司会の語部さんと毎回替わる語人さん達の若干ホラー? だけど考えると難しい? そして最後にすべてをまとめる意味のある花言葉が関係する小説です。

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語人さんには花言葉を 第1輪 ~デジャブ哲学~

皆さんは、自分自身が体験していないのに体験したように錯覚したことはないだろうか?

例えば来たことの無いような道を通ると何故か懐かしくなったり、初めてやった事にたいして何故かやったことがあるように感じたり。

これらをまとめてデジャブという。

 

第1感     ~デジャブ~

 

さてまずは自己紹介から始めましょう。

今回から司会進行役をさせていただく 語部 と申します。

そして今回の語人は芳乃 遥さんにお願い致します。

芳「芳乃遥です。よろしくお願いします~。」 

語「では自己紹介はこれくらいにしまして、皆様を魅惑の世界へ誘い致しましょう、、、あっ、ちなみに毎回人物は替わりますので、最初に自己紹介を挟んでの形にさせていただきます、では失礼」

 

あれは大学1年生の春の事

私はいつも通り大学に行きいつも通りの授業を受けいつも通りの帰り道を帰っていたときでした。

私「今日の夜ご飯はどうしようかな?たまには、外食でもしようかな。」

そうとなれば善は急げだよね、帰って支度してう~んいつものレストランに行こうかな?でも他の場所もいいよね~

「あれ?私こんな道歩いてたっけ?」

夜ご飯の事を考えていながら歩いていたら迷子になってしまったよう。

「でも今時スマホもあるし全然帰れるもんね。早く帰って、ご飯食べたいな~」

私はその時夜ご飯の事しか考えていませんでした。今思えば色々とおかしかったのに、、、

あれケータイ、圏外になってる。

こんな町中なのにおかしいな、しょうがないからとりあえずこのまま歩いてみようかな。

それにしてもなんと言うか来たことがないのに、来たことがあるような、ないような?よくわかんない、道だな~

それからしばらく歩いて10分やっと私は交番を見つけて、道を教えてもらいました。

「やっとこれで帰れる、時間も結構遅くなっちゃったから今日は家でご飯にしよう。しょうがないもんね。」

お巡りさんの言う通りの道を行くと、途中で多分、中学生位だろうか?男の子が何かぶつぶついいながら、横を通っていった。

あの子、どこかで見たような?でも今はそんなこといいや。そのあとしばらく歩いていつも通りの大通りにでた。

「やっと出れた、結構歩いたけど、どのくらい歩いてたんだろ?」

えっとさっき大学を出たのが、18時頃で今は、あれ? おかしい出てからまだ15分しかたっていない。自分の感覚だと1時間は歩いたと思ったんだけどな~?

時計が壊れちゃってるのかな?まぁ細かいことはいいか。とりあえず、スーパーに行ってお弁当か何か買って家に帰ろう。

そのあと私はスーパーに行ってお惣菜を買って家への帰宅路についた。

あれまた道迷った?でもさっきスーパーを出たばかりだから、戻ればすぐにスーパーだよね。

あれかれこれもう30分くらい歩いてるけど、スーパーが見当たらないんだけど、、、

「それにしても、来たことがないのに、何度も来たことのあるような、ないような道なりだな~」

あれまた交番?また道を聞くしかなさそうだな~

「あのーすいません、道をお伺いしたいのですが。」 あれ?お巡りさんいなくない?

パトロールに出てるのかな?しょうがない、その辺の人にでも聞いてみようかな、と思ったけど人がいないんだよね~、さっきから都会なのに人とすれ違わないって、おかしくない?唯一すれ違ったのって、中学生くらいだし、まるで別世界に来ているみたいな、、、

?「お姉さんきずいちゃったか。ちょっと早すぎたかな。」

ふぇっ

背後を見るとさっきすれ違った中学生位の男の子がたっていた。

私「いきなり人を驚かすなんてひどいなー、君も迷子?もしよかったらお姉さんとお巡りさんが帰ってくるまで、お話しない?」

中「別に僕は構わないよ。お姉さんが、それでもいいなら。」

私「何か意味深な言い方ね、別に急ぎの用事もないし何より暇だから、全然大丈夫よ。じゃあまずお名前は?」

中「僕に名前はないよ、でもしいて名乗るんだったら、馬灯(まとう)皆には、まとう君っていわれてる。」

私「まとう君、珍しい名前だね、私は綾乃まぁ適当にアヤとか遥って呼んでね。所でまとう君は何でさっきもふらふらしてたの?見たところ、迷子になりそうなタイプでも無さそうだし」

馬「ある人をある場所から生還させなくちゃいけなくて、ある人を探してたんだ。」

生還?なんの話をしてるのかしら?、、、あっ中二病ってこれのことを言うのかしら。

私「ねぇねぇまとう君は中二病って、、、」

馬「先に言っとくけど僕は中二病じゃないよ、遥姉ちゃん。」

私「うんうん、何か辛いこととかあったんだね。でもだからといってグレるのはよくないと、お姉さんは思うな~、年頃なのはわかるけど~」

馬「あんまりしつこいと、お巡りさんが来たときお姉ちゃんにやられてもない事をいって、お姉ちゃんを捕まえてもらうからな。」

私「冗談よ、冗談」

あんまり年下だからってからかうのはやめておこうっと、それよりも

私「まとう君はこの辺の家の子なの?この辺だったら、道を教えて。」

馬「だから残念だけど僕はこの辺、はじめてだから、わからないんだ。」

私「え~そうなの~てっきり人探しとかしてるから、この辺知ってるのかと思ったのに。まぁ道はお巡りさんに聞くとして、まとう君は質問なぁい?体とかのこと以外だったら、お姉さん答えるよ~」

