無色と灰色の交奏曲   作:隠神カムイ

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プロローグはまだ続きます。
小説制作は週一ペースでやると思います
あと時系列的にはRoselia結成のちょっと前ぐらいです


続プロローグ ハランバンジョウ

あの始業式が終わった後僕は自分のクラスに案内された。

 

担任の教師に挨拶した後、クラスでも挨拶するように言われた。

 

どうやら僕のクラスは2年B組でやはりと言うべきか男子生徒は僕だけのようだ。

 

1年生には男子生徒が3割ほどいるが2年生には僕しかいない上に3年生には男子生徒は来なかったらしい。

 

この時期に転校する3年生はそう居ないのでそれもそうだが、自分の学年に男子生徒1人は少々心細い。

 

そんな不安の中担任から紹介が入り、クラスの人たちに挨拶した。

 

 

 

僕「さっきも紹介しましたが、九条奏多といいます。これから1年よろしくお願いします。」

 

拍手のあと僕は自分の席に案内された。

 

どうやら窓側の一番後ろのようだ。

 

窓側なのは好きだが一番後ろはよく教師に目がつけられるのであまり好きではないが、仕方がない。

 

席に座ると隣の人から声を掛けられた。

 

「はじめましてっ!私、丸山彩っていいます!よろしくねっ!」

 

丸山彩と名乗った女子生徒が初めに声をかけてきた。

 

丸山彩といえば最近テレビで出てきたpastel paletteというバンドのボーカルの子ではないだろうか。

 

「九条奏多です。よろしくお願いします。」

 

間違いだと困るのでそこには触れず、軽い挨拶を返す。

 

軽い挨拶をしていると青髪の子が声をかけてきた。

 

 

 

「九条さんでしたか?私は氷川紗夜といいます。この学校で風紀委員をしています。この学校のことをあまり知らないと言うので良ければ案内しましょうか?」

 

氷川紗夜と名乗った女子生徒が案内をしてくれるそうだ。

 

自分から声をかける自信がなかった僕からしたら有難いことだ。

 

「ほんとですか?それじゃあお願いします。」

 

「わかりました。それでは終礼の後時間はありますか?」

 

「今日は特に予定何も無いから大丈夫です。」

 

「それではその時間に。」

 

「はい、よろしくお願いします。」

 

 

 

 

 

 

放課後

 

休み時間という休み時間に転校生のお決まりというか大量の質問攻めを喰らった。

 

今日は始業式のため昼まで学校ということもあり、ほかのクラスからも盛大に来た。

 

その質問に一つ一つ答えながらもなんとか放課後、氷川さんを捕まえて案内してもらうことになった。

 

各学年の教室や調理実習室などの部屋などを案内された後、最後に図書室に案内された。

 

前の学校ではあまり友達も少なく、本ばかり読んでた僕からしたらこの学校の図書室は前の学校の比では無いほどの本の数があった。

 

氷川さんはこの後予定があるらしく、ここで別れたが僕はしばらくの間図書室にいた。

 

そこで気に入った本を数冊借り、家に帰って読もうとしていた帰宅路。

 

 

 

 

 

 

それは唐突な衝撃だった。

 

 

 

 

 

 

ピアノの音だ。

 

どこからかピアノの音がした。

 

距離があるのか音が少々小さかったがその音は澄んでいて、綺麗で、心に響く、そんな音だった。

 

僕は周りの音を気にせずその音だけを聴いていた。

 

心に響くこの音を、聴き逃さないために。

 

この音は何なんだ、誰の演奏なんだろうか。

 

もっと聴いていたい、もっと奏でてほしい。

 

音楽なんて乏しかった僕が心から感動した音色。

 

引いているのは誰だろうか?

 

 

 

その答えは思っていたより近くにあった。




てなわけで2人の対面はまだですが音色だけ対面となりました。
プロローグはこれで終わりです。
次からは本編に入ります。頑張って続ける気なのでよろしくお願いします!
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