Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義   作:ヨツバ

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はい。早速更新です。
軍議が終わって、その後の話になります。
何度も書いた気もしますが様々な視点で物語が展開していきますよ。


反董卓連合-汜水関攻め前-

255

 

 

袁紹の天幕にて。

 

「もう、あのくるくる…わたくしがどんな想いでこの連合を集めたか。幽州や徐州の田舎者どもに頭を下げたか!!」

 

袁紹は憤っていた。軍議では自分が上手く回していく手筈であったのに曹操が現れてから瓦解したのだ。

袁紹が中心となって円滑に軍議を進めたかったのだが気が付けば曹操が中心となって軍議が進んでいたのだ。

 

「まあ、あの挨拶の時は話は長かったですよー。みんな寝てたじゃないですか?」

「何かおっしゃいまして!!」

「何でも」

 

ギロリと袁紹は睨むと文醜はおずおずと口を閉じた。

 

「落ちついてください麗羽さま。連合の作戦は、まだ始まったばかりです。どさくさ紛れでしたけど、連合の盟主の座は無事、麗羽さまになったではありませんか」

「ま、まあ…そうですけれど」

 

憤っている袁紹を田豊は落ち着かせる。確かに軍議では袁紹の立場は形無しであったが連合の総大将を手に入れたのは確かだ。その事実が袁紹を落ち着かせる。

 

「それと…幽州連合は自分たちが領土的に大きな発言力を持っているという自覚がありません。今の内に懐柔して味方に取り込んでしまえば、揚州の袁術殿はもちろん、孟徳殿を抑える事も可能です」

「それも分かっていますけれど…あの芋っぽい方々にこれ以上頭を下げるのは、わたくしの誇りが…吟持が…。幽州と青州の半分だけであれば、このような事をするハメにはなりませんでしたのに…どうして徐州と同盟など」

「ですが何で幽州連合たちを汜水関攻めの一番手にしたんですか…まあ、危なくなったらここぞという所で助ければ借りを作らせる事でより懐柔できると思いますけど」

 

次鋒が袁術だが連合の盟主として仲間を助けに来たといえばどうとでもなる。そもそも袁術は袁紹に対して苦手意識を持っているから袁紹が不条理同然で押し通せばどうにかなる可能性もなくはない。

恐らく大丈夫だと思う田豊。だが不安なのかまだ悩んでしまう。

 

(いや、やっぱ駄目かな?)

 

反董卓連合のほとんどが袁紹と親交のある豪族であるが他の諸侯の我が強い。なるべく反董卓連合は袁紹の手で掌握しておきたいのだ。

その中でも曹操や袁術は難しい。だからこそ立場的に弱い幽州と徐州をまず懐柔しようとしているのだ。

 

「ご辛抱ください。すべての戦いの後のため。董卓を討ち果たした後に大陸の覇権を握るための準備です」

「……そうですわね。わたくしはここで終わりではありませんもの。それにあのエセ相国に討たれた空丹さまの無念に比べれば…わたくしの誇りなぞ、ものの数にも入りませんわ」

 

袁紹には袁紹の目的がある。もしかしたら反董卓連合内の中でも一番霊帝である空丹を心配しているのは彼女かもしれない。

 

「あら?」

「どうしました麗羽?」

「いえ、外に誰が居た気配が…」

「間者!?」

 

すぐさま調べるが誰も居ない。

 

「ただの気のせいですわね」

 

誰か居たような気配は感じたが袁紹は気のせいだと考えすぐに忘れる。

確かに人は居なかったのだ。人間は居なかった。

暗くて見えなかったが足元には微かに何かが潜っていったような跡があるのに袁紹たちは気付かなかった。

 

 

256

 

 

汜水関にて。

 

「…反董卓連合かぁ。来るべくして来たっちゅう感じやけど実際、多いなぁ。ねね、向こうの所属はどこや」

「冀州と并洲の袁紹と、袁紹と親交のある周辺の豪族を中心に揚州の袁術と孫策、苑州の曹操…荊州の諸侯も参加してますな。それと幽州と徐州の連合を率いる公孫賛などといったところですな」

