ナガレモノ異聞録 ~噂の都市伝説召喚師、やがて異世界にはびこる語り草~   作:歌うたい

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Tales 58【メゾネの剣】

 思い違っても、すれ違いだけはさせないように袖を引く事が上手な人は、魅力的だという理屈は俺だって分かる。甘え上手ってそういう人なんだろうし。

 何だかほっとけないと、自然に思えてしまうのだ。

 

 だからこうして、勝ったのだから褒めてくれてもいいのよとチラチラと此方からの称賛を待ってるお嬢も、そういう枠組みの内に居るんだろう。

 試合内容がアレだっただけに、つい微妙な表情になりそうな所を踏ん張って、素直におめでとうと伝える事が出来た。

 

 

「むふふん。わたくしを労るには少々飾り付けが足りませんが、一応受け取っておきますわ」

 

「勝ちは勝ち、だものね。お疲れ様、ナナルゥ」

 

「ふふん。セリアの言うとおり、何事も勝てば良かろうなのですわ! さて、アムソン、紅茶を」

 

「ほっほ。祝杯ですな。畏まりました」

 

 

 安心した様に頬を緩めたのは、お嬢の中で帳尻が合ったからだろうか。

 プラスの言葉で、ようやくとんとん。ならばそれまで機嫌のシーソーはマイナスに傾いていたという事になる。

 

 

「勝ちは勝ち……そう、あのちんちくりんの戯れ言なんて……」

 

 俺達の元に凱旋してくるまではすっかり有頂天だった移ろいやすい機嫌値を、マイナスへと踏み抜いた張本人は、既にもう此処には居ない。

 

 

『たかだか一人を倒すのに、何回魔法を使ってんのよ。勝手にフルヘイムを飛び出して、その成果が"これ"? ハッ、馬鹿馬鹿しいったらないわね……結局は──』

 

『──ただの臆病風じゃないの』

 

 

 

 そう吐き捨てられた台詞に、凍り付いたように黙り込んだお嬢。

 鋭凶なナイフを胸に突き立てられたような、あの時のお嬢の横顔が鮮明に浮かんで、拭いきれない。

 暖かな紅茶ひとつじゃ取り戻し切れない動揺をまだ口元に滲ませて、彼女は闘技場の中心を見下ろす。

 

 

 仄かな陰りを含ませた紅い瞳が見つめる先で、空を焦がす茜色にシャンパンゴールドを靡かせて、泰然と佇むエトエナ。

 まるでお嬢の勝利など取るに足りないモノなのだと嘲笑うかの様に、彼女は微塵も苦戦する事なく──三回戦へと歩を進めた。

 

 

────

──

 

【メゾネの剣】

 

──

────

 

 

 

『闘魔祭初日も、遂に大詰めを迎えました二回戦魔ののブロック第四試合!! これにて本日の最後の試合となりますが、果たして有終の華は、一体どちらの手に渡るのでしょうか……!』

 

 

 激動の一日の締めくくりとなる最終試合が訪れたのは、赤黄色に焼けた空の彼方から、徐々に夜の瑠璃が指を伸ばし始めた頃だった。

 そこに至って、やっと今日を切り抜けれたって遅すぎる実感が沸いてきて、つい抜けたため息が落っこちる。

 しかし音として拾い上げられる事がなかったのは、俺たちの後方から歩み寄ってくる複数の足音のおかげだろう。

 

 

「お見事やったでぇ、諸君。ちゃーんと勝ち上がってくれたらしいなぁ」

 

「お疲れ様でした、ナナルゥさん、ナガレさん」

 

「みなさん、こんばんわ。ナガレさん、一回戦はどうもでした」

 

「あ、エースにジャックにピア……と。あれ、そっちの二人は」

 

「──キングだ。お初にお目にかかる、ってかぁ? こうして面合わせると、なかなか威勢の良さそうなガキどもじゃねぇかよ、クックッ」

 

「あら、あらら。そう脅かそうとしてはいけませんよ、キング。えぇ……となれば、そこの『ボク』が思ってる通り、私がクイーンという事なのでしょうね」

 

「……中々、食わせ者揃いであるようね」

 

「なっはっは、それはお互い様っちゅう奴やねセリアちゃん」

 

 

 エースとジャック、ピアニィはとりあえず馴染みがあるから置いておくとして。

目を惹くのは、彼らを除いたもう一組の、色んな意味で派手な格好や風貌の男女だった。

 

 まず、ファーつきのコートを直に羽織った、さっきお嬢が戦ったエドワードばりの巨漢。

 身体の至るところに無蔵尽に出来てる傷もそうだけど、何よりも薄いラウンドサングラスじゃ隠れ切れない瞳は獰猛で、百獣の王を彷彿とさせるくらいだ。

 キングという勲章は、もはや相応しいという他ないだろう。

 

