シロツメクサを捧げる   作:Kamadouma

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…あんたがそう言うなら…

 

 

 

〈大義であったぞ諸侯。そなたらこそ四国の宝よ〉

 

「はいはいありがたきお言葉です銀様」

 

「ご無事でしたか教導。他の皆さんは?」

 

〈先に幼稚園に戻ってもらったよ。さて、風さんはどんな言い訳するやら〉

 

 

 

決闘を受理した祠に戻ると、銀がお出迎えしてくれた。時代劇みたいな台詞回しで。風といい銀といい、流行ってるのかしら?

 

 

その部長さんは幼稚園に言い訳をしに行ったらしい。そりゃそうよね。突如劇の途中でパッタリ姿を消したら、説明が不要なわけないし。

 

 

 

「…では、私たちも戻りましょう。そっちの方が説明もつけやすいと思います」

 

〈そうだね。けど、どこまで話していいやら〉

 

「大赦のお役目って言えば、大体察してくれるんじゃ?アンタッチャブルっていう感じで暗黙の了解になってるし」

 

〈それで子供たちが納得してくれるといいんだけどね〉

 

 

 

銀の懸念は子供たちへの配慮か。大人の事情も通用しなさそうだし。

 

 

方法を思案しながら幼稚園に戻るけど、三人揃って頭を抱えてしまった。

 

 

 

〈うーん…別の話題で注意を引く?〉

 

「例えば?」

 

〈夏凜と芽吹がヒーローになって悪い奴を退治しに行った、とか?〉

 

「却下です。内容がまんまです。それに教導一人で抜け駆けしようとしないでください」

 

〈えー?ホントのことじゃん。今回あたしは一切戦ってないよ?〉

 

「三人で一つのチームでしょうが。連帯責任よ」

 

 

 

でもそれ以上いい考えは浮かばなかった。三人寄れば、とか言うけど、一を三回かけても一のままよね。

 

 

 

 

 

 

結局ロクな準備もないまま、幼稚園に帰ってきてしまった。

 

 

 

「あっ!ヒーローのおねえちゃんたちかえってきた!」

 

「すっごいすっごーい!へんしんみせてみせてー!」

 

「ぬえぇっ!?な、何よ急に!?」

 

「これはどういう…!?」

 

〈…あー。うん、風さん、やりやがりましたね〉

 

 

 

戻るなり、子供たちが私と楠に殺到する。ヒーローヒーローと言葉を揃えて。

 

 

銀の言ったことが本当なら、私たちが却下した案を風のやつは実行したらしい。

 

 

 

「よぉー、ヒーローたち!お勤めご苦労さん!!」

 

〈風さん…他人事だと思って…〉

 

「…あれ?そんなにマズかった…?」

 

〈噂が羽をつけて飛び回る未来が見えますよぉ…どうすんすかマジで…〉

 

 

 

割と本気で泣き言を漏らした銀。根も葉もない噂から大赦の秘密が露見したり、その秘密兵器である私たちが有名になるのは避けたかったようだ。

 

 

けど、それも後の祭。無邪気な子供たちの口から、瞬く間に広まっていくでしょうね。他人事みたいに言ってるけど、私にも楠にも非常にマズイことなわけで。

 

 

 

〈…情報統制、頼まないとダメかなぁ…。あーあ、風さんのせいで…〉

 

「ご、ごめんね銀!そんな大事になるなんて考えてなくって!」

 

〈今回風さん全然いいとこなしじゃないっすかぁ…。友奈や樹の方が全然頑張ってましたよぉ…〉

 

「うぐっ…!…おっしゃる通りでございます…」

 

〈……今日、風さんのおごりっすからね〉

 

 

 

ネチネチ小言を並べられて、風はいいように丸め込まれてしまった。

 

 

____ま、自業自得よね。しっかり後輩におごってやりなさいよ、部長。

 

 

でも、銀っておごってもらう必要ある?言えばいくらでも資金を用意してもらえる立場なんじゃないの?

 

 

 

「ねーねー夏凜おねえちゃんってばー」

 

「ダメよ。戦う時以外はダメ」

 

「助けが必要な時には見せてあげるわ。…ヒーローって、そういうものよ」

 

 

 

ぶーぶー言われつつも、先生方に引き連れられて子供たちは下がっていった。

 

 

 

〈みんな、二人が正義のヒーローってことは内緒な!誰かにバラしたら悪の怪人がみんなをさらっていっちゃうぞー〉

 

「え?でも風おねえちゃんはバラした…」

 

〈…うん。みんな、風さんにお礼を言いな。今までありがとうって〉

 

「んなっ!?あたし死ぬみたいじゃないそれ!」

 

 

 

銀の冗談は通じたかどうか。大爆笑が教室を包んだ。

 

 

____まあ、気にしても仕方ない。今はそれより____

 

