強化人間物語 -Boosted Man Story-   作:雑草弁士

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ソロモン攻略戦

 ルナ2の周辺宙域で、我々レビル将軍直卒部隊はゼロG環境下での戦闘訓練を行っていた。レビル将軍自身は色々と忙しいため、実機訓練は3回に1回程度しか参加できていない。できていないのだが……。

 

『ツァリアーノ中佐、これで撃墜だ。』

『ぐっ……。りょ、了解……。』

 

 他の者の1/3しか実機訓練できてないのに、シミュレーター訓練でのランキング3位タイのツァリアーノ中佐を、あっさり下してるよ。ツァリアーノ中佐は、機動の様子からして手加減とかしてないのにさ。何者だ、あの爺さん。

 私は私で、あぶれたラバン少尉と組んでディック・アレン中尉の第2小隊全員と模擬戦をしている。私もけっこう派手にやっているのだが、私は強化人間だし、自慢にはならない。

 

『ゼロ……。一瞬で3機全員叩き潰すの、訓練にならんからやめてくれんか?』

「何言ってるんですアレン中尉。いくら俺だって、そちらの小隊の連携とか、あるいは個々人の機体の機動に欠点……隙が無くちゃ、一瞬で叩き潰すのはできませんよ。

 逆に言えば、まだまだ隙があるからです。やっぱり地上にいた頃より、隙が多いし大きいですよ。俺が見つけた隙を説明しますから、それを潰す様に訓練してください。」

『むむ、返す言葉もねえな……。』

 

 ラバン少尉が、情け無さそうに言う。

 

『いや、そう言う意味じゃ、ゼロと組んだ俺の方が訓練になってないんだけど……。』

「ラバン、そんなら後でタイマンでやろう。と言うか、今の模擬戦でも機動の隙をゴロゴロと見つけた。直しておかないと、一瞬で墜とすぞ?」

『ぜ、ゼロと1対1かよ!……いや、ここは踏ん張りどころだ!少しでも機動を盗んでやる!』

「その意気だ。」

 

 その後、散々にラバンやら第2小隊やらを叩き潰して、だが少しずつ私の攻撃に耐えられる時間が長くなってきたあたりで、今回の訓練時間は終了した。ちなみにレビル将軍は、もうちょっとMSに乗っていたい様子だったが、副官を兼任しているツァリアーノ中佐に諫められ、改ペガサス級ペガサスへと帰艦していった。

 

 

 

 訓練終了後、私はペガサス内に与えられている自分の士官用個室で、訓練の報告書を書いていた。報告書を書くのは、非常に難しい物がある。ニュータイプ的感覚について書いたところで、それについて理解できるのはほとんど居ないためだ。

 よって、あくまで私の報告書は、MS戦闘技術論的な面からの報告書になってしまう。だが私の戦闘での成果は、人工的に付加されたニュータイプ能力による物が多大な領分を占める。それを排除して報告書を書くのは、難しい……難しいのだ。

 私は少し休憩を取るべく、艦を降りてルナ2基地のPXに向かった。ペガサスの食堂よりも、基地のPXの方が品揃えも多い。

 

「コーヒーと……カップケーキにするか。頼むよ。」

「了解、パイロットさん。」

 

 流石ルナ2基地だ。小さいとは言え、贅沢品の甘味がPXに並んでいる。甘党の私としては、嬉しくなってしまうな。私はPX内の飲食スペースに移動し、上機嫌でカップケーキを食べはじめた。

 ……やはり品質はあまり良くない。良く無いが、できるだけ労力と手間をかけずに、できるだけ味を良くし、少ない材料の中可能な限り嵩増しして満腹感を与えようとの、努力の跡が見て取れる味と食感である。

 

「この味を出してくれてる後方の人も、自分たちに出来る範囲で必死に戦ってるんだよな。彼らのためにも、フロント要員の俺たちは勝ちたい、勝たなきゃならない。

 そうは思わないか?マット中尉。」

「うわ!びっくりしたな。君も来てたのか、ゼロ少尉。」

「それはこっちの台詞でもあるな。宇宙に上がってたのか。」

 

 気配を感じ、半ばびっくりさせるつもりで振り向かずに声を掛けてみた相手は、何と言うかマット・ヒーリィ中尉だった。デルタ・チームは地上に留まるんじゃなかったっけ?ガンダム戦記のゲームじゃ、宇宙ステージ無かったよな?

