ナガレモノ異聞録 ~噂の都市伝説召喚師、やがて異世界にはびこる語り草~   作:歌うたい

89 / 113
Tales 81【愛亡】

「魔物憑きだ!」

 

 

 魔物憑き。

 その言葉が指す意味の重みは、生半可ではない。

 

 

「トトって子、人間じゃないの?!」

 

「あの角を見れば分かるだろ!」

 

「単なる飾りじゃないのか?!」

 

「うそ……魔物憑きだなんて、本当に居るんだ……」

 

 

 もしこの世界の法則が、感情そのままを色に出来るものだとしたのなら。

 自分は音もなく瞼を閉じるだろう。

 そうセリアが確信出来るほどに、会場内に伝播していく感情の波は、恐れと拒絶ばかりに淀んでいく。

 

 

「魔物、憑き……? あの、トトという者が魔物とどう関係してるというんですの?」

 

 

 だからこそ眉を潜めて素直に尋ねるナナルゥの姿に、どこか救われたような心地になれたのかも知れない。

 例え一時凌ぎの心模様だとしても。

 

 

「……関係、か。まぁ、ざっくり言うなら……人間と魔物の『混血』やね」

 

「魔物との混血?!」

 

 

 魔物憑き。

 禁忌を意味する言葉の重みは、生半可ではない。

 ジャックやエトエナのみならず、あのクイーンですら闘技場に視線を向けたまま、口を開かず。

 疑問に答えたエースですら、飄々としたいつも笑みを欠片も浮かべてやいないのだから。

 

 

「お、お待ちなさいな。魔物と交わって命が宿るなんてこと有り得ますの? 魔物は、死を迎えれば亡骸すら残さない異端の生き物。人間とでは……いいえ、我々エルフでさえ、生物としての種が違い過ぎますわよ!」

 

「ん……それはちと間違うとるんよ。実は強力な魔物の中には亡骸を残す種類もおるんや。かなり珍しいけどな。フォルの持っとる『メゾネの剣』について、キングから話は聞いたやろ?」

 

「そ、そういえば……【紅い女王】というドラゴンの片翼が元だと言ってましたわね」

 

「せやせや。ま、つまり……トト嬢ちゃんの片親は、高位の魔物なんやろな」

 

 

 エースの説明をなぞれば、高位の魔物とはあれほど苦戦を強いられたミノタウロス、元となるワイバーン以上の魔物。

 それだけに途方もない存在に感じられて、ナナルゥの表情が次第に青ざめた。 

 

 

「にしても、噂の魔女の弟子の正体が魔物憑きとは思わんかった。あのエルフ並みの魔力密度も納得や」

 

「納得?」

 

「魔物憑きの特徴は角とかだけやなく、純粋な保有魔力の多さもあるっちゅーこと。細かい話は後にしよか。とりあえず今は……ナガレ君の心配、する方がええと────」

 

「!」

 

 

 まだ試合は終わっていない。

 そのことをエースが注釈しかけた時だった。

 魔力の流れに一際鋭いナナルゥでなくとも気付けるほどに、急速に膨れ上がっていく魔力が。

 

 

『あぁぁぁぁァァァァァ!!!!』

 

 

 世界全てを拒絶するかの様なトトの慟哭と共に、弾けた。

 

 

 

 

 

────

──

 

【愛亡】

 

──

────

 

 

 

 

《……ねぇ、あの子でしょう? 例の開発計画のとこの……》

 

『トトって子、人間じゃないの?!』

 

「嫌……」

 

 

 

 なんでだろうか。

 

 

 

《なんでも都市伝説だとか、奇妙な話を調べて回ってるそうよ》

 

『あの角を見れば分かるだろ!』

 

「見ないで……」

 

 

 なんだってこんな時に、こんな昔の苦ったらしい思い出なんかがよぎるんだろうか。

 

 

《みたいねぇ。"あんなことがあった"んだもの……気でも触れちゃったんじゃないかしら》

 

『単なる飾りじゃないのか?!』

 

「……やめて」

 

 

 当に振り払ったはずの、とっくに昇華し切ってたもんだと思ってたのに。

 

 

 

《……それにしても、薄情な母親よねぇ。まだ小学生だって言うのに》

 

『うそ……魔物憑きだなんて、本当に居るんだ……』

 

「どうしてそんなに……恐い目で、トトを見るの……」

 

 

 瓶の片隅に残り続けていた黒々と溶ける泥を、無神経にスプーンでかき混ぜられている様な苛立ち。

 目を開けたままに見る白昼夢に(うな)されているみたいで、思考を引き寄せられない。

 

 広がり満ちたこの肌刺すような空気に、つい囚われてしまったんだろうか。

 それとも。

 

 