 

 

 

 

 

 

____楠に勝つ。必ず、絶対。

 

 

 

 

 

 

__________________

 

 

 

 

 

 

 

〈…よし。打ち上げの前に、今日のことについて打ち明けておこうか〉

 

「打ち上げで打ち明け?こんな時にあんたは……」

 

〈夏凜、そこは拾ってほしくなかったかも〉

 

 

 

三好さんがいらないツッコミを入れた。教導が真剣に話してるんだから、空気を読んでほしい。

 

 

今日も部長の家で、打ち上げ会。昨日も似たようなことしてたけど、割と本格的な準備をしてたらしい。

 

 

____で、その前に。樹海化に巻き込まれた経緯を話しておこうと、教導が名乗り出た。

 

 

 

「銀。それはあたしがやるわ。…あたしの責任だから」

 

〈こうなった以上、責任者はあたしです。“勇者”の監督者、なんだし〉

 

「けど」

 

〈風さん。…風さんだってただ巻き込まれただけなんです。本当なら、勇者はあたしと夏凜と芽吹の三人だけだったのに〉

 

 

 

理由はわからないけど、部長は結城さんと樹ちゃんに負い目を感じてるようだ。その責任を果たそうとして、表情を堅くしてる。

 

 

でも教導は待ったをかけた。部長たちは関係ない。部長たちが勇者になる必要はないって。

 

 

____その理由もわからない。教導ならてっきり頼れる仲間が増えるのを喜ぶと思ったけど、そうじゃないみたいだ。

 

 

 

「そうかもしれないけど」

 

〈……だから、ここからはあたしに任せてください。あたし達が世界の平和を守りますから、風さん達は大切な日常を守ってください〉

 

「………………」

 

 

 

部長は黙りこくってしまった。

 

 

 

 

 

 

____なんとなく、わかった気がする。

 

 

教導にとって、勇者部は帰ってくるべき日常なんだ。だから、勇者のお役目とは切り離したい。全てをかけてでも、どん底の自分を救ってくれた部長や結城さんや樹ちゃんの幸せを壊させたくない。

 

 

 

 

 

 

____私たちはどうなのだろうか。教導は“勇者”として私と三好さんと交友を深めてきた。一緒に戦うことを認めてくれた。

 

 

その違いは、なんだろうか。確かに私たちは自ら進んで勇者になる道を選んだ。ただの一学生の結城さんや樹ちゃんとは違う。

 

 

____でも、教導の隣にいられる理由はそれだけじゃない気がする____

 

 

 

〈…それなら話すべきじゃないでしょ、って言いたそうですね〉

 

「…そうね。あんたが何考えてんのか、ちょっとわかんない」

 

〈でも友奈も樹もさ。忘れろって言われて忘れられるものじゃないよね?〉

 

「そ、そうだよ。…銀ちゃんは、…あれと戦って身体のいろんなところをなくしちゃったんだよね…?」

 

〈…うん。今まで隠しててごめん〉

 

「銀さん…」

 

 

 

事実を聞いて、結城さんも樹ちゃんも視線を下げてしまった。

 

 

もし自分が戦えば、教導と同じようになってしまうかもしれない。そんなにボロボロになるまで戦い続けて、自分たちを守っていたことを知って、思うことがないわけがない。

 

 

二人から言葉が出てこない様子を見て、教導は言葉を続けた。

 

 

 

〈…あたし達“勇者”は、神樹様を付け狙う敵を倒すのが勤めなんだ。神樹様に何かあったらこの世界が終わっちゃうから、命がけで戦ってる。…それで、二人の友達が殉職しちゃったんだ〉

 

「……鷲尾さんと、乃木さん、だっけ」

 

〈…うん。……かけがえのない友達、だったんだ〉

 

 

 

震えるはずのない機械音声に悲しみの感情が乗って、なおさら虚しく響く。

 

 

教導にとってどれだけ大切な人だったかは知る由もないけど、今までのお節介の原点がそこにあるとすれば家族同然の存在だったのだろうか。

 

 

 

〈…もう、そんな思いはしたくないんだよ。あたしがもっと強かったら、須美も園子も死ななくてよかったのに。それだけの力を得て、また大切な人を失ったら……あたしは……〉

 

「…銀。それならなんで私と楠は、あんたと一緒に危険な任務をしてるのよ。バーテックスがいくら押し寄せても、あんた一人で片付けられるじゃない」

 

 

 

____聞いてしまうのね、三好さん。

 

 

私には聞けない。私たちにとって____とても残酷な事実が隠されてる気がしてならない。知ってしまえば、銀と築いてきた信頼が崩れ去ってしまうかもしれない。

 

 

 

〈…ごめん、夏凜。…今は言えない〉

 

「…そう。…あんたがそう言うなら…」

 

 

 