 

「隊長、その人誰ですか?」

「へーえ、中々可愛いじゃないの。ま、隊長には負けるけどさ。」

「か、可愛い?俺が?……あれ?あんた、凄腕メカニックって噂のアニー・ブレビッグ?」

「え?へえー、あたしの腕前も捨てたもんじゃないね。他の部隊にまで名前や評判が広がってるなんてさ。」

 

 漫画原作準拠だとばかり思ってたが……。改ペガサス級サラブレッド隊に、転属命令を受けて行くはずじゃなかったっけ。いや、デルタ・チームそれ自体が宇宙に上がったから、引き抜きはされなかったわけかな?

 ……サラブレッド隊の事が心配になるな。アニー上等兵の気質が無けりゃ、フォルドが改心して少しは大人になるかどうか……。アニー上等兵の代わりに向こうに入ったメカニックに期待できるかなあ。

 あ、ノエル・アンダーソン伍長とレーチェル・ミルスティーン中尉まで居るじゃん。

 

「隊長、こっち席空いてますよー?」

「すまないノエル。俺はちょっと彼と話があるんだ。」

「えー?」

「ははは、隊長はもてるな。」

「お嬢さん方?あんな唐変木より、俺の方がお買い得だぜ?」

 

 ちょ。少し違うが、ギャルゲパートのラストシーン!?

 

「「「やっぱりセール品より、ブランド物がいいわよねー♪」」」

「そんな事言っちゃうんだ……。」

 

 やりやがった……。この女どもは……。アニッシュ・ロフマン曹長ェ……。私はマット中尉にだけ聞こえる声で、小さく問いかける。

 

「おーい、ブランド物。ご意見は?」

「あ、いや俺は……。はは……。」

 

 まあ、マット・ヒーリィじゃそんな所だろな。

 

「まあ、トレー持ったまま立ってないで、座ったらどうだい?」

「ああ。……っと、そうだラリー。……彼がレビル将軍直卒部隊の、ゼロ・ムラサメ少尉だ。」

「君が!!……なんだ、その。君のおかげで命拾いした。ありがとう。デルタ・チームのラリー・ラドリー少尉だ。」

 

 ラリー少尉が慌てて席を立って、こちらに歩み寄って来る。歩き方が多少変なのは、磁力靴にまだ慣れてないからだろうか。そして私に向かって小さく会釈し、右手を差し出して来た。私はそれに応え、右手を伸ばして彼の手を取る。

 

「よろしく。ご紹介に預かった、ゼロ・ムラサメ少尉だ。ああ、俺を呼ぶときはゼロでかまわんよ。」

「こちらこそ、よろしくな。こっちもファーストネームでかまわない。」

 

 私は握った右手を軽く上下に揺らすと、手を放す。ラリー少尉は隊長であるマット中尉に目礼して、元の席に帰って行った。おもむろに私は、マット中尉に目を移す。彼はゆっくりと、私の目の前の席に着く。

 

「……人間関係は、大丈夫そうだな。」

「む?そんな事までわかるのかい?まあ、一時期はちょっと危なかった事もあったけどね。でも信頼できる仲間達のおかげで、ね。」

「そうか……。正直、気になっていたんだ。安心した。」

「ふふ、人がいいな。」

「ほっといてくれ。」

 

 カップケーキの残りをちょびちょび口に運びつつ、私は仏頂面で言った。まあ、本気ではない。正直、人が良いと自分でも思うからだ。自分自身が、それどころでは無いと言うのにな。

 

