少し雑になってるかもしれません。ごめんなさい。
アスタリスク商業区 広場
クリスマスイブの寒空の中、僕は今商業区にある広場で噴水に座りながらある人物を待っていた。
「そろそろ来るはずなんだげど。」
そう思っていると、広場の入り口から栗色の髪をした女の子が
こっちにやって来た。
「ごめんねー。スバルくん。着替えに遅れちゃって。」
栗色の髪をした女の子ーシルヴィが謝った。シルヴィの格好はいつものような帽子をかぶっているが、洋服はマフラーにコートと冬に合わせた格好をしていた。
「別に大丈夫だよ。今回はシルヴィのためだからね。」
実はシルヴィは毎年明日に行われるクリスマスライブがあり、シルヴィと過ごせる日はいつもこの日しかない。
「うふふ。ありがとうスバルくん。じゃあ行こうか。」
僕はシルヴィと共に商業区の方に向かって行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕は今シルヴィアと商業区のメインストリートを歩いている。
「それにしても今日は混んでるね。」
「そうだね。カップルの人達でいっぱいだからね。」
そんな何気ない話をしているとシルヴィは店の飲食店にある看板を見つけた。
「ねぇ、スバルくん。これ一緒に食べよう。」
「えーと、どれどれ………」
そこには『カップル様限定。loveセット。食後にはセット限定のハートのあつあつのチーズケーキ付き』と書かれた文章とパスタとサラダとドリンクにハートの形をしたチーズケーキの写真が載っていた。
え!?カップル様限定!?ということは…………
「ねぇ、シルヴィ。カップル様限定って書いてあるよ。」
「うん、そうだね。」
「シルヴィの相手って誰?」
「それは勿論。スバル君でしょ。」
世界の歌姫のカップルの相手が僕!?いやいやいやいや………
「あの、シルヴィはカップルの相手が僕で大丈夫?」
「全然平気だよ。それともスバル君は私のことが嫌?」
「そんなことないよ。シルヴィは可愛いし優しいから嫌いになるところなんてないよ。」
僕がそう言うとシルヴィは顔を赤らめていた。
「う、うん///。ありがとう。な、中に入ろう///。」
シルヴィに急かされながら僕は店内に入った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やはり、店内はカップルばかりだね。」
「そ、そうだね。スバル君///。」
僕達が席に座ると店員さんがやって来た。
「ご注文を承ります。」
「えーー。loveセットを二つ下さい。」
その後パスタとドリンクはどうするかと言われたがシルヴィと僕は同じクリームソースのパスタにし、ドリンクはシルヴィがアイスティーで僕はアイスコーヒーにした。
「かしこまりました。メニューを片付けますね。」
そう言って店員さんはメニューを持って帰った。
「あ、あのさスバル君。ちょっと聞いていい?」
さっきまで俯いていたシルヴィがたずねてきた。
「オーフェリアさんの事をどう思っているの?」
え、急に何!?どう思っているのかって……………
「あの事件のリーゼルタニアでの知り合いかな。」
「そ、そうじゃなくてオーフェリアさんはスバル君の日常的な生活でのどんなポジションかっていうこと!」
シルヴィが真剣になって僕の方を向いている。
「それは………年上の相談者って感じかな。僕のこともしっかりと知ってるから相談しやすいしね。」
「そ、そっか。(週刊誌に載ってたけどデマだったんだ。)」
シルヴィの口から週刊誌って単語が聞こえたが一体何だろう。
「じゃあ、ノエルちゃんは?」
「ノエルは………後輩かな。しっかりと僕の教えたことをしっかりとやってくれるちゃんとした子だよ。」
「なるほどねぇ。たしかに周りから見てもそんな感じかな。」
シルヴィが少々安堵している。なんでだろ。
「そ、それじゃ最後の質問。わた…」
シルヴィがそう言いかけると、店員さんが料理を持ってきた。
「料理が来たみたいだね、シルヴィ。」
「う、うん。そうだね。食べようか。」
僕とシルヴィは運ばれた料理を食べることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いや~。おいしかったね、シルヴィ。」
「そうだね。後はデザートだけだね。」
シルヴィも料理に満足している様子だった。
「それでさ、さっきの質問なんだけど………」
シルヴィが言いづらそうな感じである。
「うん?どうしたの。」
「あの、えっと、わ、私のことをどう思っているか教えて。」
えっ!?シルヴィをどう思っているかって。本人の前で言うとなかなか恥ずかしいんだけど。
「え、そうだね。シルヴィとは昔からの友達だったし、何とも言えないけど、簡潔に言うなら………
僕が生きている人生で最高のパートナーかな。」
「えっ!?」
「だってあの事件ではシルヴィと一緒に戦ったし、日常とかでもシルヴィと一緒にいることが多いからね。」
「……………………///」
シルヴィが顔を赤らめているけど、どうしたのかなって。
いや、待てよ。さっきの僕の言葉…………………………
えっ、普通に彼氏彼女が使う告白に近い言葉じゃないか。
「あ、あの変なこと言ってごめんシルヴィ///。」
「うふふ。」
シルヴィが笑い始めた。
「スバル君がそう思ってくれているなんて私はうれしいよ。」
シルヴィが僕の方を見て笑いながら話した。
「じゃあさ、スバル君。来年の王竜星武祭で私が優勝したら、星武祭の願いの他にスバル君にしか叶えられないお願いをするからさ。」
「えっ、ちなみにその願いって何なの?」
「うふふ。秘密♪」
シルヴィがいたずらっぽい仕草で返事をした。
そんな会話をした後、店員さんがチーズケーキを持ってきた。
あつあつのチーズケーキは寒い冬にはぴったりで僕もシルヴィも大満足だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あっという間だったね。シルヴィ。」
「そうだね。明日はライブかと思うと疲れちゃうよ。」
冬の日の入りは早い。現に今は夕方近くだが周りはほぼ真っ暗で何も見えなかった。
「そうだ。シルヴィこれ。」
僕はシルヴィにあるものを渡した。
「スバル君。これは………」
「シルヴィへの早めのクリスマスプレゼントだよ。」
「これって、ブレスレット?」
シルヴィに渡したブレスレットはシルバーのブレスレットを基に僕が加工してブレスレットの真ん中にシルヴィのイメージカラーである紫色のビーンズやガラスで装飾されている。
「そのブレスレットには僕の力が限定的に使えるようにしてあるんだ。何かの役に立てばいいなって思って。」
「ありがとう。スバル君。最高のクリスマスプレゼントだよ。」
シルヴィが笑う姿に僕は思わずドキッとしてしまう。
「それじゃ、また会おうね。次会うのは新年を明けてからかな。」
「そっか、クリスマスが終わってもそのまま正月のイベントがあるのか。また電話するからさ。」
「うふふ。ありがとう。またね。」
シルヴィはそう言ってクインヴェールの方に帰って行った。僕は明日がガラードワースの歓迎会兼クリスマスパーティがあるので今日は寮に泊まることにした。ノエル達も今日の深夜便で帰ってくるそうだ。
今日は霧咲スバルが恋人とかに鈍感であった彼が少し恋について認識し始めた始点となる一日だった。
閑話は次回のガラードワースでのクリスマスで区切りをつけようと思います。ただ、読者が冬から春にかけてのイベントでこんなのを書いて欲しいとコメントしたら短くなるかもしれませんが書かせていただきます。
なければ、次回作が書き終わり次第本編に繋がる話を書かせていただきます。
次回編はあの女の子を中心にあの組織と邂逅します。
指事語が多い次回予告ですね笑。
それではまた次回会いましょう。引き続きコメントや感想や評価をお待ちしております。