 

 そして、残るは女性の方なんだけど、こっちはアレだ。格好からして奇抜過ぎる。

 スカート付きのヘソが見えるコルセットの上に、修道女が羽織ってる白いローブという、官能的と神聖さのタッグファッション。

 

 だというのに、艶のあるミドルボブと瞳の若草色も手伝って、ほんわかとした雰囲気を振り撒いてる。

 ただ、俺を指してボクと紡いだ瞬間に、クイーンの瞳が愉快気に光ったのが、なんとも奇妙な怖じ気を背筋に与えた。

 セリアの言う通り、第一印象だけでもただならぬ人達なのだと察せれるほどに、人格が濃い。

 特に──

 

 

「あら、あらら。困りました、エース。なんだか私、ナガレの坊やに警戒されているみたい。うふふ、うふふふ、是非もありませんね」

 

「なっはっは、子供扱いしといてよう言うわ。ま、めっちゃ絡みづらいやろうけど、気にせんでやったってや」

 

「ふふん。(キング)に、女王(クイーン)、ですのね。なかなか仰々しい称号かとは思いますけど、そのくらいじゃこの黄金風のナナルゥは怯みませんわよ!」

 

「ほっほ。肩が震えておりますぞ、お嬢様」

 

「アムソン!」

 

「おう、吹くじゃねぇか。威勢(イキ)が良い奴ぁ好きだぜ? ────凹ませ甲斐があってよォ」

 

「ひっ」

 

 

 クイーンの底知れない笑みに思わず一歩下がれば、今度は凄みを効かしたキングの狂暴性にあてられて、お嬢がいつぞやの謁見みたく俺を盾にした。

 賢老ヴィジスタさんといい、本当にお嬢ってば強面が苦手なんだから。

 と、対面のキングを見上げてみれば──迎えたのは、"冷たい眼差し"。

 

 

「……クックッ。だが、テメェはそうでもないらしいな、小僧?」

 

「……小僧じゃなくて、ナガレって呼んでくれない?」

 

「ほう、必死だねぇ。咄嗟に突っ張るか……だが、それでも"透けてんなぁ"、おい」

 

 

 生々とした歯茎と尖った白に、息を飲む。

 触れられてもいないのに、首を締め上げられるような窒息感。

 初対面の遠慮とか、そんなもんどこにもない。

 そんな社交の輪の中に、収まる男じゃないのは、見れば分かるけど。

 

 

「テメェのあの芸は大したもんだ。俺にはどういう理屈であんなワールドホリックとかいう奇妙な代物が扱えんのか、さっぱりだったぜ。だが、ククッ……テメェがそんな調子じゃあ"浮かばれねぇなぁ、あの娘っ子共"も」

 

「っ」

 

 

 今度こそ息が詰まる。王の眼光に、血の気が尻尾巻いて逃げてった。

 

 

「自覚がある上でなら、尚の事だ。なぁ、おい小僧。お前、どうして闘魔祭に出た?」

 

「え?」

 

「俺様達との交渉云々は抜きにして、だ。そこの女の為か? テメェの力を誇示する為か? テメェはどんな『欲』を叶える為に上手に振れもしねぇ剣を取ってやがんだ────なぁ、答えてみろよ、『ミステリアス』」

 

「────、……」

 

 

 いや、ちょっと待てよ。

 なんで、そうあっさりと『見透かして』くれんだよ。

 俺のこと殆ど知らないはずだろアンタ。

 なのになんで、核心をつくような言葉ばかりを並べれるのか。

 喉の通りを生唾のような気味悪い何かがつっかえる。言葉が出ない。反論が、音にならない。

 

 

『下らない意地でも突っ張るのが男でしょーが』

 

 土曜精の橋で、セリアに告げたはずの意志。

 思い返せばあっさりと用意出来た的確な台詞は……何故か、音にする事が出来なかったのは。

 

 それさえも、『見透かされたら』と思ってしまったからなのか。

 

 

「はいはい、そこまでやキング。噛みつくんならそこらにある石柱にでもしときや」

 

「……チッ、『良いとこ』だったのによぉ」

 

「すいませんナガレさん。無神経なんですあの人。犬にでも噛まれたと思ってくれませんか?」

 

「ぁ、いや……」

 

 

 直感する。このキングって奴は、人の急所を的確に見抜き、正確に潰す……まさに、ハンターって奴なんだって。

 もしエースの制止がなかったら、暴かれていたのかも知れない。心の奥を。

 

 隠す事に手馴れただけ、意表をつかれれば脆い。

 急に足場を失ったような浮遊感に青ざめた俺の意識を取り戻したのは、甲高く響くミリアムさんのアナウンスと。

 

 

