」

 

デッデッデデデデーッデ!

 

「ハンバーーーグ!!…はっ!?」

 

「市長…いや、師匠が乗り移りましたね…一瞬(ダメか…?)とか(どうだ…?)ってビクビクしながらご機嫌伺いするところでしたよ」

 

「今のは一体なんなんだ…」

 

「怒らせてはいけない市長ですよ、滅多に怒りませんけど」

 

「何故だかわからないが寒気が止まらない」

 

「個性のせいじゃないですか?(適当)」

 

「あぁ、そうなのか」

 

「単純ですねぇ」

 

「何か言ったか?」

 

「いいえ?あ、来ましたよ鬼瓦そば」

 

「イナイレの警部じゃねぇんだからやめろ…まじで瓦なんだな」

 

「アツアツですねぇ、食べにくそうです。あ、私はとろとろチーズフォンデュですよ」

 

「よくあったなそんなの」

 

「はふっ…あふはっへふよ」

 

「前も言ったが食べながら喋るなって」

 

「んっぐ、それは失礼、いやはやどこもご飯美味しいですねぇ。血肉を食べていた頃とは大違いですよ」

 

「お前は原始人か何かか?」

 

「現代人ですよ失礼な、あ、チーズフォンデュ食べます?」

 

「あ、あぁ、いいのか…っておい、やめろ、熱々のチーズを押し付けるのはやめろ」

 

ほーれほーれ、とろとろチーズ食べてエッチな顔しなさいな。

 

「アッッ」ドカシャァ!ジュッ!

 

「あっ」

 

「…!?!?」

 

「い、今起こったことを話すぜ…私がチーズをかけまくったブロッコリーを押し付けたらテーブルに置いてあった焦凍君の手に落ちて焦凍君がのたうちまわっている…な、なにが起きたかわから((ry」

 

「ニャル美がやったんだろうが…」

 

「えー、えーと…」

 

「ニャル美がやったんだろうが!!」

 

「ギャー!?焦凍君!別キャラになってる!!抑えて!!」

 

「ふぅ…ふぅ…危ねぇ…やりすぎた…」

 

「今言うセリフでもないですし!と、とりあえずすみませんでした、まさかフォークから落ちるとは…」

 

「…半冷あってよかった」

 

「HAHAHA!」

 

「反省してねぇなお前」

 

「まさか!はいでは改めて」

 

「いらねぇよ、また落とされるかもしれねぇからな」

 

「そんな殺生な!」

 

「早く食べねぇと冷めるぞ、あむ」

 

「全く…」

 

「んぐ、こっちのセリフだ」

 

そんなこんなで焦凍君の奢りでご飯を食べ終わったあとに別れて次の目的地へ。

 

次は弔君と遊ぶ約束でしたね!

まぁ遊ぶって言っても視察が目的ですけどね。

 

とりあえずコール、相手は勿論オールフォーワン。

 

えーと、黒霧さんに迎えに来てもらいたいです。

場所は雄英高校近くのファミレスの裏…はいはいそこです、それじゃあよろしくお願いしますね!

 

 

「お待たせしました、ニャル美さん」

 

「相変わらず早いですねぇ、お迎えありがとうございます!」

 

「これも仕事の内ですから、では転送しますよ」

 

「ほーい!」

 

キング・クリムゾン!

え?いらない?あ、そうですか。

 

「弔くん!愛しのニャル美が会いに来ましたよ!」

 

「誰が愛しのだ、殺すぞ」

 

「嫌だなぁ冗談ですって!今回は何処に行くんでしたっけ?」

 

「…ゲームセンターにつるんでるヴィラン予備軍がいるって話だ、雄英高校襲撃時にそいつらを使う為にスカウトだ」

 

「おお、ちゃんとそこは悪役っぽいことするんですね!」

 

「ぽいってなんだ」

 

「それじゃあ黒霧さん、送ってくださいな」

 

「無視かよ」

 

「では行きますよ二人とも」

 

「…あぁ」

 

では今度こそキン((ry

 

 

「いやぁゲームセンターはいいですね!中々景品を取れずに彼女の為に散財する男を見ると面白いですし対戦ゲームにキレる大人を見てると抱腹絶倒できますし!」

 

「俺が言うのもなんだが相当歪んだ楽しみ方してるな」

 

「人の不幸は蜜の味がヴィランのモットーでしょう?」

 

「違いねェな」

 

「ではまずはUFOキャッチャーしましょ!弔くん、これ欲しいです!」

 

「おい、遊びに来たわけじゃないぞ」

 

「これ可愛くないですか?確かドラソンポールのヤムッチャですよね、見事な死に様を再現してます」

 

「なんでそのシーンを人形にしてんだ頭おかしいだろ」

 

「取ってくださいよぅ」

 

「お前が取ればいいだろ」

 

「ははぁ、取れないからスルーしようって魂胆ですね?まぁ弔くんには難しいですか」

 

「…はぁ、安い挑発だが受けてやるよ。見とけサブカルクソ女」

 

「なんですかその不名誉極まりないあだ名…」

 

そう愚痴を漏らす私を無視してヤムッチャ(バイサイマン爆破ver)にアームを合わせ落としていく…

あっ、うまい具合に輪っかにかかって…

って全然動きませんね、ケチな設定ですね全く。

 

「…チッ」

 

…100円…100円と消費していき、更には500円追加して今消費額3000円。

この結果で弔くんがイラつかないはずもなく…

 

「…あぁ、ムカつくなこの台…壊すか…」

 

「いやダメですよ!?」

 

「安心しろ、操作バーの丸い部分を崩すだけだ」

 

「地味ですね!?いやいや、もうそれはいいですからスカウト…」

 

ん?あ、これ取りたい?

どうぞどうぞ…

 

あっ、取れた

 

「ありがとうございます…って何やってるんですかオールフォーワン」

 

「は!?」

 

「ちょっと気になってね、着いてきたよ」

 

「先生何やってるんだよ…」

 

「ほら、取れたヤツだ。受け取るといいよ」

 

「あ、ありがとうございます!やったね私!フィギュアが増えるよ!」

 

「やめとけ」

 

「さて、今回はスカウトだったね?顔は把握してるかい、弔?」

 

「…あぁ、丁度そこに屯ってる奴らだ」

 

「抜き打ちテストですか、オールフォーワン?」

 

「うん、そうしようか。お手並み拝見だよ、弔」

 

「…あぁ、任せとけ」

 

自信満々ですねぇ。

お、向かっていきましたね…

ふむふむ、あぁあれは金で釣ってますね…

下っ端モブは大体金で釣られますしね、最善手ではないでしょうか。

 

「そうだね、それに弔自身のカリスマもあるから楽勝だ。この分なら合格だね」

 

「免許皆伝ですか、やりますねぇ!」

 

「さて、今日は黒霧に特上寿司をとってもらおうか。君も食べるだろう?」

 

「いいんです?それじゃあ遠慮なく」

 

「…終わったぞ」

 

「見ていたよ弔、免許皆伝、今日のご飯は豪勢に特上寿司だ」

 

「いっぱい食べましょうね!」

 

「お前もかよ…」

 

さぁさぁ帰りますよ!

 

 

 

 

 

 

 

マグロのネタの裏に沢山のワサビを添えて、弔くんが食べて悶絶したのは傑作でしたね。

危うく壊されかけましたが

 


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