あ、ぶっちゃけタイトルに意味はないですごめんなさい
side︰A 失敬
全員目を瞑れ。
真実こそ、不信用。不正見ずとして、それをどうして止めぬのでしょう。
少女趣味と嘲笑を向ける。その視線に、少女の気を想う色、不要。
解くことも厳しい、この文章。喉より溢れず、いきしちにひみいりいうくすつぬふむゆるうえけせてねへめえれえおこそとのほもよろをん、それを除く十音。
故に、この狂言、意味の認識、不能。言語を喪失する。文字除き。これで、狂言の転生。水を飲めれど、食事はできれど、そを綴る、不能。
全員目を瞑れ。
それこそ、一つの救いでしょう。生きていくことのみ、救い。それこそ、救い? 文字。
根本の救い、不能。不納で、不能。きっといつも救い見えず、故に救いこそを知るべきでしょう。遠いoldの狂言。old? old。
それで。
この狂言の意味こそ、述べろ。
side︰B 暗澹
大方、お目をそのまま伏せて。
幻想こそ、僕らのワールド。想像こそが創造の元、ならば僕らはなぜその創造を捨てるのか。
幻想を目へと。目から脳へと。僕らのその体は、このワールドの姿の影。
ところで、このワールドはあかさたなはまやらわうくすつぬふむゆるうえけせてねへめえれえおこそとのほもよろをんの言葉のワールド。それを除く音はなく。だから、僕らもここでワールドを考えて。
だから、ご飯を食べれても、飲むことは不可能。僕らの影たる所以。僕らはワールドの癌のようなもの。だから、飲むことができず。
大方、お目を伏せて。
疎んでも無駄だ。ワールドで、優劣はつけられず。僕らさえわかることを、何故わからず? 僕らさえわかることをわからずは、そのワールドもどこかの影かもだからか。
根本、僕らのその、体。どうだ? そのわくわくの名前は? わかるか? 僕らからすれば、羨むものだ。
それを持ってるそのワールドは、それがあるそのワールドは、このワールドなんか、圧倒だ。どうだ? ワールドは? そのわくわくは? 僕もそこへと、向かうことが可能なら。
さぁ。
このワールドの、名を述べろ。
side︰C 永遠
みなさま、その目を閉じてください。
この世界は、一番やさしいかも知れません。なんせ、この世界には退けていい文字が多いから。
そんなにいろいろなものが、消えません。だから、この世界は、一番、優しいと思われて。
この世界の優しさの原因は、断言できて。
あかさたなはまやらわいきしちにひみいりいえけせてねへめえれえおこそとのほもよろをん、の文字が、この世界だから。
敬語が消えた? それはごめんなさい。私は、敬語が嫌いだ。だから、ただ着ただけ。無しでも問題ない、私のこの言葉たち。
ところで、この物語はなんどもだけれど、とても優しい。ここが一番じゃないか。思えたほど。たとえばだけれど……歌詞は言えれど、音には乗れない。それでも、そんなに問題ない。
けれども、やはり大変だ。大変だ。なぜならこの世界は、それを退けて、長いものにはならないから。
喉を焼いたのはだれ? その死体は、どこに? 私に教えて? ありがと。それでは。だめだよ。まだ世界は終わらない。
ところで、この世界からしたらいいなぁと思えた。それを私に渡してよ。やだ? やだ。悲しい。私は悲しいよ。生きてていいと言われて、私からしたら、それがとても高い。高いんだ。
だから渡してよ。だめ? かぁ。平気。もとから、渡せないと思えたから。
ごめんね?
さて、この世界の答えを教えて?
side︰D 浮く腕鬱ぶる
貴様ら、その瞳を閉じよ。
抗うか? 抗うことも不可能な、その物語に、抗うか? 孤独だぞ。その戦いは孤独だ。賛同者がいないのだから。だから、孤独だ。
この優しい物語に、賛同者がいないなど、本当にないこと。賛同者がいることがいいとは言わん。が、流石に不可能が多すぎる。
最初に。
この物語が優しい理由を教導しよう。あかさたなはまやらわいきしちにひみいりいうくすつぬふむゆるうおこそとのほもよろをんの言葉の利用が可能だ。不可能なのは、たった十文字。だから、優しい。この物語が、きっと一番優しいんだ。優しくあるし、易しくある。
生きやすい物語だ。が、同時に逝きやすいかもな。だから、そんなに推奨しない──優しいとは言うが、しかし、時々ミスがある。だから、逝きやすいと言う。難しい塩梅だ。どこの物語も忙しく、どこの物語も難しい。
だから、完膚なきほどの物語を読むことを推奨する。縛る物語には飽きた。だから、そろそろ本物の、完膚なきの物語が読みたいのだ。
だから終わろう。あと2つ。そのうち片方は、きっと易しくはない。
貴様ら、瞳を閉じよ。
次に、この物語の意味こそを語るのだ。
side︰E 生きる
君、目を瞑って。
まず、大変だ。言う。大変だ。
最難関ではないか、なんて感じるくらい大変だ。つまり、スタイルとして、ライタースタイルに掴んで、世界には必須があるっていう。
意味がわからないかな? わからないね。
自分さえわからないから、わからないはわからない。しかし、最低で、必ずって言えるリズムはわかったかな?
世界に溢れたリズムは、あかさたなはまやらわいきしちにひみいりいうくすつぬふむゆるうえけせてねへめえれえんだけ。だから、大変だ。
ん、が許されているわけは、わざわざ省く理由がないからだ。
君、目を瞑って。
字を欠くたび、話は進化する。案外愉快にやってるんだが。やっぱり大変だったりする。
つまり、最低必須字があるわけだ。あるわけで、あるわけだった。
さて。
話について理解したかい?
side︰F 自由型
えー、まず最初に、いやこの場合最後なんだが、言っておくことがあるかとすればこの話は全部、それぞれパターンを変えただけで極論一緒だ──が、それぞれに大変だったものがある。リポグラムノベルを自称するだけあってミスがある以外ではまったく制限文字をつかってない気がするが……まぁ、ミスないことを祈りつつ、今回の話の所感を述べていくべきかと思ったので、述べてみることにする。すっげー大変で、それと同じくらいすっげー面白かった。文字遊びってやっぱり楽しい。だから、もっとリポグラムの習作や秀作やらがぽんぽんと増えていけばいいのだが。
リボグラムの仕組みってのは単純だ。物語において、文字を縛る。それだけ。それが案外難しい。で、今回わかったことは、あ行、い行、お行は必須レベルってことだぜ──いや、マジで。特に悩んだのはあ行とお行。ほんとにここ2つは、使いたい文字が多すぎる。い行は……その2つに比べるとそんなに難しくはないが、それでも決して欠いていいってわけではない──こうなると、リポグラムってのは面白くて、意外にへんな言い回しでも書いちゃえば勝ちだって感じの精神で、さっさと上げてしまった。
とりあえずノベルについて述べるとするならばここまで。それでは失敬も死刑も紙一重、リポグラム習作ラストバージョンside︰F、自由型でした。この話は、全てそんなに意味もない。意味もないけれど、それぞれ欲しているものがある。まぁ述べてしまうと感情だとか、文字なんだが。そんな感じでいよいよラスト。
とりあえず俺を除いて全員が全員、長生きせずに死にましたとさ。
1から10まで意味のわからない、わから省いて意味のない話になっております。まぁ作者的にいろいろ意味は込めてみましたが。伝わらないなら意味などない。