今更ながら思ったのはパスパレメンバー以外の交流が薄すぎる・・・との事で『他バンドの演奏を見てRoseliaの技量向上につなげる』との名目で交流編です。
今回はAfterglow編!何気にひまり(あだ名は疫病神)が誕生日だったのとモカがいるから交流させやすいとの事で
ひまりは悪くは無いんだ・・・ただあけしゃんの引退発表の朝に来たから・・・タイミングが悪かったんだよ・・・(ひまり推しの人すんません)
あと更新情報やお休みの時は基本Twitterで言っています。そちらもよろしくお願いします!→@kamuifantasy
ということで『他バンド交流編』始まります!
19話 Afterglow コーヒー ト パン ト オウドウロック
あのLOUDER初ライブから数日、六月も下旬となり雨が降り続く日々が多くなった。
雨が降っているということは客足が伸びず店は人が少ない。
しかし仕事は仕事なのでしっかり働いている。
今日はリサと青葉さんと僕の3人でレジ作業や商品の陳列などをしている。
僕と青葉さんがレジに立つ中、リサは届いた新商品の陳列をしようとしていた。
「お、新商品きたか~どれどれ?」
「私は美味しければどれでも~」
「いや、これ商品なんで・・・」
「すごい、このスイーツ猫の形だ!」
リサはこちらにそのスイーツを見せてきた。
見るとそれは猫を模したカップケーキだった。
「おお~すごいですね。」
「最近のコンビニスイーツってすごいですね・・・」
「うんうん、これ友希那喜びそうだな~」
「そうですね。」
僕が相槌を打つとリサが不思議そうにこちらを見てきた。
「あれ?なんでソータが友希那猫好きってこと知ってるの?」
「え、あっ、その・・・」
「九条さん言葉濁しちゃだめですよ~」
「じ、実は・・・」
僕は2人にあの日のことを伝えた。
するとリサがいきなり笑い出した。
「ハハハッ!友希那あれ見られたんだ~!」
「リサさん笑いすぎですよ~」
「いやぁ・・・友希那って猫のことになると物腰が柔らかくなるからね、本人は全力で隠してるんだけどさ!」
「そ、そうなんですか・・・」
どうりであんなに隠そうとするわけだ。
「とりあえずほかの人には言っちゃダメだよ。友希那あれでも頑張ってで隠そうとしてるから。」
「は、はい。それは本人にも言われましたので。」
「お、そろそろ終わりますね。九条さん、リサさん、この後つぐの家で珈琲でも飲みに行きませんか?」
「僕は大丈夫です。リサは?」
「アタシも平気だよ。よし、このあと3人で行くか!」
羽沢珈琲店にはあの日の後も度々通っているので羽沢さんと若宮さんとは話をすることも増えてきた。
僕達はシフトが上がるとそのまま羽沢珈琲店へ向かった。
珈琲店に着くと中にはあまり人がいなかった。
「つぐ~来たよ。」
「あ、モカちゃん!いらっしゃい。それにリサさんと九条さんも来てくれたんですか!」
「やっほーつぐ!おひさ!」
「羽沢さん、こんにちは。」
羽沢さんに挨拶をすると店の奥から声が聞こえた。
「つぐー、その人知り合い?」
「お、ひまりじゃん!やっほー!」
「ひーちゃんだ、来てたんだ~」
「あれモカじゃん。それにリサ先輩もいる!こんにちは!」
ひまりと呼ばれた桃色の髪の子がこちらに来た。
「それでつぐ、この人は?」
「うちの最近の常連さんの九条さん。」
「はじめまして、花咲川2年の九条奏多です。よろしくお願いします。」
「えっと上原ひまりです!よろしくお願いします!」
「ねぇひーちゃん、今日いるのひーちゃんだけ?」
「ううん、蘭と巴もいるよ。蘭~!巴~!」
上原さんがその2人を読んだ。すると奥から黒髪に赤のメッシュが入った子とワインレッドの髪色の子が出てきた。
「ひまりどうした?って、モカ?」
「なんだモカも来たんだ。」
