どうやら俺は、この眼を持って生きていかねばならないらしい   作:けし

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台風ひどい。酷かった。雨より風がヤベーイ。
藍染に言わせたかったあのセリフ!
今話はそれだけがモチベ。



54

 無音の天蓋。静寂の月夜。

 穴だらけで傷だらけの地面に、ただ2人のみが立つ。

 

「やっとか。待ちくたびれたよ」

「…フン、さっさと終わらせるぞ」

 

 方向性は違えど、互いに虚無を抱えるもの。

 無くした心の孔を求める破面(アランカル)

 伽藍を抱え、それ自体が在り方である死神(殺人者)

 元々は一方的な興味と使命から始まり、引力に引かれるようにして至る今。

 伽藍にないはずの質量。だが理など知らぬ。ただ、同じものを持つ故に惹かれたのだ。

 斬魄刀ではなく、返してもらった腰のナイフを抜く。

 月の光を弾いて、怪しく煌めく。白い刃はその実、血に塗れた殺人鬼の殺し道具。

 白い身体に映える黒い翼が広げられた。夜に溶け込むような漆黒だ。それはあらゆる光を飲み込む、空っぽの伽藍。

 

「フッ──」

「っ──!!」

 

 なんの前兆もない。宣言をして動き出すのなら、それはただの機械的作業。だから、言葉も何もいらない。

 ささやかな自己暗示と、霊圧と魔力で強化したナイフで以って、破面の槍と切り結ぶ。

 衝突による衝撃は小さくはない。しかしそれを気にすることはない。

 響転(ソニード)と縮地で、互いに空を駆る。

 

「フンッ!」

「ちぃっ!」

 

 見ることも叶わない速度域。隠密機動の面目は丸潰れではないだろうか。

 逆手に持ったナイフを振り上げ、振り下ろされた槍がかち合う。

 膂力は破面の方が上であるために、僅かな拮抗の後に叩き落された。

 そこを狙って、投げつけられる槍。あの槍は爆発をもたらすものだったはずだ。あれに巻き込まれて無傷でいられる保証はない。

 俺は無理矢理身体を起こして、即座に縮地で離れる。

 

「ぐぅ…っ」

 

 頬を撫で、身体を持っていこうとする爆風。それに逆らわずに空中へ飛び出した。

 それを()()、破面は追いついた。

 

「終わりだ」

「甘いぞオマエ」

 

 同時に、死が世界を埋め尽くす。

 槍に奔る死は非常に分かりやすい。瞬時にそれを見極め、刃を走らせる。

 

「っ!?」

 

 ほら、こんなに簡単に壊れる。

 

「貴様…、その眼は一体何を視ている……?」

「なんだオマエ、()()に興味あるのか?」

「以前戦った時もそうだ。貴様は俺ではなく俺の何かを視ている。さっきのもそうだ。俺の槍が貴様の刃であっさり壊された」

「へぇ。案外ちゃんと視てるんだな」

 

 右手の逆手の持ち方を、ナイフを弄んで順手、逆手と交互に持ち替える。

 眼は見開いたまま。依然として死は世界を覆い尽くしていた。

 変わらず俺の中の絶対。「死」という概念は、そういうものになった。

 

「まあ、いいか。ああ、俺はオマエを視ちゃいない。俺にはね、モノの「死」が視えるんだ。誰とも違う特別製だ。だから──」

 

 くるくる回るナイフの持ち手を掴み、その切っ先が破面の孔へと向けられる。

 二度目の台詞。相手こそ違い、空も違うが。

 虚無を抱えたものに言うのは初めてだから、ノーカンでいい。

 

「──生きているのなら、神様だって殺してみせる」

 

 怪しく光る刃。それが、命を奪う。死を齎す。

 

「……そうか。ならば、俺の能力は役に立たないらしいな」

「なに? オマエ、そんな力あったのか?」

「多くの破面は、破面となるときに虚特有の能力が失われる。だが俺は全ての破面で唯一、『超速再生』を持ったまま破面となった。だが貴様が死を視て、殺すというのなら。俺の力は無価値だろう」

「そうかよ。──ああ、殺してやるよ」

 

 そのまま、「直死の魔眼」が見開かれる。殺人鬼としての穂積織が、鎌首をもたげる。

 殺せるのは1人だけだという、誰かからの教え。そして殺す1人は果たして、この破面でいいのか。

 

「──はっ、知ったことじゃない」

 

 縮地で飛び出す。

 だが、その鼻先に雷霆の槍が迫っていた。

 ──関係ない。

 

「直死──」

 

 ボロリ…と、簡単に崩れ去る雷霆。その先に、破面は立っていた。

 

「貴様とこうして殺しあうまでに、俺が何もしてないと思ったか」

「………」

 