「で、涼州の馬超は楼杏が散々に散らしたから…参加しとらんのは中央と距離を置いている益州と交州くらいのもんか」

 

敵が大陸の半分以上と分かった瞬間に霞は分かりやすく肩をぐったりとさせてしまう。

 

「そんな弱気でどうする。どうせ連中など烏合の衆だろう」

「そうは言うがなぁ華雄…」

 

烏合の衆だろうが敵の数は蒼然たる多さだ。その多さで気が滅入っているのである。

 

「そうですぞ。そもそも涼州の軍勢を打ち破られたのも、向こうの情報が流れてきたからではありませんか」

「烏合の衆て言うけどな。黄巾の時、その数だけで酷い目に遭うたんも忘れたんか。籠城や籠城」

 

黄巾の乱の時は大変であった。大陸中の何処でも黄巾党が現れ、その数に圧倒されたのだから。

 

「だが、戦わねば勝てんだろう」

「籠城は負けへんための戦や!!」

「うむむ、最初から籠城をしても、士気は上がらんだろう。やはり最初にひと当てした方が…」

「そんなんお前が戦いたいだけやろ華雄!!」

「むむむ」

「むむむ、やない!!」

 

華雄の言い分は分からなくはない。しかし、だからと言って反董卓連合の戦力を大体把握しているからこそ汜水関を開いて迎え撃つというのも難しいのだ。

 

「で、ですが、恋殿ならば負ける戦などありませんぞ!!」

「恋殿はな。まあ、ぶつかれるのは兵に余裕のある今だけかぁ…」

 

音々音と華雄は同時に霞を見る。

 

「……ああもう。なら、勝てそうな相手が挑んできたら迎え撃つ。いきなり総攻撃がきたら籠城や。それでええな?」

「おう!!」

「分かったのです!!」

「まったくもう…」

 

そろそろ反董卓連合が攻めてくると確信し、霞は覚悟を決めるのであった。

 

 

257

 

 

洛陽の何処か。

暗く暗く、普通に誰かが近づけば嫌な気を感じてすぐさま踵を返すような場所。

何かがカチャカチャと軽いモノが歩く音や這いずるような音が聞こえてくる。青白い光や赤白い光もぼんやりと時たま発光している。

 

「いやぁ、こんな所でここまで力を増すなんて想像通りです。いや、こんな所だからこそここまで力を増したんでしょうね」

 

暗闇の中でぬるりと于吉が現れる。彼は誰になのか、何になのか分からないが声を掛けている。

彼が現れた瞬間に周りに何かが近づくのを感じる。

 

「外には反董卓連合が……え、知っていますか。そうですか、外までコレらを動かせるまで力を増しましたか。上々です」

 

洛陽の外では反董卓連合が集結している。その兵たちは数えるののも馬鹿らしくなるくらい多い。

その全てが洛陽に攻めてくると考えるだけでもゾっとするものである。だがそれは時間の問題で本当に攻めてくるのだ。

 

「あの数と今の漢もとい董卓はどれだけ戦えるのでしょうね。最も戦って被害があればあるほど貴方は力を増すのでいくらでも戦ってほしいですが」

 

于吉にとっては反董卓連合と董卓軍がいくらでも戦って被害が出ても全然構わない。被害が出てくれた方が于吉の策はより大きく強くなっていくのである。

 

「まだ自由に動けないようですが時間の問題でしょう。この朝廷内の掌握も徐々に進んでいるようですしね」

 

于吉が放った策は洛陽の朝廷内を徐々に侵食しているようだ。

 

「ふむふむ。色々と根は張っているようで…ふふふ、面白くなってきましたね」

 

反董卓連合の裏側では何かよからぬナニカが蠢くのであった。

 

 

258

 

 

「んー…朝だー」

「朝だねご主人様。ふわぁ…」

 

