ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者 作:匿名おっさん
俺がこの世界に生まれた時、初めは夢かと思っていた。ポケモンそんな昔やっていたゲームの世界にいる生き物が目の前にいる何て普通はあり得ないだろ?
赤ちゃん時代(美人な母親相手に色々してもらって役得だった)何でこうなったのかを思い出そうとするとすぐに答えが出た。俺はあの時飲酒運転の車にひかれたのだと。
つまり転生と呼ばれる奴だろうしかも前世の記憶持ちの。そう考えた時
ひゃっほぅぅぅう!!!!
それってつまりあれか!!ゲーム知識を使ったチートが使えるってことか!!その上美人な母親の遺伝子が強い為か容姿が将来有望なイケメンの卵だしこれなら上手くいけばハーレムも夢じゃない!!前世ではキモオタやらデブやらくさいやら言われていた俺としては、願ってもいない大チャンスだ!!全く働かないあのクソ親父やクソババアにはやれ、「もっと稼いで来い!」やら、「あたしたちが育ててやったんだから早く恩を返せ!」なんて言うし、逆らえば暴力を振るうわで俺の稼いだ金で遊んで暮らしてる二人はこの世界に居ない。最高かよ!!
俺が居なくなって転落人生を送るって考えると笑いがこみ上げてくるわ!!
これからは俺のバラ色人生の幕が開けるぜ!!!って何もせずに考えるのは良くある二次小説の踏み台野郎の考えだ
だが、しかし!!俺は違う!!
こんないい見た目なんだ、より努力をすることで素材を限界まで高めて本当のバラ色生活を送ってやるぜ!!
まず、初めにやることはこの世界についての勉強をすることだ。この世界の事はゲームでしか知らない為、学ぶことは多いだろう。スタートダッシュが早ければ誰よりも先に進められるからな!!その次は見た目を女性受けする見た目を研究して、口説き方のテクニックを鍛えなければ!!後は最低限同性相手に気遣えるようにしないとな。
ギャルゲー・エロゲーなんかのハーレム物の主人公は同性にあまり受け入れられない所があるから最低限の付き合いをしないと邪魔をするやもしれん。
さあ、行くぜ。マイライフ!!
その考えから5年程経ち、この世界ではやはり俺のハーレムを作るには、最低でもチャンピオンになるべきだと結論が出た。チャンピオンの権限で一夫多妻で結婚をするなんてことも過去にあったことから可能なのだろ。
ならやるべきなのは、トレーナーとして最高の環境で学ぶことだ。そうと決まればと両親に頼み込み、来年俺は何人もリーグ上位常連者やジムリーダー、四天王などを輩出したトレーナースクールに通うことが決定した。
ここからが本当のスタートラインだ。まあ、今の俺ならどんな所でも楽勝だろう。
さて、この5年間で俺にとって家族環境もかなりいいところだと知ることが出来た。
一つは父親が、この世界の大手企業社員で物凄く子煩悩だということだ。前世のクソ親父と違い子供の為ならどんなにきつかろうと働ける人物だ。常識的な値段ならよほどのことがなければすぐに買ってくれるし、本当に欲しい高い物でも事前に言えば、自身のお小遣いを何か月分かを貯めてから買ってくれる。
そのおかげで、がくしゅうそうちを手に入れることが出来たのは、恐ろしく幸先が良い。
2つ目は生まれた時か感謝している母親だ。見た目だけでなく、産んでくれた時は16歳と若く、それでいて見た目は最低でも上の中と呼べる容姿だけでなく、元ジムリーダーだったらしい。担当していた地方は詳しく聞いてないが、何でも凄く腕の立つジムリーダーだったと親父から聞いた(かなりのろけられてうざかったから蹴っ飛ばしといた)。その遺伝子を強く引くであろう俺が弱いはずがない。あまり努力をしなければ雑魚だろうが、俺の願望であるイケイケ(死語)の為ならば、努力は惜しま無い。
最後に双子の兄の存在だ。俺一人がどんなに努力をしてもいつかは壁にぶつかる。その為に必要なのはライバルの存在だ。
ゲームの主人公にはライバルが必ず立ちはだかり主人公の踏み台になってくれる。そうすることで主人公はさらに成長させてくれる存在が必ず必要だ。だからと言ってどこかにいるとはあまり考えられない。ここは現実だ。
なら、身内や幼馴染とかならどうだ?そう考えたら後は早かった。身近に双子の兄がいるんだ。こいつを常に俺と切磋琢磨してくれる相手に仕上げればいい。他にも幼馴染の少女や妹も居たがどちらかと言えばハーレムヒロインの枠として入れたい。二人とも美少女だし。
そんな考えから俺は両親に頼み俺と同じところに兄を受ける様に仕向けようとした時だった。母と兄が話しているのを聞いたのは...