「……ジョン・コーウェン少将と一緒に来たのか?」

「ああ。少将の座乗艦ペガサスⅡのMS隊は、俺たちMS特殊部隊第3小隊と第5小隊で構成されてる。事実上、コーウェン少将の護衛さ。」

「なるほど……。突っ込んだことを訊く様だが、地上でやり残した事とか無かったのか?」

「あるよ。」

「あるのか……。」

 

 私が呆れたように言うと、だがマット中尉は笑って言った。

 

「戦いを早く終わらせるための戦い……。俺はそれを信じて来たんだ。だけど、俺は部下を殺しかけてしまった。それじゃあ駄目だ。そのまま進んでも、その先に俺の目指す理想は無い。

 それで悩んでたとき、2つの道が用意された。1つはアジア方面への転戦で、以前取り逃がした敵新型MSを追う道。もう1つはコーウェン少将と宇宙へ飛ぶ道。……結論が出ないまま、あの敵とぶつかりたくは無かった。逃げ、なのかも知れないけどな。それで宇宙へ。」

「逃げ、か。逃げてもいいんじゃないか?」

「え?」

 

 マット中尉に、私はにやりと笑って言った。

 

「逃げてもいいって、そう言ったんだ。ただし、逃げるのは余裕を取り戻して、もう一度立ち向かうためだ。無目的に逃げるのは駄目だ。無目的に逃げるのは、最悪の逃げ方だぞ。

 まあ、無理に突っ込んで行っても、悪い結果になりそうな気がするからな。この場合。逃げて正解じゃないかな。」

「……。」

 

 ラリーの死を乗り越えてもいないし。それによって強固な決心を固めてもいないし。まあでも、漫画版マット中尉のその後は、現実を無視してる感じがする理想家すぎて、ちょっと嫌なんだけどな。

 

「ただ、宇宙はマジで激戦だ。殺さないではいられない。……殺す必要の無いのを無理に殺せ、とまでは言わないけどさ。『戦争として必要な殺し』だけは覚悟しておいてくれ。生かして帰した敵が、次回にアンタやアンタの部下を殺すかもしれない。」

「……わかって、いる。」

「いや、まだ……わかっている「つもり」だな。アンタさっき、「部下を殺しかけた」って言ってたろ。……アンタ自身も、死んじゃダメだ。なんかな、透けて見えるんだ。アンタ、自分自身の生死を計算に入れてないところがある。いつからなのかは、知らないけどな。」

 

 いや、たぶんガンダム戦記の漫画の、1巻から2巻に移るあたりじゃないかなとは思うんだが。あの辺りから、漫画版のマット・ヒーリィは徐々に人間臭さが失せていった。んー。それじゃ駄目だと思うんだよな。

 私の台詞に、マット中尉は愕然とした。

 

「!?」

「……美味いな。この品質の悪いケーキ、ひたすら美味い。なんて言うか、前線の将兵の口に入れるために、必死で作ってる味がする。なあ、マット中尉。マット中尉は何のために戦ってる?

 俺は最初、生きるためだったよ。今は、この品質の悪いケーキを必死で美味く仕上げてくれてる人たちを護りたいなあって、そうも思う。一緒に戦ってる仲間達を、1分1秒でも長く生かしたいなあって、そうも思う。」

 

 カップケーキの最後のひと欠片を口に放り込み、咀嚼して飲み込む。

 

「マット中尉の戦う理由、立派だと思う。でも何て言うか……。口が上手く無いのは、勘弁してくれ。……泥臭く無いんだ。宇宙で言うのも何だけどさ。地に足がついてない気がする。

 アンタにも、もっと泥臭くて地に足が付いた、「原点」ってもんがあったんじゃないか?」

「あ……。」

「あと、さ。悩むのはいいと思うけど、戦いの中で悩むなよ?……じゃ。」

 

 ふと見ると、ノエル伍長がこっちを睨みつけている。おお、怖い怖い。アニー上等兵は、ほおーっと感心した目で。そしてミルスティーン中尉は、こちらを見定める様な目で見ていた。……怖。いやマジで。