 同時に感じたのは、更なる力の発露。重く、重く。なのに眩しい。目を染めるほどの黒。

 

「──(とざ)せ」

 

 紡がれる言の葉は、驚くほどはっきりと響いた。

 

「『刀剣解放第三階層(レスレクシオン・トレス・エターパ)』」

 

 変化は静かなものだった。

 先ほどよりも遥かに強く、意味不明なほど凄まじい霊圧と、微かに流れ出る()()

 

「──驚いたぞ。まさか自力でそんな力を…」

「難儀なものだったがな。だが、この力は諸刃だ」

「代償が無い訳がない…か」

「だが短時間ならば問題ない。その間にケリをつける」

 

 破面は黒輪(こくりん)を背に、その槍は姿を変えていた。

 細身の槍は、その刃が巨大化していた。緑の霊圧は漆黒に染まり、禍々しさすら感じるほどの恐ろしい波動を流す。

 姿にも変化がもたらされた。

 黒白(こくびゃく)の反転。真黒の髪からは色素が抜け落ち、身体中から凄まじい霊圧が、まるで稲妻のように漏れ出ていた。

 

「……くくっ、おいおい。本当にオマエ、冗談じゃないぞコレ」

「扉を開いた切っ掛けは些細だったがな」

「何したかは知らないが…。結局は、──変わらないぜ?」

 

 どんなに先を歩もうとも。進化を遂げてしまおうとも。

 

「言ったはずだぜ破面(アランカル)。生きているのなら殺してみせるって」

「やれるのならな」

「上等だ──」

 

 手始めに死を振るう。それ自体はただのナイフ。だが、俺の眼がもたらす視界内で走る刃は、もれなく死をプレゼントしてやれる。

 だが──。

 

(死が…、見えにくい…?)

 

 何故かはいざ知らず。目の前の破面の死が薄くなっていた。

 死の線は存在する。濃淡は単純に死にやすさを示すものであるが、これ程までに薄いことはない。

 

「どうした。僅かな躊躇いがあるぞ」

「くそ…っ」

 

 なぞれば殺せることがアドバンテージなら、それは掻き消えた。

 破面…いや、ウルキオラ・シファーが、右手を俺へと向けた。人差し指が、まるで鎌のような幻想に見える。

 

「──死ね」

 

 笑えないような霊圧の収束。

 ただ一点に集まり、収束していく。

 

「『黒輪の虚閃(セロ・ソルネグロ)』」

 

 闇は、俺自身はおろか、死の線すらも呑み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 中々に滑稽なものだった。

 

「いつからや…!」

「…()()()()……? 随分と面白いことを訊くね」

 

 全ては余興に過ぎないというのに。

 それに必死こいて抗う彼らの姿は。三流の喜劇のようだよ。

 

「君は知っているだろう? 私の鏡花水月の能力は『完全催眠』…。いつ如何なる時でも五感全てを支配し、思うがままに錯覚させる」

 

 ただの事実を口にする。

 なのに、平子真子という男は激昂する。

 飄々としながらも、かつての上司であるこの男は、案外に沸点が低いのだ。

 

「せやから…、一体いつから…! いつから鏡花水月を遣うてたか訊いてんねん!!!」

 

 必死の形相…なのだろう。怒りと驚きと、他の何かが混ざった感情が爆発した問いは、私にとっては甚だおかしい疑問だ。

 

「──ならばこちらも訊こうか」

 

 どこから始まったのか。その錯覚は。

 

「一体いつから────、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 私は発動条件しか教えていない筈だ。そしていつからか完全催眠から逃れたと思い込んでいたことは、滑稽というほかない。

 平子真子の顔が歪む。それは怒り。己と私への憤怒。

 

「…シロ…ちゃん……、なん…で……?」

 

 雛森君の問いに、ただ咆哮する日番谷冬獅郎。

 そして怒りのままに、私へと突撃してくる。

 

「藍染────ッ!!」

「待つんだ日番谷隊長!!」

 

 全ての歯車が、壊れていく。

 

「──隙だらけだ。全て──」

 

 ただ刀を振るっただけ。それだけで容易く壊れる。

 死神が、地へと堕ちる。

 それは私が、穂積織により堕とされた時と似たようなもの。些細なことだが、ささやかな報復だよ。

 すると、一帯から火柱が上がる。誰のものかは、分かりやすい。

 

「お出ましかい? 山本元柳斎重國」

 

 護廷十三隊総隊長。その名を背負いし男が、まるで日輪を背負うように現れた。

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

 

 

 

 

 

 

「万象一切灰燼と為せ──『流刃若火』」

 