《……可哀想に》

 

『ば、化け物!』

 

「ひっ────」

 

 

 過去に首根っこを掴まれるぐらいに。

 俺は何も進んじゃいなかったって事なのかよ。

 

 

「あ、あ、ぁ…………違、う……違う、違う!! トトは……化け物なんかじゃない!」

 

 

 そんな体たらくに陥ったもんだから、自身を抱き締めながら震える少女の異変を察知するのも遅れてしまって。

 

 

「あ────あぁぁぁぁァァァァァ!!!!」

 

「くっ、これはっ」

 

「キュイッ!?」

 

「ひィィィ!?」

 

 

 聴覚がトトを絶叫を捉えた瞬間、目の前が爆ぜた。

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

「ぐっ……ゲホッゲホ……」

 

 

 キーンとつんざく耳鳴りのせいで、自分の口から出てる言葉も聞こえない。

 巻き起こった砂煙に喉を焼かれて咳き込みながら周りを見渡せば、厚い煙のカーテンに視界すら塞がれていた。

 

 

「……」

 

 

 何が起こってこうなってんの。

 混乱に飛んだ数秒間の空白を、手繰り寄せるまでもなく。

 徐々に視界が晴れると同時に映る『何か』の輪郭と共に、理解していく。

 

 遠目に立っているのに、砂霧の中でさえ濃く影が浮かぶほど、色濃い魔力の紫光に縁取られている小さなシルエット。

 遮る幕が風に剥がされた先で、虚ろな表情のまま幽鬼の様に立つ、羊の角を持った黒衣の少女。

 

 トト・フィンメル。

 俺は、アイツに吹き飛ばされたんだ、って。

 

 

(……冗談だろ)

 

 

 フィールドを見渡せば、至るところにえぐれた形跡が出来てる。

 トトの衝撃波じみた魔力による影響だろう、多分。

 詠唱は無かったし。

 でも、だとしたら魔力だけでこの有り様って事なのかよ。 

 

 

(ご、ごごご主人様!)

 

(キュイー!)

 

(……無事か、ナガレ殿)

 

(なんとか。けど……)

 

 

 最悪な事に、みんなバラバラの方向へと吹き飛ばされたと来てる。

 幸い大きなダメージは無いらしいが、こんな混乱した状況で各個に分断されてるのはまずい。

 

 いや、違う。

 現状で一番まずいのはあの、異常な雰囲気を放つトトそのものだ。

 

 沈む夕陽の茜でさえ温度を感じなくなる冷淡な気配。

 感情の何もかもを業火にくべたようなアメジストの眼差しに見抜かれて、冷たい汗が頬を伝った。

 

 

「一体なんだよ今の!」

 

「なに? 何が起きたの!?」

 

「闘技場が滅茶苦茶に……アイツだ! アイツがやったんだ!」

 

「今の魔力……ほ、本当に、魔物憑きなんだわ!」

 

 

 当然といえば当然だが、混乱してるのは俺達だけじゃない。

 単なる動揺では片付かない観客のざわめきには、少なくない嫌悪と怯えが含まれた。

 

 

(魔物憑き、って……)

 

 

 魔物憑き。

 それが何を意味するかなんて俺には知る由もないけど、どういう捉え方をされているのかは想像出来る。

 目を向けるのも嫌になる程に周囲に渦巻く嫌悪と怯え。どう転んだって好意的な響きじゃない。

 

 

「うるさい」

 

 

 そんなものは、言葉を捨てられた本人の、感慨全て削ぎ落とした呟きを耳にすればすぐに分かる。

 

 地の上に立ってるのに、深海に沈められるかの様な心地に陥る、冷たい声。

 斜光に照らされた空虚な表情が、くしゃりと歪む。

 

 

「うるさい。うるさい。ウルサイ……目障り、耳障りなだけ。お前たちの言葉なんて」

 

 

 伸ばした糸で物言わぬ聖母像を傍らに引き寄せ、温度のない凶手に、そっと掌を重ねて。

 棺の住人へ向ける『無垢な一瞬』に、何故だか、目を逸らしたくなるような強い"既視感"を覚えた。

 漠然と感じた感覚に、過去から答えに手が届く、それより前に。 

 

 

「いらない。いらない……………全部、全部、いらない。トトには、お師匠様と…………ママが居れば、どうだっていい」

 

 

 締め付けられる心臓が、アラートみたく危機を告げた。

 

 

「いらないものなら────壊してもいいよね、ママ」

 

(角が、光って……これ、絶対ヤバい!)

