ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者   作:匿名おっさん

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名前をブラッド→リクモに変更
10/7ゾイの年齢を二つ下から双子に修正


10/27佐藤左藤様からの指摘を適応しました。指摘ありがとうございます。


一章
始り1


 ジリジリジリとピカチュウの目覚ましが喧しく鳴り、目が覚める。

 

むくりと、ベットから起き上がる。

 

 

「ふぁ...二度寝しよ..」

 

 

 ピカチュウの目覚まし時計を止めもう一度布団に入る。

 

 

 ふかふかのベットに意識を落とした。

 

 

「起きやがれ!クソ兄貴!!」

 

 

 せっかく二度寝しようとしたのに、弟に叩き起こされた。

 

 

「おい!クソ兄貴!今日は俺がトレーナとしての初めて旅に出る大事な日なのに何寝てんだよ!」

 

 

 そんな罵声と一緒にベットから突き落とされた。頭から落ちた。いてぇ・・・

 

 

「いや、知ってるけど...」

 

 

 僕関係なくない?それに昨日夜遅くまで仕事してたから眠いんだけど

 

 

「クソ兄貴も荷物持ちで一緒に行くんだから早く準備しやがれ!」

 

 

 いや知らないよ。荷物持ち何て初めて聞いたよ。

 

 目の前にいる訳のわからない事を言っている双子でイケメンの弟、ゾイの言葉にため息をついた。

 

 

 

 

 下に降りると庭にいるであろうガーディとポチエナが遊んでいる鳴き声を耳に入れながらリビングに行くと母さんと父さんがいた。ってあれ?

 

 

「父さんなんで居るの?今日は朝から仕事じゃなかった?」

「ゾイの初めての旅だから、休んだ!」

「はあ...」

「いきなり休んで会社大丈夫なのかしらね」

 

 

 母さん同じ気持ちでうれしいよ。

 

 ゾイは幼い頃から優秀でトレーナースクールでも常に上位の成績を修めているため、父さんはゾイにかなり甘い。基本、初心者トレーナーはモンスターボールを5~10個にきずぐすり数個程度だけど、ハイパーボールを20個用意しているし、その上かいふくのくすりを用意しているし何なのこの馬鹿親。僕の時には何もしてくれなかったくせに。

 

 

「あなた?リクモには何もしていなかったのにゾイにはなんでそんなに甘やかすのかしら?」

「勿論リクモにも同じようにしてあげたかったが、こいつは勝手にトレーナー資格を取ってすぐに出て行ったではないか!なら最低でもゾイには親として甘やかしたい!」

 

 

 ああ、うん。ごめん父さん流石に愛が重すぎるよ。

 

 

「そうだ、父さん何故僕もゾイの旅についていくことになったんだけど何で?」

「ああ、父さんたちは1年前にこっちに来たが、2年前にここカロス地方に大事件かあっただろ?」

 

 

 大事件、それはフレア団が引き起こした危険度Sランクの大事件だ。

 

 

「あったね」

「そこでだ!トレーナーとして先輩であり兄であるリクモが一緒に居ればゾイも安全だと思ってな!名案だろ?」

「兄貴なんていらねえが、まあ荷物持ちとしては最低限使えると思ってな」

 

 

 ゾイから一方的に嫌われてるから嫌なんだけどな。後、ゾイがいると仕事(・・)に支障が出そうだし

 

 

 でも父さんの意見にも賛同できるしなぁ...。ちらりと、弟を横目見ると

 

 

「なんだよ」

 

 

 嫌そうな顔をする弟にため息を吐く。こいつ本当に優秀なのかね。トレーナーの事を全然理解してないだろうし。危なっかしそうだな。仕方ない。

 

 

「わかったよ。ゾイの旅について行くよ」

「ごめんなさいね。リクモ」

「頼むぞ!リクモ」

「はっ!ついてこなくてもいいけどな!」

 

 

 面倒ごとにならないと良いな....

 

 

 

 

 

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