「前回はぶっ倒れてしまい、気絶してしまったけど、八百万達が看取ってくれたからこのとうり復活したぜ」
「チクショウ猿渡めェェェェェ‼︎羨ましい事しやがって‼︎」
「うわ⁉︎なんだエロブドウかよ、びっくりさせるなよ」
「いや誰がエロブドウだよ⁉︎オイラは峰田実だ‼︎」
「よし!今日はなんだかまた何か起こる気がするぜ!さてさてどうなる第13話‼︎」
「聞けよ‼︎」
USJの襲撃事件から数日後、俺らは雄英高校に向かった。
「おはよう出久」
「あ!一海くん!身体大丈夫⁈」
「あぁ、リカバリーガールのおかげでなんとかな」
「無茶しないでって言ったのになんで無茶するのさ‼︎」
そして出久が怒ってきた、怒り方があからさまに女子っぽいのは触れないでおこう(決して出久はアレじゃないからね⁉︎)
なんだかんだで雄英についた
んで俺を見るや否や、皆して寄ってきて俺を心配する。まぁ良いんだがな。
「カズミン!大丈夫かお前‼︎具合悪くねぇか⁉︎」
「おう、俺は大丈夫だ、心配かけたな」
そう言うと後ろにいる三羽ガラスが出て来て
「ほんとですよカシラ!俺たちカシラの事が心配で怖かったんですから!」
「そうだよカシラ!僕カシラがまた危ない目にあってないか怖かったんだから!」
「カシラは俺たちがいないと何にも出来ないからな」
三羽ガラスはそう言って来た…後青羽、そんなに俺1人じゃ心配なのか?……
すると飯田が
「皆、ホームルームの時間だ!私語を慎み席につけ‼︎」
「皆着いてるよ」
「ってか着いてないの飯田だけだぞ」
んで飯田が渋々席に着いた、ブレねぇな飯田。だが・・・
「そういえば、誰がホームルームするんだ?」
赤羽が俺の意思を代弁していると・・・
─ガラガラガラ─
「皆おはよう」
『相澤先生復帰早えぇ‼︎』
「相澤先生大丈夫ですか⁉︎」
「あぁ、婆さんは大袈裟なんだよ。問題ない。そんな事より今日は色々話す事がある。だがその前に…」
『(今度こそテストとかか⁉︎)』
「転校生を紹介する」
『心踊るやつ来たぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』
「先生先生!どんな奴が来るんですか‼︎」
切島が食いついて聞いて来た、そのあと
「女子ですか⁉︎どんな美人ですか⁉︎」
「屑だなお前‼︎」
峰田が鼻息荒くしてヨダレを垂らしながら聞いた…あいつ少しお仕置きして黙ってもらうか…
ーカシャカシャカシャ、カシュン!ー
「峰田」
「ん?なんだ猿わた『ドスっ‼︎』へ?」
俺は峰田の額に紫と黒色でできた死神の絵が描かれているボトル、テラーフルボトルを差し込んだ。このフルボトルは仮面ライダーダブルに出てくるテラードーパントみたいに相手にトラウマに残るほどの恐怖を与える事ができる。ディスチャージでも可能だしこのように
「アギャァァァァァァァァァァァァァァ⁉︎⁉︎⁉︎」
峰田は白目を剥き、泡を吹きながら倒れた。当然こうなる。
皆はその光景に
( ゚д゚)
の様な表情になった
相澤先生でさえも引いていた。
「……猿渡お前何したんだ?…」
「トラウマ与えただけですよ」
「……まぁいいか…」
『(いや良くねぇよ‼︎)』
「猿渡、今日来る転校生はお前と面識があるみたいだぞ」
「え?俺と?」
この世界に俺の知り合いなんていたか?…いや…まさかそんなことは…
「じゃあ、入ってこい」
その言葉の後に扉が開き、転校生が入って来た。俺と三羽ガラスはその転校生を見て思わず椅子から立ち上がる。何故ならその転校生は少し髭の生えた身長が高めの、俺達と共に戦った…
「氷室幻徳だ。よろしく」
そう、仮面ライダーローグこと氷室幻徳だ
「ヒゲ‼︎お前なんでここに⁉︎」
俺は思わずそう叫ぶ。赤羽は少しポカンと・・・そう言えば赤羽殺したのヒゲだったな。
「やはりポテトもここにいたか」
「え?カズミンお前知り合いなのか?」
「あぁ、まぁ俺の知り合いだ。まさかお前…」
「まぁ、おそらくお前と同じだな。この事は、後で隣のホテルで朝まd「言わせるかゴラァ⁉︎」グホァ⁉︎」
俺はとっさに幻徳がヤバイ事言おうとしたので腹に拳をぶち込む。本当にブレねぇなこいつ・・・峰田と合わせたらヤバそうだ。
「とりあえず、氷室は左の1番後ろの席に座ってくれ」
「了解した」
