卍解しないと席官にもなれないらしい。   作:赤茄子 秋

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新入部員集めるのに徴兵されていた。

あと部長かぁ…うそーん。忙しくなるなぁ…。


29話 少し未来の夢

見渡す限りの青い空と下界に浮かぶ白い雲。曇ることのないこの世界ではいつもの事であるが、快晴である。しかし和尚には何故かこれが嵐の前の静けさにしか感じられない。仮に嵐がやって来ても、零番隊の者達ならば切ることは造作も無いだろう。

 

しかし、やって来るであろうユーハバッハという災害は何処までの存在なのかは和尚には予測できない。ただ分かっていることは、護廷十三隊を倒したら次はここなのだという事だろう。

 

和尚は外の様子を軽く伺う。見る先には研鑽を続ける2人の死神がいる。その死神達は下界からやって来た朽木ルキアと阿散井恋次だ。

 

帰って来たばかりの和尚の仕事は下界からやって来た死神達に稽古をつけることだ。今は2人だけだが、他の者達も治療が終わり次第にやって来るだろう。

 

今2人はピタリと静止し、互いに集中して剣を向け合っている。それだけの修行だが、それは集中力を大きく削っていく。

 

現に2人は修行終了の合図の鐘と同時に「ぷはぁっ!!」と大きく息を吐き出し、地べたに座りこんだ。時間にして半日程度であろうか、彼等も高濃度の霊子で覆われた空間の中で無ければこの程度の修行は苦もないだろう。

 

しかし副隊長クラスの実力者ですら最初は立ち上がる事も、呼吸をする事すら難しい空間だ。ここで動けるだけ、彼等は大きくレベルアップできている。

 

そんな2人を見て、そろそろ次の段階の修行に入ろうかとも考え始めると2人の会話が聞こえて来る。

 

疲れはあるようだが、それでも余裕もあるようだ。心置きなく新しい修行に入れるだろう。

 

「ふむ……後はカワウソと一護か。間に合うと良いんじゃが……」

 

だが、気掛かりなのは未だに目を覚まさない萩風だ。黒崎一護や他の隊長達の心配を全くしていないわけではないが、萩風の場合は不確定要素が多い。一護は既に準備は最終段階であるが、萩風は準備のスタートラインにも立てていないのだ。

 

更に浦原喜助が送り込んだ2人も気掛かりだ。直ぐに排除しようとも考えたが、それは早計であった故に監視下に置き放置している。不確定要素の一つであるが、今は敵に回すメリットは少ないからである。

 

今、最も重要な敵は別にいる。

 

「ユーハバッハ……儂らが負けるようならば、2人でもどうにもならんじゃろうな」

 

最も重要なのはユーハバッハ達、滅却師がここに攻めて来るかという事だ。万が一にも霊王が殺されてしまえば、霊王によって分断された世界は、霊王が消えれば統合され壊れてしまうだろう。

 

だが、崩壊を止める方法は無いわけではない。

 

「カワウソよ、お主が人柱となるのも運命なのかもしれんの」

 

無関係とも言える黒崎一護よりも優先されて召し上げられるのは、萩風カワウソなのは明らかであった。

 

☆☆☆☆☆

 

あー、何だろう。体から力がふわっと抜けてる気がする。スゲー軽い。なんだ、昇天してんのか?死んだのか?

 

目を少し開けると空が綺麗だった。雲1つなく、何処か空に近づいているような感覚がする。まじかぁ、死んだのかぁ?

 

あー、せめて天使みたいな美少女にこのまま連れていかれたいなぁ……。

 

「目覚めたか」

 

「……は?」

 

美少女、美少女、美少女に……連れていかれたかったなぁ……!!

 

……うん、美麗な顔だよ。でも君は男だよね。俺、悪いが男は無理なんだわ。

 

「どうした、傷は殆ど治っているぞ」

 

「……いやそうじゃねぇよ」

 

目の前には美青年の友人、ウルキオラ・シファーがいる。見てみれば俺が治せなかった傷は消え、元気な姿である。

 

てかどうりで身体が軽いわけだ。俺の身体にも傷1つ残ってない、結構な重傷だったんだが。

 

まぁ、とりあえず。頭の中のごちゃごちゃを吐き出そうか!