馬「じゃあ遥姉ちゃんは、デジャブってしってる?」

私「デジャブ?あの始めてやったの事をはじめてじゃないみたいな、感覚の事?それなら、知ってるわよ。」

馬「じゃあ遥姉ちゃんはデジャブって本当にただの気のせいだと思う?」

私「私はただの気のせいだと思うけど?」

馬「僕はそうは思わない、デジャブは生まれ変わって残った記憶とか、考える人もいるんだろうけど、僕は実は自分はもうすでに死んでいて、今を生きているという感覚は実は、走馬灯でその途中途中、それにきずきそうになって、現実で体験してきた事と一致して懐かしかったり切なくなったりするんじゃないのかな、と思ってるんだ。」

私「中学生なのに難しい事考えるわね」

何かやっぱりこの子どこか不思議なのよね。

ガチャン

まとう君と話をしていると、外から音がしてお巡りさんが、帰ってきた。

警「どうしたんですか?」

私「道に迷ってしまいまして。」

それからお巡りさんに道を聞いて、少し話をしたあとに、

私「まとう君は道を聞かなくていいの?てっあれ?」

まとう君のたっていた場所には青い薔薇が一輪落ちていてまとう君の姿は見当たらない。

 

警「まと、なんですか?あなた以外来たときからいませんでしたよ。」

えっどういうこと?さっきまで、話していたまとう君は?私は怖くなり交番を飛び出して必死に走った。

かなり走って大通りに出た時、 キィィィィィ

すごいブレーキ音が響いてそれからのことは、覚えていない。

         後日談

私はきずくと、病院の病室で寝ていました

私が起きると病院の先生が、すぐに警官らしき人を連れてきて、なぜ病院にいるのか等の話をしてくれた。

私は1週間前に大学を出ていつも通りの道を通り歩いていたところ、ブレーキの故障した自動車が私に突っ込んできて私は寝たきりになっていたらしい。警官は話をしたあと、すぐに帰って行った。先生は私の状態を確認して、大丈夫だと判断したのか、「何かあったらナースコールをすぐにしてくださいね。」と一言いって病室を出ていった。私はそのあと呆然とその出ていった、扉を見つめることしかできなかった、、、

      それから、3ヵ月後

私はあの出来事があってから多少の傷痕が残る程度で特に、後遺症等が残ることはなかった。医者曰く、あんなに危ない状態で運ばれてきて意識が戻っただけでも奇跡的なのに、後遺症も残らないなんて、ただ単に奇跡としか言いようがないと言っていた。私はそんな事故の事は覚えていないからいいとして、あの日帰ったルート通りに何回も帰っているけれどあれから一度もあの懐かしいような切ないような、道に迷うことはなかった。

あの日の出来事は私が意識朦朧としている中でみた幻だったのだろうか?だとしたら、なぜまとう君なんてわけの分からない青年が出てきたのか?色々説明がつかないままいつの日か、私は忘れていくのだろうな、と思いながら、今の日々を生きています。

        第1感終

語「いやはやなんとも言えないお話でしたね。私の見解からすると、まとう君は彩乃さんが見てきたものが集まっている、走馬灯の中の死神的存在だったのではないでしょうか?綾乃さんが死ぬ日よりも早く命の危機になり、死神ながらも彩乃さんを現実の世界に戻すために誘導していたのではないでしょうか?」

語「まとう君の正体はなんにせよ、デジャブを走馬灯と考えるのは斬新でしたね。」

綾「体験して少しの間はビックリしてたけど、まぁ~生きてるからいいよねぇん」

語「ところで綾乃さんは青いバラの花言葉を知っていますか?」

綾「そういえばバラが落ちて今したけど、あれは何の意味があったんですかね~?」

語「青いバラの花言葉は不可能、奇跡と対義語になっています。これを踏まえた上で考えると、奇跡的に生還した綾乃さんにはぴったりの花なのではないでしょうか。ですが逆に考えると、まとうくんは生還するのが不可能という意味で、置いた可能性もあります。

綾「ちょっと変なこと言わないでくださいよ。まとう君はいい子供だと思ってきたのに、怖くなってきたじゃないですか。」

語「これは失礼致しました。今回の話は結論からいうと、まとう君は天使にも悪魔にもなる、そういう存在で、デジャブは走馬灯を見ているなかでの、現実に戻されそうになるという感覚なのかも知れないといった哲学的なものを取り入れた、話でした。」

綾「では今回はここまで、次回はなにをしましょうかねぇ~」

語「ちょっと、そこは私が言うところです。ちなみにですが、最初の方で言った通り毎回語人は変わるので綾乃さんは当分出番はありません。」

綾「そんなぁ~何でですか、サイドでもいいんで出してくださいよ~」

語「それでは今回はここまで、ちなみに今回の花は青い薔薇 花言葉は 奇跡、不可能でした」

語&綾「今回司会進行役をやらせていただきました語部と、語人をやりました綾乃遥でした。」

語&綾「それではこれにて閉幕とさせていただきます。」 「さよ~なら~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「奇跡か、、、」


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