分からない人すみません。
グリムノーツのキャラ説明は本作通りですが、必要ならば一人一人作っていきます。
ガラードワース 大講堂
12月25日、今日はクリスマス。今僕は今日の夜から行われる
クリスマスパーティを兼ねた今年のガラードワースの入学テストに合格した新入生の歓迎会の準備をしている。
ノエル達は深夜に帰って来てるから少し疲れが見えるだろうと思っていたが、そうでもなくテキパキと飾り付けをしている。
というかノエルは何か覚悟に満ちた表情をしているし、エリオットはまるで苦しみから解放されたような表情で準備をしているし、帰省中に何があったんだろう。
そう思っていると、ランが後ろからやって来た。
「久しぶりだな、スバル……なんだ寝不足か?」
「まぁ、そんなところかな。」
彼らに対し僕は疲れていた。なぜなら昨日のシルヴィのことで興奮してまったく眠れなかったからだ。寝ようと思うとあの日の会話が夢に出てきてとても恥ずかしかった。
「そう言えば、ランはこの期間何やってたんだ。」
「俺は純星煌式武装の調整でダイバーシティの本部に居たよ。何でも付属してパワーアップする煌式武装をシェインさんが開発したらしい。」
「シェインさんは本部に帰っても武器の開発に没頭か。」
「あと南極に調査に行ってたタオさんとエイダさんとサードさんが南極で見つかったウルム=マナダイトを持って帰って来るそうだぞ。」
「じゃあ、カーリーさんやファムさんも解析の準備をしているのかな。」
僕達は今のダイバーシティを支える主要人物の現状をお互いに話した。
「二人とも。おしゃべりをしてる暇があるなら手伝いなさい。」
そうこうしていると、レティシアさんが叱りに来た。
「すいません。レティシアさん。」
「まったく、何をしているのですわ。ランはエリオットとノエルの手伝い、スバルはパーシヴァルの所に行って料理の手伝いをしなさい。」
「「は、はい。」」
僕とランは別れ、ランはノエル達の所へ、僕はパーシヴァルさんを手伝いに食堂へ向かった。
こうして着々とクリスマスの準備は進んでいった。
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夜
『これからクリスマスパーティを兼ねた新入生の歓迎会を開きます。』
アーネストさんがステージでマイクを持ってパーティの進行を始めると、新入生から大きな歓声が湧いた。
『今回のパーティを通して我々在校生と仲を深め、学園生活を快適にしていただけると僕は嬉しく思う。』
『ちなみに、此度のパーティの料理は我が学園の英雄霧咲スバル君が新入生のために作ったものだ。』
「「「おーー。」」」
いや、アーネストさん今の説明要りました?
『それでは新入生のみなさん。楽しんでください。』
そう言ってアーネストさんがステージから降りた。
あの開会の言葉の後、僕の所には多くの新入生がやって来た。主に星武祭での事や戦い方についての話題が多く、僕が話すと新入生はしっかりと聞いていた。
次にノエルとエリオットくんの所に新入生達が集まっていた。何でも中学1年から序列入りした彼らは羨望のまなざしで見られていて、同じく星武祭の事などを話していた。
ケヴィンさんは入学テストから目をつけていた女の子を探しに出かけ、ライオネルさんはそれを止めに追いかけに行った。
アーネストとレティシアさんとパーシヴァルさんはステージの近くのテーブルで僕が作った料理を食べていた。
ランはどこに行ったのだろうか、開会式が始まるまではいたのに、どこかへ消えてしまった。
僕を含めみんなはそれぞれのクリスマスを過ごした。
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『これを持ちまして閉会式とさせていただきます。』
アーネストさんが閉会宣言をすると、新入生達はぞろぞろと大講堂を出ていった。
「いやー、話を聞くと今年の新入生は優秀ですね。」
僕は机を片付けながらアーネストさんに話しかけた。
「そうだね。彼らには星武祭に積極的に参加して欲しいよ。」
アーネストさんと話をしてるとノエルが近寄ってきた。
「どうしたんだい、ノエル。」
「あ、あのお兄さんは今日は遅いから寮に泊まりますよね。」
「まぁ、その予定だね。」
「で、でしたら私の部屋に来てくれませんか。」
「えっ!?」
ノエルの爆弾発言にアーネストさんやレティシアさんは少々驚き、ケヴィンさんは笑いをこらえている。
「い、いやそれはちょっと…………」
「いいんじゃないか。ノエルも一応新入生の枠だから先に上がっていいぞ。スバルはノエルと一緒に行きな。別にこっちは大丈夫だからな。」
どこから湧いたのかランがそう言った。
「あ、ありがとうございます。ランさん。」
「え、ちょっ………」
ノエルは僕の腕を掴み走り出した。
「霧咲先輩行っちゃいましたね。」
さっきまで黙って見ていたエリオットが口を開く。
「いや、ノエルちゃんも大胆に出たねー。エリオット君はノエルちゃんのことはいいのかい。」
ランがエリオットにたずねた。
「別に彼女がずっと霧咲先輩が好きなことは分かっていましたよ。霧咲先輩は気づいてないかもしれませんが。」
「エリオット君は大人だね~。どうだい、今夜は俺の部屋でボーイズトークでもするかい?」
ケヴィンがエリオットに提案した。
「…………………時間があれば向かいますよ。」
そう言ってエリオットは片付けに戻った。
「………ところで、ケヴィンさん。」
「………なんだい。ラン。」
「賭けをしましょう。」
「………どういう内容だい。」
「今日スバルがノエルの部屋でただ寝るだけに10000円を賭けます。」
「……そうか。俺はスバルがノエルちゃんの部屋で一発やるに10000円を賭けるぜ。」
スバルがいない中で男二人は彼に起こる痴情をネタに賭けをしていたのだった。
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どうも、スバルです。僕は今ノエルの部屋にいます。ノエルの寮の部屋ははじめて来たけど、女の子らしくしているなぁ。
ってそうじゃなくて、僕は先にシャワーを浴びてノエルが今風呂に入っているのですが、ノエルがなかなか僕の部屋に帰してくれません。え、何これ。ランが前言ってたヤンデレっていうのか?