『以上、剣のコーナーよりネル・ティーニア選手の入場でした。精霊魔法の使い手である彼女と対するのは──一回戦にて、年若い身ながら豪快な剣捌きを披露して下さいました、フォルティ・メトロノーム選手!! 魔のコーナーより、入場でっす!!』

 

 

──本日最後の入場選手となる、フォルの背に負われた巨大な物質だった。

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 目を見張る。夕陽に赤く染め上げられた舞台の上で立つ、顔見知りのあまりの変わり映えに。

 

 いや、正確にはフォルの服装だとかが変わったとかじゃない。

 ただひとつの存在感、フォルが高々と空へ掲げる『ソレ』は、余りに圧倒的な威容を放つ。

 

 

「……なに、アレ」

 

 

 ──それはまさしく、紅蓮の大きな翼だった。

 黄昏を従えてより紅赤と、刀身を狂色に輝かせる、厚く太く大柄な。

 聴いたこともない竜の咆哮すら耳に鳴りそうな、竜の翼を模した一塊(ひとかたまり)

 

 或いは、血染めの鉄塊。それとも、もしかして。

 

 

「剣よ。あれでも。貴方は、控え室に居たから観てなかったものね」

 

「け、剣なのアレ? うっそ……普通にフォルの身長よりデカいんだけど」

 

 

 推測は隣に並んだセリアによって、あっさり肯定されてしまった。

 鈍く重々しく紅に輝く、巨大な……まるで、竜の翼の様にも見える大きな剣。

 あんなものと、まともに打ち合える武器が果たして存在するのかと訝しんでしまうほど。

 

 というか、さ。

 一番の問題は、そこじゃなくて。

 明らかに大のおとなくらいはありそうなあの雄々しい大剣を、俺よりも背の低いアイツが。

 

 

「振れんの、あれ……」

 

「見てれば、分かるわ」

 

『さぁ、それでは行ってみまっしょう!! 二回戦第四試合、開始ィィィ!!!』

 

 

 百聞は一見に如かずと、俺の疑問に上書きするような開始の合図が、会場内に響き渡る。

 先手を打ったのは、フォルの対戦相手であるネルという名の女性だった。

 黒いマントをたなびかせた彼女が、湾刀状のナイフを構えながら口ずさむ。

 

 

「『光るは断頭』」

 

「ん、あれって……」

 

 

 ネルの唱えた手短な一文と同時に、フォルの頭上に展開された『魔法陣』と、コンロを回した時に鳴るようなカチチという『静かな雷鳴』。

 

 詠唱のフレーズに聞き覚えはなくとも、現象に見覚えはあり過ぎる。

 なにせ、二回戦にて散々アレに苦しめられたのだから。

 

 

「【迅雷(トール)】!」

 

 

 光ったのなら、後は墜ちる。

 記憶に深く焼き付いた雷光は、やはり迅い。

 けれどもフォルはそれ以上に速く、トールの落下地点から前へと離れていた。

 

 

『先制を仕掛けたのはネル選手、しかーし! フォルティ選手を捉えることは出来ません! あんな大剣を持ちながら、その動きはやはり俊敏です!』

 

 

 ミリアムさんの言うことももっともだ。

 あんなの、背負うだけで押し潰されそうだってのに。

 降り注ぐ雷雨の中を、過剰ともいえる装備のままフォルは突き進む。

 

 そしていよいよ肉薄まで後一息、と差し掛かったところで──ネルの瞳が爛と煌めいた。

 

 

(マルスと同じ──なら、"アレ"も?)

 

「かかったわね……キミ。詠唱破棄(スペルピリオド)……【紫電の遮断(ヴァイオレット・ドーム)】!!」

 

「……チッ、仕込みか」

 

『おおっとぉ! ネル選手、すわピンチかと思わせておきながら、抜け目ありません! これは二回戦にてマルス選手が使用した防衛魔法。ですが、雷の檻に閉じ込められたのはネル選手ではなく、フォルティ選手の方ですっ!!』

 

 

 想起した絵図は勝算に満ちたネルの笑みに肯定され、フォルの周囲から現出した紫雷の檻。

 自分を防衛する術ではなく、対象を鳥籠みたく閉じる術。

 

 

「『光るは断頭』」

 

 

 そんな応用もあるのかと舌を巻いていると、さらに笑みを深くしたネルが、戦術を完成させる一手を唱えた。

 

 

「……残念だったわね。これでお仕舞いよ」

 

「……ふん。寝言は──」

 

 

 閉じ込められた檻の中で、首を断つ雷光の陣が広がる。

 だが、王手をかけられている当のフォルの表情には、微塵も恐怖は浮かばない。

 それどころか、この瞬間を待ち望んでいたとでも言いたげに。

 

 

「【迅雷(トール)】」

 

「──寝て言え!」

 

 