「じゃあ氷室が座った所で、お前ら、まだまだ戦いは終わってないぞ」
『(まさかヴィランの襲撃か⁉︎)』
「雄英体育祭が来る」
『クソ学校っぽいの来たぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』
それを聞いて盛り上がる者もいればヴィランに襲撃されたのに危険なのではと言う声も上がった。それに相澤先生は
「それもあるが、気にするな。逆に開催する事で雄英は体制が盤石だというところを見せるんだろうな。警備も例年に比べて5倍相当に増やすそうだから、お前たちはただ勝利を勝ち取る精神だけを蓄えておけ。それにこの体育祭は…………お前たちにとっての最大のチャンスだろう?」
その答えに生徒達は納得した。これでいい成果を出せば、ヒーローになる為の架け橋となるからだ。
「だからな。ヒーローを目指すのなら必ず通っておいて損はねぇ催しだ。俺のクラスの生徒であるお前たちには立派に戦って戦果を上げてもらいたい。俺からは以上だ」
俺たちはそのあと屋上でヒゲと話し合った、まさかヒゲもエボルトにやられてしまうなんて思わなかったが…その後、ヒゲは赤羽達に謝罪をして和解した。んで今皆と昼休憩だ。メンバーは俺と三羽ガラスにヒゲと出久に飯田、お茶子、梅雨、響香、そして八百万だ。
「そうか、氷室くんって一海くんの知り合いだったんだね」
「しかし氷室君はどうして一海君のことをポテトって呼ぶんだい?」
「あ、それ私も気になってた!カズミンも氷室くんの事をヒゲと呼ぶし…ブフッ‼︎」
「お茶子ちゃん、わからなくもないけど笑いすぎよ」
「氷室がヒゲって呼ばれるのはわかるけどどうしてカズミンはポテトなの?」
「それは私も気になりましたわ」
「あぁ、俺は元々田舎で農場主をしてたんだ。んで、俺はそこでジャガイモを栽培してた。だからだよ」
『あー、それで』
「そういう事だ」
「所で氷室くん、君の個性って何?」
「あ、私も気になる!」
「俺か?俺の個性は…」
「ちょっと待てヒゲ、俺放課後に練習室を借りてるんだ。どうせなら久々に俺と戦おうぜ」
「なるほどな。いいだろう、あの時のリベンジと行こうか」
「ヘッ、次も俺が勝つぜ」
するとそこに
「なんだなんだ!勝負か?なぁなぁカズミン!俺も見に行っていいか?」
「あ!俺も見に行きてぇ!」
「いいぜ、ヒゲもいいだろ?」
「あぁ、大丈夫だ…」
するとヒゲが立ち上がり制服のシャツのボタンを外していった…え?お前まさかアレをするのか…
すると青いシャツに白字で
[問題ないd(^_^o)]
『………』
やはりやりやがった…しかも新しい幻徳シャツいつ作ったんだよ…しかもドヤ顔だし…
「「ブハハハハハ‼︎なんだそのシャツ面白えぇぇぇ‼︎」」
切島と上鳴はめっちゃ受けていた。あ、よく見たらに皆笑いこらえているわ……すると
「カーズミーン!」
ーギュッ!ー
後ろから誰かが抱き付いて来た、この声は…
「ねじれ先輩、急に抱き付かないでくださいよ」
「だってカズミンからかうと可愛いんだもん!」
「ぐぅう…」
波動ねじれ先輩だった、先輩とは雄英に向けて練習していた時にあった人で結構絡んで来る…かなり幼い性格な人だ、正直可愛いけど…俺はかなり先輩に振り回されるんだよな~。それに、俺はみーたん一筋だし。
「それとカズミンー!そろそろねじれちゃんと呼んでよ〜!」
「いやいやそこは先輩ですし、しかも学校ですから」
「外で会うときも呼ばないじゃん〜!」
「あー、それはー…」
ねじれ先輩が頬を膨らませていた…まじか、呼ばなきゃずっといるなこりゃ…
「ハァ…わかりましたよ。学校の外じゃそう呼びます」
それを聞いたねじれ先輩は飛び上がり
「ホント!やったー!約束だよ!」
「はい、約束です」
指切りした後ねじれ先輩は戻っていった。やはり可愛いな…いや別に浮気じゃ無いけど。すると上鳴が
「カズミンお前今の可愛い子誰‼︎」
「波動ねじれ先輩だよ、雄英の受験前に練習してたら会って仲良くなったんだよ」
「羨ましいじゃねぇかよ‼︎おのれ猿渡ぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」
正直ウルセェ…ヒゲの野郎俺の光景見て笑ってやがる…アンニャロォ…
俺らは飯を食い、午後の授業に向かった