DIOは承太郎に勝利し……?

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DIOの勝利した世界

「ザ・ワールドッ!! 死ねいッ!! ジョジョーーーッ!!」

 

灰色に止まった世界。そこに響くのはDIOの声のみ

 

「もはや慢心もおふざけもせんッ!! スタンドパワー全開だァーーーッ」

 

DIOのスタンド『ザ・ワールド(世界)』

その黄金の戦士は動くことの出来ない承太郎に怒涛のラッシュをする

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」

 

さらにトドメと言わんばかりに承太郎の額に向けナイフを投げる

それは額のわずか1センチ前で静止

 

「……そして時は動き出す!」

 

DIOの位置から世界の色は元に戻り、時計の歯車は噛み合う

 

全ては動き出す

 

ナイフは承太郎の額に突き刺さった

 

「がッ……!!」

 

さらにラッシュの衝撃で吹き飛ぶ承太郎。しかし

 

「スター……プラチナ……」

 

承太郎の背後から現れるスタンド

 

 

 

「ザ・ワールド……!! てめぇに一矢……報いってやる」

 

「なにィッ!! う、動けん!」

 

「オラァッ!!」

 

スタープラチナの放った1発のパンチ

それはDIOに当たる。しかし

 

「くそ……」

 

世界は再び動きだし、承太郎は建物から落下する

 

DIOは無傷だった

 

 

「ジョナサン……分かるか?私が勝ったのだ。貴様の血統に」

 

 

 

ククッ……ククク……クハハハハフハハハハハハハ!!

 

 

 

「ついに私の勝ちだッ!!」

 

 

 

 

 

空条承太郎。死亡

 

 

 

 

 

 

 

やがて時は流れる

 

ジョセフは殺し、ホリィもスタンドの暴走で死んだ

 

昼、窓の存在しない闇に充ちた部屋

玉座に深く座るDIO

 

「……くそ。忌々しいやつだ……ジョジョ」

 

DIOの手元には紙片が

そう、承太郎の、スタープラチナの最後の攻撃は、DIOが天国へと向かうための方法を書き記したノートを破壊した

不思議なことにただ破れただけだと言うのにその文字は一切読めず、それどころかDIO自身内容を思い出せずにいた

 

「貴様が邪魔しているのか……ジョジョ(ジョナサン)」

 

自らの、ジョナサンの体を見つめ呟く

 

「……まぁ、いい。奴らはもう居ない。方法なぞ、心ゆくままに探せる」

 

DIOは立ち上がり……

 

「ぬぅ!?」

 

「避けやがったか……!!」

 

足の力だけでその場から飛び上がる

今まで座っていた玉座には穴が

 

「貴様……ポルナレフか」

 

「あぁ……久しぶりだな……DIOッ!!」

 

現れるのは鎧に包まれた剣士『シルバーチャリオッツ』

シルバーチャリオッツが剣を振れば、穴の空いた玉座は崩れ落ちる

 

「てめぇをここで闇に葬ってやる!!」

 

チャキリと剣を構えるポルナレフ(シルバーチャリオッツ)。その装甲が剥がれ落ちる

 

しかし

 

「私に勝てるとでも?ザ・ワールド」

 

世界の動きは停止する

 

「感謝しろ。このDIO自ら終わらせてやる」

 

1発。たった1発だった

ザ・ワールドの拳はいつか花京院を屠ったようにポルナレフの腹部を貫通する

 

「そして時は動き出す」

 

 

 

「ガハァッ!!」

 

 

 

「哀れなものだ。勝てる訳でもないのにな」

 

コツリコツリとポルナレフに向かい歩む

 

「お前で最後だ……ジャン=ピエール・ポルナレフ」

 

「いいや、お前もだね」

 

「……なに?」

 

「……お前の負けだってことだよ」

 

「ほう……改めて解らせてやろう。貴様の負けだ!」

 

ザ・ワールドがトドメを刺した

が、その刹那、チャリオッツがDIOに剣を刺す

 

「お前はこれで……動けない……ほんの少し……ほんの少しで……じゅう……ぶん……だ……」

 

「死んだか」

 

DIOはまるで磔にするようにDIOの体を突き抜け床に刺さる剣をぬこうとする

 

 

 

 

 

 

「なにィッ!?」

 

部屋が、崩れた。正方形にカットされた天井や壁が降り注ぐ

 

「まさかッ……これはッ……!!」

 

時間は昼。大量の太陽光がDIOに降り注ぐ

 

 

「ポルナレフウウウゥゥゥゥゥ!!貴様ァァァァァァ!!」

 

咄嗟に腕で覆うもその腕から肺になっていく

 

「チクショオオオオオォォォォォォォォォ!!」

 

 

それが、DIOの断末魔の叫びだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杜王町。オーソンの前で話す2人。リーゼントの少年にその相方が話しかける

 

「知ってるか仗助」

 

「んだよ億泰」

 

「建物がバラバラになって崩れたんだってよ」

 

「なんだそりゃ。ま、俺達には関係ねことだしよ〜」

 

2人の元に少年と少女もくわわる

 

「おはよう、仗助くんに億泰くん」

 

「おはよう、ふたりとも」

 

「おう」

 

「よぉ、康一。遅かったじゃねぇか」

 

「いやぁ由花子さんがお弁当作ってくれてさー」

 

へへっと照れ笑いを浮かべる少年。さらに、長髪の学ランの男が

 

「おはようございます、皆さん」

 

「未起隆君おはよう」

 

「なんかよォ〜おめぇの顔見んの久しぶりな気がするんだよな〜」

 

「んなわけねぇだろ、億泰」

 

「いえ、しばらく実家に帰っていましたので」

 

「そーかい。んじゃ、そろそろ行くとしようぜ」

 

リーゼントの男……東方仗助(ジョジョ)は皆に向かい言う

 

 

 

 

 

ジョジョは滅んではいない


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