東方雛ちゃん小説活動記   作:ミカりん

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そろそろタイトルのネタが尽きてきた…
どうも、お久しぶりです。
週末は更新できないから少しでも書置きしておかなきゃ…


雛ちゃん、目指せ完済!!

 前回から5日が経った雛ちゃんTown。

 雛ちゃんの返済生活はまだまだ続いていました。

 

「何とか3000万は貯まったけど、まだ10億円には届かないなぁ…」

「もっと効率よく出来たらいいけど」

「じゃあ尻向けろ!!」

「ぎゃあ!!」

 

 お兄さんは頭を抱えています。

 次の返済期日は後10日。今ある雛ちゃんをいじる道具では到底間に合いそうにありません。

 とりあえず雛ちゃんの尻を蹴飛ばしたお兄さんは自動で雛ちゃんを蹴ってくれる機械とこの5日間の間ににとりから買った自動で顔にパイを投げる機械と不定期に電流を流す機械を起動させて一人で金を稼いでもらっている間に自分はまたにとりの研究所まで足を運びました。

 雛ちゃんもカメラが回っているからか割とリアクションは激しくとってくれているみたいですね。

 どんどんお金が入ってきています。

 

「やぁ、いらっしゃい」

「今度はどんな道具が出来たかな?」

「そうだね…」

 

 お兄さんとにとりは今後のことを話し合っています。

 ちなみに雛ちゃんを映しているカメラはここのモニターに映像が送っているので雛ちゃんのリアクション芸は丸わかりになっているみたいですね。

 

「今回はこれなんかどうだろうか。二人羽織が出来る大きな着物と厄神様をびっくりさせるのに使える小さな爆薬セット。そしてコンロと鍋がセットになった定番あつあつおでんセット。どれも私の自信作さ」

「よし、今は手元に3000万あるから着物を買っていくよ。」

 

 そうしてお兄さんは1300万で大きな着物を、そして余ったお金で少し電流を強化するスイッチとタライをより高いところから落とせるクレーンをにとりから仕入れてまた帰ってきました。

 

「お、おかえり…」

「雛ちゃん、お疲れ様」

「そろそろ休んでいいかしら?」

「電流を強化します」

「ぎゃあああ!!」

 

 とりあえず先に電流を強化したお兄さん。

 雛ちゃんのリアクションがより大きくなったからか1回にもらえるお金が増えたみたいですね。

 そしてオート装置の電源をすべて切って1度お昼ご飯。

 

「今日はいつも頑張っているからケーキを用意しておいたよ」

「やったぁ!!ついに頑張りが報われたのね!!」

「そぉい!!」

「ぶっ!!」

 

 もはや恒例行事ですね。

 またもやケーキを顔面に叩きつけられる雛ちゃん。

 叩きつけられたケーキをスタッフが美味しくいただくのも定番になりました。

 ちなみにケーキを叩きつけるいじりはこの雛ちゃんケツKickerには存在しません。

 

「じゃあやるなよ!!」

「雛ちゃん、いきなり空に向かって叫んでどうしたの?」

 

 なにやら雛ちゃんは叫んでいますがそんな雛ちゃんも可愛すぎて仕方ありません。

 流石は幻想郷で1番の美少女です。

 

「さて、今日から雛ちゃんには新しいリアクションをしてもらいます」

「いやリアクション前提かよ!!」

「まずはとりあえず尻を蹴りましょう」

「ひぎぃ!!」 

 

 まずは挨拶代わりに1回蹴りつけたお兄さんは着物を被って雛ちゃんに後ろから抱きつきます。

 雛ちゃんはお昼ご飯のラーメンを食べるためにテーブルに向かっています。

 

「あら、どうしたの?」

「こうするのさ!!」

「ぶふぉ!?」

 

 そうして雛ちゃんに着物ごと被さり二人羽織の体制になったお兄さんはいきなりどんぶりを持って雛ちゃんの顔に『そぉい!!』とたたきつけました。

 こうして入ったお金はかなりの金額になったみたいですね。

 もちろんラーメンもスタッフが美味しくいただいています。

 

「あっちゃあああ!!」

「まだ食べ物ならあるよ」

「ぶっ!!」

 

 そうしてどんどん顔に食事を叩きつけているといつの間にかお金が1億に達していました。

 

「ふぅ、今日はこれくらい稼げたらいいかな」

「やっと休めるのね」

「とりあえず尻は自動で蹴ってもらっておくか」

「んぎゃあ!!」

 

 こうしてまたお金を稼いだお兄さん。

 翌日、更に300万程増やしたお兄さんは昨日の様に自動でいじってもらっている間ににとりの研究施設に向かいました。

 

「にとりちゃん、今日は爆薬を買っていってもいいかな?」

「いいよ、何ならこのプレゼント箱に仕込んでおくといい。お題はサービスしておくよ」

「ありがとうにとりちゃん。これはお礼だよ」

 

 そういって研究資金を手渡したお兄さんはまた道具を持ち帰り、雛ちゃんの部屋にプレゼントをいくつか忍ばせ本人にもプレゼントを渡しておきました。

 その後雛ちゃんの部屋では彼女の悲鳴と小さな爆発音が鳴り響いたのは、言うまでもありませんね…

 

 そして更にこんな調子で1週間が経過しました。

 更ににとりからあつあつおでんセットを譲り受け、おかげで現在はゆっくりとお金を稼いでいる現状です。

 今は、8億ちょっとが貯まっている状態です。

 

「我ながらよく頑張ったわね…」

「よく頑張った雛ちゃんにはゲームには登場しないとっても美味しいキャンディをあげよう」

「やったわ!!」

 

 こうして喜んだ雛ちゃん。

 しかし、これでもお金は入っているみたいですね。

 お兄さんはさりげなくデータとして記録しています。

 これは、にとりに提出して後々役に立ててもらうためです。

 厳しいことをしているだけではリアクション芸も成り立たないのです。

 

「さて、今日の一蹴り」

「ぎゃあ!!」

 

 …あーあ、また元の日常に戻ってしまいましたね。

 でも満更でもない雛ちゃんは輝いているようにも見えますね。

 

 そして、約束の日がやってきました。

 また2人で萃香の働いている銀行までやってきました。

 

「やぁやぁ、今日も返済の日みたいだね」

「頑張って稼いできたわ!!」

「どれどれ…うん、確かに受け取ったよ」

 

 いつものように萃香と次のやり取りをして帰宅していく雛ちゃん。

 今回は更に5億の貯金をしたうえでの次の返済を貯めはじめとなります。

 次の期限もまた半月後。しかし金額は2000億も貯めなくてはなりません。

 

「え、私の出番これで終わりなの?」

「うーん、元の雛ちゃんケツKickerで萃香ちゃんの出番がここでしかなかったからなぁ」

「もうちょっとくらい出番があったっていいだろ?」

「このゲームの話が終わったら次は萃香ちゃん大活躍だよ」

 

 お兄さんと萃香はどうやら早速次のゲームの話をしているみたいですね。

 おお、メタいメタい。

 そんなことはさておき、雛ちゃんの活躍はまだまだ続きます…




相変わらずの端折り具合。
ちなみに今回はマンネリ化防止のためゲームにはないものも追加してみました。
最後の話は…今回が3回目だから6回目の最終回で明かされるはずです!!
では、次回にまたお会いしましょう

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