東方雛ちゃん小説活動記   作:ミカりん

4 / 9
今回で雛ちゃんいじり編が終了します。
出来るだけ短いスパンで更新できるように努力していきます。



雛ちゃんの日常 その3

 まるで変化のないくらい穏やかな雰囲気を保っている平和な雛ちゃんTown。

 今日も雛ちゃんと愉快な仲間たちが楽しく和気藹々と…

 

「雛ちゃん、ちょっと大事な話があるから歯を磨きながら聞いてくれないか?」

「なぁに?」

「歯磨き粉の中身をわさびにしておいたからね」

「ぐふぅあ!!」

 

 …いいえ、楽しくバラエティ精神豊富に、ですね。

 今日もまた雛ちゃんが体を張って視聴者さんを楽しませているようです。

 ちなみに今回は朝起きて歯を磨こうとした雛ちゃんにお兄さんが話しかけたので歯を磨きながら聞こうとしたら時すでに遅し、わさびで歯を磨いてしまい急いで口の中をゆすぐ事になってしまいました。

 

「げほっ、げほっ…」

 

 むせている雛ちゃんも流石の美少女。とても可愛く映っています。

 

「さぁ、そろそろラーメンが茹で上がる頃だな」

 

 お兄さんはそれだけ言うとあっさり台所に戻っていってしまいました。

 

「え、今の流れはスルーなの!?」

 

 雛ちゃんは仕方ないのでそのまま歯を磨いていきました。

 もちろん、使ったわさびはスタッフが後ほど寿司を食べる際にいただきます。

 その後、今日の服に着替えるために部屋に戻ると…

 

「…服の襟が取れちゃったわ」

 

 どうやら、今日着る予定だった服の襟が取れてしまっていたようです。

 わからない読者のために説明すると雛ちゃんのあのドレスの首まわりの白い部分です。

 

「しょうがないな、直してあげるよ」

 

 お兄さんがちょうどご飯が出来たことを告げに来たところ、この現場に遭遇したため直しておいて上げるから朝ごはんを食べてきたらと言ったので雛ちゃんは食卓に向かっていきました。

 お兄さんはすぐに襟の修理に取り掛かります。

 

「あ、厄神様。おはようございます」

「やぁ、おはよう」

 

 食卓には既ににとりと萃香が座っていて食事を始めています。

 今日の食事はラーメン。しかし雛ちゃんの分のお箸がありません。

 

「ちょっと、私の箸がないのにどうやってラーメン食えって言うわけ?」

 

 雛ちゃんはお箸がないことに文句を言い始めました。

 そこににとりが立ち上がり雛ちゃんのラーメンのどんぶりを持つと…

 

「そぉい!!」

「ぶっ!!」

 

 もはやお決まりのパターンですね。

 にとりが雛ちゃんの顔にラーメンをたたきつけました。

 もちろんこのラーメンもスタッフが美味しくいただきます。

 

「さて、また食べますか」

「ごちそうさま~」

 

 そして二人とも平然と食べ進め、傍観者だった萃香に至っては食べ終わって食器を提げて立ち去りました。

 恐らく食後の飲酒なのでしょうが見た目は可愛い女の子なのでカメラに映すことは出来ません。

 

「いやこれもスルーなのかよ!!」

 

 雛ちゃんは喚いていますが誰も反応せずにとりも食べ終わりまた研究に取り掛かり始めました。

 そして仕方なく顔のラーメンを処理してまたお兄さんのところへいくと襟がもう直っていました。

 お兄さんはまた部屋を立ち去り雛ちゃんが誰もいなくなったところで着替えると…

 

「…いやこの襟はおかしいでしょ!?」

 

 そう、雛ちゃんの服の襟が大きくなりしかも反りたってまるで悪のボスの服みたいに自立してしまっていたのです。

 どうしようもないので服をまた着替えて、気分転換に散歩に行くと…

 

「この時代、かしこさが物を言います!!」

 

 道端でいかにも怪しそうなおじさんが本を売っていました。

 

「確かにかしこくなったら仕事が増えるかもしれないわね、おじさん!!」

 

