ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者 作:匿名おっさん
「ようやく着いた」
僕たちは、ミアレシティより南東に位置するハクダンシティに到着した。
「はあ」
「デーズ...」
「うへぇ」
上から順にクロナ、ユヅ、ゾイの三人がため息をついていた。
ミアレからここまで来るのにゾイは、あのポッポ使いの他3人ほどトレーナーと戦ったがここまでの戦績は4戦中3勝1敗とまずまずの結果だ。ゾイが一回負けてしまったことにかなり落ち込んでいるがあれは仕方ない。どこぞのルカリオ使い、シンオウ地方のジムリーダーらしいスモモがこの辺にいるとはだれが思うだろうか?
何でもシャラシティのジムリーダーであるコルニとの練習試合前らしくこの近くで修行をしていたらしい。ゾイをボコボコにする辺りやはりジムリーダーとして高い実力を持っていることがわかる。(僕も戦ってみたかったため、申し込もうとした時に約束の時間を間違えたらしく急いでこの場から離れてしまったことに軽く残念に思う。)
その為物凄く落ち込んでいるが、なら何故上二人がため息をついているのかその理由は...
「へい!彼女たち俺とお茶しない?」
「やあ、姫僕と一緒に素敵なディナーでも行かないか?ついでに素敵な」
「おい、お前の心は俺が奪ってやるよ!」
何てのさばる
まあ、そんなことは置いといて
「ゾイ、どうする?今夕方だしポケセンの宿泊部屋が空いてるかわからないけどそこにする?」
ポケモンセンターは宿泊場所としても機能している。職業がポケモントレーナー一つだけなら泊まれるって言う少し変わった宿泊施設だ。
でも、流石に夕方だし空いてないよな。
「ああ」
いつもなら若干の罵声が混じるけど、生返事で返ってきた辺り本当に疲れているんだろうな。
「もう何でもいいですから、早く宿泊場所に行きたいです」
「(コクコク)」
言葉のイントネーションが違うユヅと頷くだけのクロナを見るにものすごく疲れてるんだと言うのがわかったため速足でポケモンセンターに向かった。
ポケモンセンターに入り如何にか二つ部屋が取れたため、当たり前だが男女別に部屋に入るなりゾイはすぐにベットに突っ伏して寝始めた。連戦の上最後に圧倒的格上相手のバトルで精神力が尽きたのだろうな。
一様家族だし教えてあげたいけど、こいつ僕の言葉聞いてくれないから教えられないんだよな。本当に面倒な弟だよ本当に。
「散歩にでも行ってくるか」
そんな独り言を呟きながら部屋を出る。
ポケセンの食堂は予約制の為いきなり来た僕たちは利用できなかった。その為、各自で夕食を取ることになった。僕の依頼の一つはあの二人の護衛も含まれてるけど四六時中ずっと見ていろってことではないし、ジムリーダーがいる町で騒ぎが起きたら流石にわかる。
周辺に居ない訳でもないし大丈夫だろ。