自分でも本当にこの路線でいいのか書いている最中に、思ってしまうことがありました。
そんな本編をどうぞ。
タタカエ……タタカエ……タタカエ………
(何だこれは?今までたくさんの純星煌式武装を起動させてきたが、こんなこと今までになかったことだぞ。どうなっている?)
僕は純星煌式武装を起動すると、純星煌式武装の意思みたいなものが、頭の中に流れ込んでくることがある。僕はそれを《調和》することで、適合率を上げて使えるようにしていた。僕は純星煌式武装に語りかけることをイメージしてやっている。たしかジークヴルム・ノヴァの時も自分の理念を語り、認められて使用者として僕は認められてたのだ。
だが、今回は違う。性格が荒い純星煌式武装はそこそこ存在し、有名なものであれば、覇潰の血鎌(グラヴィシーズ)が挙げられるが、今回は違う。
これは純星煌式武装の意思じゃない。僕の頭の中には赤いガラスの破片のような不純物がこの戦いたい衝動が精神攻撃のように、僕にふりかかり、本来の純星煌式武装の意思を邪魔しているのだ。
タタカエ……タタカエ……タタカエ……
(くっ。全然こちら側から《調和》ができない。このままだと意識が…………)
コンナ タタカイジャ モノタリナイ……
タタカエ……コワセ……ツブセ……
(やっ、やめろ。)
戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え戦え……
(やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)
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「はあっ!?」
僕は目覚める。ここはガラードワースの生徒会室だ。たしか僕は書類の片付けを生徒会のみんなとしていたんだ。あれが夢で良かった。
「お兄さん、大丈夫ですか?ものすごくうなされていましたけど………」
「ノエルの言う通りですわ。ものすごくうなされていましたけど何かあったのですの?」
ノエルとレティシアさんが僕を心配する。アーネストさんや他の生徒会の皆も心配していた。
「大丈夫です。悪い夢を見ちゃって……」
僕は心配している皆を安心させる。
「そうかい、スバル君は王竜星武祭に出るのだからあまり体調を崩さないでね。」
「後で、俺とアーニーとレオがスバルの模擬試合をするからそこで発散しようぜ。」
「ケヴィンの言う通りだ。精神面のケアというのはいかなる場面でも大事だ。」
「後で、レモンティーでもいかがです?」
僕がそう言っても周りは心配し続ける。
「……ありがとうございます。」
僕は彼らの気持ちを素直に受け取り、アーネストさん達との模擬試合の約束をして、パーシヴァルさんから温かいレモンティーを頂いた。
その後、僕は気持ちを切り替えて自分の仕事を全て終わらせた。
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レティシアside
「ここ最近、スバルの様子がおかしいですわね。」
私は先程のスバルの様子も含めてここ最近の彼の様子に一抹の不安を覚える。
「そうですね。ここ最近、彼の変化というと純星煌式武装を替えた位だとランから聞きます。」
私の独り言のような不安に真面目に反応するのは同じく彼を心配するパーシヴァルである。
今、生徒会室には私とパーシヴァルしかいない。
なぜならアーネストとケヴィンとライオネルとエリオットはスバルの練習に付き合うためにガラードワースの第二練習場に向かって行った。ノエルも途中まで用があると言って彼らといっしょに出掛けた。
「そのランも最近は忙しいと言って学校にすら来ていないじゃないですの。ランなら何か知っているかもしれないと思ったのですが………」
実は彼と仲の良いランはダイバーシティの仕事なのかよく学校を休むようになった。喧嘩でもしたのではないかと聞いてみると、そうではないらしい。
「ところで副会長。」
「どうしましたの?パーシヴァル。」
パーシヴァルが私にたずねてくる。
「スバルさん、強くなってません?」
「はい?」
私は思わず聞き返してしまう。
「別に王竜星武祭に向けて強くなっているなら当たり前じゃないですの。」
「そう言う事じゃないです。私が言っているのは彼の星辰力が急激に上がり過ぎているということです。」
たしかに、私もそれはスバルを見て感じた。あれほどの星辰力を上げるのは数年も要る。たしかにパーシヴァルがおかしく感じるのは無理もない。
「別に私はスバルさんがドーピングをしているということが言いたいわけじゃないですよ。」
「私も彼からそれは想像できませんわ。」
私はドーピングを強く否定する。
「ただ、私は少ししか知りませんが、彼は過去に自分の本当の力を失っているのですよね。」
「ええ、スバルはその件が原因で星辰力も大幅に低下したから星辰力を使った身体能力も落ちていると私は聞いていますわ。」
たしかにスバルはあの頃は年が離れたアーネストとツーマンセルが組めるほど強かった。たしか彼が出場した星武祭のスバルの強さは成長していることもあり、その当時と変わらない強さのはず…………
私はここである推測をしてしまった。おそらく、パーシヴァルもその推測だろう。
「もしかしたら彼は今、新しい純星煌式武装が原因なのかは分かりませんが、当時の彼の本当の能力を取り戻している最中なのでは?」
私はたしかに考えたことがなかった。スバルがいつか力を取り戻すかもしれないことを。だって、スバル自身もあまりその力に執着していることがなかったからだ。もし、スバルが力を取り戻したら、恐らくガラードワース、いやアスタリスク内で力を失う前より成長して強くなった彼を止められる人がいるのだろうか…………
「まぁ、スバルが力を取り戻しても彼の性格であるならば大丈夫ですわ。」
私は静かに紅茶を飲む。スバルはたとえその力が人知の範囲外なものでも悪用しませんわ。絶対に。
ただ、フラグというべきなのか。次の瞬間、私の期待を裏切る出来事が起こってしまう。
ドオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!
突如ガラードワース全体を揺らすような大きな揺れと爆発音みたいな音がする。
「こ、これは!?」
「何事ですの!?」
私とパーシヴァルは突然の出来事に驚き、私達は爆発音のした方を確認する。たしか、あっちはスバルやアーネストがいる第二練習場がありますわ。
すると、私の電話が鳴り響く。
『もしもし、レティシア先輩ですか?』
電話の相手はノエルである。
「ノエル、無事でしたのね。」
『は、はい。私は今第二練習場の近くの中庭にいるのですが………』
ノエルは落ち着いていないのか少しおどおどしてるが、無事だったようだ。
「ノエル、何がありましたの?」
私は今の状態を把握するために、私はノエルに近くの状況をたずねる。
『実は…………………』
ノエルは近くの景色を映し出す。
そこに映っていたのは…………………
「なっ、これは…………」
火の海となった第二練習場の姿だった。
いかがでしたか?
なかなかの急展開だったと思います。
それではまた次回会いましょう。