 

「ここどこだよ!あと、何でしれっとお前が居んだよ!?俺が言うのもなんだけど、結構傷やばかったろ!?」

 

ウルキオラが上半身……いや、普通に裸か。てか俺もやん、なんならここお風呂やん。どこの露天風呂だよ、それとここ絶対に普通の場所じゃないだろ。

 

「密航してきた、傷はつい先程に治った。この湯のおかげだろう」

 

ごめん、話が全く飲み込めない。

 

「ここは霊王宮、空の上にある空間だ」

 

「れ、霊王宮?え、あ、お、おう?まさかそんな所に……」

 

どっかで聞いたことあるような……やべぇ、わかんねぇ。本気の声音で言ってるから嘘は無さそうだし、凄いところには居るんだろう。ウルキオラがジトッとした懐疑的な目で見てきてるが無視だ。そんな常識知らねぇのかよって目で見てきるが、こいつまさか読心術の使い手なのか。

 

「俺はお前の心なぞ読めんぞ」

 

「読めてるじゃねぇか!!」

 

「考えている事が顔に出ている」

 

「それでわかるなら、お前はもう少し顔に出せよ」

 

くそ、何だろう。ウルキオラの余裕の笑み?ぽいのがドヤ顔にしか見えない。その顔はなんだよ!そこそこ長い付き合いの俺ですら殆ど分からない程度の機微しかねぇよ!

 

でもそっちがその気なら、言ってやる!ハリベルさんに「ウルキオラがあの3人に手を出してるらしい」って無い事ばっか言ってやる!その時はどうなるかわかるよな?!虚圏で王様やってるから色々とやる事やってるって言ってやる!!

 

俺は本気だぞ!

 

反省して謝るなら今のうちだからな!

 

「その時は、俺も同じ事をするだけだ。どちらの言葉が「悪かった、深く反省している。だからエミルーちゃんとかに告げ口するのはやめてください、特にハリベルさんとかエミルーちゃんとか。あ、靴を舐め」止めろ、貴様に自尊心は無いのか……」

 

やっぱり心を読んでやがる。風呂の上で浮いてから土下座をしてお願いする。呆れたウルキオラの声が聞こえるが、自尊心を殺す事なんて事は社会的に殺されるのに比べればマシだ。

 

だからお願いします、エミルーちゃんだけには変な事言わないで下さい!嫌われちゃうから!

 

この前エミルーちゃんにセクハ……軽いスキンシップして以来、普通に話せて無いんだぞ!!

 

いやでも、その時は俺は何も悪くない!とは言い切れないけど。ちょっとうっかり躓いてエミルーちゃんの胸元に飛び込んでしまったんだ。これは本当にわざとじゃなかったし直ぐに退こうと思ったけど、男の性というか離れられなかくて。顔を埋めて母性を感じてただけなのに……エミルーちゃんも強く拒否してなかったからそのまま抱き着いてただけなのに。まさかね、突然のハリベルさんの攻撃が来てね。当たれば手足の2.3本は吹き飛んでたかもしれん。

 

でもその後にハリベルさんが言ってた『あのままだったなら、貴様は虚圏に一生居ることになるぞ』って言ってたが、どういう事だろうか……殺されて墓に入れられる的な?まぁ大したことじゃ無いだろ。その時はウルキオラに助けて貰えば。

 

「ったく、騒がしい奴らだな」

 

「いや、俺は悪く……えっ!?」

 

「よう萩風、俺の風呂はどうだ?」

 

そんな懐かしい記憶の引き出しを開けてるのに夢中になっていると、奥から現世ではリーゼントヘアーって言ういかつい先端が丸まった髪型の男がやってきた。

 

「えっと、き、き……麒麟寺さん?風呂は気持ち良かった?と思います」

 

「おう、俺がやったんだから当たり前だろうがな」

 

いや、言ってて思ったけど。寝てたから風呂の加減とか何もわからないです。

 

あと一瞬ちょっと久しぶりで名前を忘れかけた。麒麟寺さんには気付かれてないみたいだが、となりのウルキオラの視線が痛い。大丈夫、合ってたから!ノーカンだから!

 

てか頭が落ち着かん。そうだ、冷静になれ。こんな姿を女の子に見られたら幻滅じゃ済まないぞ!俺の寡黙な人あたりのそこそこいい隊士という作り上げた心象が消えてしまう!

 

「本当なら少しは話を聞きたかったが、さっさと上がれ。んで飯でも食ってこい、お前たちに時間は然程残ってねぇからな」

 

周りに女の子の気配は……なんか変な気配が上からするけど、女の子は居ないから幸いだ。よし、さっきまでの落ち着きのないだらしない行動は見られてないな!

 

……おい、ウルキオラ。その目は何だ?

 

……あっ!こいつ鼻で笑いやがった!やっぱりこいつ心読めるじゃねぇか!!

