「俺達はヒゲとまさかの再開して、放課後には久々に対決する約束をした」
「すごいすごーい!ここがタイトルコールか〜!不思議〜!」
「ねじれ先輩⁈なんでここに⁉︎」
「ここからカズミンの匂いがしたから〜!」
「いやいや犬みたいに言わないでください⁉︎」
「良いじゃん!ヴィラン襲撃の時に心配させた罰だよー」
「それ今言いますか…」
「さてさてどうなる第14話ー!」
「セリフ取られた⁉︎」
俺達は午後の授業を終え、俺とヒゲと三羽ガラスは練習室に向かおうとしたが、教室のドアを開けようとしたら…
「な…なな……な……何だぁぁぁ⁉︎」
教室のバリアフリードアが開いて突如人垣に直面した麗日はパニックになった、まぁ恐らく既にヴィラン襲撃事件の事は噂になってるからな…
「君達、A組に何か用が…」
「んだよ出れねえじゃん!何しに来たんだよ⁉︎」
事情を聴ける前に峰田が文句を飛ばす。
「敵情視察だろ、雑魚が。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だから体育祭の前に見ときたいって腹だろ。意味ねぇ事してねぇでどけモブども‼︎」
「知らない人の事とりあえずモブって呼ぶのをやめたまえ!」
相変わらずだな、ってか勝手にA組全体を巻き込むなよ
「噂のA組、どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだな…ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのか?……正直、幻滅するな」
「あ"ぁ"⁉︎」
すると人ごみを押し退け、紫の髪の目の下に隈が出来た生徒が前に出た。ハァ…爆豪の野郎が勝手に敵を無駄に作ったからA組皆んな悪いみたいに思われてやがる…
「そういえば知ってた?普通科にはヒーロー科落ちたから入ったって奴が結構多いんだ。そんな俺らにも学校側がチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃ、俺達のヒーロー科への移籍、逆も然り。敵情視察?少なくとも俺は、いくらヒーロー科とは言え調子に乗ってると足元ごっそり掬っちゃうぞって宣戦布告に来たんだけど。」
宣戦布告ねぇ…あまりそうは見えねぇな…身体つきからしてあまり鍛えてねぇし、完全に個性に頼りきってるな
「黙ってろクソが‼︎モブは俺にぶっ潰されて死ね‼︎」
爆豪の止まらない言動がヒーロー科落ちた者達のアンチやヘイトを着々と増やしてしまった。周りがアウェーな雰囲気が溢れ出たその時
「テメェら、そろそろいい加減にしろよコラ」
『ッツ⁉︎』
双方の間に俺とヒゲが割入った
「爆豪、テメェは勝手にA組全体を巻き込むんじゃねぇぞ」
「んだとこのクソロボット野郎ッ‼︎」
今までの事があったのと自分の邪魔された事で一海に怒りの矛先を向けた
「巻き込むとかじゃねぇよ!テメェは1番目障りなんだよ‼︎勝手に俺の事を助けた時から邪魔なんだよ‼︎俺の前に勝手に立つんじゃねぇ‼︎」
「ならテメェの私情でそれぞれの道を壊すんじゃねぇぞゴラァ‼︎」
「ーーッ‼︎チッ‼︎」
爆豪は苛つきながら人々をかき分けて帰って行った。すると奥から…
「ちょっとまてぇ‼︎隣りのB組のもんだけどよぉ‼︎さっきのモブ発言きいてたぞぉ‼︎ 偉く調子に乗ってんじゃねぇか‼︎」
何故かもういない爆豪にではなく、勘違いしたのか一海の方へ激情しながら近付いてくる鉄の様な髪と目付きの男子生徒が来た
「ヴィランとの事が聞きたかったんだがぁ……そんな態度だといつか恥ずかしい事になっぞ‼︎‼︎」
完全に一海の方へ食い付いていた生徒に対して
「俺じゃねぇよ、間違えるな」
するとその生徒が
「え⁉︎そうなのか⁉︎ごめんな‼︎」
すぐに謝って来た…単純だなこいつ…万丈みたいだな…俺は先程の奴に向き
「後お前も勝手にA組の皆を幻滅するなコラァ」
紫髮の奴はそれを聞き、
「お前は確かヴィラン倒していた猿渡だっけ?それにお前があのヘドロ事件の時にヴィランを倒した黄金の戦士でもあるよな?一番この中で成り上がってる奴だな、居心地がいいだろうなぁ?皆にチヤホヤされて、英雄様々ってか?」
それを後ろで聞いていた赤羽はそいつに突っかかりそうになったがヒゲがそれを止めた、
「ハァ?名声なんて知るか、俺はそんな事の為に戦ったんじゃねぇ!俺達はUSJに遊びに行った訳じゃねぇんだよ、殺されるかもしれねぇから自分の身を守る為に命を張って戦ったんだよ!無論中には怖い思いをした奴もいるだろう、死ぬかもしれねぇ事をネタにして自慢する奴なんざいねぇよ‼︎」
一海のヒーローとしての…否、仮面ライダーとしての心に響く気迫にヒゲと三羽ガラス以外の人は後ろに数歩下がった。
「後一つ言っておく。俺は金や名声の為に戦ってんじゃねぇ!最近のヒーロー社会はそれを忘れているが、俺は人々の愛と平和、ラブ&ピースの為にヒーローになるんだ‼︎覚えておけ‼︎」
一海は全体に向かって言いはなった、すると後ろにいたヒゲが前に来て
「俺からも言っておくが、真のヒーローに選ばれるのは力や個性じゃない、人々の想いを背負え答えれる者こそが真のヒーローだ」
一海とヒゲのいつもとは違う真剣な表情にA組の皆は息を飲んだ
「行こうぜヒゲ、練習室の時間に遅れる」
「了解した、お前らも行くぞ」
俺はヒゲに、ヒゲは三羽ガラスに向かって言って、人々が俺が向かって行くときは避けて行くので俺達はそこを通って行った。A組の皆は猿渡達の背中を見ながら
「カズミンと幻徳…凄かったな…」
「人々の為に戦う……すげぇ漢らしいじゃねぇか‼︎」
「人々の想いを背負う者が真のヒーロー…憧れるな」
「一海くん…(やっぱり仮面ライダーだからあんな事が言えるんだな…それに比べて僕は止めることすら出来なかった…)」
「カズミン…」
「猿渡さん……練習室に向かいましょう!」
「あ!そうだ俺ら見学する約束してた‼︎急がねぇと‼︎」
「ん?見学って?」
「ケロ、一海ちゃんと氷室ちゃんが練習室を使って特訓するから、私達も見学したいから見に行くのよ」
「へぇー、なぁなぁ!俺も行っていいか⁉︎」
砂藤やほかのメンバーもそう聞いて来た
「猿渡さんがいいかわかりませんが、皆さんで一緒に行きましょう」
「おぅ!皆!練習室に行こうぜ!」
皆はカバンを持ち練習室に向かった