ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者 作:匿名おっさん
「二人の趣味は?」
「好きなポケモンはユヅちゃんはエルレイドだと思うけど、クロナちゃんは何かな?」
「好きなタイプは?」
「クロナちゃんの服可愛いね。君の為にデザインされたみたいだ」
「ユヅちゃんの声って澄んでいて綺麗だよね。ちょっと耳元でささやいてみてよ」
「ほら、二人ともそこに水たまりがあるよ。もっとこっちによって」
家族の前以外では、リア充の化身とか噂される(言っているのは僕と父さん母さんの三人だけだけど)ほど、対人関係には強いゾイがホストのような話術を駆使して、あの二人を本気で口説きに行ってるよ。
その二人だけど、クロナの方はここまで言葉を繋げようとするゾイに呆れているし、ユヅはクロナに近づこうとすると噛みついて行く。その後ろを僕がついて行くのが現在の状況だ。
ついでに服装は、まずは最初にゾイから見るといつものふわっとした茶色の髪型に、白の長ズボンに紺色のジャケットその下に灰色のシャツを着ている。靴が派手目の色をした物に加え、手首にシルバーのアクセサリーを付けている辺り旅を舐めてる印象がある。
次にクロナだけど、ピンクのリボンを胸元に付けた黒と紫のゴシックロリータの服装と靴をしている。こちらも旅を甘く見ている気がするがゾイと違い旅に慣れているはずだし大丈夫そうかな?後ものすごく恰好が独特なため目立つ。
その次にユヅの方を見ると服装は、半袖の鮮やかな緑の半袖の上着に白とオレンジの横じまT‐シャツに灰色のハーフパンツ、その下にスパッツを履いているようだ。靴はスニーカーを履いている。前二人と違い普通に旅に合わせられた格好でも見た目の良さからすごく見られている。
最後に僕のはいつもの手入れをしていない少しは跳ねた寝癖の黒髪に七分の黒シャツにそれに色の濃い目の緑色の長ズボンと愛用のランニングシューズといつもと同じ旅の格好だ。この三人と比べ、目立たない格好の為、場違いな気がしてならない。
などなど、いらないことを考えているとクロナが寄ってきた。
「まずはハクダンシティに行って、ジム戦をするんですよね?」
「うん、そうだよ。まあ、ゾイだけがジム戦をするんだけどね」
「大丈夫なんですか?今彼はキモリ一匹しか持ってないですよね?」
「いきなり、今日戦いに行くなんて馬鹿なことはしないはずだよ。ここ1年は僕と母さんのバトルを見てたしね」
「二人のお母さまとのバトルを?」
「うん」
「...勿論加減してるよね?」
「え?しないけど」
多少の制限位でそれ以外は本気のバトルだし、普通の家族間のコミュニケーションだし。
「血は争えない...」
「ようやく抜け出せた~!!」
どうやら、ユヅはゾイから抜け出せたようだ。よく、あのマシンガントークに抜け出せたな。
ゾイの方向を向くとどうやら、バトルをするみたいだ。相手はローラースケートの少年で、ピジョンを使うみたいだ。ゾイの
「行け、バオップ!!」
おお?手持ち他にも持ってたのか。僕は、あいつの手持ちはキモリ以外知らないんだよな。話そうとしても無視してくるし。
「はじけるほのお!」
「かぜおこし!」
「もう一度ほのおを打ち込め!」
「かわしながらたいあたりだ!」
「それなら、バオップかみつけ!」
博士の所でバトルしていた時と同様に、殴って殴られての繰り返しをする下手なバトル。そう思っていると
「かわしながら、でんこううせっか!」
「カウンターであくびだ!」
ニヤリと嫌らしく笑いながらバオップに指示を出した。
上手い具合に、相手にあくびを当て数秒後ねむり状態にした。さっきまでの単調な技の応酬はこれ布石か。
その上このバオップの特性はもしかしてもうかか!!
「決めろ!!相手が沈むまではじけるほのおだ!!」
バトルの勝敗が決まった。