 

☆☆☆☆☆

 

ボンヤリとした景色が浮かび上がる。ここは何処かと周りを見回すとどうやら何処かの教室のようだ。その景色を見ている死神の卵達が集まっているのだろうとわかると、これが夢なのだという事を把握する。

 

中々にハッキリとした夢である、だが自分が生徒なのか空に舞う霊なのかは定かでは無い。そんな事を考えていると、予鈴が鳴り同時に着物を着た壮年だがどこか飄々とした雰囲気を感じる男が教室へと入る。

 

「ハイハーイ、じゃあ午後の授業を始めるぞ」

 

教卓に立つその者の顔は何故か黒く塗り潰されている。

 

いや、彼だけでなかった。周りを見れば白や赤など様々な色で顔が伺える事は無かった。

 

他にも手にする教本、黒板の文字、何かを隠すようにあるそれらに少しだけ違和感を覚える。だが夢の中というふわふわした緊張感を感じないせいか、然程気にならなかった。

 

そして、授業が始まる。

 

「今日から始めるのは『×王護=大戦』か、内容は濃いけどここに今の尸魂界へ至る大きな分岐点になるねー。ちゃん%覚えてね、僕も今日はいつもより真面#にやるよー」

 

だがどうやら声にもノイズが混じり所々聞こえないが、それも気にならない。

 

「まずこの戦争は『〒○¥』と『死神』との間に勃発した。%g0年前に起こり、1200人以上の死者を出し当時の護廷十三隊の総隊長を含めた@長5人が殉職し、1人が再&不能となった程の激しい戦争だった」

 

「ちなみに再起不能になったのは僕なんだけどねー」と笑いながら語りかける教師に生徒たちが「またまた先生がボケてるなぁ」と冗談として受け取って笑いに包まれているが、何人かは笑っていない者も居る。

 

どうやら教師の彼自身は戦時中の生き証人なのは確かなようである。そして先ほどクスリともしていなかった者の中の1人が落ち着いたのを見計らい挙手をする。

 

挙げたのはどこか凛とした雰囲気のする少女、なのだろう。顔を伺えないので彼にはその雰囲気からでしか感じ取る事ができない。

 

「ん?なんだいjp#川さん、質問があるなら良いよ」

 

そう言われた少女は立ち上がると教本を片手に黒く塗り潰されてるが故に分からないが、どうやら教本のどこかに疑問があったらしい。

 

「その♪%先生、伺いたいのですが。護廷十三隊の総¥長を殺めた敵の首領を、どうやって討ち取ったのでしょうか。隊長達によって%ち取られたとしかなくて、他に詳しい記述が教本に載っていないのです」

 

それを聞いた教師は「なるほどねぇ……」と少しだけ呟くように何かを思いにふけっている。その様子が少しだけ先程までとは違うのは雰囲気でしかわからないが、顔が見えるのならより明確な感情を読み取れただろう。

 

「予習をしっかりとしているようだね。それについては後で蛇足として話すから、待っててね」

 

優しく「ごめんね?」と言うと少女は真面目なようで「ありがとうございます」と言い着席する。

 

「この戦いで我々が生きている事からもわかるだろうが、死神達は勝利した。当時の霊王は死亡し、復興には多大な時間がかかった。だが失った物だけがこの戦争にあるわけでは無い」

 

「虚圏と尸魂界が初めて手を取り合い解決した戦争でもある。その後両界での関係は分かっていると思うけど、学舎に破面も死神も関係なく過ごせるようになった。可愛い子が増えて先生は嬉しいよー」

 

「それで、先程朽木の質問の話だな。敵の首領、『〒#$バッ$』は護廷十三隊の隊長達によって討ち取られた。でも直接戦ったのは数人でね、他の死神達は僕も含めて見守る事しかできなかった」

 

急に話のテンポが早まっていく。世界が早送りにされていく。どうやらそろそろ夢から覚めてしまうのだろう。

 

だが何故か今度はその早送りが急に止まる。教師の雰囲気も今までで一番真面目な雰囲気を感じ、生徒達も感じ取っているようだ。

 

これではまるでこれからが重要だと言っているような物だ。だが、所詮は夢だ。

 

上手く聞き取れない所が多いが、これも夢の醍醐味なのだろう。起きた時に覚えているかどうかも怪しい夢なのだから。

 

それでも、辻褄が合っている程に珍しく精度の高い夢に興味は尽きない。

 

「どうやら、これを作っている中央#@六室は曖昧な裏付けのない情報を載せたく無かったらしい。仕方のない事なんだけどねぇ」

 

少しだけテレビを停止させたように止まったような沈黙の後に、彼は意味深に呟いた。

 

「ま、待ってください!」

 

それに静まり返っていた生徒達だが、雰囲気はよくない。噛み砕いて話を飲み込もうとしてる者が大半である、しかし頭の回転が速く直ぐに飲み込んだ生徒はワナワナとしながら響く声で絞り出す。

 

「もしかして、その人物はまだ死んでないんじゃ……!?」

 

不確かな情報、それが何を指すのかわかった者の中には小さく悲鳴をあげる者もいる。

 

その悲鳴が連鎖し、教室内が途端にザワザワと騒ぎ出す。それに全く反応をしていない者も居る、だが大多数の者達はその何かに怯えている。ここにいる者達は当時の戦争を知らない者達、血みどろの戦いが起こったのは想像に難くないだろう。

