昨日運動会が終わったのですが、疲れと筋肉痛でなかなか書けませんでした。来週は中間テストと模試があるため、投稿は遅れるかも知れませんが、10月にはこのバトルが続く章を終わらせて日常編に移りますので付き合っていただくとうれしいです。
それでは久しぶりの本編をどうぞ。
あの対策会議から数日後…………
「……呼び出して何の用かしら
私は今、歓楽街のとある人気が少ない喫茶店に来ていた。私とオーフェリアさんは顔見知りであっても世間ではレヴォルフとガラードワースは対立関係にあるため目立つ場所で話すと、後がややこしい事になってしまう。
「あ、あのノエルでいいですよ。」
「……分かったわノエル。」
オーフェリアさんはコーヒーを一口飲む。
「……それで本題は何かしら?」
コーヒーの入ったカップをテーブルに置いて、オーフェリアさんは真剣な表情で私を見つめる。
「………単刀直入に申し上げます。オーフェリアさんが持っているストラップを私に貸してください。」
私は静かにオーフェリアさんに言う。
「………確かに私はシルヴィと私の使う分の他にもう一つ持っているけど、貴女はたしか
「………私達ガラードワースは家のために勝ち目がない星武祭には参加をすることができないんです。けれど、私はお兄さんを助けたいんです。私にはお兄さんを倒せる力は今のままではありません。だからお願いです。どうか私にそれを貸してください!」
私はオーフェリアさんに頭を下げた。
「……貴女の覚悟は本当のようね。分かったわ、貸してあげるわ。でも純星煌式武装のアテはあるの?」
「は、はい。ガラードワースに私と相性が良いのがあったんですけど、
「…なるほどね。」
オーフェリアさんはそう言って、ポケットから赤色のガラスの玉のストラップを出して渡す。
「あ、ありがとうごさいます。」
私はオーフェリアさんからストラップをもらうと、彼女にお礼を言って店を出ようとする。
「……少し待ちなさい。」
「は、はい?」
店から出ようとする私を彼女が止める。
「…こんな機会はないわ。少し私とスバルについてお話してみないかしら。もちろん私もリーゼルタニアの頃のスバルの話を貴女にしようと思うわ。」
オーフェリアさんは私に談笑をしないか提案をする。昔の彼女なら私はそれを断っていたかもしれない。けど今はお兄さんをよく知り、助けるための仲間という関係だけでなく、オーフェリアさん本来の性格や人柄に好感が持てた。
「別にいいですよ。」
私は特に断る理由がなく、逆に私が知らないお兄さんを知りたい興味から提案を承諾する。私は帰ろうとした足を止めて元の席に着いた。
「……ありがとう。」
その後、私はオーフェリアさんとお兄さんについて知っている事を談笑していた。私もリーゼルタニアのお兄さんの話が聞けて、とても有意義だった。
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「……ところで今のスバルの悩みを貴女は知っているかしら?」
オーフェリアさんと私の飲み物が無くなる程談笑していると、ある話題をだしてくる。私は分からないためその事に横に首を振って返事をする。
「…………………………結婚よ///」
「は、はい!?」
オーフェリアさんが少し顔を赤くしながらその事を告げる。私も予想外の一言に思わず顔を赤らめて声が裏返って驚いた声を出してしまう。
「…実はねスバルがこの前私に相談をしてきたのだけど、色々な人から縁談が来ているって言っていたのよ。だって彼はグランドスラム候補のスーパースターよ。経歴は良いし、お金にも困らない、色恋沙汰もないこんな有望株がほったらかしにされるわけがないでしょう。」
オーフェリアさんはお兄さんに相談をされた事を私にぶつけるように話す。お兄さんは欧州の名家から統合企業財体の有力者からの多くの縁談を全て破棄したらしい。
「……お兄さんには重婚をするという考えはなかったのでしょうか?」
私はオーフェリアさんに訊ねる。
「…そうね。スバルのようなレベルになると重婚はあり得るかも知れないわ。でも別にそんな感じではなかったわ。きっと彼には想い人がいるから彼は会ったことのない他人を選びたくなかったんじゃないのかしら。」
オーフェリアさんは僅かなコーヒーを口に含む。
「そ、それって………やっぱり。」
「……ええ、シルヴィの事ね。私から見ても両方ともお互いを意識をしているらしいけどね。」
私はそれを聞いて悔しかった。お兄さんとは誰よりもずっと過ごしてきていつか私の恋も彼に気づいてもらってそれが成就すると思っていた。けれどずっと目をそらしてきたが、彼が好きなのはシルヴィアさんだった。確かに彼女なら私よりお兄さんとお似合いかもしれない。
「…少し聞いてみてもいいですか?」
「……何かしら?」