「ほほぉ、Afterglow全員集合ですな~」
モカがそう言うとその2人が後ろのリサに気づいた。
「うおっ!リサさん!?」
「リサさんも来てる・・・」
「やっほー巴!蘭!」
どうやらリサも2人のことを知っているようだ。
「リサさん、その人は?」
「あぁ、2人ははじめてだったね。彼はうちのバンドのマネージャーの」
「九条奏多です。よろしくお願いします。」
2人にそういうとまずは赤メッシュの子が返してきた。
「美竹蘭です。よろしくお願いします。」
「私は宇田川巴です。よろしくお願いします。」
「宇田川ってまさか・・・」
「そうだよ、巴はあこのお姉さんなんだ。」
「いつも妹がお世話になっています。バンドでもネトゲでも。」
「いえ、こちらもあなたの事は妹さんから聞いています。『最高で最強の最も憧れるドラマー』って。」
「あ、あこ・・・」
「ともちん照れてる~!」
「う、うっせ!」
巴さんがそう言うと全員が笑った。
すると上原さんが思いついたかのように提案してきた。
「あ、そうだ!リサさん、奏多さん明後日に私たちのライブがあるんですけど、よかったら来てくれませんか?」
「ライブということはこの5人でバンドを?」
「はい、Afterglowって言います!」
「アタシは行けるけどソータは?」
「はい、僕も大丈夫です。」
「OK!ならひまり、私達も見に行くから!」
「やったぁ!よーし!リサ先輩と奏多さんに悪いとこ見せないように頑張ろう!えいえいおー!」
上原さんが号令をかけた。
・・・しかし全員乗らなかった。
「え、えっと・・・乗らなくていいんですか?」
「別に・・・いつも通りです。」
「そーそー、いつも通りいつも通り~」
「うん、いつも通りだな。」
「はは・・・いつも通りだね。」
「ちょっとぉ・・・たまには乗ってよ・・・」
とりあえず僕とリサは明後日ライブを見に行くことになった。
NFO内
「ふぅ・・・お疲れ様。」
「お疲れ様です。」
「お疲れ~!やっぱりこの3人だと最強だねっ!」
僕はその夜、NFOにログインし、宇田川さんと白金さんと一緒に討伐クエストをしていた。
内容はゴブリン討伐と簡単そうなものだが、その数が1000体というものすごい数だった。
一体一体は弱くても数で押し寄せてくるので思ったより手間がかかった。
しかし何とか1000体討伐し終え、今はグループトークモードで話しているところだ。
「しかし、あの数はやばかったですね。白金さんの全体魔法が無ければやられていたかも知れません・・・」
「いえ、敵の体力は低めだったので全体魔法で吹き飛ばした方がやりやすいかなって。」
「それでも多かったね・・・あこクタクタだよ・・・」
「そういえば今日、宇田川さんのお姉さんに会いましたよ。」
「え!おねーちゃんに!?どこで?」
「羽沢珈琲店です、その時ライブに誘われました。」
「ホントに!?いいなーねぇりんりん、一緒に行こうよ!」
「え、えっと・・・」
やはり人混みが苦手な白金さんはたじろいでいるようだ。
「白金さん、無理に行かなくても大丈夫ですけど・・・」
「・・・い、行きます!」
「ホント?やったぁ!」
「大丈夫ですか?」
「は、はい!その・・・みんなと一緒なら。」
少し心配だが白金さんと宇田川さんも行くようだ。
2人に集合場所を伝えてその日は解散になった。
ライブ当日
場所はいつものCIRCLEだがその日はうちの学生や羽丘の生徒などの学生層や若者が多かった。
「お、きたきた。ソータ!」
「リサ、お待たせしました。」
「リサ姉!やっほー!」
「こ・・・こんにちは、今井さん。」
「あこ?それに燐子まで?どうしたの?」
「僕が誘ったんです。ネトゲで話していたらこの話題になって。」
「そうだったんだ、けど燐子大丈夫?人多いと思うけど。」