 雛ちゃんはあっさりと本を買ってしまいました。

 値段はなんと2万円。しかしそれでも雛ちゃんは躊躇うことはありませんでした。

 そして色々回って帰ってきたらお兄さんが出迎えてくれました。

 

「騙されずにかしこく生きるための本を2万円で買ってきたわ!!これで仕事もいっぱい…」

 

 雛ちゃんは騙されていることにも気づかずにドヤ顔で自慢しています。

 ドヤ顔の雛ちゃんもとっても可愛いですね。

 

「…」

 

 お兄さんも何も言えずにいたらにとりが現れました。

 

「厄神様、ここにいたんですね」

 

 にとりはどうやら雛ちゃんに用事があるみたいでした。

 どうやら研究室に何か新しい発明があるみたいです。

 雛ちゃんとお兄さんも一緒に研究室についてきます。

 

「これがゲームの世界に実際に入れる装置です。」

 

 にとりはまたもやすごい発明をしていたみたいです。

 3人でゲームの世界に入り色々解説をした後はみんなで行動をしていきます。

 

「死ねぃ、雛ちゃん!!」

「ぎゃあああ!!いきなりPK(プレイヤーキル)かよ!!」

 

 お兄さんは武器を装備すると雛ちゃんに攻撃を仕掛けてきました。

 ダメージの数値は9627。雛ちゃんの体力は0になり棺桶送りになりました。

 

「復活するためには7兆円必要なので復活したいならお金を払ってください。」

 

 にとりは驚愕の値段をつけてきました。

 このゲームはにとりが作ったゲームなのでそういう額もあるのでしょう。

 

「そんな国家予算持ってるわけないでしょ!?」

 

 雛ちゃんがそれに対して文句を言っていると、敵ボスに当たるドラゴンが現れたのでお兄さんたちは反撃を開始しました。

 しかし、倒しきれずドラゴンの攻撃が始まりました。

 

「じゃあ雛ちゃんを盾として使おう」

 

 お兄さんはあろうことか雛ちゃんの入った棺桶を盾にしてドラゴンの攻撃を防ぎ始め、その隙ににとりがじわじわと削っていきます。

 

「ぎゃああ!!あんたら呪われろ」

 

 雛ちゃんが棺桶の中でまた騒いでいるとにとりの攻撃でドラゴンが倒れました。

 どうやら体験版だったらしくすぐにまた現実世界に戻ってきました。

 

「はぁ…ひどい目にあったわね」

「ちなみにこれ、完成したら厄神様に遊んでもらいますので」

「前言撤回、先に遊べてよかったわ!!」

 

 にとりがこの体験版をもっと洗練させて新しいゲームを作ったら雛ちゃんに遊ばせて上げるといったらすぐに雛ちゃんは元気になりました。

 どんなときでも明るいのが雛ちゃんの特徴です。

 このゲームが後にちょっとした異変に繋がってくるのですが、それはまた別のお話…

 

「さて、今日はご馳走でも作ろうかな」

 

 お兄さんがそういってまた戻っていくと雛ちゃんはまた散歩に出かけていきました。

 今日は尺が長くなってしまったので収録が終わりだからです。

 そしてにとりが新しい研究を始めたところで今日のお話はおしまいです。

 雛ちゃんの生活はこのまま平和に続いていくと誰もが思っていましたが…

 

「ん?これで終わりなのかい?」

「ええ、次は厄神様が問題を発生させたのでその流れの一部始終を放送予定みたいですね」

「ってことはそろそろ私の出番が来るんだねぇ」

「萃香様も出番が増えるのでギャラを楽しみにしていてくださいね。」

 

 にとりと萃香がなにやらこれからのことを話し合っていました。

 次回、雛ちゃんに何が起きるのか…それは近日中に明らかになるでしょう。

 それまで、お楽しみに…




本日使用したネタは


雛ちゃんいじりリターンズ
教本
ゲーム装置

雛ちゃんいじり3rd Word
歯磨き粉
えり
ラーメン

次回以降に繋げるためか今回は長くなってしまいました。
次回から雛ちゃんケツKicker編に突入します。
さりげなくかなり後の伏線も張っていますが、これは後々明らかになります(かなり後ですが)
ケツkicker編は大体2~3話くらいの予定ですのでお楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。