ゴムのヒーローアカデミア   作:D.C.

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遅くなりました!続きです、どうぞ!


特訓とレスキュー

「この体育館γなら個性を使っても構わない。ココは必ず誰かしら教師がいるから、アドバイスをもらう事も可能だ」

 

僕らは相澤先生に連れられて体育館γに来ている。ココなら個性を思いっきり使えるよ!

 

「ありがとうございます!相澤先生!」

 

「「「ありがとうございます!」」」

「あざっす」

 

「ん。…んじゃ有意義に過ごせよ」

 

そう言って相澤先生は戻って行った。

 

「それじゃあ早速始めようか!」

 

「だが、特訓と言っても一体何をすれば良いんだ…?」

 

僕とかっちゃんだけならいつも通り組手で良いんだけど、芦戸さん、麗日さん、飯田くんの3人は必ずしも組手が良いとは限らないな……。

 

「3人の個性教えて貰っても良い?因みに僕の個性は『ゴム』だよ」

 

「僕の個性は『エンジン』だ。ふくらはぎにエンジンが付いていて早く動ける」

 

「私は『酸』手から酸を出して溶かす事ができるよ。酸の強さは変えられるよ」

 

「私は『無重力』(ゼログラビィティ)言うて、手で触れたら浮かす事が出来るんやけど、自分のキャパを超えると凄く気持ち悪くなるんよ」

 

「オレは『爆破』だ。手の汗で爆発を起こせる」

 

皆良い個性持ってるなぁ…。飯田くんはどこまで速さを上げられるんだ?最高速に至るまでの時間はどれ位だろう……芦戸さんは牽制にも決め手にもなる個性だし、麗日さんは触れる事が出来れば敵を無力化する事も可能だ。コレは近距離の敵に対しては凄く強いぞ」ブツブツブツブツ…

 

「おいデク、怖えからやめろっていつも言ってるだろ?」

 

「…っ!またやっちゃってた!?」

 

あぁまたやっちゃった…昔からコレで気味悪いって言われてたのに…。

 

「凄いな緑谷君は。個性を聞いただけで活用方法などを考えられるのかい?」

 

「緑谷凄いね!じゃあさ、私達に合う訓練とか考えられんの?」

 

僕のコレを見ても引かれない!?やっぱ雄英のヒーロー科は凄いや!!

 

「三奈ちゃん、流石にスグには無理なんとちゃう?」

 

「その、一人一人のを考えると少し時間が欲しいけど取り敢えず出来そうなのは考えたよ」

 

「うそ!?デクくん早すぎん!?」

 

「デクはヒーローが大好きだからな、昔から個性を見ると活用法とか使いどころとかを考えてんだよ。……んで、どんなの思いついたんだ?デク」

 

「えっと…芦戸さんと麗日さんの2人でチームを組んで貰って、飯田君を攻撃するのはどうかな?芦戸さんが酸で攻撃しつつ動きを封じるんだ。そこを麗日さんの個性で浮かせる。飯田くんはひたすらそれを避ける感じでどうかな?」

 

「まあ初日だし、最初はそれで良いんじゃねぇか?……んで、オレ達はいつも通り組手か?」

 

「いや、かっちゃんには僕の特訓で付き合って欲しいことがあるんだ!」

 

「よし!じゃあ早速やってみようよ!」

 

「OK!行くよ飯田!」

 

「1度も捕まる気は無いぞ!芦戸君!麗日君!」

 

そう言って3人は奥の空いてるスペースの方へ行った。

 

「んで、何を試したいんだよ」

 

「2つ有るんだけどね。身体がゴムなら普通の人が耐えられない事でも耐えれると思うんだ。そこで考えたのが身体の一部をポンプにして血液の流れを加速させて身体能力を底上げするんだ!僕だけのパワーアップ!」

 

そう言って僕は準備をした。

 

「身体が赤く……やっぱお前は最高だぜ!デク!」

 

そう言ってパワーアップを終えた僕とかっちゃんは組手を始めた。

 

 

 

〜次の日〜

 

「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

 

3人になった……?何か有ったのか?それとも特例なのかな?

 

「先生!なにするんすか?」

 

「今日は災害水難、なんでもござれ。人命救助(レスキュー)訓練だ!」

 

レスキュー……

 

「今回も大変そうだな」

 

「バカおめー!レスキューこそヒーローの本分だぜ!?腕がなるぜ!」

 

「水難なら私の独壇場ね。ケロケロ」

 

ワイワイガヤガヤ!!

 

「おい…!まだ途中だ…!」

 

シーン……

 

最近はお約束みたいになっている。

 

「今回もコスチューム着用で授業を行う。ヒーローになったら常にコスチュームを着てるからな。着替えたらバスに乗って移動する。以上、準備開始」

 

憧れの、最高のヒーローに近付く為の訓練!!頑張るぞ!!

 

 

 

「さぁ!バスの席順でスムーズにいくように、番号順に2列で並ぼう!」

 

「飯田くん、フルスロットルだなぁ……」

 

「こういうタイプだったか…!くそう!!」

 

「イミなかったねー」

 

あはは…。

 

「私思った事を何でも言っちゃうの。緑谷ちゃん」

 

「あ!はい!?蛙吹さん!!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで」

 

「う、うん。それで梅雨ちゃん、どうしたの?」

 

「あなた、個性使いこなせないの?入試の時、0Pの敵を倒した時大怪我してたけど」

 

「あ、えーと…僕、個性が発動したの去年なんだ。だからまだ皆みたいに使いこなせる程使って無いんだ。あの時は初めて全力を出したから加減が効かなくて…」

 

「緑谷の個性ってゴムだろ?やれる事多そうで良いよな!俺の『硬化』は対人戦じゃ強えけど、いかんせん地味だからなー」

 

「そんな事ないよ!凄くカッコいいじゃないか!後ろに一般人がいても硬化して敵の攻撃を一切後ろに通さないで守る事も出来るし、攻撃でもそうそう引けを取らない!プロでも通用する個性だよ!」

 

「そ、そうか?……へへ、ありがとうな!緑谷!!」

 

「でもよ、プロは派手さの人気も少なからずあるぜ?」

 

「僕の『ネビルレーザー』は派手さも強さもプロ並み」

 

「でもすぐお腹壊しちゃうのはヨクナイよね!」

 

「派手で強えっつったら轟と爆豪じゃね?」

 

「爆豪ちゃんは口悪いから人気出なさそ」

 

「んだと蛙吹!出すわ!」

 

「ホラね?」

 

「この付き合いの短さでもうクソを煮込んだような性格って認識されてるってすげえな!」

 

「てめぇのボキャはなんだコラ!」

 

かっちゃんがイジられてる!さすが雄英の生徒だ!信じられない!

 

「もう着くぞ…いい加減にしとけよ…」

 

「「「「ハイ!!!」」」」

 

この時、あんな事になるなんて、僕たちは誰もまだ知らない……。

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