 藍染惣右介を前にして繰り出す我が斬魄刀。

 焱熱系最強最古の斬魄刀は、その名に違わず。周囲を焱に包み込み、焼き尽くす。

 隊長格は皆やられてしもうた。

 されど、仕込みは済ませた。

 

「君は遅すぎたな。最早この時点で、戦力に数えられる隊長は君一人だ」

 

 余裕を持った表情。焱熱が迸るこの場で、恐ろしい胆力よ。

 

「君が倒れれば護廷十三隊は文字通り崩壊する。機は逸したのだよ。故に君は出てくるべきではなかった」

「…(おご)るなよ小童」

 

 よくもまあ、そのような言葉が出てくるものじゃて。

 本当に、甘いものよ。じゃからお主は小童なんじゃ。

 

「貴様程度の力で、この儂を斬れると思うてか」

「斬れるなど。いや、もう既に斬っている」

「ほざいたな」

 

 以前の儂ならば、激昂しておったかもしれぬ。

 しかし、ある一人の死神の存在が、停滞しておった儂を動かした。

 向けられぬようなって久しい、本物の死を孕んだ殺意。

 それが、かつて「十字斎」などと呼ばれた儂を呼び起こした。

 

「お主が儂の力を警戒しておるのは予測できた事じゃ。故に何らかの策を講じてくるはず」

「ほう…。君は脳筋の傾向があると思っていたが。中々考えるじゃないか」

「儂とてお主の鏡花水月に嵌った身じゃ。不用意に動く真似はするまいて」

 

 あらゆる感覚は虚言の世界。

 流刃若火を封じる手札を切るはず。故に儂は敢えて、炎を撒き散らす。

 

「『焱熱地獄』…、お主にはこの地獄で死んで貰う」

 

 更に十数本の極大の火柱が噴き上がる。最早この街の贋作。灰すらも残るまい。

 

「退がれ! 黒崎一護!!」

「…ジイさん…」

「護廷十三隊でもないお主が、ここに巻き添えにする訳にはいかん」

「ほう? ならば他の隊士たちはいいというのか?」

「覚悟はできておろう。『一死以て大悪を誅す』──それこそが我ら護廷十三隊の意気と知れ」

 

 さあ、何処から来る…。

 

『アァ〜?』

 

 背後から間の抜けた声。童の声。

 じゃがその霊圧は破面のもの。ならば、間違いない。

 

「来おったな…」

 

 炎が瞬時に消え失せる。

 

「!」

「ア〜〜〜〜…」

 

 同時に刀身が鍛ち焦げたように黒く染まる。

 そしてその刀身は白い破面を上下に分かち、圧倒的熱量が分かたれた上半身と下半身の殆どを一瞬にして蒸発させた。

 

「『焦刃(しょうじん)』ッ!!」

「オアアアアァァァァ────ッ!!?」

「貴様……」

「ほう? 儂に対する呼称は『君』では無かったかの? 藍染惣右介」

 

 流刃若火の炎を抑える術を考えるだろうことは、全ての隊長格の間で共通した認識だった。

 故に、炎を使わずに灼き尽くす術を用いた。本来は卍解における使い方ではあるがの…。

 

「儂の『流刃若火』は焱熱系最強最古の斬魄刀じゃ。何故に炎のみを操ると思うてか。熱こそが本質。儂の卍解を知らぬお主には、想像しえぬことであったか」

「…驚いたよ。折角の策が無駄になってしまいそうだ」

 

 …じゃが果たして、この程度で終わるものであろうか。

 これで策が潰えたのであれば、あとは単純な戦闘のみ。

 

「だが君も、これで終わりだとは思ってはいない筈だ」

「幾らお主が儂の五感を支配しようとも、お主を討ちとることに変わりはない」

「フッ、君も言ったことだ。そしてそれは私にも当てはまる」

 

 …まさか。

 いや、なぜその可能性を見落としておった…っ。

 

「君も…、いや君たちも。()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 此奴もまたかつて隊長を勤めた男。何故に卍解の存在を見落としてしまった…! 

 

「無理もない。『完全催眠』などという常識を超えた力を見せつけられれば、そこに意識を向けるのはね」

「ぐう…っ」

「だが安心したまえ。少なくとも今は使うつもりはない。君たちはまだ、私の掌の上だ」

「小童が…」

 

 うち焦げた刀身に、再び炎が灯る。

 だが藍染惣右介は、変わらずに余裕の笑みを浮かべおる。

 

「そしてもう一つ忠告だ。私は一言も、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()よ」

「!!?」

 

 灼き尽くしたはずの破面は、僅かに残った身体の一部が膨張しておった。

 

「炎が封じられるのならば、熱とて封じることは可能だ。何故なら彼は君が思った通り、君を封ずる為に作り上げたのだから」

「やはり、甘いぞ。藍染惣右介」

 

