あと今回は短いです。すみません。
ガラードワース学園控え室
序列下位と序列外の生徒の試合がほぼ終わり、まもなく今回の公式序列戦のメインとなるであろう僕の試合が始まる。
幸い、今回僕に試合を挑むのはハプスブルクさんしか居なかった。さすがにいないだろう。
『次はグランドスラム候補の霧咲スバルの試合でーす。』
アナウンスが流れてきたため、僕は控え室から出てステージに向かった。会場はすごい熱気に包まれていた。
「おやおや、逃げなかったようですね。」
ハプスブルクさんも反対側の出口からステージに上がった。
「まぁ、これであなたを倒せば、私はグランドスラム候補を倒した有名人です。」
ハプスブルクさんはなかなか余裕の様子のようだ。
『それでは序列5位キース・ハプスブルク対序列6位霧咲スバルの試合を始めます。』
僕は超神星剣ジークヴルム・ノヴァを構え、ハプスブルクさんもクレイモア型の煌式武装を構える。
『試合開始!』
「うおおぉぉぉぉ!!」
ハプスブルクさんがこちらに突進を仕掛け、煌式武装を振りがさす。それを僕がジークヴルム・ノヴァでガードする。
「まぁ、このくらい仮にもグランドスラム候補者ならできますよね。けれど、これならどうだ。」
そう言うと、手首を返して弧を描くように剣閃を浴びせる。
「くっ…………!」
僕はギリギリのところでこれを受けた。すると、剣の一閃が僕に当たったのか頬から血が流れた。
「どうやら、これがあなたの限界のようですね。
これで終わりにしましょう。」
すると、彼の星辰力(プラーナ)が高まっていく。
彼は流星闘技をぶつけるつもりだろう。
「はあぁぁぁぁぁ!!」
僕は彼の流星闘技である剣閃の18連撃を食らった。体が刻みこまれ、僕は地面に膝をついた。
「ふん、大したことはなかったですね。」
彼は笑いながらこちらに近づいてくる。
「さぁ、校章を寄越しなさい。」
彼がそう言った瞬間、
僕は彼に向かって突進し、剣で彼を横薙ぎにした。
「何っ!?」
彼は咄嗟に腹に星辰力をため守ったが、多少腹には切り傷が見え、出血していた。
さぁ、接待試合は終わりだ。もう充分でしょ。アーネストさんやシルヴィが信用してくれている以上負ける訳にはいかないからね。
僕がジークヴルム・ノヴァを起動すると、剣が赤く光り、その周りを白い羽のようなベールが覆う。
僕自身にも星辰力で作られた白い翼が背中に形成された。
僕は剣を掲げながら言った。
「ジークヴルム・ノヴァ召喚時効果(ファンファーレ)発動。」
すると僕の周りを白い光が覆った。
スバルくんがついに今の本気を出し始めましたね。
次回、本編では明かされていない超神星剣ジークヴルム・ノヴァの能力が…………。
次回もよろしくお願いします。