銀の悲しそうな表情は、目にしただけで胸が苦しくなる。銀にとっても、知られてしまえば今の関係じゃいられなくなる真実、ということか。

 

 

____私たちは、最強の勇者三ノ輪銀の心の支え。今はそう思うことにしよう。銀が私たちを求めてくれたのだから。

 

 

 

〈…話を戻すね。…友奈と樹、それに風さんは、神樹様に選ばれたんだ。あたし達と同じ、勇者として〉

 

「…わたし達が?」

 

〈……元々神樹様の力を授かる素質が、みんなあったんだ。風さんが配ってくれたそのモバイル、それにその力を解き放つシステムが入ってたんだ〉

 

「えっ…?お姉ちゃん…?」

 

「……ごめん、樹。それに友奈。…あたしね、大赦の人間だったのよ」

 

 

 

部長はその時が来るまで、隠し通すつもりだったらしい。適性のある子を管理下において、有事に備えてるって。

 

 

他のコミュニティじゃ口封じした上で真実を打ち明けることもしてるのに。

 

 

____そのことなかれ主義が、逆に二人にショックを与えてしまった。部長はそれに負い目を感じてるのかしら。

 

 

 

「選ばれる確率なんて低かったし、…銀がいるから大丈夫って、勝手に思い込んでた…」

 

〈…あたしもそう思ってました。あたしと、勝ち上がってきた二人がいれば他の勇者はいらないって。…でも、神樹様は風さん達に戦う“権利”を与えた〉

 

「…戦って、とは言わないんだね…」

 

〈…できることなら、友奈たちには戦ってほしくない。あたしが戦う理由は、それだから…〉

 

 

 

____裏ではバーテックスへの復讐に執念を燃やしてるけど、表の本音だって嘘なわけない。心の闇を打ち払えば、銀は優しい銀だから。

 

 

でも、それと同じくらい優しい結城さんは____銀が苦悩の中戦いに身を投じているのを知って、黙っていられるわけもない。だって、結城さんの一番の親友というのだから。

 

 

 

「……わかったよ。わたしは銀ちゃんのこと、信じる」

 

〈…ありがと、友奈〉

 

「でも…悩んだら相談、だよ?ホントに大変なことになったら……絶対助けを呼んでね…?」

 

〈うん。…約束、する〉

 

 

 

結城さんは銀の手をとって訴えかけた。

 

 

____これを信頼関係というのだろうか。理屈でもなく、打算でもなく、信頼のみを基準にして判断する。私には思いも寄らないことだった。

 

 

そしてなぜか。____さっきとは違う痛みが胸を締め付ける。そのわけの尻尾すら掴めないから、余計に苛む。

 

 

 

〈樹も、あたしのこと信じてくれる?あたしは絶対負けないから、帰りを待っててほしいんだ〉

 

「はい。銀さんも夏凜さんも芽吹さんも、みんな強い人ですから。わたしが心配する必要なんてどこにもないですよ。けど…絶対帰ってきてくださいね」

 

〈…うん。犠牲なんて出させるもんか。もう、須美や園子みたいなことは、絶対起こさせないから〉

 

「……悪いわね、全部任せてちゃって…。…そう、大赦の方にも伝えとくわ」

 

〈…お願いします、風さん。この件はあたしが預かるって、そういうことにしておいてください〉

 

「銀…ありがと」

 

 

 

全幅の信頼を見せた樹ちゃんと、バツが悪そうに視線を下げる部長。どちらも銀のことを大切に思ってるからこそ、いろいろな感情が湧いてくるのだろう。

 

 

そして、銀や私たちに何かあったら____

 

 

 

 

 

 

〈……よし!暗い話題はここまで!樹と夏凜と芽吹の勇者部デビュー戦の大成功、そしてバーテックス三体の同時撃破成功を祝して、打ち上げ会を開催します!〉

 

「よっ!待ってました~!宴会部長~!」

 

〈あんまり名誉な役職じゃないけど、さあさあ皆さんお飲み物を持って!〉

 

 

 

ジメジメした空気を吹っ飛ばすように、銀と結城さんが明るい声をあげて乾杯の音頭をとった。

 

 

そうしたいと思ってた二人は即座に息を合わせて盛り上げようとしたようだ。以心伝心、言葉にしなくてもお互いのことをわかり合えるらしい。

 

 

 

 

 

 

____その考えに至って、さらに胸が痛くなる。

 

 

なぜ?なぜ結城さんと銀が仲良くしてるだけで、私はこんなに心をかき乱されているんだろうか?