「オーフェリアさんも実はお兄さんの事が好きですよね?」
私がストレートに彼女に訊ねると、オーフェリアさんは少し動揺した様子を示す。
「……ええ、そうよ。私はもう変える事が出来ないと思っていた辛い運命からスバルは助けてくれた。これで好きにならない人はいないわ。本心では私がスバルを助けたらそれをきっかけにシルヴィには悪いけど、私がスバルの恋人になろうと考えていたわ。」
私はオーフェリアさんの告白を静かに聞いた。
「…けれど、私はそんな私の勝手な考えを押し付けて幸せになろうと思わないわ。まず、相手の考えを尊重すべきだわ。だから今回はスバルのためだけでなく、シルヴィのためにやることになるわね。けれど、私はまだ諦めてはいないわ。ノエルはどうなのかしら?」
オーフェリアさんは自分の本心を話終わると、私の事を知った上で私に質問をしてきた。
「私もお兄さんの事が大好きです。本当は私にもオーフェリアさんのような勝手な考えがありました。けれど、私だって諦めませんよ。私のお母様には重婚をしても良いと言われたので私はお兄さんと重婚をする気でいて、シルヴィアさんにも負ける気はありません。」
私もオーフェリアさんに赤裸々に話した。
「……重婚ね。私もそれに乗ろうかしら。」
オーフェリアさんはそんなことを呟く。
「でしたら、全てが終わったらお兄さんに聞いてみません?重婚の許可と私達の事をどう思っているかを。」
「……重婚はシルヴィにも聞かないとね。もし承諾してくれたらノエルから先に告白をしなさい。私なんてノエルやシルヴィよりスバルと過ごした時間は少ないから最後でも構わないわ。」
「……重婚に関してはオーフェリアさんとは仲間でも、本命に関してはライバルですね。」
「……本妻の席は私がもらうわ。」
私とオーフェリアさんの間に緊張が走る。
「……ふふっ。」
「……んふふっ。」
だが、そんな緊張もつかの間の出来事であり、私とオーフェリアさんはお互いに笑ってしまう。
「……ノエル、がんばりなさいよ。」
「オーフェリアさんこそ。」
私とオーフェリアさんは互いにお兄さんを助ける事により強い決心を感じて店を出た。
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「ハァッ……ハァッ……ハァッ……」
「どうした?その程度か。」
私はお兄さんからの弓撃を茨で壁を作ってかろうじて、それを防御する。だけどこのような戦いが交戦してから30分程続き、私はその度に茨を使ってかろうじて防御をしているが星辰力もそろそろ底を尽きてきた。
あの日から私はお兄さんがいそうな場所を今までの経験から判断して、星武祭前日にようやく掴んだお兄さんと戦うチャンスなのに私は何も出来ないで終わってしまうの?
「ハアァァァァァァァァァァ!!」
私は劇場に仕掛けた残り少ない設置型能力の茨を発動させてお兄さんの体を拘束する。
「ぐっ!………簡単にはこの拘束は解くことが出来ないようだ。かなりの星辰力を込めたらしいな。」
お兄さんは必死に抵抗をする。
「今です!!
私はその隙を突いて茨で三本槍を形成して、それをお兄さんに目掛けて突き刺そうとする。
「……今のは良かった。だがまだ甘い。」
お兄さんは星辰力を体に溜め込む。
「……バーニングサン!!」
お兄さんがそう言うと、彼のブレイブ煌式武装のシャイン・ブレイザーが勝手に動き、純星煌式武装に取り付けられた。するとお兄さんの星辰力は上がり、お兄さんを拘束していた茨が引きちぎられる。
「なっ!?」
「シャイン・ブレイザー防御せよ。」
お兄さんは私の茨から解放されると、背中に具現化された6枚羽により私の攻撃が熱風と共に防御される。
「ぐうぅぅぅぅぅぅ!!」
私はその爆風で一瞬怯んでしまう。
「………お前には攻撃をした後、大きな隙が出来てしまう。星武祭前の良い運動にはなったぞ。」
「じゃあな。」
お兄さんは爆風の中から私に向かって突撃をして、私を純星煌式武装で切りつけようとする。
ガキィィィィィィン!!
「………何!?」
爆風が治まる中、私を切りつけたとは思えないような金属音みたいな音が響き渡る。
「………それは剣型の純星煌式武装だと!?」
そう、先程の金属音みたいな音の正体は私が今手に持っている純星煌式武装がお兄さんの純星煌式武装とぶつかり合った音である。
「くっ!!」
お兄さんは私から離れる。
「お兄さん、私もただではやられるわけにはいきません。ここからは私も全力を出します。」
私はオーフェリアさんからもらった赤色のガラスのストラップに星辰力を込める。
そうこれが私の秘策…………
「お願い!私にお兄さんを助ける力を貸してください。ラグナ・ロック!!」
すると、私の手にある剣型純星煌式武装である終焉騎剣ラグナ・ロックが白と緑の光を放ち起動する。
お兄さん…………行きます!