ポケットモンスターTrip 頂へ目指す者 作:匿名おっさん
「遅いですよ!!」
依頼対象である金髪の少女が、威嚇するかのように仁王立ちをして研究所のバトルフィールドに立っいた。いや、君が速いだけだって。
一つため息をしてから周りを見ると、フィールドの審判位置に博士が、その反対側のベンチにはゾイと新人二人そしてもう一人の依頼対象であるクロナが居た。
勘違いされたのは仕方ないし、何よりも大切な友達なんだってわかる。バトルするのも好きだし、この子の実力がわかって今後の方針を決めることができるから良いんだけど...
「そう言えば自己紹介して無かったよね?僕はリクモよろ「敵に名乗る名前はないです!!」く」
うん、話が通じないなら手っ取り早く話を進めるならバトルしてこいつを満足させた方がいいよな。
ゆっくりと少女の反対側に着く。
「ポケモンバトルするんでしょ?対戦形式とルールは?」
「...私が決めていいんですか?」
ゲームだとポケモンバトルのルールが変わるのは特定の場所や人物たちだけで、基本的には手持ちのポケモンをフルに使ったバトルが基本だったと思うけど、今生きている世界だとポケモンバトルにはいくつか対戦形式が存在している。
一般的なルールを挙げると3対3のハーフ、6対6のフルバトルそこに公式ルールの相手トレーナーに攻撃を禁止、ひんしになったポケモンを回復してからの使用、バトル一回での技は
技は4種類まで何てポケモン廃人とか呼ばれている人がこの近くに居たら「何言ってるんだこいつ?」みたいに言われそうだけど、この世界のポケモンは技を覚える制限が基本的に無い。その上ルールが無くなれば、相手トレーナーに攻撃するなんてことになりかねないため、いくつか対戦形式や公式ルールが出来たとのことが十年位前の出来事の事。
本来ポケモンバトルを仕掛けて側は受けた側がポケモンバトルのルールを決めるのがルールだが、受けた側がその権利を放棄することで仕掛けてきた側が決めることなんかも良くある。その場合は相手を舐めてることが多い
その為、目の前の少女がどことなくこめかみがピクリと動いてる理由が手にわかる。
「なら、ルールは公式タイマンでどうです?」
「いいよそれで。で?君が勝ったら何要求があるんだろ?」
「察しが良いんですね。私の要求はただ一つクロに金輪際近づくな!」
公式タイマンとは公式ルールでのお互い一匹ずつでの対戦形式の事だ。主に森や洞窟でのバトルで推奨されている対戦形式だ。短期で決着を付けたいそれか選ぶポケモンに絶対の自信があるのかだ。要求から考えて後者の方だろな。
「それでいいよ。じゃあ、僕が勝った時の要求は...」
「そっちの要求は言わなくていいです!!私が絶対に勝つんですから!!」
「ははっ」
良いなその気迫!!高ぶる感情を抑えず笑みを浮かべる。すると、一瞬ビビったような戸惑うような表情を浮かべたがすぐに目の敵のようにこちらをにらみつける。
「行くデス!!レイド!!」
「蹂躙しろ、ジャララ」
僕たちは同時にボールを投げた。