朝の清々しい空気が身体に染みる。しかし実際は清々しい周囲ではない。周りには董卓を討伐するために集まった諸侯だらけなのだから。

昨夜は汜水関攻めの作戦会議が遅くまで掛かったのだ。本来の目的達成のために今の幽州と徐州軍の戦力でどこまで汜水関を攻められるか考えに考えた。作戦は形にはなったが不安要素が無いわけではない。

 

「んーの兵の数がもう少しいれば…」

 

今の幽州と徐州の兵の合計数は少ないが汜水関を攻めるのには何とかなるレベルだ。だがそれでも心元少ないのだ。

汜水関の守りには八万もいるという情報がある。流石に正面衝突になれば勝ち目は無い。

 

「恐らく相手は籠城になると思いますけど…燕青さんを紛れ込ませるには一時的に門を開かせないといけませんから」

「そうだよね朱里ちゃん」

 

燕青を紛れ込ませるのが目的であるから勝つ必要は無い。しかし、反董卓連合に参加している身としては勝つために動かないといけないのだ。

勝つために戦わなければ桃香たちの本来の目的がバレてしまう可能性があるのだ。そうなれば元も子もない。

 

「燕青さんはもしも門を開かせることができなかったら無理矢理侵入するって言ってたけど…」

「それは…………え、無理矢理ですか?」

 

その無理矢理侵入するというのが気になる。ただ、無理矢理となると危険度が相当上がるのだ。

 

「やっぱりもう少し兵の数が欲しいところですね」

「なら、その兵を私が貸してあげましょうか?」

「何者だ!?」

 

いきなり声を掛けてきた女性に愛紗は警戒する。いきなり陣に入ってこられれば警戒するのは当然だ。

突然の来訪者とは孫呉の雪蓮と思春である。彼女たちはある目的のために桃香たちの陣営まで来たのだ。

 

「ふっふ、名乗る程の者じゃないかしらねー。昨日の軍議にも出席させてもらえなかったし」

「ふざけるな。名を名乗れ!!」

 

突然の来訪者を受けて桃香たちの陣営は一気に殺気立った。

愛紗と鈴々が武器を構えると思春も武器を構えて戦闘態勢に入っている。

雪蓮はこの緊張感の中を笑顔で立っている。

 

「ふふっ、袁術の犬よ」

「…おほん。伯符様、そのようなお言葉、例え冗談でも私の耳では耐えられません」

「もう、あなたが怒ってどうするのよ」

 

『袁術の犬』と聞いて雛里と朱里はすぐに予想がついた。

 

「もしや孫家のご当主、孫策さんですか?」

 

孫策と聞いてすぐに孫呉の孫策だと北郷一刀は理解した。三国の1つである呉の孫策。まさかの有名武将に出会えると想像出来なかったのである。

 

(いずれは会うかもと思ってたけど…まさかここで会うなんてな)

 

孫策もとい雪蓮から感じる雰囲気は桃香たちや愛紗たちとは全くの別物であった。

彼女からは歴戦の戦士を漂わせる雰囲気を感じる。北郷一刀は素人だが、それでも強いと感じてしまうほどだ。恐らくは桃香たちの中でも筆頭の強さを持つ愛紗と互角かもしれない。

飄々としているが彼女の内からは鋭く荒々しい剣のイメージを感じるのであった。

 

(それにしても……なんか炎蓮さんと似ているような?)

 

藤丸立香たちと一緒に行動していた炎蓮と何処か似ていると感じたが今は心の奥に仕舞っておいた。

 

「ええ。孫伯符よ…あなたが劉備かしら?」

「は、はい。わたしが劉備です!!」

「孫策殿…知らぬとは申せ、大変なご無礼をいたしました」

「あはっ、気にしないで。いきなり陣に踏み込んだ、こっちの方がよっぽど無礼よ」

 

愛紗と鈴々、思春は武器を同時に降ろした。

張り詰められていた空気が緩んだのを感じてホっと息を吐いてしまう。

 