僕がベットで座っていると、シャワーの音が止んだ。
ノエルが上がってくる。風呂場のドアが開いた。
すると、ノエルがバスローブを着て風呂から上がってきたのだ。ところどころ滴る水滴が普段のノエルから感じないくらいすごく艶かしい。
「あ……あのお兄さん。」
ノエルが静寂を破った。
「えっ!えっとな、なんだい。ノエル。」
ノエルのそんな姿に動揺を隠しきれない。
「今日は久しぶりに一緒に寝てくれませんか?」
「えっ!?」
たしかにノエルと一緒に生活をし始めた頃はノエルからのお願いで一緒に寝たことはあったけど、今この状況では意味が変わってくるでしょう。ただでさえ、昨日のシルヴィのことがあってなかなかやばいのに。
「いや、ちょっとそれは………」
「お兄さんは私の事が嫌いなのですか?」
ノエルが上目遣いで泣きそうになってこちらを見る。だめだ、ノエルを泣かせてはいけない。
「………分かりました。少しだけですよ。」
僕がそう言うと、ノエルはベットに飛び込んだ。
僕とノエルは添い寝という形になる。
意識すると、恥ずかしいな。
「あ、あのお兄さん。静かに聞いていてください」
ノエルが僕の横で話す。
「今はお兄さんには及ばないかもしれませんが、私はいつかお兄さんの隣に立って、そのままずっと側にいたいんです。」
ノエルがいつもよりハキハキと話している。
「お兄さんから見たら、この前のように私が捕まった時だって年下の後輩のように守る対象かもしれませんが、私は年下の後輩ではなく、お兄さんのパートナーとして見て欲しいんです。」
ノエルが僕の服を強く掴む。
「だからお兄さんが私を認めてくれたらその……」
急にノエルが静かになったと思うとノエルは僕の腕に絡みながら寝ていた。疲れていたのだろう。
僕はベットから起きようとするにもノエルが腕をつかんでいるため、強引には起きれない。
ここで寝るしかないのか。
ノエルのことでまた眠れないと思ったが、僕は昨日から寝不足のためすぐに眠ってしまった。
2年後、星導館学園にバスローブの女性にアプローチをかけられる同じ経験をした男子の友達が出来ることを彼はまだ知らない。
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ガラードワース学園 校外
「………久しぶりね。ラン。」
「そうだな。《再編の魔女》。」
「クリスマスパーティを楽しんでもいいんですよ。しっかりスバルさんを監視していただければ。」
「別に気にしちゃいないよ。あんなイベント楽しんだら悔いが残ってしまうだろ。」
ランは黒髪がみえるローブをした女の子に話す。
「そう……。やはり貴方は………。」
「あくまで俺とお前はスバルを『あいつ』に対抗するためのサポーターにしか過ぎない。レイナ社長達が日本に侵攻したエクナートを倒したら、『あいつ』が介入し、エクスさんがあっち側にさらわれて、レイナ社長は力を失い、お前に箱庭の王国を譲ったんだ。」
「そうですね。ずっと裏側にいたのに漁夫の利だね。」
「『あいつ』は前社長達も殺したんだ。許せるかよ。」
「そこには他にもランの個人的な恨みもあるよね。」
「ま、そうだな。ところでそっちはどうなんだ。」
「悪辣の王(タイラント)がスバルさんによって孤毒の魔女(エレンシューキガル)を失ったことで組織のバランスが崩れたわ。あと、《処刑刀》という人が南極からあるウルム=マダナイトを持って帰還中。おそらく次の計画のカギとなる可能性が大きい。」
「なるほどな。」
「そして、『あいつ』の組織が利害の一致ということでこちらの何とか同盟に全面的な協力体制を示した。」
「遂に動き出したか。」
「また随時連絡するわ。これはあなたと私とレイナさんが知っている話。そしてここからは私とあなただけの話。」
「……組織から何を聞いたんだ。」
「これから行うだろう計画のカギはあなたも含まれているという事とあなたが三条家と会う前のネームよ。」
「絶対に他言するなよ。」
「ふふふ。あなたは《光》の方からスバルを助け、私は《闇》の方から手助けする。それじゃあね………
《弱小の黄衣の王(ハスター)》」
ローブの女の子は手持ちの本に星辰力を込めると、魔方陣が発動し、どこかに消えた。
「………スバル。お前は最高の相棒だ。絶対にあいつらにお前を利用させるわけにはいかない。」
ランは動き出す闇に敵意を示し、パーティ会場に戻った。
すいません。けっこう詰め込みすぎちゃいました。
最後の話は次の本編に続くランのクリスマスパーティ中の話です。
明日は模試で投稿できません。
コメントや質問は受け付けています。
それではまた次回会いましょう。