 彼はその手にある紅蓮大剣を、目の前の檻に向けて勇猛に振るう。

 

 

『え──』

 

「……うそ」

 

 

 

 凶風巻き起こす竜の大翼は──紫電を容易く、食い破った。

 均衡すらなく、紙ひらのように。

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

「……振った」

 

「……そんな」

 

 

 ただ一振りの結果は一目瞭然で、まざまざと見せつけられた威力のあまりに口から落ちた感嘆。

 けれども隣に居たセリアの言葉は、俺の感情の色合いと似てはいても中身がどこか違って。

 

 

「見てれば分かるって、こういう事か。凄いな、アイツ」

 

「……えぇ、確かに。あれだけの大剣を振れる、というのは一回戦で私も驚かされたけれど……」

 

「……ん? どうしたのセリア。何か気になんの?」

 

「それは」

 

「ククッ、見間違いなんかじゃねぇぞ? あの剣は、"魔を喰らう"……そういうモンだってだけの話だ」

 

「キング……」

 

 

 食い違いが浮き彫りになる。

 俺はアレを振った事自体に驚かされた訳だけど、セリア、いや──会場内の騒然っぷりは、あんなにも呆気なく防衛魔法を破った事に驚いているんだろう。

 

 理解に拍車をかけるように、低く尖った声色が、スルリと俺達の間を通り抜けた。

 

 

「魔喰らいの剣。待って。それじゃあ、もしかしてアレは、『メゾネの剣』……!」

 

「おうよ」

 

「メゾネの……?(そういえば、一回戦でピアが言ってたな)」

 

「……旧時代の、ある英雄の逸話よ。旧時代よりもずっと昔から居た最強格の竜種、【紅い女王】を倒したと言われている、伝説の戦士の通り名が……」

 

「それが、メゾネの、剣。じゃあ、ピアとフォルは──」

 

「──はい。私とフォル……お兄ちゃんは、メゾネの剣と呼ばれた英雄の……『孫』なんです。ナガレさん」

 

「!」

 

 

 芯の通ったソプラノが、力強く空に溶ける。

 振り向いた先には、あの時の決意と矜持をその瞳に湛えたピアが静かに微笑みを浮かべていた。

 

 

「ねぇ、あの剣が翼の形をしているのって……」

 

「……はい。その、『紅い女王』の片翼を大剣にしたものが、アレなんです。"彼女を討った、そのなによりの証なんだ"、って」

 

「……色々と凄いお祖父さんだったんだな」

 

「そう……ですね。でも、それも『昔の話』だって、いつまでも古き者が大きな顔をするなって、くちさがなく言ってくる人も居まして」

 

「…………なんつー無神経な。ん、じゃあ、もしかして。二人が闘魔祭に参加した理由って」

 

 

 語られたのは、お伽噺のような英雄譚。

 誰もが目を輝かせる偉業を、けれどもどこか涙を堪えるように、ピアは紡ぐ。

 

 そこから先に辿り着いた仮定に、少女は優しく微笑むだけで。

 あぁ、そうか。だからあの時、あんなにも強い意思でもって、俺の前に立ったのか。

 

 

「──教えてやる。お前に、お前達に、この闘いを観ている全ての奴らに、俺が教えてやる!!」

 

 

 そして、もう一人。

 何よりも証明しなくてはならない誇りを示すべく、空に奥高くへと、大剣を掲げて咆哮する。

 

 

「【メゾネの剣】は──折れやしない!! 決してだ!」

 

 

 赤朱と染め上げられた彼の姿はまるで、大翼を有する紅い竜のようだった。

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 フォルは、フォル自身のために。

 

 ピアは、ピア自身のために。

 

 お嬢は、お嬢自身のために。

 

 

 

(……俺は)

 

 

『決着ゥゥゥ!!! 闘魔祭初日、最後に勝ち星を手にしたのはぁ、フォルティ・メトロノーム選手でぇぇぇす!!!』

 

 

 響き渡る終焉のアナウンスと、歓声と、その中心で息を切らしながら空を仰ぐシルエット。

 彼は自分で決めて、自分で選んで其処に立っている。

 それは俺もきっと同じだった。

 

 俺自身が決めて、俺自身が選んだ選択だったはずなのに。

 

 

『全く、ろくでもないのう。自分につく嘘ばっかり上手くなってどうするんじゃ……聞いとるのか、このバカモン』

 

(……爺ちゃん)

 

 

 祖父と孫。連れ立った思い出は、未だに古ぼける事もなく。

 皺だらけの癖に妙に力が強かった爺ちゃんの、まだ小学生だった頃の自分に投げ掛けた言葉を、鮮明に蘇らせてしまうから。

 夕焼けを抱き締めるように伸びた宵の紺碧が、どうしようもない懐旧を呼び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

闘魔祭初日、終了。


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