 爆発。その勢いはこの街を吹き飛ばすことはないが、1キロほどを吹き飛ばすには余りある。

 ──誰の熱が、それを為すと思うとる。

 

「この熱は儂の熱よ。なれば、儂が御しきれないなどあり得ん」

「…ふふ、どうやら君は、私が思っていたよりも進化していたようだね」

「老人を侮るでないぞ。儂より強い死神が千年現れとらんからこそ、儂は千年、この地位に立ち続けとるんじゃ」

 

 卍解は使えん。じゃが、似たことは出来よう。日番谷隊長と同じく、儂の斬魄刀は始解と卍解の能力の根底に大きな差異はない。卍解にできることの大半は始解にも可能。

 

「君を殺すのは、骨が折れそうだ」

「護廷十三隊を、…この儂を。甘く見るでないぞ。藍染惣右介」

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 闇の中…だろうか。何度も見たくはない光景だ。

 落ちていく。堕ちていく。深い深い、底のない穴へ。

 閉じた世界の筈なのに、限界はない。

 これは、伽藍だ。

 

『そう、貴方の心象世界。精神の世界。底のない、悍ましいこの場所が貴方の内面よ』

「『式』…か」

『残念ね。あの子はまだ寝てるの。貴方に力を貸したいようだけど、少し眠たげだったから』

「…知らないけどな」

 

 上下も左右も、前後すらも曖昧で。何故こんな境界の無い世界から、境界を創る斬魄刀が産まれるのか。

 

『彼、凄いわね』

「…ああ」

『悔しい?』

「…さあ。俺とは違うし、比べることもない。アイツは答えを見つけかけてる」

『そうね。…でも、貴方も答えを欲しているはずよ?』

 

 彼…ウルキオラ・シファーは、開いた孔を埋められる答えに手をかけた。

 それが、俺を殺すことによって得られるのならば…。

 俺にも、在った価値はあるのだろうか。

 

『そこで卑屈になるのは、貴方の悪い癖ね。その答えを知りたいとは思わないの?』

「…答え……か」

『貴方は、死が恐ろしくないのね?』

「怖いさ。これ以上なく。ああ死にたくない。死にたくなんてない! 誰が好き好んで死にたいなんて思うものか!!」

 

 そういうと、『式』は笑った。

 

『そう。良かったわ。貴方の本質は変わってない。初めて目覚めた時から、貴方が死を恐怖しているのは、ずーっと変わってない。それは貴方が死を大切にしているから』

「死を……」

『死ぬことを恐れているのは、大事なこと。貴方のことを本気で理解出来るのは私だけ。だってここは、私が在れる数少ない世界だもの。だったら、少しくらい贔屓してもいいでしょ?』

 

 何を言っているのか、理解が追いつかない。

 だけど、喜んでいるのは確かなようだ。

 

『いい加減に引き延ばすのも、飽きたでしょう? 『唯式』の本質──この世界では「卍解」というのよね? あの時は教えてあげなかったけど、今なら教えてあげられるわ。だって今の織は、何よりそれを求めているのだもの』

 

 距離が、詰まる。あの時から拳一つ分しか空いていなかった距離が、今は無い。

 

『ふふ、やっと貴方に触れられる。夢じゃない、本物の貴方。もう明けない。それだけで、こんなに喜ばしいことなのね。

 ──いい? 織。この力の()()は────』

 

 ああ、と頷き、そう返す。

 力が灯る。意識が浮上する。

 もう、オレはいない。式と『式』が、俺にはいる。

 一人だけど、一人じゃない。

 目を開けた時、目の前は真っ黒。

 でも眼を開ければ。

 

「浮世は終わりだ。──先に逝け」

 

 ナイフを黒い虚空に向けて()()()()()

 同時に、黒かった世界が霧散して、月の光が舞い戻った。

 

「…!」

「俺は簡単には死なないぜ?」

「それでも、俺は貴様を殺す」

「やれるものならな」

 

 反転したやり取りが交わされる。

 だが、条件は変わった。

 

「ここからは、俺も本気だ。──卍解」

「その気になるのが遅い。だが、そうこなくてはな…。ならばこちらも、ギアを上げるまでだ。──重ねて鎖せ、『黒翼大魔(ムルシエラゴ)』」

 

 誰も気づかない。気づこうともしない。

 

「『無垢識』──開境──」

 

 そんな戦いは、終着へと向かい始めていた。

 

 

 




ワンダーワイスゥゥゥ!!。゚(゚´Д`゚)゚。ワァァァン!!

総隊長強化。ウルキオラ強化。
ウルキオラの姿はブレソルの記念ウルキオラ。
能力のモデルは白髪で痩躯で言葉足らずな某槍兵。

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