 私はそそくさと足早に、そこを立ち去った。

 

 

 

 レビル将軍の言葉が、改ペガサス級ペガサスのレーザー通信回線を使って、周囲の全域に響き渡る。レーザー回線だから、ミノフスキー粒子の影響も無く、音声や画像は綺麗だ。

 

『これよりわが軍は、チェンバロ作戦を開始する!目標はジオン宇宙要塞ソロモン!諸君らの奮戦に期待する!』

 

 ルナ2基地より、ベーダー中将が率いる、後期生産型マゼランと後期生産型サラミス、アンティータム級補助空母で構成された連邦軍第1艦隊が出陣して行く。我々の乗艦する改ペガサス級ペガサスは、ペガサスⅡ、ブランリヴァルの他2隻の改ペガサス級強襲揚陸艦と共に、連邦軍第3艦隊に所属している。第3艦隊は、あと20時間後に出立だ。

 更にその25時間後には、コリニー中将の第2艦隊が出撃する。噂では本来、第2艦隊の指揮官はティアンム中将だったはずなのだが、コリニー中将が無理を言ってその座を奪ったらしい。まあ、あくまで噂なのだが。何にせよ、ティアンム中将はブランリヴァルに座乗し、第3艦隊の次席指揮官に収まっている。

 そして時間が来て、我々第3艦隊、そして第2艦隊も出陣した。

 

「……そして、何事も無く我々は、宇宙空間を航宙していた、と。」

「気を抜き過ぎじゃないか?ラバン。」

「だってよ、予測じゃ少しは敵の小艦隊とかち合う可能性があるとか言ってたのに、全然敵襲ないんだぜ?」

「今もミノフスキー粒子による通信障害が起きてるだろうに。」

「いや、味方がバラ撒いたミノフスキー粒子って可能性が高いらしいって話じゃないかよ。」

「それは、まあ。なあ……。」

 

 ルナ2出港後、5日目の事である。右舷デッキの詰め所で待機していた私とラバンは、半ば駄弁りながら交代時間を待っていた。だがその瞬間、私の脳裏に閃光が走る。

 私はG-3のコクピットへと走り、飛び乗った。ラバンが唖然としているのが感じられる。

 

「ブリッジ!ゼロ少尉、発進する!」

『ちょザザッゼロ少尉!発進許可は……。』

「緊急事態だ!説明してるヒマは無い!急いでハッチ開けてカタパルトを!」

『こちらマルデン艦長。私ザザッ権限でゼロ少ザザザの発進を許可する!』

「ありがたい!ゼロ・ムラサメ、G-3ガンダム、出るぞ!」

 

 発進時のGは、もう慣れた物だ。だが少し地球の重力を思い出し、ほんの少しだけ苛立つ。ズキン、ズキンといつもの頭痛がするが、充分耐えられる範囲だ。

 

(何処だ……。見つけた……。だが角度が悪い。)

 

 G-3は私の操縦に従って、大きく弧を描く軌道で移動する。私は口に出してタイミングを計る。

 

「3……2……1……今っ!!」

 

 私のG-3が撃ったビームライフルの閃光は過たず、接近しつつあった衛星ミサイルのエンジンを撃ち抜いた。衛星ミサイルとは、宇宙要塞を建設する際に出た岩塊に、ロケットエンジンを取り付けて、それを敵艦……つまり我々からすれば味方艦に向けて飛ばす悪夢の兵器だ。

 いや、だって小説版の機動戦士ガンダムにも書いてあったし。正確な文章は覚えてないけど。石ころを投げつけられて艦船が沈むのはあまりにナニだって。私もそう思う。悪夢の兵器だよな。

 爆圧で、衛星ミサイルは軌道を変え、狙っていたペガサスを大きくずれて宇宙の闇に消えて行った。そこへ慌ててペガサスから発進してきた、第1と第2小隊が文字通り飛んでくる。まあ、レビル将軍はいないのだが。将軍はスクランブル配置には基本入ってない。

 

『ゼロ!ザッザザザ敵は!?』

「3時、下方30度!衛星ミサイルを撃つだけ撃って、逃げた!ソドン級巡航艇!