何でも親父の会社がある事件でつぶれてしまい職を失ってしまったらしい。その為俺が行くトレーナースクールに通えないただ普通の一般のトレーナースクールなら行けるからと、その言葉を聞いたとき俺の計画が崩れる音がした。あの最高の環境でトレーナーに成れなければ、俺のバラ色計画は壊れてしまう。
「いや、ゾイは通わせてあげてよ。あいつあれほど熱心に行きたいって言ってたんだから」
「私だって、あの子のやりたいようにしてあげたいわ。でもね、ゾイにしっかり言い聞かせれば理解してくれるはずよ」
「別に僕はメンドクサイし学校とか行かなくていいし」
「駄目よ!そんなことはさせられません!!」
兄が俺の事を擁護し、俺が志望するトレーナースクールに行ける様に何度も何度も母さんに頼み込んでいた。自分は学ぶ必要はないから、ゾイにその分かけてやってとそう言い続け最終的には母が根負けした。
「わかったわ。でも、お母さんに頼んで私の故郷にあるトレーナースクールに入ってもらうわよ」
「えー」
「えーじゃない!!」
「仕方ないな」
「そう言いたいのはこっちのセリフよ」
呆れたように話す母と面倒そうな表情をする兄
本当にこの世界に来て俺を中心に動くかのような感覚に笑みを浮かべた。
その後、兄が行方不明になったりしたらしいが、2・3年位家に戻らないうちに見つかったらしい。すぐに旅立ってしまったらしいが
まあ、どうでもいい。この数年でトレーナースクールを優秀者として卒業した俺はその後2年間をエリートトレーナー育成機関に入り学んだ。
さあ、ここからが本当の旅立ちだ。ついでにあの兄を連れて行こう。ポケモンの育成については学んでも実践ではまだまだだと自覚はある。その点を補うためにあの兄を連れて行けばいいだろう。あっちはトレーナーとしては先輩だがすぐに追いついてその後別れればいい。
当初の予定ではライバルキャラとしての役割を与えたかったまあいい。それにハーレム候補を連れてきてくれたしな。
確か、クロナちゃんとユヅちゃんだったか?あまり好印象を与えられなかったが、バトルの実力もそこそこ高そうだ。ユヅちゃんはあの兄に負けてしまうぐらいだからそこまで育成能力は高くはないだろうが、メガシンカを使っていたのなら俺も使えるようになれば、少しは仲が深まるだろう。
さあ、さっさとあいつを連れて2人の所に向かうとするか。そう思いながらルンルン気分で下に降りるて兄に言うと
「ゾイ、うるさいわよ!!」
「それ以前にお前の準備で待っていたんだろうが!!」
母と兄からただならぬ威圧感を出し合いながらこちらに返してきたためつい謝る。
そこから旅立ったのは1時間以上過ぎてしまった。このクソ兄貴!!俺の計画をずらしやがって!!
すぐに強くなってボロボロにしてやるよ!!そう心に誓った。