 

 

 

〈じゃあ新入部員を代表して、樹に乾杯の音頭を取ってもらいましょう!〉

 

「ええっ!?わたしぃっ!?そんなそんな!!活躍具合から言えば夏凜さんや芽吹さんの方が!」

 

「ま、待ちなさいよ!ここは勇者部員としても勇者としても素晴らしい戦果を残した楠が適役じゃないかしら!?」

 

〈なんでそんなになすりつけ合ってるのさ。テキトーでいいんだよテキトーで〉

 

「……じゃあ、こほん」

 

 

 

別に必死になって拒否するほどのことでもないし。さっさと済ませて開会といきましょう。

 

 

 

「…空気の読めないバーテックスの襲撃もありましたが日程を全て完遂できたこと、そして全員無事に難局をくぐり抜けられたことを祝いまして、開会の挨拶とさせていただきます。乾杯」

 

「「〈かんぱーい!!〉」」

 

 

 

後で銀に堅すぎとか言われるかもしれないけど、適当でいいと言ったのはあなたですからね。

 

 

____ともあれ、今日はさすがに疲れた。緊張を解いて心身の静養としよう。

 

 

 

 

 

 

____来たるべき決闘に備えて。

 

 

 

 

 

 

________________

 

 

 

 

 

 

(……まだ起きてるひとー挙手ー)

 

(…何ようるさいわね風。人が眠気を捕まえようとしてる時に)

 

(お姉ちゃんったら…またいつものアレ?)

 

(…あまりうるさくすると、教導と結城さんが起きてしまいますよ。二人はもう夢の中です)

 

 

 

おしゃべりしたり遊んだりした打ち上げの時間は、あっという間に過ぎ去ってしまった。それだけ私も楽しんでいたということか。____こんな集まり、初めてだったから。

 

 

明日の朝丸亀に帰るので、もうとっくに寝てなければいけない時間なのだけれど。気持ちが高揚したままで思うように寝付けない。三好さんも同じように、まぶたの裏の世界に浮かんだままのようだった。

 

 

 

(…ほんとね。銀のやつ、はしゃぐだけはしゃいでとっとと落ちるんだもん。聞きたかったことがあったのにタイミング逃したじゃない)

 

(友奈もね。まあ、盛り上げ役の二人はお疲れさんってことでそのままにしときましょ)

 

(……本当に、仲がいいんですね…銀と結城さん)

 

(讃州にいたときは友奈さんの家にホームステイしてましたからね。ほぼずっと一緒だったと思います)

 

(………………)

 

 

 

____そういう、関係だったのね。

 

 

荒れくれてた銀の心を癒したのは結城さん。そういうことだろう。家族同然なのかもしれない。

 

 

銀は少なからず結城さんに依存してるし、____様子を見る限り結城さんも銀のことをただの友達以上に想っているんだ。

 

 

 

 

 

 

____いけない。余計に目が冴えてしまった。嫌な鼓動がしつこく耳にまとわりつく。

 

 

 

(はぁ、仲良し姉妹って感じか)

 

(そうですね。わたしとお姉ちゃんくらいに仲良しだと思います)

 

「う"ぉぉぉいつきぃぃぃお姉ちゃんをそこまで慕ってくれるのぉぉぉ」

 

「風うるさい!二人が起きちゃうでしょ!」

 

 

 

あの姉バカにそこまで言わしめるというのなら、銀と結城さんの間に割って入れる人間など存在しないのだろう。

 

 

____ふと隣で寝入った二人を見る。物理的にも、割って入る隙間などない。同じ布団で抱き合うように寝息を立ててる。

 

 

 

 

 

 

____ダメだ。私、何かがおかしい。

 

 

久々にあった親友と仲睦まじくするなんてごく当たり前のことでしょうに。銀も結城さんも無邪気に喜んでたじゃない。私だって、銀がうれしいのならそれを喜ぶべきでしょうが。

 

 

なのに____何が気に入らないのよ____?

 

 

 

 

 

 

(…ごめん。…ところでさ。銀の好きな人は間違いなく友奈だけど、お二人さんは好きな人とかいるわけ?)

 

「!!」

 

 

 

部長の唐突な質問は容赦なく私の心を突き刺した。私が今まさに悩まされている疑問の核心を突く言葉。

 

 

____まさかそれが、私を苛むものの正体だというの____?

 

 

 

(はぁ?…いないわよそんなの。今までどんだけ時間を鍛錬に費やしてきたと思ってるわけ?)

 

(ふふ、なんか予想通りの回答で安心しました。夏凜さんはそういう人ですよね)

 

(遠回しにバカにされてるように聞こえるんだけど?樹?)

 

 

 

もやは声を上げることもできない。三人の会話の内容も頭に入らない。暗い部屋の闇が私の世界を圧縮するように、感覚がどんどん狭まってくる。

 

 

 

(…楠さn…芽吹はどう?すごくモテそうだけど)

 

(………………)

 

(…寝ちゃったみたい、ですね)

 

 

 

…ごめんなさい、部長。今は質問に答える余裕もありません。

 

 

今は____気持ちを落ち着かせる時間をください。

 

 

 


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