「我が名は関羽、字は雲長。そこの張飛と我が主、劉玄徳様とは義姉妹の契りを結んだ間柄です」

「へえ」

 

愛紗が自分の陣営の仲間たちを紹介していく。

 

「孫呉の臣、甘興覇と申します」

 

隣の護衛である彼女も三国志の中で登場する武将だ。

 

(彼女があの甘寧か。隠すことなく鋭い気を感じるな…)

「ところで孫策お姉ちゃんは、ここへ何をしに来たのだ?」

「ん、あー…私は前々から劉備ちゃんに興味があったのよね。良い機会だと思って」

「わたしに興味?」

 

自分自身に興味があると言われてキョトンとする桃香。

 

「ええ、一介の狭者から、徐州牧の片腕まで上り詰めた劉玄徳が、どんな子か知りたくてね」

「そんな、片腕だなんて……あ、孫策さん。もしかして別にわたしと話をするためにここに来ただけじゃないんでしょうか?」

「え?」

「さっき、兵を貸してくれるって言ってませんでしたか?」

「ええ、言ったわね」

「それは本当なんですか。揚州軍の大将は袁術さんですし、孫策さんが勝手にそんなことを決めてしまっても大丈夫なんでしょうか?」

「ふふっ」

 

桃香は雪蓮相手に物怖じはしていない。自分の言いたい事を言っている。

先ほど張り詰めた緊張感があったというのに気にせず雪蓮に対して堂々と口を開いていく。それに一瞬だけ間抜けな声を出してしまったが、逆にそんな彼女を面白いと思ってしまった。

 

「別に構わないわよ。揚州軍の半分は私の率いる呉軍だもの。袁術の顔色をうかがう必要なんてないの。それに、あなたと仲良くしておくのは孫呉にとって有益なことだからね」

「そうなんですか?」

「では孫策殿、汜水関攻略に当たって、我ら幽州と徐州軍に兵を貸してくださるのですか?」

「貸すというよりも、どうせなら一緒に汜水関を攻めない?」

「ええ!?」

「私たち呉軍なら五万も加えることになるのよ。そうすれば要塞の八万を相手にするのは少しは楽になるんじゃないかしら。そもそも勝ち目が見えるんじゃない?」

「はい、それならぜひ、一緒に戦いましょう!!」

「…へえ」

 

あっさりと了承してきた桃香に少しだけ面を喰らった雪蓮。

 

「あ、でもまずは白蓮ちゃ…伯珪ちゃんに相談してからですけど」

「ふーん…信用してくれるんだ」

「はい。もちろんです」

 

人を疑うというものを知らないのかと思ってしまう。寧ろ逆に何かあるのではないかと思ってしまうくらいあっさりとしていたのだ。

 

「あの、孫策さん。大変失礼なのですが…孫策さんのお望みが私にはよくわかりません」

 

朱里は雪蓮が何故、桃香たちに力を貸そうとしてくる理由が分からなかった。

 

「さっき言わなかったかしら?」

「はい、曖昧な話ばかりでしたから…」

 

まさかの話に朱里と雛里は疑ってしまう。いきなりの甘い話に疑うのは当然である。

 

「大丈夫だよ2人とも。わたしは孫策さんのことを信じることにしたから」

「しかし玄徳様…」

「大丈夫」

 

桃香は雪蓮を信じるという気持ちに嘘偽りはない。彼女の目を見て朱里は納得してしまう。

そういえば己の主人はこういう人物であるのだと。だからこそ朱里は桃香に付いて行く事を決めたのだと。その部分が桃香の美徳なのであると。

 

「孫策さん。力を合わせて頑張りましょう」

「…ええ」

 

逆に雪蓮の方はあまりの無警戒さに話を持ち掛けた彼女が訝しそうな表情をしてしまいそうになる。

寧ろ雪蓮の方が桃香に対して何か裏があると思ってしまう程である。

 