 ……ガンキャノンかその量産型、せめてジムキャノンがあれば間に合ったんだが。」

 

 そちらの方角を見遣れば、ソドン級巡航艇が熱核ロケットの炎を噴いて、ひたすら逃げていくのが目に映った。……はて、あの方角は?

 

 

 

 ウッディ艦長とレビル将軍に今回の衛星ミサイル迎撃について報告した後、私は艦橋のオペレーターにソドン巡航艇が逃げた方向について聞いて見た。

 

「ああ、あれは月方面へ逃げたわ。いえ、あっちにはサイド3やア・バオア・クーがあるから、そっちに逃げたのかも知れないけれど。」

(……まさか。まさかだろ?まさか、な。)

 

 実はこのとき、私の脳裏には悪い予想が浮かんでいた。何故、一番近い拠点であるソロモンへ逃げない?まさか、まさかとは思うが……。

 

「この攻撃が、時間稼ぎだとしたら……。やばい、か?短期的には良い事だろうが……。やる気になっていた兵員の士気が低下しないか?あるいは低下しなくても、気が抜けて敵を侮ったりしないか?」

「ゼロ少尉?」

「あ、ああ済まん。考えが口から出てたか。」

 

 オペレーターに謝罪すると、私はG-3を格納している右舷デッキへと向かった。

 そして第3艦隊がルナ2を出て6日目の事である。先行して小艦隊に分かれ、ミノフスキー粒子を散布しつつソロモン宙域までの道を作っていた第1艦隊からレーザー通信が入った。

 

『ジオン軍は宇宙要塞ソロモンを放棄。宇宙要塞ア・バオア・クーもしくはグラナダに戦力を集中している模様。』

 

 やっぱりだった。『アクシズの脅威V』では、ある程度敵特別エリアを攻略すると、敵AIは方針を変えて戦力をサイド3方面にため込む様になる。そのタイミングで偶然ソロモン攻略作戦を発動したりすると、さくっと戦闘無しでソロモンを攻略できたりするのだ。

 だがそれはゲームの話。現実に戦闘無しでソロモンが攻略されたとなると、しかもそれが敵の戦略方針によるものだとすると、どうなるか。悪い事ばかりでは無い。戦力の保全ができる。しかし良い事ばかりでは決して無いだろう。

 今、味方は一部を除いてお祭り騒ぎだ。敵が逃げ出した事で、この戦争は勝ったも同然とか思い込んでいる能天気な連中が多い様だ。そんなわけはあるか。ここで楽をした分、ア・バオア・クーとグラナダで非常に苦労をする羽目になるのは目に見えているぞ。

 定期報告のためブリッジに上がった際に、提督席のレビル将軍の様子を窺う。やっぱり難しい顔をしていた。艦長のウッディ・マルデン大尉も、わかっている様だ。だが全軍の浮ついた雰囲気は、どうした物か。

 丸1日後、ペガサスを先頭に連邦軍第3艦隊は、ゆっくりと宇宙要塞ソロモンへと入港していったのだった。

 

 

 

 ちなみにソロモンのドックで、持ち出せなかったため機密保持で爆破された、組み立て中の巨大MAビグザムが見つかった。無事に鹵獲できてれば、Iフィールドとか色々技術が手に入ったのに……。




ゲーム『アクシズの脅威V』でよくあるパターン、ソロモン無血開城!でもこれが、ゲームのAIの思考パターンによる物じゃなく、深謀遠慮による決定だったら、怖いですよねー。更に、それで油断するなんてもっての外。でも連邦軍の将兵が油断しちゃうのは避けられないでしょうねえ……。油断してなくても、張り切ってたとこでいきなりハシゴ外された感は……。
あとマット・ヒーリィとデルタ・チーム、宇宙に来ました。なんとか意識改革に成功できるといいんですが。

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