 

 

 激情に鳴動してトトの身に訪れた変化は明確だった。

 

 まるでワールドホリックの再現時みたく淡藤色に輝く魔力がトトの周りを逆巻くと、彼女の角が赤朱と染まる。

 俺にでも肌で感じれるぐらいの魔力の暴風。

 だというのに直感する、これでさえ嵐の前の静けさ。

 単なる予兆に過ぎないのだと。

 

 気付けば本能のままに、口からもリンク機能越しにも叫んでいた。

 

 

「……っ、皆、足元! 死んでも避けろぉ!」

 

「【土の精霊よ(グランノーム)】!」

 

 

 

 しゃがみ込んだトトが、両手の平を足元に置いて酷薄と紡ぐ。

 確かな憎しみを秘めた呪文は、大地を更に狂わせる呪詛だったんだろう。

 ただでさえ荒れた地面に、狂暴にうねる"竜"が住み始めたのだから。

 

 

(なんだよこれ……地面で土竜(もぐら)か蛇でも走ってんのか?!)

 

 

 バキバキと削岩の音を立てて、地中を何かが這い回ってる光景に思わず面食らう。

 しかも、地を荒らす脈線は、一つだけじゃない。

 トトの周囲にてとぐろを巻いてる蛇らしき何かの数は、"十"にも及んでいた。

 

 

「まずは……ママをおかしくしようとした、お前から」

 

「ひっ」

 

「まずい──エイダ!」

 

「じょ、冗談じゃないしぃぃぃ!!」

 

 

 無情な宣告を皮切りに、とぐろを巻いていた土蛇達が──標的とされたエイダに向かって殺到する。

 一斉に、扇状に広がって伸びる地影の群れは、まるで鼠一匹すら逃がさないという意志すら感じるほどで。

 

 

「に、逃げ道が……」

 

「景虎、鞘をエイダの方に!」

 

「心得ている! だが……」

 

 

 しかも、動きが滅茶苦茶に速い。

 逃げる時間も与えられず、あっという間に土蛇達に四方を囲まれてしまったエイダ。

 彼女に何とか逃げ場を作ろうと景虎の近くに落ちてた鞘を、拾って投げて貰おうとするが。

 

 

「遅い」

 

 

 それよりも速く、土に潜んでいた蛇の群れが揃って顔を出す。

 いや、顔というには目も鼻もない、ただの細長い土塊(つちくれ)と言えるほどに無機質で。

 まるで中心にへたりこむエイダを、握り潰そうとする両手の指の様に見えて、直感する。

 トトのあれは生き物ではなく、魔力糸に岩や土を接着させているのだと。

 

 

「ぁ……これ、詰んでるし……」

 

 

 だが、それが正か否かは今、どうでもいい。

 このままでは間に合わない。

 投げた鞘にエイダが潜むよりも速く、エイダ自身が潰されてしまう。

 

 

「まず一人目」

 

「させるかっ──【奇譚書を(アーカイブ)此処に(/Archive)】!」

 

 

 そんなこと、みすみす見過ごしてやれる訳がない。

 巨大な岩の両指がエイダを食い破らんとする前に、声高に叫んだ。

 

 

「【プレスクリプション(お大事にね)】!」

 

 

 緊急の帰還指示。

 咄嗟の願いはしかと届いたらしく、轟音立てて岩の爪が押し潰した其処に、既にエイダの姿は無かった。

 

 

「……逃げられた?」

 

「ま、間に合ったか……」

 

 

 ギリギリ、間一髪。

 なんとか間に合ってくれた事に、思わず安堵の息が漏れる。

 

 

「……構わない。それなら──次は、お前の番」

 

「チッ……そりゃそうか」

 

 

 

 けど、勿論状況は何一つ好転していない。

 むしろ頭数が減って戦力低下。

 しかも次の標的として選ばれる分、危険な状況は増している。

 景虎の位置がさっきよりも大分俺の近くに来てくれてはいるけども、合流したとして、トトの攻撃に対する突破口は、まだ見つけていない。

 

 

「ママを壊そうとしたお前も、許さない」

 

(とりあえず、孤立したままじゃ打開も糞もない。ナインに足止めを期待したいけど、トトから離れてるし、厳しい。なら俺を気にせず、警戒と回避を────)

 

 

 だが。

 危機は尚、拍車をかけて押し寄せて来るもので。

 

 一先ずは合流を優先するべきと駆け出そうとした瞬間────視界がぐらついた。

 

 

「──ぐッ、ぁ……ッッ」

 

「ナガレ殿!?」

 

「キュイィ!!」

 

 

 最悪だった。

 目の奥が揺れる、食道が焼かれる、脳漿に釘が打たれる、そんな錯覚が一気に迫り上がってくる激痛と不快感。

 ドクドクと血脈が弾んで、冷たい汗が一気に身体中から溢れ出す。

 まともな踏ん張りも効かない足が縺れて、膝から崩れ落ちた。

 

 

(しまった……! なんつータイミングで……!)