 

そしてその惨劇が、もしかしたら今からでもいい起こるかもしれないと言う恐怖に震えているのだ。

 

だが教師はその生徒達に「あー、大丈夫大丈夫!変に不安を煽ってごめんよ」と宥めるように話しかける。もしこれが本当の事ならそれこそ簡単に言える事ではなく、少しずつだが何度か言い続けたおかげでとりあえずは生徒達は落ち着きを取り戻す。

 

「ふぅ、まぁこうなっちゃうか。一応、これ以上は教師の口からは言えないけど、老人の独り言だと思って聞いて欲しい」

 

それに生徒たちは食い入るように顔を向け、見つめる。これは当時を生きていた死神の話なのだと、望まれた答えを持っているのだと。

 

そして夢を見る彼も、気になる内容であった。何故なら、いくつか心当たりがあり自分に何かしら関係するのは夢とはいえ明らかだったから。

 

「当時の&#隊隊長が一騎討ちの末に討ち取った。確実に息の根を止められたから、またこの*%によって戦$が起こる事は無いよ」

 

しかし、途端にノイズ混じりになり重要事が抜け落ちていく。同時世界が遠のいていく、教室から出ていくと言うよりは教室という画像から追い出されていく感覚だ。

 

「その者が成した事を知る者は少ない、だけど当時の映像を直に見た護廷十三隊の隊長、副隊長達では知らない者は少ない。@代目総隊長の右腕とも言われた、その隊長の名は……」

 

そして遠のいていく声から、答えは聞こえることは無かった。

 

☆☆☆☆☆

 

無機質な岩で出来た玉座に腰掛けるユーハバッハの前に跪く滅却師が二人いた。早朝に呼び出され、目覚めたばかりの彼の前にいる内の1人はハッシュヴァルトだ。滅却師の精鋭部隊『星十字騎士団』のリーダーにしてNo.2の呼び声も高い滅却師だ。

 

そしてもう1人は唯一の混血の滅却師にして、現代で生き残った者である石田雨竜は陛下の呼びかけに馳せ参じていた。

 

片やNo.2と共に呼び出された雨竜は不釣り合いに見えるだろう。しかしそれは違う。

 

今の雨竜はユーハバッハの次期後継者として発表された滅却師である。それがどういった意図なのかは殆ど誰も理解できていないが、異例の出世なのは誰の目にも明らかだった。

 

「陛下、どちらへ」

 

そんな2人を呼び出したユーハバッハだが、玉座から立ち上がるのでハッシュヴァルトは問い掛けた。それに対してユーハバッハは短く「尸魂界だ」と答えると、直ぐに「全ての兵を集めるのだ」とハッシュヴァルトに命令する。

 

ハッシュヴァルトが呼び出されたのは兵の指揮の為、それを把握すると直ぐに命令遂行の為に部屋を出て行く。

 

だが、ここで雨竜は疑問に思うだろう。ハッシュヴァルトには役目がある、呼び出されたのは必然だ。しかし、何故自身は呼び出されたのかと。

 

「時は満ちた。すこぶる調子も良い、能力も完全に使えるであろう」

 

「快眠できたようで、何よりです」

 

「あぁ……悪夢を見た時ほど、良い気分になれる事は無い」

 

ユーハバッハは口角をあげてニヒルに笑う。何を見たのかと聞くのも失礼に感じ、雨竜は言葉が詰まる。悪夢を見て気分が良くなる彼の気持ちなぞ、雨竜には分からないからだろう。

 

だがユーハバッハの今見る悪夢は、想像に難くない。

 

「行くぞ。世界は、これより新たな時を歩み出すのだ」

 

自身の敗北する夢を見て何故気分が良くなるのか。

 

そんな事、彼自身が彼の敗北する事なぞあり得ないと信じているからだろう。

 

対岸の火事を間近で見れる悪夢は、彼には至高だったのだろう。




時系列、一次侵攻から

1日目
萩風:更木剣八と斬り合う。
黒崎他:霊王宮へ。

2日目
黒崎・阿散井:回復、メシを食う。
日番谷他:入浴中
萩風:更木剣八と斬り合う

3日目
黒崎:帰宅
阿散井:斬魄刀準備
ルキア:復活
日番谷他:入浴中
萩風:更木剣八と斬り合う

4日目
ルキア・阿散井:修行開始
萩風:霊王宮へ移送&入湯
ウルキオラ:入湯
日番谷他:入浴中

5日目
日番谷他:回復
萩風:入浴中
阿散井他:修行
ウルキオラ他:準備

6日目
黒崎:帰還
萩風:入浴中

7日目
萩風:目覚める
黒崎:修行中

8日目
滅却師:侵攻開始

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