無色と灰色の交奏曲   作:隠神カムイ

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投稿日の今日は燐子誕生日ってことで特別編です!
特別編なんで文字数は少なめですがそこんとこは気にしないで盛大に祝ってあげてください!
あと、10月ぐらいにはこのぐらいまで進展してるであろうって所までやってるのでその辺はご了承ください。

そして本編始まる前に


燐子、誕生日おめでとう
Roseliaにいてくれてありがとう
初めてガチャで来てくれてありがとう
うまく言えないけど燐子って存在がいてくれる事に心からの感謝を


特別編&番外編
燐子誕生日特別編 ハイイロ ノ バースデー


10月17日燐子を抜く僕達RoseliaはCIRCLEの一室を借りていた。

今日は燐子の誕生日ということで主にリサとあこが主軸でサプライズの準備をしている。

燐子にはあらかじめ遅い時間を伝えており、入ってきた所を祝う予定だ。

「ソータ、そこ抑えて~」

「うん、わかった。」

「湊さん、ここの飾り付けはどう思いますか?」

「悪くないと思うわ。」

「奏多さん!こっち手伝って!」

「あこ、ちょっと待ってて!」

唯一の男手ということで色々働かされながらもパーティーの準備はほとんど終わった。

後は燐子を待つだけだ。

「少しお手洗い行ってくるから。」

そう言って僕は部屋から出てトイレに行った。

トイレを出るとそこには予想外のことがあった。

「あ、奏多・・・くん。こんにちは。」

「り・・・燐子!?こ、こんにちは。」

まさか燐子がこんなに早く来るとは思わなかった。

「他の・・・みんなは?」

「あ・・・み、みんなでコンビニ行って水とか買ってくるって言ってたよ。」

「・・・?そう・・・なの?私も行った方が」

「べ、別に燐子は行かなくても大丈夫じゃないかな?外のカフェで待っとこうよ。」

自分でもかなりあたふたしながら燐子がこれ以上中に入れないように先導する。

燐子も不思議そうな顔をしているが特に疑わずに従ってくれた。

「あ、ちょっと電話。此処で待ってて!」

「あ、そ・・・奏多くん?」

僕は燐子を席で待たせリサに電話をかけた。

『もしもし、ソータ?どうしたの?』

「やばい!燐子来ちゃってる!」

『え?まじで?そんで今燐子は?』

「なんとか外のカフェで待ってもらってる。そっちの準備は?」

『ほとんど終わってるけどあと5分ほどかかる!なんとか持ちこたえて!』

ブツッ ツーツーツー

切れた・・・

そんなことは置いといて燐子の所へ戻った。

「奏多くん・・・誰から?」

「えっと、リサからあと少し時間がかかるって。」

「そう・・・なの?ここからコンビニまでそう遠くないはずなのに・・・」

やばい・・・燐子が怪しんできている。

「そ、そう言えばそろそろ次のライブあるけどどんな感じ?燐子目線では!」

「は、はい・・・バンド全体としては・・・今の調子でいいと思う。次のライブは大きなライブの関係者も見に来るらしいし・・・」

そう、次のライブはFWFなどの大きなライブの関係者が見に来るライブでそのライブのために今Roseliaは全力で練習している。

「ここから気合入れていかないと・・・これからも頑張ろ!」

「はい・・・!」

互いに気持ちを再確認すると、僕の携帯に通知が来た。差出人はリサで用意が終わったとのことだ。

「今井さんから?」

「うん、先に中入って待っててって。」

僕は燐子と一緒に皆が待つ部屋に向かった。

 

 

「ここ・・・いつもとは違う部屋?」

「うん、今回だけここだよ。さ、中に入って!」

燐子の背中を押し部屋の中に入れると。

「「「「ハッピーバースデー!!」」」」

中から全員の声とクラッカーの音が盛大に鳴った。

「ひゃっ!!こ、これは・・・いったい?」

「なにって、バースデーパーティーに決まってんじゃん!」

「燐子、全員で誕生日プレゼントを探したんだけどこれでいいかしら?」

スッと友希那が1冊の本を手渡した。

「こ、これは!NFO設定原画集完全版!しかも・・・これ初回10000冊限定生産盤の特別な装備のコードが付いている本当にレアな・・・こんなレア物・・・どうしたんですか?」

実はこの本発売前の先行予約でなんとか2冊(1冊は僕が保管する用)入手したのだ。

かなりの倍率で2冊入手するのは奇跡と言っても過言ではないほどだ。

「これ、あこが選んでくれてソータが入手してくれたんだー。」

「白金さんがこんなに喜ぶ姿・・・始めてみました。」

「そうだったんですか・・・ありがとうあこちゃん、奏多さん!」

「ふっふっふー!りんりんの事なら大体わかるからね!」

「うん、喜んでもらえて良かった。」

一生分の運を使い果たしたような気がするが燐子がこんなに喜んでいるので良しとする。

「さっ!せっかくアタシが腕によりをかけてケーキ作ったんだからみんなで食べよ!」

リサがそう言ってケーキを出したのでそれをみんなで食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

盛大にはしゃぎ終わって夕方、皆と別れた後僕は燐子と一緒に帰っていた。

「いや、今日はハチャメチャなパーティーだったね。」

「はい・・・けど、あんな楽しいパーティー初めて・・・」

「フフッ、そりゃ準備した甲斐があったわ。」

「うん・・・この本もとても嬉しい・・・本当にありがとう・・・」

「うん、それじゃ改めて言うよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Happy Birthday 燐子

 

君が生まれたことに盛大な祝福を




最後は奏多の気持ちと僕の気持ちが半分半分となっています。


くどいようですが

Happy Birthday 燐子

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