「ふふっ。少し話に聞いてたけど…まさに聞いた通りだったわね」

「それって?」

「実は公孫賛とは先に話をつけていたのよ」

「そうなんですか!?」

「ああ、朝一から孫策殿が訪れた時は驚いたぞ」

 

すると雪蓮の後ろの方から公孫賛が歩いてきた。

 

「白蓮ちゃん!!」

「私としては孫策殿が何を企んでるか分からないが兵を貸してもらえるなら文句は無いからな」

「白蓮ちゃんも了承しているなら問題無いね」

 

幽州と徐州の連合ならば幽州の大将である公孫賛に話を付けないわけにはいかない。

そもそもこの二つの連合は実質的に公孫賛がトップなのだ。先に公孫賛に話をつけるのが筋というもので、雪蓮に抜かりはない。

 

「具体的にはどうなさるおつもりですか?」

「策はまだ決めていないわ。共闘の約束を取り付けてから、私の軍師と相談するつもりだったから。汜水関に着陣したら改めて話しましょう」

「はい。こちらこそお願いします!!」

 

汜水関攻めに幽州と徐州の連合に加えて、徐州の孫呉軍が加わるのが密に決まった。

 

「ところで…もう一つ聞きたいことがあるのよね」

「え、何ですか?」

「確か貴方たちのところには天の御遣いがいるって聞いたんだけど…それは貴方かしら?」

 

雪蓮は真っすぐに北郷一刀を見た。

桃香たちの陣営に来た時に北郷一刀の姿を見てすぐに彼が天の御遣いと判断したのだ。

直感もあるが北郷一刀からはどこか藤丸立香と似た雰囲気を感じたからである。

 

「あ、ああ。先ほども愛紗から紹介されたけど北郷一刀って言う。天の御遣いなんて大層なものを名乗っているけど普通の人間だよ」

「ふ~ん」

 

彼は天の御遣いを名乗るが、その肩書きで威張るような事をせずに逆に謙遜しているような感じも藤丸立香と似ていた。

最も藤丸立香は天の御遣いではないと否定していたが。

 

「実は私たちの所にも天の御遣いは居たのよ」

「あ、それは噂で聞いていました…」

 

孫呉には天の御遣いがいた。その噂は広まっており、各地の情報を集めていた朱里や雛里の耳にも入っていたのである。

 

「あら徐州の方…じゃなくて正確には平原にも広まっていたのね。そっちが一番目ならこっちは二番目になるみたいだけど」

「二番目の天の御遣い…」

 

二番目と聞いてすぐに北郷一刀たちは自分の陣営にいるある人物を思い浮かべる。

 

「まあ、二番目の天の御遣いは勝手に役目を果たして勝手に天に帰っちゃったけどね」

 

一瞬だけ雪蓮は悲しそうな顔をしたがすぐに元の顔に戻る。

 

「…聞きたい事って、俺に何か聞きたいって事か?」

「そうよ」

「…何が聞きたいんだ?」

「北郷と言ったわね。貴方が一番目の天の御遣いなら二番目の天の御遣いの事を知ってるかどうか聞きたかったのよ」

 

同じ天の御遣い同士ならば何か知っているかもしれない。そう思ったからこそ雪蓮は北郷一刀と話してみたかったのだ。

 

「私たちのところに居た天の御遣いの名は藤丸立香。何か知ってるかしら?」

「知ってるも何も…」

「おはよう~」

 

北郷一刀が口を開こうとした時に欠伸をしながら件の藤丸立香が天幕の中から出てきたのであった。

 

「「あ…」」

 

雪蓮と藤丸立香の目と目が合って、お互いに間抜けな声を短く出してしまった。




読んでくれてありがとうございました。
次回は2週間後予定です。早く更新できたらします。

さて、今回で新たな視点が出てきました。
袁紹や董卓sideは当然として、黒幕sideもついに出てきました。
まだ黒幕sideはどのようなモノかは明かせませんが董卓sideに何かしているのは確かです。
そして、早い再会なのか藤丸立香と雪蓮が接触です。

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