「その・・・今井さんやあこちゃん、九条さんがいるので・・・」
「うーむ・・・とりあえずキツかったらアタシに言ってよ?」
リサも心配しているようだがとりあえず中に入った。
「こんにちは、Afterglowです。まずは聴いてください。『That Is How I Roll!』」
美竹さんのMCが入り、曲が始まった。
曲調は王道ロックと言った所か。
青葉さんと美竹さんのギターや上原さんのベースがとても映えて見える。
宇田川さんは「おねーちゃんカッコイイ!」と言ってはしゃいでいる。
白金さんはビクビクしながらもそれなりに楽しんでいるようだ。
曲目が終わると盛大な拍手が起こった。
「ありがとうございます。続いて『アスノヨゾラ哨戒班』!」
次は『アスノヨゾラ哨戒班』だった。
ボーカロイドでかなり有名な曲で実演奏バージョンの『キミノヨゾラ哨戒班』もある人気の曲だ。
Roseliaとはまた違ったカバー曲のチョイスに最近新しいカバー曲をしようかと考えている僕にはかなり参考になった。
それにしても美竹さんかなり凄くないか?
ギターを弾きながらあの難しい音程差をほとんど完璧に歌っている。
友希那とはまた違った歌のうまさを感じた。
2曲目が終わると観客のボルテージはかなり高まっていた。
「ハァハァ・・・ありがとうございます。次で最後です。これは私達が最初に考えた私たちを繋ぐ曲です。聴いてください『Scarlet sky』!」
最後の曲が始まった。
さっきの2曲とは違った感じをした曲だ。
先程の2曲歌詞の内容とかで反逆とかそんな感じのイメージを感じたがこの曲だけ仲間との別れやその仲間達と繋がっていたいと言った意味合いを感じた。
僕はこの3曲の中でこの曲が一番好きだと思った。
ライブが終わり、Afterglowのみんなに差し入れでお菓子や飲み物を渡しに行った。
白金さんはこの後用事があるらしく先に帰ってしまった。
「みんなお疲れ!」
「リサさん!九条さん!それにあこちゃんも!どうでしたか?」
「よかったよーひまり!最高だった!」
「おねーちゃんおねーちゃん!最っ高だった!」
「あぁ、なんせあこの目標にならなきゃならないからな!」
「美竹さん、青葉さん、お疲れ様です。」
「九条さん、ありがとうございます。」
「九条さんどうもです~」
「あ、これ。みんなに差し入れ!」
「うわぁ!リサさん!ありがとうございます!」
「そうだ青葉さん、これ。」
僕は青葉さんに朝に買ってきた山吹ベーカリーのパンを渡した。
「こ、これは!」
「この前ここのパンが好きだと言ってましたよね、好みがわからなかったので適当に見繕ったのですが。」
「いえいえ、ありがとうございます~」
そう言って青葉さんは早速メロンパンを食べ始めた。
「モカ・・・早すぎ。」
その光景をみて美竹さんが笑う。
「今日はありがとうございました。僕もかなり勉強になりました。」
「いえ、私達は私達のためにやっているだけなんで。」
「また機会があったら見に来ようと思います。」
「その時は私達はもっと上達していますので、Roseliaの人たちより上になっているかも知れませんよ?」
そう言って美竹さんが笑を浮かべる。
「お、言うねぇ蘭!私達だって負けないよ?」
「そ、そうだよ!いつかおねーちゃんを超えるカッコイイドラマーになるんだから!」
お互いの気持ちを確かめ合い、意気投合した3人とAfterglowのメンバー達。
奏多が次に会ったのはホシノコドウで集まったあの5人組だった。
Afterglow編どうだったでしょうか?
次回はホシノコドウのワードでだいたいわかりますがあの5人組です(笑)
さて、友希那さん誕生日特別編を考えなければ・・・
という訳で二日連続投稿なると思うんでお楽しみに!