ノエルside
「…………んっ…………。」
私はふと眠りから覚める。目が少しずつ開こうとすると天井の照明の光が私の視覚を刺激する。
「ノエル!気がついたのですね!!」
私が目覚めると私の側にいたレティシア先輩が私に声をかけてくる。
「……レティシア先輩。ここは………」
私は周囲を見渡す。私はたしか再開発エリアの路地裏で意識を失ってしまったはずですが。
「ここは治療院ですわ。」
私の質問にレティシア先輩が答える。そうか私があの怪我から生きているのは治療院で治療したから……
「そう言えば私を助けてくれたローブの女性……。レティシア先輩、その人が私をここに?」
私が再開発エリアの路地裏で怪我をしている私を助けてくれた女性の話をレティシア先輩にする。
「いえ、違いますわよ。貴女は
私の質問にレティシア先輩は疑問を浮かべながらも当時の状況と経緯を私に伝える。
私はあの人がガラードワースに連れてきたのだと推測する。レティシア先輩は火傷は少ししかなかったと言うが、私の火傷は他人が見ても深刻なものだったはず。それに私は左腹を見ると致命傷だった左腹の傷は丸く貫かれたような跡だけが残り治療されていた。
私を助けてくれたあのローブの女性はいったい誰なんでしょう。いつかお礼がしたいです。
「そうですわ。ノエル、貴女ガラードワースの純星煌式武装を借りて壊したそうですわね。それに使った痕跡があると言うことは貴女
レティシア先輩は私を睨み付けるように私を見る。多分このままお説教かな。それに後でオーフェリアさんにストラップを壊しちゃった事を謝らないと。
ガチャッ
私とレティシア先輩が話をしていると、私の病室のドアが開き、ある人が入ってきた。
「まったく、貴女は無理しすぎです。」
「お、お母様!?」
病室に入ってきた人物は私のお母様でした。
「貴女が入院したと聞いて来たのですよ。」
お母様は私の方に近づく。
「話はブランシャールさんとフォースター家の御当主の方から聞きました。スバルさんの事でこんなことになったとか……。」
お母様はガラードワースの練習場の崩落事件からお兄さんがこれに関わっていること等知っている事を話した。よくよく考えたら私の家は統合企業財体と関わりはあまり持たないがEPの創始者のフォースター家と仲が親密なため、世間では事故と発表されているが、ガラードワースしか知らない今回の真実や情報も入ってきますね……。
「ところで怪我は大丈夫ですか?」
「はい、お母様。少々お腹に傷はまだありますが…」
「……ノエル。ちょっと傷を見せてみなさい。」
「えっ?は、はい。」
私はお母様に左腹の傷を見せる。
「………ふふっ……この傷なら……」
お母様は私の傷を見て不気味そうに笑う。この顔は何か変なことを考えている顔である。
「もう大丈夫よ。しまっていいわ。」
お母様にそう言われ私は左腹を隠す。
私は今までレティシア先輩やお母様に心配され忘れていたが、私は重要な事を思い出した。
「お母様、今日は何日ですか?」
私はレティシア先輩が言うにはずっと意識を失っていたそうだ。搬送されたのが星武祭の前日だから今日はまだ予選を行っているだろうか。
「………それはですね。………」
お母様は言いづらそうにしている様子だった。
「ノエル、テレビをつけますわ。」
レティシア先輩は言いづらそうにするお母様のために今が何日かを知るためテレビをつけようとする。
そこに映っていたのは……………
『ネイトネフェル選手
『準決勝に駒を進めたのはオーフェリア選手!!』
実況をしている方が生放送でオーフェリアさんの準決勝入りを速報するテレビだった。
「ちなみにこの試合は準々決勝最終試合ですわ。もう他のベスト4入りは決まりましたの。」
私はその事をまだ受け止められない。たしか星武祭は2週間かけて行われるはず…………
「ノエル、貴女は約2週間意識を失ってたのよ。」
お母様は私に寝ている中で長い時間が経過していたという現実を突きつける。
私が呆然としていた間、テレビでは明日の試合について話していたが内容が頭に入ってこなかった。
急展開すぎましたかね。いくら急いでいるとは言えこれはないだろうと思う人が多分いるでしょう。
マジすいませんでした。
来週からはついにスバル達が激突する物語の後半戦を迎えます。私の推測で10話以内には完結するでしょう。それではまた次回会いましょう。感想等も受けつけています。