 

「くっ、間に合うか」

 

「……【土の精霊(グランノーム)】」

 

 

 ここに至って、三体同時再現のフィードバック。

 立ち上がるのも困難なほどの反動にもがき苦しむ俺に向けて。

 

 地を這う蛇達が迫ろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ息絶えた色の中で、黒々洞と広がるだけの闇から覗く、逆さまの仮面。

 不誠実に笑う口元と、大きな大きな緑の濁った目玉。

 愉快で不愉快で仕方がない。

 相反を成立させながら鉤爪をかき鳴らす、招かれざる異形の者。

 

 

「ブギーマン……」

 

 

 あらゆる不協をへばりつける、恐怖の体現者の名を。

 メリーは茫然と呟いた。疑問を繋げて。

 

 

「なんで、貴方が此処に居るの……?」

 

 

 此処はメリーが自らの保有技能によって依り代としているナガレのスマートフォンの内部。

 アーカイブの中とは別の、彼女だけの特別室。

 他に入り込める筈も余地もないのに、どうして。

 

 

【ナンデ? なんでだって? 忘れちゃったのかい? 酷い、非道いよ、悲しくて吐き気がして涙が出るほど喜ばしいなァ】

 

 

 目的なく、貶めるだけを愉しんでいるように、無音地帯に聴くに耐えない嘲笑を響かせる。

 在り方そのものからして、正しさがない。

 

 

【この僕わたしオレは皆ご存知、恐怖の代名詞ブギーマン様ですよ? 我恐怖、故に我あり! 芳醇で濃厚な恐怖心がある所なぁらどこにだって…………現れるに決まってんだろ? クヒッ】

 

 

 入り口も出口も見当たらない一面の闇から現れるという『超常的な事象』は、彼にとってはむしろ自然な事である。

 しかし、そんなのお前も同じ穴の狢だろうと言いたげに、怪物は少女人形を優しく冷酷に見下した。

 

 

「……何しに、来たの」

 

【何しに? さァ? 何でだろー何でかなァ? こーんなとこに引きこもって、捨てられちゃうかもぉって、恐怖心をプンプン漂わせてるガラクタの顔でも見に来たのかなァ?】

 

「違う! ナガレの相棒はメリーさん……棄てられなんかしない、の」

 

【相棒……アイボーねぇ。キャハハハハッ! 本当は、捨てられるかもしれないって疑ってる相手を、『相棒』とは! カカカ、これは傑作だヨ! 傑作じゃないかィ!】

 

「ち、違うの! ナガレを疑ったりなんてしてない!」

 

【キヒッ、嘘うそウソ真っ赤っ赤! じゃあ、そもそもなーんで"『持ち主』と『人形』じゃあなく……"

 

『相棒』なーんて、人間臭い関係にこだわる必要があるんだィ、お前】

 

「────」

 

 

 恐怖とは、剥き出しだからこそ本音で。

 至極戯れに興じる口振りの癖に、相手の本質を抉る。

 だからこそ誤魔化しなんて通用しないと、ブギーマンはせせら笑う。

 

 

【ギャハハハハハ!!! ほぉら、わっかり易い。

飽きたら? おニューの玩具が手に入れば?もっと便利な道具が手元にあれば? きっとポイって棄てられる。

それが恐くて恐くて仕方がないんだろうが?

どうしても信じ切れないんだろうがヨ?】

 

「嫌……そんな事、ないの……」

 

 

【くひひひっ。そりゃァ必死になって『相棒』って関係性で居ようとするよねェ? そうじゃなくても、可愛い可愛い『女の子』で居ようとするよねェ?

もっと愛されるように、もっと大切にされるように。

本来の『お人形』じゃなくってさァ?】

 

「違う、違う! メリーさんは、メリーさんは……」

 

 

 恐怖の化身。恐怖の代名詞。

 単純にそうとは言っても、何かが何かを恐れるという結果には、当然、そうと()ち行くまでの過程が存在し。

 それもまたブギーマンの舌を愉しませるエッセンスである。

 

 故に。

 異形のモノは、"人形の壊し方は知らなくとも"。

 

 

【くひっ、くひひはは! でも、哀れだねェ。捨てられたくないが為に、もっと好かれたいが為に、大切にされたいが為に! 健気にも、人形が"人間らしく振る舞う"…………だなんてサ】

 

 

 

 "人の形をした心の、壊し方を識っていた"。

 

 

 

 

【惨めで哀れで……なんて────『逆効果』。糸に繋がれなきゃ、人形が上手く踊れるはずもなーいのにねェ?】

 

「…………え?」

 

 

 

 だからこそ、彼は。此処に居て、闇に在るのだ。

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。