ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者   作:匿名おっさん

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名前をブラット→リクモ


始り3

 あれから数分、博士が新人同士でポケモンバトルをしてみないかと提案があり、今ゾイと新人トレーナーの女の子がポケモンバトルをするみたいだ。

 

 

「出ろ、キモリ!」

「行こう、ミズゴロ!」

 

 

 博士からもらったのはどうやらホウエン地方の三匹の様だ。そう言えば前にこの三匹の最終進化はメガシンカできるから研究のためにオダマキ氏から貰うって言ってたかな?

 

 

 タイプの相性的にはゾイのキモリの方有利だ。しかし、それだけで勝負が決まらないのがポケモンバトルだ。まあ、でも....

 

 

「突っ込め、キモリ!」

「かわして、体当たりだ!」

 

 

 ミズゴロが躱し体当たりを当てたけど、にやりとゾイは笑いキモリに指示を出した。

 

 

「掴んで、すいとる攻撃だ!」

「キャモ!」

「ミズゴロ!水鉄砲でキモリを吹きとばせ!」

「死んでも離すな!そのまま相手が倒れるまですいとるだ!」

 

 

 

 トレーナーに指示されてたことを体現しようとしている二匹。御互いの攻撃を切り出し続けるが1分以内に片方が倒れた。最後に立っていたのは、ゾイのキモリだ。ミズゴロは目を回していた。

 

 

「ミズゴロ戦闘不能!キモリの勝ち!」

「ふん、当たり前だな!」

「キモ...」

 

 

 ゾイはどや顔で相手を見下している偉そうな言葉に軽く頭がいたくなる。下を見てみるとほめてもらいそうな顔をしているキモリが悲しそうな表情をしていた。

 

 

 ゾイの勝因は一つはタイプ相性、トレーナーにとっては基本であり常に気を付けなければならい当たり前のことだ。

 二つ目はレベルと特性が近いポケモンであることだ。キモリはしんりょく、ミズゴロはげきりゅうの特性を持っているから体力が限界近く慣れと自身のタイプの技の威力が上がる特性を持っている。

 三つ目はキモリの技がすいとるという相手の体力を奪う技だからだ。そこにしんりょくのブーストがかかり耐久勝負になり勝てた最大の理由だろう。

 ある程度経験を積んだトレーナーであればミズゴロでこの結果にならない可能性は十分あった。今回はお互いがポケモンバトルに対して慣れていないからこそ上手く決まった策だけど、もし条件の三点の内一つでも抜けていれば成功はしないだろうな。

 

 

 

「じゃあ、次は僕とミオくんとのバトルだね!」

「は、はい!」

 

 

 緊張してなのか、それとも博士が手を肩に回していていることで、顔が近い為なのか判断しにくい表情をしている新人トレーナーちゃん。博士も一回り以上も年の離れた相手を口説くように見える行動は控えてほしい。新人トレーナー君が怖い表情で嫉妬してるから。ゾイも博士にイケメン死すべし!みたいな目をしてるし、お前も見た目良いだろうが。

 

 

 内心で博士たちにツッコミをしていると、袖を軽く引っ張る感覚に横を向いてみる。

 

 

 すぐ近くにいたのは四天王候補の少女だ。そう言えば名前知らないや。

 

 

 

「...クロナ」

 

 

 僕の考えを読んでなのかそれともたまたまなのか分からないけど。いきなり小さな声で聞こえた彼女の声に驚きその言葉が何のか理解できなかった。

 

 

「クロナって君の名前?」

 

 

 僕の問いかけにコクリと頷く彼女、クロナの行動はまるで人形みたいだ。

 

 

 

「あなたは、転生者なの?」

 

 

 まるで確信を持った声のトーンに僕は少し感情を乱れてしまった。

 

 

 

 

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